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崩れた『安全神話』の元で

悪夢のような東日本大震災からまもなく2ヶ月。巨大地震と大津波でじん大な被害を受けた岩手、宮城の両県は、全国からボランティアも駆けつけ、復興に向けて歩みだしている。しかし原発事故で空気、大地、海に放射能汚染が広がった福島県では、広大な地域が立ち入り禁止で、復興の見通しがたたない。事故が収束しないからだ。原子力発電はひとたび大事故が起きれば、地球規模での破滅的な大災害をもたらす。ふるさと離れ、仕事を失い、苦しい避難生活を強いられる住民の苦悩はいかばかりか。子どもたち、未来の世代が、放射能という目に見えない恐怖に恐れおののいて生活しなくてもいいように、私たちには自然と環境を守る責任がある。犠牲になる動物たちも哀れだ。警戒区域の牛舎で、痩せ衰えた牛たちの悲しい表情に胸がつまる。  原発の安全神話はくずれた。今後あらゆる知恵と工夫で、自然エネルギーへの転換を図る努力が、地球規模で求められるだろう。玄海原発の問題点は?①糸島市の一部は、玄海原発から20キロ圏内にあるのに、事故が起きても九州電力から直接連絡がこない。(佐賀県庁、福岡県庁、糸島市と回りまわって…。)②1号機2号機の老朽化。③プルトニウムを使ったプルサーマル発電をしていること。④緊急事態に備えた防災計画がない。など。4月22日、日本共産党市議団は糸島革新懇話会の一員として市の危機管理課と懇談,要望した。原発賛成の人も反対の人もいっしょに考え、行動していくとき。