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放射能の汚染地帯を行く~見えない放射能の恐怖。フォトジャーナリスト森住卓氏の講演

命を生み出す母親は命を育て、命を守ることをのぞみます…福岡県母親大会にて今日は、春日市のクローバープラザで福岡県母親大会が開かれ、フォトジャーナリスト森住卓氏の講演を聴いた。チェルノブイリの現地の目をそむけたくなるような痛ましい写真といまだに癒えない放射能と事故の傷跡。廃墟となって朽ち果てゆく「原発の街」。無数の子どもたちが病気に苦しむ姿。26年たっても、放射能は大地を自然をむしばみ続けている。福島の爆発直後の双葉町、飯館村などを取材した写真と故郷を脱出せざるをえなかった人々の今なお続く苦しみ。汚染された乳を絞り、畑に埋める酪農家。息子が後を継いで、施設を大きくしたばかりに起きた原発事故。自殺した農家。餌が買えず、がりがりに痩せた牛たち。廃業を決め、牛を手放すシーン。行きたくないと踏ん張る子牛。涙をこらえきれない妻。夫。子どもの頃、うちで飼っていた牛が大好きだった。おとなしくて、畑で働いたあと私が草をやると、もんぐもんぐと心地よい音をさせた。子牛が生まれると、体中を舐めてかわいがった。その子牛が売られていった晩は、一晩中、「もうあもうあ」と泣いていた。私も布団をかぶっていっしょに泣いた。けがれのない黒い大きな牛の目。原発事故で、人間だけでなく家畜やペット、虫や鳥に至るまで、何の罪もない無数の命が踏みにじられ、まだ誰もその責任をとっていない。「念のための一時避難」からすでに1年半。「終息宣言」とは名ばかりで、16万人が故郷を奪われ、いまなお続く放射能の放出と綱渡り状態の事故現場。まさかの事故で、車を連ねて命からがら原発の町を脱出した人々。地震活動が活発化している昨今、原発過密国の日本で、人々が船や飛行機で海外に脱出する日が来ないと、だれが断言できよう。再稼働は破滅への道だ。「危険な原発はゼロに!」 10月24日  映画「一枚のハガキ」上映。原爆と人間写真展。伊都文化会館。 11月10日  原発なくす糸島の会 2回総会。今日の赤旗新聞の記事から1、九電新社長 内部告発放置2、「秘密は戦争の始まり」   秘密保全法に反対する法律家ら宣伝。3、全組合員43人が正社員に  徳島光洋シーリングテクノ  偽装請負を告発 仲間の力で勝ち取る