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「市長はウソつかない」というウソ・・・権力で隠ぺいしたわいせつ事件

私は、女性問題について、市長がついたウソを、今でも忘れられない。前原市のとき、200※年、5月11日、午後9時過ぎ、市長が当時の総務部長や企画課長らとスナックに行ったときのこと。総務部長がお客の女性を「三段腹」とからかい、お腹を触ったとして、女性から市に被害の訴えがあった。あわてて部長は、一升瓶をもって、女性の職場に謝罪に行った。そこで土下座して謝ったそうだ。しかし女性は、市にきちんとした処分を訴えた。すると市長は、「市長はうそつかない。何もなかった」と言って、女性の訴えを聞こうとせず、隠ぺいしたのである。表ざたになると、一緒に飲んでいた市長自身の監督責任も問われる。部長をかばったというより、自分に火の粉が飛ぶのを避けたかったのだろう。議会で私の質問に、「市長はウソつかない」と答弁。・・・これ以上のウソを知らない。この部長は、処分を免れ、退職後天下りした。権力を使っての隠ぺい。一番、いやな言葉だ。被害者の訴えを無視する人が、男女共同参画社会の最高責任者。それが悲しい。ちなみに、総務部長とは、女性の人権を守る部の最高責任者だった。