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税金で接待~農業公園の指定管理者③

税金で接待 ~農業公園の指定管理者③

B8456011-B221-4AAC-A8DD-BDF64E76317C 社長のフェイスブックより

「行政区の総会資料がきたけど、決算書はきちんとしてるよ。監査委員がちゃんとしてるもの。市役所はほんとにひどいねえ。公金を1円でもごまかしたら犯罪じゃないの?」
町内の女性が言いました。その通りです。もう一度収支報告書を比べてみましょう。
左が糸島市農業公園の決算書。右が他市のA公園の決算書。どちらも税金からの指定管理料=公金です。決算の違いは明瞭ですね。

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支出一部を比べてみます。
光熱水費(電気、水道料金等)農業公園 2,816,000円  A公園 1,500,179円
消耗品費          農業公園  148,000円  A公園  636,394円
通信運搬費         農業公園  123,000円  A公園  305,736円

すべての支出が000円になることはありません。フロンティア・アドバンスは、領収書に基づかない内容虚偽の収支報告書を作成して、3年間も市に提出していたのです。いったい市の監査委員は何をしていたのでしょうか?

指定管理料を自社の「接待費」「広告宣伝費」に使う会社
フロンティ・アドバンスは、施設管理に使うための公金を、自分の会社の広告宣伝費に12万1千円、接待交際費に4万5千円使い、それを堂々と決算書に記載しています。

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税金を使って、いったい誰を接待したのでしょうか?
市長でしょうか? それとも議員? それとも監査委員? 
指定管理者が違法な税金の使い道をしても、関係者がみんなで見て見ぬふりをすれば、どんな不正も隠ぺいできます。

議員提案に応えて現在の形になった農業公園ファームパーク
2013年6月議会で田原耕一議員(現議長)が一般質問で松本嶺男市長に「ファームパークを考えたときに、あそこに販売する業者、民間が1つ入っただけで、…アイデアはでてくる」「なんもかんも丸ごと民間に委託せろいいよっとじゃなか…」と述べ、2014年9月議会では小島忠義議員(現建設産業委員長)が、月形祐二市長に「メーンの建物(農林漁業体験実習館)を糸島市のアンテナショップにする」と提案しました。(小島議員はこの件で2回も市に要望)。
月形市長はこれらの提案に応え、農林漁業体験実習館の多目的ホール(126㎡)を販売スペース(126㎡)に改造してアンテナショップ=お店にしました。
しかし農林漁業体験実習館は国の補助事業で建設され、多目的ホールは来館した市民がお茶を飲んだり、食事したりする部屋でした。ホールすべてを商店に改造したのは、補助金の目的外使用です。
昨年11月22日に農業公園に行った高齢の女性が「小雨が降っていたから、建物の中でお弁当を食べようとしたけど、休むところがなかった」と言っていたのは、休憩場所のホールが、フロンティア・アドバンスのお店に変わっていたからです。

3月議会が終了~雷山運動公園整備事業に17億円
きょうは、3月議会の最終本会議でした。コロナ禍で市民生活が大変なときに、来年度の雷山運動公園整備事業費は、なんど17億1759万8000円も予算化されています。新庁舎と合わせると20億円。1昨年、月形市長とガッツポーズをした(株)へいせいの西原幸作社長が大喜びする予算になったのは間違いありません。
2017年4月1日に月形祐二市長が結んだ三つの契約、すなわち①健康福祉センターきららの湯の無償譲渡、②市立神在保育所の無償譲渡、③農業公園ファームパーク伊都国の指定管理契約は、すべて虚偽公文書作成及び背任罪で告発すべきだとわかってきました。
これらの利害関係者が、背景をたどると(株)へいせいの社長とつながるのはなぜでしょう?
市は、バキュームカー事件で平成グループの虚偽申請を見逃し、住民を苦しめました。産業団地の事業者選定では応募書類の不正を見逃し、(株)へいせいと清水建設のjvと7億円もの契約を結びました。社長の所有する広大な山林を開発予定地にしました。長年にわたる同グループへの無数の忖度が度を越して、公文書の偽造までしてサービスするようになったのではないでしょうか?
そうでなければ、これほど多くの虚偽公文書が存在するはずがないからです。