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部落差別の報告は一件もないが、同和団体への補助金は昨年度も944万円~決算委員会で

平成24年度決算委員会。昨年度の同和団体への運動補助金は、944万円だった。10年間では1億円近い。毎年これだけの金額を出し続ける理由は、「部落差別がある限り、続ける」というもの。そこで昨年度の部落差別の報告件数を聞くと、「一件もない」つまりゼロだった。社会には、貧困で学校へ進学できない子どもたちがたくさんいる。部活動の道具を買えず、泣く泣く部活をやめさせた話も聞く。現代の差別の多くは、格差と貧困によるものが大きい。障がい者や難病の方々は、なおのこと、就職差別や結婚、さまざまな差別で苦しんでいる・・・・。すでに国の同和事業は終結しており、県内でも同和団体への運動補助金を出し続けているところは格段に減った。数年前まで「同和事業橋の最重要課題」と言っていた市だが、もう政策を切り替えて、本気で低所得者対策に力を入れるべきだ。ところで、以前、予算委員会で同和事業についての質疑をしていると、「おまえは、市の重要政策に反対するのか!」と他の議員から怒鳴られた。10人くらいからいっせいに。「人権、人権」と言うなら、「気に入らない発言をする人」を、大勢で集中的にいじめる議会を、まず変えるべきだろう。