炎天下、子どもをつれたお母さんたちが、前原駅で小学校給食の民間委託に反対し、自校直営の継続を求める署名を集めていた。ぎらぎら光る西日に照らされて、ひたいに汗が吹き出ている。地産地消の学校給食は、市民の宝。おいしく安全な学校給食を守りましょう!・・・そしてきょう、小学校給食の調理業務委託の指名競争入札結果表を見た。6社指名されて、1社が辞退。3社が無効。実質2社の競争で、その差は3千万円以上。とてもまともな競争が行われたとは思えないが、結果表をそのまま記載する。 第1回 入札結果 入札人氏名 69,142,857 落札 (株)前原医療サービス 福與和正 102,491,122 ウオクニ(株)福岡支社 山村典生 無効 (株)日米クック九州営業所 伊達悦二 無効 大新東ヒューマンサービス(株)福岡支店 水元正幸 無効 (株)魚国総本社九州支社 田所伸浩 辞退 (株)ニッコクトラスト西日本 能登谷 豊3千万円も高く応札したウオクニも、辞退した1社も、書類の名前や印鑑を忘れて無効になったらしい3社も、本気で入札に参加しようという気があったのだあろうか?入札という、仕事が取れるか取れないか、企業にとっては大変な勝負どころで、3社(50%)の会社が、無効というヘマをやらかして、2社の競争になった。よほどあわてものの社員が入札の仕事を受け持っているのだろうか。1億円近い仕事を棒に振って、首にでもなったのではと心配だ。今日も、署名を集めて、女性たちが走り回っている。蒸し暑い天気の中を。前原市は、豊な農村地帯。市の調理員も、農村女性も、お母さんたちも、子どもたちも、学校給食をこよなく愛している。つづく・・・