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誰か?とたどれば“平成”に行き着いた

この人は誰? たどれば“平成”に行き着いた

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平成27年4月に糸島市が作成した雷山運動公園整備構想。
施設の機能から、場所の選定、災害対応まで事細かにどういう公園をめざすかを、36ページにわたって述べています。

事業者選定において、総合評価方式のような提案型の入札では、応募する事業者は、何十ページ、何百ページと提案書を書かなければなりません。
提案型入札は、提案書を作成するための情報を多く入手できるほど有利。わずかしか情報がないと応募すら難しいのです。つまり情報合戦です。
(株)へいせいは、長年地元に君臨してきた企業として、市役所や議会に何本も太いパイプがあり、いつも情報合戦の先頭に立っています。

この構想を検討した運動公園等整備構想検討委員会の委員は14名でした
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14名の中にという人の名がありました。「この人は誰?」と聞くと市は「体育スポーツ活動団体の代表の方…」とだけ答えます。
それで調べてみると、スポーツ団体とは平成グループが経営するスイミングスクールでした。
(株)へいせいの社長は平成グループの会長。つまり社長は、「今日の会議はどうだったか?」とN氏に聞ける立場にあったのです。
にもかかわらず、「N氏はスポーツ団体の代表」とだけ市は言って、平成とは無関係のように答弁しつづけました。
この入札をやりとげて退職した部長は、以前健康づくり部長としてきららの湯の無償譲渡の事務を担当しました。平成のスイミングスクールもきららの湯の無償譲渡先の候補になっており、N氏がどういう立場の人かご存知だったはず。隠すからおかしいのです。


市は長年、公文書に平成関係の名前があると、それを隠すために情報公開で黒く塗りつぶしたり、別の肩書きを書いて誤魔化すようなことをしてきました。
保育所財産の無償譲渡でも、利害関係者や周辺の人をたどっていけば平成グループに行きつきました。糸島市は、まさに平成天国だとつくづく思います。