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癒着・なれあいをただそう!その1~職員逮捕中に、市幹部・議員が利害関係者と飲食

政治倫理条例で、市長や議員は、市民に疑われるような行為を禁じられている。職員倫理条例で、職員は利害関係者との飲食を禁じられている。市民全体の奉仕者だから、癒着・なれあいをなくし、公務員倫理を守るのはとても大切なこと。去年の1月、下水道工事の入札をめぐる官製談合で職員が逮捕された。市長は、テレビや新聞で、「公務員倫理を徹底する」と宣言した。ところがその2か月後、市は、3月議会の開会1週間前にできたばかりの会社に、およそ2億円の資産価値がある市の林間施設を、10年間無料(!)で貸すという議案を提出した。3か月前の12月16日に、議員の口利きで市長に面会にきたA氏が、会社も資金もないのを知りながら、市長は、林間施設の管理運営をA氏のつくる会社に任せると決め、部下の農林水産部長らに命令して、実行させたのだった。私伊藤千代子は、部長が議会に虚偽の報告をしていたこと、会社がつい最近設立されたばかりで、信用できないことをあげ、地方自治法違反の業者選定だと追及した。そして3月26日の議会で反対討論をおこなったが、日本共産党以外のオール与党で可決した。それから約1か月後の4月末、上記の職員がまだ逮捕されている最中に、農林水産部長と農林土木課長、職員が、利害関係者といっしょに飲食した。しかもその場には、行政をチェックすべき建設産業委員会の委員長、U議員も同席していた。私が、9月の一般質問で「利害関係者と飲食していいのか」とただすと、部長は「意見交換会だった」と答弁した。ウソをついてはならない。目撃していた人の話では、べろんべろんに酔っぱらって上機嫌だったという。こんなふざけた意見交換会が許されるのか? 糸島市では。この宴会は、「日本共産党と二丈の住民の強い反対にあったが、 それを乗り越え、無事に議案を可決して、市長の命令を達成した」という打ち上げにしか見えない。それに、U議員までいっしょだった。市と有力議員が手を結べば、何でもできる。前原東土地区画整理事業のように。私は、癒着・なれあいを正すのも議員の務めと思っている。2011年1月5日に、市長が、糸島市最大の利害関係者(株)Hの社長と肩を並べて歩くのを見て、飲食店まであとをつけた。職員の手本となるべき市長が、公務員倫理をまもらないでどうする?と思ったからだ。それは、今回のため池問題の原因となる「前原東土地区画整理事業」が、まさに始まろうとしているときだった。※このときは、業者選定をめぐって「うそとやらせ」「でっちあげ」を行ない、「存在しない会社」を「ある」と偽って、農林土木課で事務を行い、虚偽の文書まで作って、副市長まで加わった「やらせ」をしていた。※※詳しくは、「糸島の風№15 うそとやらせの業者選定」を参照。2012年9月議会の一般質問またはブログ2012年9月12日付前後参照。