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炉心熔融報道の日、糸島市の防災会議が開かれる

13日の朝、新聞各紙は、福島原発一号機の炉心熔融を報じた。核暴走とともに、原発の大事故ともいえる炉心熔融。いっそう深刻な事態に不安がつのる。当局の情報もどこまで信頼できるかわからない状況になってきた。玄海原発から40キロ圏内にすっぽり入る糸島市としては、福島の原発事故は他人事ではない。玄海原発の安全対策は、本当に万全なの?朝10時から始まった糸島防災会議。マスコミは多かったが、一般の傍聴は、私とひわだ議員の二人だけ。市民には、今日の会議は知らされなかったの?防災計画を見直すことになったのは、原子力災害から市民の命を守るため。九州電力の所長さんが7分程度、スクリーンの図面を使って「安全対策」の説明をする。その後、電源喪失時の復旧訓練の様子を10分程度、スクリーンで見せられる。津波で電源が外部電源が喪失しても、大丈夫ということ。原発の発安全神話が崩れ、炉心熔融という重大事故が起きたと全国が驚愕した日の朝だ。きっと、市民の声を代弁して、防災委員からいろいろ質問が九電に対して出るだろうと思ったが、最後まで九電への質問はなかった。37人の防災会議のうち19人は、市長、部長はじめ市役所関係。説明を聞いて、みなさん、納得したのかしら。わずか10分足らずの説明で、安全対策を十分理解するのは無理と思うけど。司会進行役の市長は、九電の説明後、質問や意見の時間を取らなかった。外部電源が喪失しても、大丈夫ですという九電に対して、なぜその場で質疑の時間を取らなかったの?九電の方々は、帰ってから本社に報告するでしょう。糸島市の防災会議では、当社の安全対策について質問も意見もでませんでした。…と。