議員が口利きした人のために、市は存在しない会社を指定管理者に選定しました。その手法は?
いとう 業者選定の応募要項には、提出しなければならない書類がいっぱい書いてある。1番大事なのは、会社の登記簿証明書だが、会社は存在しないから出せない。応募者は何を出したのか?
産業振興部長 非法人の場合は、代表者の身分証明書を提出していただく。
いとう 社長になる予定の人の身分証明書は何を出したのか?
産業振興部長 代表者の運転免許証である。
いとう 資産や財政状況は何の書類で審査をしたのか?
産業振興部長 事業報告書、収支計算書は提出の義務付けはしていない。
いとう 会社の資産とか財産とか、何一つ調べなかったと言うことだ。
この審査をした谷口前副市長は、その後、簿価5億円のきららの湯の無償譲渡の業者選定も行ない、応募資格のない設立2年の業者を選定しました。
今日、それに関わる行政裁判が福岡地方裁判所で行われます。きららの湯をただでやるな!の裁判です。支援しましょう!
またこの業者選定を主導した農林水産部長はいま総務部長をなさっています。
法令遵守はどこにあるのでしょうか。
12月12日の一般質問の後、市が虚偽の答弁を繰り返すので私は具合が悪くなり、寝込んでしまいました。胸の動悸がひどく議会最終日も出席できませんでした。
18日は市長や議員の報酬アップの採決が行われ、夕方からきららの湯で市の執行部と議会との懇親会が行われました。ワイワイガヤガヤ、にぎわったことでしょう。参加しなかった議員は、私を含め3人だけだったようです。
多くの市民が貧困に苦しみ、市がやるべきことはたくさんあります。常に弱者の立場で、来年も頑張りたいと思っています。
※ 写真は、木の香ランドキャンプ場の一部。数億円の財産をただで貸すために、市は存在しない会社の指定管理者選考会を行った。
| 04:44