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「もう言いますめえ」、「ため池をつぶしても大丈夫… 」

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水に弱い浦志、潤の地域。昨年7月。

2010年(平成22年)1月1日、1市2町が合併し、そのときの選挙で私は4期目の当選を果たした。
所属する建設産業委員会の構成は以下の通り。私以外は全員市長派議員。
委員長 浦伊三次 副委員長 寺崎強
 委員 田原耕一 笹栗純夫 小島忠義  
    堀田勉  中村進  伊藤千代子 

改選後、建設産業委員会から農業委員会委員を選出した。
いつもは委員長ひとりを議会から選出するのだが、この時は小島議員と浦議員の二人を選出したので、私は不審に思った。

2011年(平成23年)10月6日。
糸島市農業委員会総会で前原東土地区画整理事業の開発予定地にある柱田ため池と相の町ため池を埋め立て、廃止する件が議題にあがった。

柱田ため池  面積1万6,699㎡、貯水量1万6,750トン
相之町ため池 面積  5,669㎡、貯水量1万4,630トン

ため池を廃止すれば水田への用水、大雨の時などの水害等が懸念される。農業委員から対応策はどのように考えているか質問があった。

議長は地元の小島議員を指名し、意見をきいた。小島議員は、
「…今2つ、つぶそうとしとる池の浦志水利土木組合がもういっちょため池を持っとるんですよ。カノウバルため池というのを。ですから、そのため池と今説明にあった地域内に暗渠で雷山川の水、用水のやつを暗渠にしながら両方でやっていくということなんで、大丈夫だというふうに組合では判断しております」と言った。

浦志は大丈夫だろうが、水は上から下へ流れる、下流にも影響があるのでは…とまた心配の意見が出た。
すると都市計画課長が、「確かに水は下にしか流れないということで、小島議員に説明いただいた水利の意向は取れとります…」と述べた。
小島議員は「心配される話はいっさい起こらない」と重ねて繰り返した。

こうして開発区域内のため池二つの廃止が決定した。地元ではない浦議員では他の委員を上手に説得できなかっただろう。

しかし小島議員は「つぶすため池」の名義人であった。その土地に所有権を持つ一人であった。
農業委員会等に関する法律第24条では、「農業委員会の委員は、自己又は同居の親族若しくはその配偶者に関する事項については、その議事に参与することができない」と定められている。
このことを何人の委員が知っていたのか?

利害関係者の議員が市と一体となって開発を進めれば、市政は歪む。議会制民主主義は崩壊する。税金がいくらあっても足りない。
私はそのことを言い続けた。しかし圧倒的多数の与党議員に無視され、理不尽な非難を受け続けた。

なお、当時ため池廃止の事務を担当したのは農林土木課で、その時の課長が今の建設都市部長である。
市長の言う適材適所とは、利害関係者のための適材適所だ。

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浦伊三次議員は、小島議員が名義人となっているため池について私が議会で質問するのを快く思っていなかった。2011年(平成23年)6月13日、浦議員は一般質問の中でこう述べた。

「今度、浦志に新駅をつくるということがもう決まりまして、いろいろ活動しているんですけれども、…
もう1つ浦志のため池、代表名義、もう言いますめえ。
代表名義の方(小島議員のこと)、あたかも自分の土地を売るように言われると、大もうけしてあると、冗談じゃないて、個人の懐(ふところ)には入らない…
何か俺も一緒になって、あの2,300万円使うたっちゃなかろうかというふうに思われても、たまったもんじゃない…」

「人権やいじめ」について執行部を問い詰めた後半部分の一コマ。彼はこの調子で建設産業委員長、議長と2018年2月まで市議会に四半世紀君臨した。部長たちが機嫌をそこねないよう、必死で答弁していた姿が目に浮かぶ。

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相之町ため池。埋め立て後、小島議員が(2分の1所有で)売却した。


#伊藤千代子#糸島市議会議員#糸島市議会


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