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アメリカの特使と台湾のおばあさん

困ったね。寝ようと思ったのに。つい夜中に新聞開いたら、「米特使が原爆正当化論」(朝日5日付)との見出し。だから、アメリカは核兵器を「大量虐殺兵器。絶対悪だ」と思ってない。アメリカにとって必要ならば、使っていいと、本気で思っている。1000回の核実験でアメリカには被曝者が何百万人もいるし、太平洋のビキニでやった水爆実験は、一発で百万人が殺せるほどのスーパー核兵器だった。品のいい、スマートなロバート・ジョセフ特使さん。(写真入がカラーで載ってる)ヒロシマ・ナガサキを知る日本人は、原爆は絶対にダメ!とわかっている。イラクにも、イランにも、北朝鮮にも。地球上のどこの国の一般市民をも、核兵器で虐殺してほしくない。核兵器は廃絶する以外ない。1万発の核兵器は、アメリカにとっても重荷。核実験による放射能の汚染は、アメリカとロシアが一番ひどいのだから。5日付けの「しんぶん赤旗」に、台湾の元「従軍慰安婦」の被害者6人が、6月28日、日本に来て、東京都内で証言をおこなったと書いてあります。自民・民主の「靖国」派国会議員が、6月14日にアメリカの新聞に、「慰安婦は、性奴隷ではなく公娼(こうしょう)」、つまり自分の意思でそういうことをしたのだという全面広告に怒っての来日。17歳、18歳の彼女たちが、日本の警察や軍に拉致され、まただまされ、日に何十人もの日本兵の相手をさせられたこと、具合が悪くても拒否すれば、刀で脅迫され、子どもをうめない体にされ、体がぼろぼろになったこと…日本政府に謝罪を要求するおばあさんたちは、もう80歳をこえています。高齢を押して遠い日本まで来て、語らずにいられない思いを、安倍総理、どうか真摯に、本気で受け止めてください。