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ノーモア広島!ノーモア長崎! 被爆63年目の夏

きのう、8月6日、夕方前原駅で、原水爆禁止糸島協議会のみなさんと、「核兵器廃絶」を求める署名行動。原爆パネルを通路に展示して、13人の参加で。日本中で、世界でも取り組まれているこの署名は、秋の国連の会議に届けられる。仕事帰りの人や、部活帰りの高校生、天神に遊びに行ったと言う中学生などが、署名に応じてくれた。兄3人が特攻隊で戦死したと言う老婦人も「戦争はしてはいけない」と署名してくれたそうだ。小さな男の子を連れてパネルを見ていた若いお母さんも、快く署名してくれた。70代の男性は、「人間のすることじゃないですな。見ていられません」と。今年の平和行進には、千羽鶴を折って届けてくれた人や、数ヶ月毎日近所を回って書名を集めた人など、感動的な話がいっぱいうまれた。9日には、世界大会の開かれる長崎へ原水爆禁止協議会へ、糸島からバスで。アメリカがビキニで、メガトン級の水爆実験をしたとき、日本のマグロ漁船が被爆したが、太平洋の無数の島々に、死の灰が降った。そのとき、被爆したロンゲラップ島の元村長さんに、新婦人の県の平和部長をしている時お会いしたことがある。空から降ってきた死の灰を、雪だと思って子どもたちが大喜びしたが、たちまち体中が焼けただれ、島は放射能で汚染された死の島になった、「自分たちは、アメリカのモルモットにされたのです」という言葉は忘れられない。以来、苦しみの生活が続いている。その実験に参加したアメリカの兵士も多数被曝した。その時の様子を、アメリカで聞く機会があったが、「この世の終わりのようなすさまじい爆発だった」といった。旧ソ連やフランス、イギリス、中国などの核実験もふくめ、地上で2000回もの核実験があった。その地球規模での環境破壊はすさまじい。広島では、たった一つの原子爆弾で、その年だけで14万人が殺された。水爆は、一度に百万人が殺せるという。こんな核兵器が、世界中に3万発近くもあるのだから、ほんとうに恐ろしい。