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でたらめな行政事務は許せません

市の森林公園、樋ノ口ハイランドに民間会社がつくったフォレストアドベンチャー。この経営権が、わずか3か月で福岡の会社から東京のパシフィック社に移ったために、「おかしい。裏で何かあったのではという市民からの声が多数寄せられた。この間の独自調査で新たな事実がいろいろわかったが、少なくとも、計画倒産ではないことだけははっきりした。実際、倒産しているわけではない。2月13日、私がネイチャー社の信頼性を問うと、部長は「ネイチャー社の社長はもともとパシフィック社にいて、富士のフォレストアドベンチャーを手がけた一人」と紹介し、「心配ない、この民営化はいいことばかり」と笑いながら言った。しかし、この時、会社はまだなかったのである。そしてこの二つの会社がまるで親会社と子会社のように説明したのである。議員の中には、つい最近までそう信じていた人もあった。7月の委員会で市は、ネイチャー社が発注したフォレストアドベンチャーの設計施工の代金を、パシフィック社に払えなかったために、こうなったと説明した。市も、パシフィック社も、ネイチャー社が「お金がなかった」状況を、本当に把握していなかったのか。最低、市は知っていた。また企業が、契約する相手企業の財政状況を把握する努力は、倒産のリスクを避け、企業として生き残るための不可欠な作業であり、それに失敗したらどうなるかは、おのずと明らかである。本来、ネイチャー社の社長もパシフィック社の社長も、若く熱意のある経営者として活躍する人たちであろう。しかし、糸島市の反市民的な行政事務にかかわっている利害関係者である以上、このブログにも登場していただかなければならなくなった。もっとも悪いのは市であり、9月議会でもっとはっきりさせて、二度とふたたび、地方自治法や条例、公務員倫理をないがしろにするような行政事務をさせないことが、私の願いだ。そうでなければ、高い税金、差し押さえに苦しむ市民があまりにつらいではないか。