市が無償で譲渡したきららの湯。市の健康づくりの拠点であり、まだ新しかった。
2016年9月6日、きららの湯の無償譲渡にかかる質疑より
◯議長(谷口一成君) 伊藤千代子議員。
◯17番(伊藤千代子君)
きららの湯を何の目的でつくったのか。また事業費の総額と建築年度はどうなっているのか。
◯健康増進部長
目的は、本市で湧出する温泉を活用し、市民の健康づくり及び福祉の増進並びに都市との交流を図ること。
事業費は、約8億3,100万円。建築年月日は本館が平成15年2月竣工、別館が平成21年11月竣工。
◯17番(伊藤千代子君)
図書館とか市民プールが赤字だからといって、民間にただでやるようなことはしない。
きららの湯は、健康づくり及び福祉の増進のためにつくった施設で、しかもまだ新しい。
きららの湯に通って膝がよくなったとか、障害のある人が寝たきりにならないように通っているとか、市民プールがないからなくさないでとか…。
市は無償譲渡を決定する前に市民の声を聴いたか。
◯市長(月形祐二君)
市民の皆様の御意見についてはお伺いしていない。
◯17番(伊藤千代子君)
市の施設なら、障害の重い子どもとかも受け入れるサービスが今後できる。市民が健康になれば医療費が下がり、税金が節約できる。
無償譲渡するにあたって、医療費の削減とか、介護費用が節約できるとか、経済的メリットも含めた検討をしたか。
◯健康増進部長
民間でお願いできることは民間にお願いする方針のもと、施設の機能は維持される。(つまり、健康づくり事業による経済的メリットの検討はしていない)
※月形市長は、わずか4年の任期中に、きららの湯と保育所3つを無償譲渡した。どれも不動産鑑定をしていない。元市長の経営する法人にタダでやった数千万円の物件もある。
参考までに、昨年、税金を滞納した市民から差し押さえ、公売にかけた物件の例。
貧しい人々への対応の差は何だろう。
#伊藤千代子#糸島市議会議員#きららの湯
| 22:38
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