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ブログの写真に激怒し辞職勧告~議会多数派の横暴④

ブログの写真に激怒し辞職勧告 議会多数派の横暴④

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2013年6月議会で、三嶋俊蔵議員が「伊藤議員にいじめやんと言われて傷ついた」と言って議長に懲罰動議を提出したため懲罰委員会が設置され、委員長に谷口一成議員が選出されました。
上の写真は、懲罰委員会が私に「3日間の出席停止」の罰を与える決定をした直後、市役所のすぐそばの店に集まってゲラゲラ笑いながら祝杯を挙げている様子。

この写真を私がブログに掲載して、「私への懲罰は言論弾圧とイジメ、パワハラ」と書いたところ、議員たちはカンカンに怒って、6月19日辞職勧告決議案を提案し可決しました。
それが下の「平成25年(2013年)8月1日号広報いとしまの臨時号の記事。まるで週刊誌のようです。

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議会便りの臨時号を発行し、このニュースを4万世帯に配りました。「次の選挙で伊藤は落ちるばい」と言って喜んだ議員がいたそうですが、それが彼らの狙いだったのでしょう。
賛成の手を挙げている議員の中には、視察中にホテルに風俗の女性を連れ込んだ議員、特定業者の社長としょっちゅう酒を飲む議員、職員を「オマエら!」と怒鳴るボス議員もいますね。
この2年前、中村隆光議員が交際していた女性をストーカーしたうえ暴力を振るったとして逮捕されたときは、みんなで「辞職は本人の判断」などと言ってかばいました。
つまりこの人たちは身内の犯罪には甘く、気に入らない議員は徹底的に叩きのめす体質を持っているということです。(議会多数派の横暴①②③を参照)。

私はこのときの懲罰で一般質問をする権利を奪われました。命を絶った課長職の職員にパワハラを振るっていたのは誰だったのか? 前原東土地区画整理事業で小島忠義議員が名義人となっている土地(ため池)は、本当に彼の所有ではないのか?
当時、議員への懲罰は議会の強い権限だったので、不当な懲罰にあっても泣き寝入りするしかありませんでした。
あるボス議員が威張った調子で言っていたのを思い出します。
「俺らは市民の代表ばい。議決があれば、裁判所も口を出せんとばい」

なお議員たちがワイワイ騒いで飲んでいた店は、馬場貢副市長が経済振興部長のとき、「商店街の活性化のため、地産地消の店をつくる」と議会で説明し、補助金を1000万円以上使って設備投資し、前原商店街に開店させた店でした。
しかしわずか1~2年で経営難に陥り閉店したという、いわくつきの店です。多額の税金を使った事業が失敗したのに、誰ひとり責任を取っていません。

懲罰動議と私の弁明
参考までに懲罰動議と私の弁明を載せておきます。
三嶋俊蔵議員の懲罰動議
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谷口一成懲罰特別委員長の報告(一部)
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「…伊藤議員は、「いじめ」という言葉を使って、三嶋議員の人権を侵害されたことについて、全く反省される様子もなく、人権に関する意識が余りにも低いと言わざるを得ません。
 これらの行為は絶対に許されるものではなく、本特別委員会では厳罰をもって対処することとし、これを機会に、伊藤議員の人権に対する意識を改めていただき、議会人としての節度ある行動を切望するものであります。…」
私には「オマエ」と怒鳴る人たちが、「議会人として節度ある行動を切望する」とは、笑っちゃいます。

私の弁明~三嶋議員による請願の紹介議員への侮辱的な質疑
◯(伊藤千代子君)
おはようございます。懲罰特別委員会の委員長報告に対して弁明を行います。
6月3日の本会議で請願の紹介をしていた檜和田(正子)議員に対し、三嶋俊蔵議員の質疑が始まったとき、私が「いじめやないの」とつぶやいたのは理由があります。
三嶋議員は、以前にも自分が事前にしゃべっていたことを事細かに聞き、檜和田議員がそれに答えられないと、「そんなことも知らないのか」、「勉強すべきだ」、「私の話を聞いているのか」と、実に人を侮辱するような言い方をし、長々自分の意見を言って、住民の請願自体が間違っていると、必要でないかのような意見を述べ立てました。私は、それを聞いて本当にひどいと思いました。
後から檜和田議員が私に、「三嶋議員は私をばかにしている。私は悔しくて夜眠れなかった。質疑を利用していじめられている。これではもう請願の紹介議員にはなりたくない」、そう言いました。
紹介議員がいなかったら、住民は請願が出せなくなります。だから、今回も三嶋議員が同じような質疑を始めたので、(私の前の席にいた彼に)「いじめやないの」とつぶやいたのです。(大声を出していない)。
紹介議員の名誉を傷つけ、いじめるような質疑をさせるわけにはいきません。しかも、憲法に保障された国民の請願権を奪うような横暴を許すわけにはいかないからです。この報告は……
◯議長(有田継雄君)
 伊藤議員、最初に申し上げておりましたように、委員長報告に対する弁明でございますので、お間違いにならないように。
◯(伊藤千代子君)続
 沿っていると思うんですけれども。
 この報告は、「いじめやないの」の一言で三嶋議員が発言権を奪われたと私を非難しています。私は、「共産党は出ていけ」、「つまみ出せ」、「おまえは黙っておれ」などの怒鳴り声や大勢の不規則発言を浴びながら、「静かにしてください」と何度も注意しながら議会活動を行ってきました。
◯議長(有田継雄君)
 伊藤議員、言いましたように、委員長報告に対する弁明ですので、関係ないことは申し上げないようによろしくお願いします。
◯(伊藤千代子君)続
 そうでしょうか。心の問題をおっしゃったので、数の多数で怒鳴り散らすような人たちの横暴に私も疲労こんぱいをし、精神が消耗し、心療内科に通ったことがあります。人を平気で怒鳴るというようなことがあってはなりません。
3日間も発言停止を行われたら、私はきょう予定の一般質問ができなくなって、それこそ発言権が奪われます。波多江駅南のバリアフリー化や原発の再稼働問題、ぜひきょうの一般質問で取り上げてほしいと言われていました。それもできなくなります。…」
◯議長(有田継雄君)
 伊藤議員、3回目です。委員長報告に対する弁明でございますのでね。
◯(伊藤千代子君)続
 でも、関係ありますよ。きょう……
◯議長(有田継雄君)
 いやいやいや、それは議長が注意しよるですよ。聞かれん場合はもう停止しますよ。
◯(伊藤千代子君)続
 私は、きょう議員の暴言に耐えられないといって自殺をした職員の問題を取り上げる予定でした、この後の一般質問で。そのことを思うと、私が3日間の出席停止になると……
◯議長(有田継雄君)
 伊藤議員、先ほど注意しましたが、なお議長の命令に従っていただけませんので、これで弁明を終わります。
◯(伊藤千代子君)続
 どうして。関係あると思いますよ。議員の発言権を……
◯議長(有田継雄君)
 議長が判断してしよりますので。(「議員の発言権を奪ったらいけないということを私が一生懸命言っているんです。三嶋議員の発言権を奪ったらいけなくって、私の発言権はどうなるんでしょうか。議会は……」と呼ぶ者あり)
 ここで、地方自治法第117条の規定により、伊藤議員の退場を求めます。
  〔伊藤千代子議員退場〕

公平性のカケラもない議長です。
この懲罰議案の賛成討論は井上健作議員と小島忠義議員がおこない、お二人は19日の辞職勧告決議案の賛成討論もおこないました。

行政のチェック機能を果たさず市の不正を見逃してきた議会
議会はわたし1人を叩きのめすために何度も会議を開き、どれだけの税金と職員を使ったことでしょう。
しかし議会本来の仕事は、行政をチェックすることです。しかしそれができていません。なぜなら、糸島市は嘘とヤラセが蔓延し、虚偽公文書があふれ、特定業者とそのお友達の天国ともいうべき状態が今も続いているからです。