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お気の毒ですね…セクハラ問題で

「市の幹部の方、お気の毒ですわね…」電話の向こうから、上品な女性の声。「西日本新聞のセクハラした部長の記事読みました。市長もいっしょに飲んでいたのでしょ。夫が言いますの。上司と飲んでいるとき、自分を見失ったらおしまいだと」「社長となったら、オーラがありませんと。回りをピシッとさせる。市長さんも同じでしょう。あのような職責の方々が、若い人の合コンみたいに飲んでハメをはずすなんて、考えられませんわ」「市長さんが、き然としてらっしゃったら、市の幹部の方も、あのようなふるまい、おできにならなかったでしょ。お気の毒に…」「お酒をもっていったり、土下座みたいなことまでしたとは、おどろきました。糸島は古い、遅れたところだと、世間に吹聴しているようで、恥ずかしくなりますわ」同感です、と私は言った。きちんと減給するなり、男女共同参画社会担当部長をはずすなり、懲戒処分をして、法や規則にのっとった対応をすれば、市民は納得するのです。女性の話も聞かず、身内の話だけ聞いて、「問題はなかった。処分なし」にするから、批判をあびるのです。この問題の一番大きな責任は、あやまちをおかした部下をきちんと叱責せず、正しい対応をとらなかった市長にあります。市長が、まず自分みずから謝罪し、公平な処分を行うことが、信頼回復への道です。そして、職員の倫理条例をつくることです。