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きららの湯の無償譲渡➀ 裁判で見えてきたもの

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報告集会で発言。

「きららの湯」をただでやるな!裁判で見えてきたもの
今日、福岡地裁で「きららの湯」をただでやるな!の第8回口頭弁論が開かれた。
市民の健康づくりに役立っていた簿価5億円の温泉を、会社設立2年という民間業者にタダでやった糸島市。
この無償譲渡が、いかに非常識で法律上も正当化できないものかを、原告側弁護団が理路整然と意見陳述した。

しかし、市側の弁護団からは、今回も前回もまったく反論がない。
市の唯一のよりどころは、議会の議決、それだけだ。

弁護団はこう述べた。
「議会の議決があったからと言って、法令上違法な支出が適法な支出となる理由は無い」
「議会が議決を経さえすれば、たとえ営利目的の民間企業に対しても、適正な対価なくして自由に財産を処分できる、などと言うものではありません」

「きららの湯の無償譲渡」についての議会の議決。
それは2016年、平成 28年9月28日(水曜日) の市議会で行われた。
反対討論した議員、伊藤千代子、柳明夫(共)、三嶋栄幸、藤井芳広。
賛成討論をした議員、笹栗純夫(公)、徳安達成(民)

採決結果、
反対議員 伊藤千代子、柳明夫(共)、三嶋栄幸、藤井芳広の4人
賛成議員 堀田勉(自)、井上健作(自)、浦伊三次(自)、小島忠義(自)、三嶋俊蔵(自)、田原耕一(自)、寺崎強(自)、中村進(自)、松月よし子(自)、波多江貴士(自)、那須英仁(自)笹栗純夫(公)、黒田公二(公)、徳安達成(民)、高橋徹郎、岡村一伸、の16人

議長 谷口一成(自)。
定数は22人だが、この年の5月に1人、覚醒剤で逮捕され辞職したので21人となっていた。
登場人物は以上。

長い年月、暴言とパワハラがまかり通ってきた議会。
合併後わずか8年で2人の議員が逮捕され辞職した議会。
前市長の時から、財産の無償貸付、財産の無償譲渡で不正行為が行われ、それを黙認してきた議会。

前代未聞のきららの湯の無償譲渡の物語は、必ず裁判で決着がつくと信じる。
次回は、5月29日水曜日、11時、福岡地裁。


#伊藤千代子
#糸島市議会
#きららの湯