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やめなきゃ「しょうがない」・・・核兵器廃絶の願い、大きくしよう!

「広島・長崎の原爆は、・・・しょうがない」防衛大臣の一言は、一国の国防、軍事における公式見解と同じ。出したり、引っ込めたりするたぐいのものじゃない。ちょっと本音がでちゃったんだ。せっかく手に入れた大臣のイス。やめたくないが、しょうがない・・・参議院選挙で、与党が負けたら、えらいことだからな。そんなやめ方で、生き地獄をみた被爆者が、納得するでしょうか?税調会長が辞任し、農水省は自殺し、「女は産む機械」といった柳沢厚労相はまだやめてないけれど、安倍首相の任命した大臣の方々、国民の認識、感覚とだいぶズレてる。ズレてるといえば、沖縄の集団自決、従軍慰安婦、原爆、憲法9条・・・どれもこれも。戦前の日本が美しい国と考える安倍総理。アメリカと肩をならべて戦争できる国、必要あらば、核兵器だって使う強い軍隊をもった日本をつくりたい、そんな本音が見え隠れ。被爆国の首相が、核廃絶の願いをふみにじって、いいのですか?30代後半のとき、新日本婦人の会福岡県本部で平和部長の仕事をさせてもらった。毎月6日、9日には、天神の岩田屋前で、被爆者の方々や、原水爆禁止協議会のみなさんと、国連に向けた「核兵器廃絶」の署名を集めた。一般市民を無差別に虐殺する核兵器のむごさ。地球上で行なわれた2000回もの核実験で、広がる放射能汚染地帯。地球をいく度も破壊する能力をもった貯蔵核兵器、3万発。ヒロシマ・ナガサキを繰り返すなと、訴えながら。いつだったか、英会話講師をしているアメリカ人の青年が署名をしてくれた。「アメリカでは、日本への原爆投下は正義のためだったと教えられた。しかし日本に来て、長崎の原爆資料館で被爆の実態を見た。人道に反する核兵器は、ぜったいに使用してはならない。なくすべきものです」被爆者の方々の体験をきくとき、わたしたちは、そのすさまじさに胸をしめつけられる。今なお、イラクでアメリカが使った劣化ウラン弾。放射能の影響で、子どもたちがおおぜい白血病や奇病で苦しみ、アメリカの核実験の被害調査に行ったネバダでは、放射能汚染に苦しむアメリカ人にたくさん会った。ソ連の核実験でも、放射能汚染地帯にいまなお多くの人が暮らしている。参加した広島の「女性のつどい」で、息子をガンで失った旧ソ連核実験場近くに住むカザフスタンの女性や、娘を白血病で失ったアメリカの女性、さまざまな国の女性たちがつぎつぎ手をつなぎ、「母親は、女性は、子どもたちのために、世界中から核兵器も核実験もなくそう!」と声を合わせた。一般市民の頭上に原爆を落とした権力者や、核実験でぼう大な利潤を上げ、笑いが止まらない核産業が存在する一方で、涙をこえて核廃絶にちからをつくす被爆者や核実験被害者や、平和を愛する人々がいることを、多くの人に知ってほしい。そして一人でも多くの人が、平和のつなひきに加わってほしい。この夏も、平和行進や原水爆禁止世界大会、日本母親大会など多くの大会が開かれます。みなさん、ごいっしょに参加しましょう!