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増え続ける核のごみ 原発の運転は中止を!

増え続ける核のごみ 原発の運転は中止を!

◎議会たより5月15日号に3月議会の報告がアップされたので転載します。読みにくいので下に書き出しています。
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玄海原子力発電所における核のごみの発生状況と避難訓練について
いとう~玄海原子力発電所にある核のごみの状況は?
市~低レベル放射性廃棄物は、ドラム缶で約3万8000本。使用済み核燃料は2180体が敷地内で冷却、貯蔵中である。順次、青森県六ケ所村の処分施設に搬出の予定である。
いとう~この10年間で原子力防災訓練の参加者は何人か?
市~17行政区、約800人である。(市の人口は10万人)
いとう~子ども、障がい者、要介護者、病気の人もいる。家畜を飼う農家も多い。避難の日数の想定はどうなっているか?
市~市外へ避難する一次移転の訓練では、健康講和やペット同行避難などを行い、一定期間の避難生活を見込んだものとなっている。
いとう~福島の原発事故から10年後の今も、4万人が避難生活を余儀なくされている。美しい自然を守り、市民の命を守るため、原発の運転は中止すべきではないか。
市~原子力政策はエネルギー基本計画に基づく国の責任。市は不測の事態に備え、万全を期す。

玄海原発から30キロのUPZ圏内にある姫島には核シェルターが作られています。原発事故で放射性物質が降り注ぎ、避難が必要な時、嵐など天候が悪くて船が出せない場合に備え、島の住民が3~4日避難するための施設です。普段は福祉施設として使われていますが、放射性物質を防御する設備と食料が備えられています。この設備は、約1億7000万円でなんと九州電力の関係会社が受注していました。
また、なんとか島の外に避難できても、その後、福島のように放射能によって帰還できなければどうするのでしょうか? 海が汚染されて魚を捕れなくなったらどうするのでしょうか?そのような議論はされないままです。(いとう)

コロナ禍の市民生活困窮について
いとう~水道は重要なライフライン。料金滞納による給水停止の実情と減免はどうなっているか?
市~給水停止は令和元年度が226件。令和2年度が153件である。
コロナ関係の減免措置は実行しておらず、支払い猶予で対応している。
いとう~食糧支援のフードバンクの利用状況はどうなっているか?
市~ボランティア団体が収集した食料を、市と社会福祉協議会の窓口で令和元年度は43件、2年度は108件配布した。

松本前市長のとき、「水道料金を2万円滞納して29日間、水が出ない」という若いお母さんといっしょに「子どもがいるので給水停止の措置をやめてほしい」と市にお願いに行ったとき、「水は商品。タダではやれません」と言われたことがあります。それで分割の誓約書を書いて、直ちに給水停止を解除させました。
市の政策だから職員もそう言うしかなかったのでしょう。前市長も月形市長も、平成グループ会長のお友達や春田元市長には莫大な財産を無償譲渡し、議員の口利きなら市の施設さえ無償貸付するのに、市民には「財政難」「不公平になる」と言って弱者救済の減免制度を作ろうとしません。助ける相手を間違えています。
ちなみにこの家庭は、不景気で夫の土木仕事が減って滞納してしまったのです。妻は身重で働けず、夫が毎朝、出勤前に無料の水を20リットル缶で汲みに行っていました。
コロナ禍の今は、もっとそういう家庭が増えているのではないでしょうか? 


◎同じく原発についての質問を載せておきます
原発事故時に弱者は避難できるのか?
 AA1F336E-EF50-4819-B15F-DC5AFFF7F58C 広報いとしま2018年2月15日号
下段は「手話言語法の制定と政策」について

原発再稼働による放射能汚染のリスクは 
 8BE5948C-E916-4ADD-96AD-7A18E1D9A3C9 広報いとしま2018年5月15日号