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波多江公民館・建設工事もへいせいに?…「なぜ?どうして?」と聞けない建設産業委員会

きのう、12月議会の議案の説明に執行部が建設産業委員会にきた。そのなかの議案第118号の工事契約の締結について市の簡単な説明があった。それは、波多江公民館建設工事で、条件付き一般競争入札による契約の相手方は、株 へいせい (代表取締役 西原幸作氏)になったというもの。契約金額は、2億595万9600円。いま、ここを5717万円で造成工事をしているのも、株へいせいだ。「造成だけでなく、建設工事もへいせいになったのか。なぜ?どうして? その経過は?」と疑問に思ったが、浦伊三次建設産業委員長は、職員に議案説明だけさせて、私たち議員にまったく質疑をさせなかった。これでは行政のチェック機能は果たせない。去年の地域説明会のときから、「建設はへいせいになる」とのうわさがあった。その通りになった。市長の言う「何でもいとしま」が、ますます「何でもへいせい」になりそうな予感がする。今年度の予算書を見ると、造成費の予算は4364万円だった。それが1400万円も増額になっている。13%増し。建設工事の予算は、1億5119万円だったのが2億596万になったのだから、5500万円も増額になって、14%増し。何が言いたいかというと、最低価格で落札したはずなのに、予算を大幅にオーバーしているのだ。県下最悪の財政難だというのに、これでは予算をたてる意味がない。とにかく、市が入札の仕方をどのように「改善」したか、きっちり調べ上げる必要がある。社長が、行政と議会とに太いパイプを持っていることは、ずいぶん前から気が付いていたが、こうまで見え見えのことをされると腹が立つ。他の委員会では、ちゃんと質疑を認めているではないか。