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350万円の節約のため、数千万の土木工事をする糸島市

5月8日の臨時議会で、突然7000万円の林道改良工事費が補正予算として出された。14年議員やってきて、こんな多額の林道整備費が補正予算に出たのは初めて。いったいどういう訳?説明では、広域基幹林道に2カ所、危険な場所があるので、緊急に工事をしなければならないという。1カ所は、白糸の滝から東へ700メートルのところ。昨年12月にパトロール中見つけたらしい。議員団で調査に行くと、確かに山が崩れて、道路を土砂や木々がふさいでいた。この修繕に4340万円かかるという。千円1万円を節約しているわが市にとって、途方もない「ばく大なお金」。国の災害復旧の補助事業にするには、降雨の量が足りず、すべて一般財源で修繕しなければならないという。信じられない。もう一カ所がさらに問題。白糸の滝から西へ3キロばかり行ったところ。ここは、まだ崩れてはいない。通行できる。しかし、危ないから2630万円かけて、修繕するという。もちろんここも、災害復旧事業の対象にならず、すべて市のお金。そもそも広域基幹林道は、県の道。一日、数代から十数台しか車が通らない山の中の道。危険なら、このあたりだけ通行止めにして、災害復旧事業で修繕できるまで待てばいい。しかし、そうはいかなくなった。この基幹林道が、7月にオープン予定のフォレストアドベンチャーのアクセス道路になるからだ。お客が通る道を、通行止めにするわけにはいかない。「木の香ランドと樋ノ口ハイランドの管理費を、年間350万円も節約できる」といって、ネイチャースピリットに「民間委託」したが、雨が続いたりしてあちこち崩れれば、年間数千万から数億の林道修繕費が必要になってくる。山の上にできた一企業の営業のために、市は、基幹林道がつねに通行可能な状態にしなければならなくなった。大変なリスクを引き受けたものだ。この基幹林道は、二丈の吉井から福岡市の日向峠へ向けて、高い険しい山の木々や土砂をブルドーザーで押し倒して、大きな道路をつくってきた。あちこち切り立ったがけのようになっている。だから雨風に弱く、崩れやすい。この24年間で、106億円かけてつくり続けている道路だが、そのうち4億円はなんと修繕費。私は、データマックス(4月6日付)の記事で、市がネイチャースピリットに、「林道を整備して援助する」と約束しているのを見てから、「近々、多額の林道整備予算が出るに違いない」と思っていたが、まさしくその通りになった。県下最悪の借金財政の中、障がい者団体や子供の文化団体は、年間2万円から3万円の補助金を、「お金がない」と市に打ち切られるのではないかと不安に怯えている。市役所に飲料水の自動販売機を置いたら、年間50万円の利益があったと喜んでいる市。「広報いとしま」に企業の広告を載せて、年間380万円の利益があったと喜んでいる市。ところがこのネイチャースピリットのための林道工事や120億円の中央ルートに、ばく大なお金が湯水のように使われるのを見ると、「貯金箱に小銭をためながら、札束をどぶに捨てるような政治」 と思わざるをえない。採決の結果、反対 伊藤、古川、ひわだ賛成 ほか全員つけ加えれば、市県民税の支払いに苦しむ市民に何というのか?林業振興のためなら、広域基幹林道ではなく、もっと別の方法がいくらでもある。子どもの頃、父と山に木を植えに行っていた。だからよくわかる。



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