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雨は上から降る!~北日本で集中豪雨つづく・・・浦志の広大なため池を埋めても大丈夫なのか?

西日本では、かつてない異常な暑さが続いているが、東北では連日のように集中豪雨と土砂災害のニュースが流れている。異常気象が珍しくない昨今、とくに水害の危険性は高まっている。こんなとき、水害の危険性が叫ばれている潤と浦志にある「柱田ため池と相の町ため池」を開発のために埋め立てていいのか?・・・・・・・・・・・・つい、先日も潤の住民から、水路が7月初めの大雨であふれたという相談が寄せられたばかりだ。合計2万2千㎡にもなる広大なため池は、農業用水の確保のほか、水害防止や生物の多様性など多面的機能をもつ。1時間で100ミリの雨が降れば、2200トンの雨がため池に降る。それが、徐々に下流に流れていくので、水害の防止に役立っているのだ。市と小島議員は、「ため池は、道路より高いところにあるから、水はため池に入らない。だから、水害防止にはなっていない」と言うが、雨は上から降るのである。その当たり前のことを、なぜ認めないのか?水害の危険性をごまかしているようにしか考えられない。開発区内の20万㎡ともなれば、100ミリ降れば、2万トンの雨水がここに降りそそぐのである。ぼう大な水量だ。そして、ため池埋め立て後、ここにつくる調整池は、わずか4250トン。全然足りない。市民の命を長年守ってきたため池を、住宅開発で埋め立ててよいのか?ということだ。・・・・・・・・・・・・浦志から、新田、泊にかけて、ため池の埋め立て後、集中豪雨で水路が雨水であふれ、住宅地に被害が出たら、市はどうするつもりなのだろうか?