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議会はなんのためにある?・・・

不況のどん底で開かれた予算委員会。失業、倒産、貧困。障害者やお年寄り、多くの市民が求めているのは、弱者に温かい政治。来年度の300億円をこえる税金の使い道は、慎重に審議されるべきもの。それが、市民に選ばれた議員の責任。しかし、発言は少なくヤジは多く。二丈や志摩の住民がこの実態を知ったら、きっと前原との合併には、賛成しなかっただろう。今回、もっともひどかったのは、予算委員会の委員長をつとめた議員が、議長席から発言中の議員に罵声を浴びせ、途中で質疑を打ち切る暴挙をくりかえしたこと。質疑打ち切りに抗議すると、「はよ、手をあげんけんたい」「あんたの質疑は長すぎる」(ひとつの質疑20分以内を守っているのに)「(10年先は)あんたもおらんめーもん」とヤジを飛ばし、あからさまに市長の肩をもつ。何しろ、彼は市長のいとこだし、市の都市計画で市街化調整区域にある農地が開発できるようになれば、多大な経済的メリットを受けるという利害関係者。市の開発行政を批判する議員を、目のカタキにしたい気持ちは分かるが、これではまともな予算審議などできない。傍聴した人が電話してきた。「議長席の予算委員長が、一番私語が多い。前代未聞です。あまりの馴れ合い議会に、あきれました」と。税金の使い道や行政のチェックをするのが、議会の仕事ではないの?