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県の許可から廃止まで ~バキュームカー車庫建設事件の真相⑨

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福岡県の建設都市部から情報公開していた公文書が届きました。 
「都市計画~住民参加で美しいまちづくり」と書いてあります。皮肉かしら?
その通りにしたら、こんな問題は起きません。

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この1枚の公文書で何がわかるの?
環境技研の当時の開発行為許可から廃止までの事務が、一通りわかります。
まず、ハンコで決裁担当者が誰だったかわかる。いま国は、ハンコをなくすと言っていますが、行政が信頼できない以上、責任を明確にするためにはハンコをなくすべきではありませんね。

右上を拡大する。
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平成28(2016)年5月12日。福岡県が(株)環境技研の開発行為を許可した日!

次に真ん中あたりを拡大。
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8月29日、県の建築指導課は環境技研の書類を受付け、会社は9月1日から工事に着手することになっていた!
思い出せばこの当時、地域住民は「県が許可した。もうだめだ」「いよいよ住宅の前にバキュームカーの車庫が建築されてしまうのか」「いったいどうしたらいいの…」とショックをうけ、「工事差し止めの訴訟をしなければならないのか?」とまで思い悩んでいました。
行政や大きな会社を相手に、カネも力もない住民が裁判を闘うことは大変なことです。卑劣な権力者は、いつも住民が疲れてあきらめ、泣き寝入りするのを待っているのです。
9月13日、9月議会。絶対絶命のピンチで、私と栁明夫議員の二人が「環境技研の開発は中止を!」と一般質問で訴えました。(アーカイブで9月のブログを参照)
このときは「きららの湯の無償譲渡」も議題に上がっていて、とにかくひどい議会でした。
その約1か月後…。
10月26日、突然、会社が計画中止を市に連絡。地域の方々が泣いて喜んだのは言うまでもありません。

最後に左上を拡大。
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平成29(2017)年3月7日会社が県に計画の廃止届。会社が正式に廃止届を出したのは翌年だった。
断念してから廃止届を出すまでが長いのは、まだ未練があったからでしょうか?
忘れてならないのは、市と会社が住民に多大な迷惑をかけ、職員に不必要な事務をさせ、税金を無駄にしたにもかかわらず、まったく反省していないこと。そして責任をとらず、今も同じようなことを繰り返していることです。


公文書でわかる「開発目的のすり替え」
公文書を見ると、市と会社が「ごみ・し尿の事業所」をただの「事務所・倉庫・車庫」の建築にすり替えて許可をとったことがよくわかります。たとえば、

1)平成27年11月26日、福岡県福岡県土整備事務所長の同意書。開発行為の目的に「事務所・倉庫・車庫の建築」と書いてある。
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2)平成27年11月26日、月形祐二市長の同意書。開発行為の目的に「事務所・倉庫・車庫の建築」と書いてある。
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3)平成28(2016)年1月20日、(株)環境技研の開発申請と市の同意。
左が会社の申請書。右が市長の副申書。双方が「事務所・倉庫・車庫」を建築するで一致。市長が「第一種住居地域で都市計画法上支障なし」と同意した根拠となっている。
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平成28(2016)年5月12日に県が許可したのは、あくまで「事務所・倉庫・車庫」の建築。しかし実際は、ごみ・し尿の収集運搬事業所。

この事件は氷山の一角です。
糸島市は前原市のときから、申請者の名前や住所をごまかす虚偽公文書を作成したり、議案や決定書をすり替えたり、地方自治法、行政手続法、条例、規則、規定、農地法、森林法、都市計画法、補助金適正化法、障害者自立支援法等々、実に多くの法令を組織ぐるみで踏みにじり、さまざまな詐欺的手法を駆使して特定の利害関係者の便宜を図ってきました。
よってこの程度のすり替えはお茶の子さいさいだったでしょう。
議会がチェック機能を果たさないと、行政は暴走し、やりたい放題になってしまう。その見本です。

日本共産党の栁明夫議員に対しても虚偽答弁
市=「市街化調整区域では廃棄物収集運搬事業の車庫開発は認められない」

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いいえ認められています。
白地が市街化調整区域
都市計画法第7条で「市街化を抑制すべき区域」と定められ、原則、住宅や商業施設などは認められていない。しかし都市計画法34条第1項で公益上必要な建築は許可される。現実に市の廃棄物処理施設、委託業者の廃棄物事業所が上の白地内に建築されている。


2015年9月議会で栁議員に虚偽答弁
平成グループ環境技研のごみ・し尿収集運搬事業所移転問題について、市議会で中止を求めて質問したのは、日本共産党の栁明夫議員と私だけだった。
予定地の行政区は栁議員の地元で、2015年の初夏に始まったこの問題にすぐに取り組み、9月議会では「廃棄物収集運搬業の開発行為と市の環境保護政策について」一般質問をおこなった。
そのときの会議録を見ると、栁議員の真っ当な質問に対して、市は重大な虚偽答弁をしていた。

◯5番(柳 明夫君)
この廃棄物収集運搬業の車庫などの開発行為は、要するに住居地域の中に持ってきてからこういう問題が起こっているわけですけれども、市街化調整区域で行えるようにすれば、今回のようなトラブルは発生しないと思うんですね。この点を県に働きかけを行うべきではないでしょうか、いかがでしょうか。

◯議長(浦 伊三次君)
 三角建設都市部長。

◯建設都市部長
 県に働きをしないかということでございますけれども、県に確認をいたしておりますけれども、現在の都市計画法では、市街化調整区域におきまして廃棄物収集運搬業の車庫の開発というのが認められていないという回答を得ておりますので、大変厳しいというふうに思っております。以上でございます。

◯5番(柳 明夫君)
 国、県の対応、これに従わざるを得ないというところも市としては確かにあるでしょうけれども、ぜひそこは住民の要望に沿って働きかけができればと、これは私の要望でございます。

市街化調整区域に立地する廃棄物関連事業所
「市街化調整区域では、廃棄物収集運搬業の車庫の開発が認められていない」という部長答弁が事実なら、廃棄物事業は住居地域で行い、市街化調整区域ではできないということになる。
しかし上の地図のように、農地に囲まれた市街化調整区域に廃棄物の関連施設が建設され、その事務所や車庫の建築が許可されている。
環境技研の同業者である(株)糸島環境開発のごみ・し尿の収集運搬事業所は、この白地の中=市街化調整区域に立地し、車庫が建築されている。
つまり「廃棄物事業者の車庫の開発は、市街化調整区域では認められない」という市の答弁は、虚偽である。

都市計画法第34条第1項には、市街化調整区域で認められる開発行為について、以下のように書いてある。
「公益上必要な建築物又はこれらの者の日常生活のため必要な物品の販売、加工若しくは修理その他の業務を営む店舗、事業場その他これらに類する建築物の建築の用に供する目的で行う開発行為」。
環境技研の本当の開発目的は、タダの車庫建設ではなく、市の委託事業=公益上必要なごみ・し尿の収集運搬事業であった。つまり市街化調整区域で当然認められる開発行為だったのだ。
しかし市は、目的を「事務所と車庫建設」にすり替え、「市街化調整区域では認められない。(住居地域でないとダメ)」とまったく逆の答弁をしたのだった。
この虚偽答弁によって住民紛争は1年以上も続いた。
悪いのは、環境技研のために不正な申請事務を実行した糸島市であって県ではない。よって市が紛争の責任を県に転嫁したこの答弁は、実に悪質と言わねばならない。


市民のみなさんへ

行政事務のプロである幹部職員が、法令に疎い議員や市民をだますのは実に簡単なことです。
私は20年の間、市の虚偽答弁に何度もごまかされ、悔しい思いをしました。何年も経ってから、賛成した議案が虚偽だったことを知った時の驚きと恐怖は忘れられません。
モリ、カケ、サクラで国の事務が相当ひどいことがわかりましたが、糸島市はそれ以上に腐っています。
議会が行政のチェック機能を果たせるのは、市の提案や答弁が真実であることが前提です。
説明に虚偽があればチェックなど不可能で、議会制民主主義は見せかけ、崩壊したも同然です。

都市計画法違反の開発を 市が「やめろと言えない」
 バキュームカー車庫建設事件真相⑦

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黄色は第1種住居地域。環境技研はここにごみ・し尿の収集運搬事業所を移転しようとした。
第一種住居地域とは、都市計画法第9条で「住居の環境を保護するため定める地域」となっており、廃棄物処理施設等の嫌悪施設は建築できない。
よって明白な都市計画法違反の開発だった。しかし市は…。


住民を見捨て会社のために虚偽答弁
◯17番(伊藤千代子君)
住民の皆さんが3月31日に1,300の反対署名を持って(市に)こられました。…
具合の悪くなった人もいます。これ以上紛争が長引けば、体の弱い高齢者の方たちは本当に命にかかわりますよ。
住民を苦しめるような開発はやめてくださいと、市長、会社に言ってくれませんか。心からお願いしたい。命がかかっています。
◯建設都市部長
法的にクリアしているものを、たとえ市長といえども、ここに来るな、建設をやめれとは言えないと思っております。
◯市長(月形祐二君)
法的にクリアしているもの、部長が申したとおりの状況で、我々もそこまでは言えないということを御理解いただきたい。
◯建設都市部長
悪臭防止法、あるいは騒音規制の観点から問題が発生する施設ではないというふうに判断をしておるところでございます。
以上2016年9月議会。この質問の1か月半後に会社は突然移転を断念した。

法律より上にある‟平成グループ”の利権
地域住民が住環境を守るために署名を集めて一生懸命に反対しても、市はまったく聞く耳を持たなかった。
市長以下全員が「法律をクリアしている…」と口をそろえた。土地計画法に違反していたのだから、究極の虚偽答弁である。
糸島市では、法律よりも平成グループの利権が優先されている。そのいい見本だ。
結果的にこの計画が失敗に終わったからといって、市と会社の1年半にわたる詐欺的行為が消えたわけではない。         
                
市民のみなさんへ
2016年9月議会と言えば、反対の声を封じて二丈温泉きららの湯を(株)日食システムに無償譲渡する議案を強行採決した議会でもあります。
私が議会で追及してきた数々の不正疑惑には、ほとんどいつも平成の影がありました。
議会で虚偽答弁がいくらでもまかり通る。これほど政治腐敗のひどい市は、他にないでしょう。
一日も早く市と業者の癒着なれ合いを断ち切り、法令順守のまともな市役所にするために、私はこのブログを書き続けています。

住民の被害は補償しない バキュームカー車庫真相⑥

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都市計画法違反の虚偽答弁
市は、都市計画法で禁じられた第1種住居地域へのごみ・し尿の収集運搬事業所移転を「車庫・倉庫・事務所建築」にすり替え、「合法、合法」と口をそろえた。「法律に基づいて適正に処理」は真っ赤なウソである。

◯伊藤千代子
…隣に住む家々の資産価値は確実に下がり、悪臭とかでレストラン、飲食店への影響も懸念されます。
環境技研のために、住宅地の中で事業を許可してやらせる場合、市の責務であるごみ収集、し尿収集だから、市が補償しなければならないと考えます。

そういう補償が、市役所はできるんですか。
◯市民部長
基本的には、(開発は)パッカー車、バキューム車の車庫、倉庫(の建築)。今回、洗車設備、下水も排水も整備され、悪臭防止法等の基準を超えるような悪臭は発生しないと考えております。
◯谷口俊弘副市長
開発行為におけるトラブル等は、原因者である開発業者が責任を持って解決に当たるのが基本。
市は法律に基づいて適正に処理をしておりますので、賠償の責を負うことはないと思っおりています

◯伊藤千代子
開発審査会には糸島市の警察も出席予定だった。幹部職員、警察が出てくる会議で、普通の市民、業者は虚偽とか不正行為はできないと思います。しかし環境技研はやったわけです。なぜバキュームカーのことを隠したのか問いただしましたか。
◯建設都市部長
今回の開発案件は、都市計画法上、車種については問いません。ごみ収集車も、し尿収集車も駐車することが可能で、虚偽記載、虚偽の説明とは判断はしておりません。

◯伊藤千代子
会社は、悪臭や資産価値の下落、予想される深刻な被害を隠すために虚偽記載をし、し尿収集のことを言わなかった。あなた方が事実を確かめないから、会社は平気でうそをつく。
住民は、バキュームカーが本当は何台か、1年近くも聞いていなかった。そんな状態で開発の同意をしたのですか。
◯建設都市部長
我々が、環境技研がうそをついたかを知る由はございません。

◯伊藤千代子
(パッカー車16台の)今回、この図面をつくった建設業者はどこの業者ですか。
◯建設都市部長
株式会社へいせいでございます。

◯伊藤千代子
4月1日にへいせいが市役所に来て、「まだ許可がおりないのか」と言いに来ました。
株式会社へいせいは、西原幸作氏が社長で、昨年度は約2億7,000万円の工事を契約し、環境技研は、妻の三枝子氏が社長で、20年以上、市の委託業者として随意契約で昨年度も2億5,000万円の契約をした。
それに加えて西原氏は下水処理場の随意契約で約3億2,000万円契約した。わずか3本の契約金は、およそ8億5,000万円で、委託料は年々増加しています。
糸島市にこれほど市民の税金で潤っている御夫婦がありますか。
◯建設都市部長
お答えしかねます
◯伊藤千代子
ないんですよ。
市民の税金で仕事をしている会社は、市民の皆さんに苦しみや迷惑を与えるようなことは言語道断です。企業倫理、良識がどうしてないのかということです。
(以上、2016年6月議会)


市民のみなさんへ
上層部みんなで悪いことをしながら、「市に賠償責任はない」と切り捨てたところに、糸島市の冷酷さと根深い腐敗体質が表れています。
環境技研の便宜を図るため市が行った不正は、計画が中止されても終わったことにはなりません。
1年半もの間、地域住民はどん底に陥れられ、苦しめられました。さらに議会での虚偽答弁、不必要な事務作業。どれだけ無駄な税金が使われたことでしょう。
税金と職員は、”平成グループ”の利潤追求のためにあるのではなく、市民福祉の向上のためにあるのです。                つづく

自分の家の前でごみ・し尿の事業所を受け入れることができますか? 市長答弁せず  真相⑤

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 "会社"のための虚偽答弁つぎつぎ
◯(伊藤千代子君)
ごみやし尿の運搬をした車は、洗車をしてきれいな状態で戻ってきますか。
◯市民部長
パッカー車は、ごみを下ろした後にその状態で戻り、バキュームカーは、し尿処理センターでし尿を下ろした後、ホース等の部分を洗浄して戻ります。戻った後、車庫に入り洗浄等行って衛生的に管理をしてある状態でございます。
◯(伊藤千代子君)
問題は住宅地で、し尿・ごみの収集運搬業をすることです。
働いていた人たちが「バキュームカーは洗車をせずに汚れた状態で戻るから結構においます」「パッカー車も生ごみが多いので、夏場は腐敗臭がして大変です」と言っていました。
住民への説明はどうしたのですか。
◯建設都市部長
開発業者は住民に「匂いは外に漏れて近隣の方々の生活環境に悪影響を及ぼすようなことはないと説明した」と報告書にございます。
◯市民部長
洗車設備も整備され、悪臭防止法、騒音規制法等の観点から問題が発生する施設とは考えておりません。


◯(伊藤千代子君)
市長は、自分の家の前にこのような開発を受け入れることができますか。
月形祐二市長、答弁せず
◯建設都市部長
今回の開発の案件は倉庫、車庫の建設。洗車設備も整備をされ、洗ったものは下水に流すという手法もとられます。
悪臭防止法、騒音規制法の観点から、問題が発生するという施設とは考えておりません。


◯(伊藤千代子君)
部長でも市長でも、自分の家の前で受け入れられるかと聞いているんです。
◯建設都市部長
法律に従って事務を進めるというのは基本。個人的な見解は、市長もわれわれ部長も差し控えさせていただきます。

◯(伊藤千代子君)
周辺には、住宅ローンで多額のお金を借りて家を建てた方とか、食べ物を扱う飲食店もあります。
皆さん相当な打撃を受けると心配しています。資産価値の下落、イメージダウン。…
昨年9月と12月に地元大石行政区と薫坂行政区が反対の陳情書を月形市長に届けました。
日ごろ、地域で溝掃除、安全・安心のまちづくりに協力をしている方々が、市長に直訴してこられた。その必死な思いを市長はどのように受けとめられましたか。
月形市長、答弁せず

◯(伊藤千代子君)
環境技研にごみ・し尿の収集運搬業の許可を与えているのはどなたですか。
◯市民部長
糸島市となります。
◯(伊藤千代子君)
市長の許可があるからこそ、会社はこの仕事ができます。
地域が反対するこの移転はやめてほしいと業者に市長からお願いをしていただけないか。市長の答弁でお願いします。
月形市長、答弁せず

◯副市長(谷口俊弘君)
先ほど来から、法律の範囲内で仕事をすることがいけないような言い方をされておりますが……
私ども行政に携わる者は、あくまでも法律に基づいて仕事をしなければなりません。

法律を遵守しながら仕事をする。今回の件も法律に抵触しない限り事務を進めていかなければならない立場にございます。
◯(伊藤千代子君)
では副市長は、自分の家の前であっても、し尿の収集運搬業を受け入れることができますか。
◯副市長(谷口俊弘君)
個人の見解は控えさせていただきます。
◯建設都市部長
都市計画法上、書類に不備がなく、用途にも適合しており、法令に合致した申請であることから受け付けを行い、県に副申をしたものでございます。
これが逆に、申請がされて手続上不備がないものを市が受け付けなかったということになると受領拒否とみなされ、行政手続法違反となります。


◯(伊藤千代子君)
随意契約で毎年2億5,000万円もの契約をしている業者です。信用が一番です。
市長はこの企業をどう思われますか。
◯市長(月形祐二君)
建設都市部長が申し上げたとおり、業者のほうが住民の方々にきちんと説明して、紛争を解決するよう努力していただきたい

◯(伊藤千代子君)
紛争の原因は、住宅地内でごみやし尿の収集運搬業をすることであって、ただ倉庫を建てるだけの問題じゃないのです。
開発審査会で会社は、バキュームカーを何台使って、どういう事業をするのか関係者に説明しましたか。
◯建設都市部長
場所、面積、建築物、業務内容について説明があり、パッカー車の台数も説明がなされています。
◯(伊藤千代子君)
紛争原因であるバキュームカーでどういう事業をするかを丁寧に説明をしたんですか。
◯建設都市部長
開発審査会当日、業者からは図面も提示して説明をしています。
◯(伊藤千代子君)
車庫の図面に入れる車の種類と台数は何と書いてありますか。
◯建設都市部長
パッカー車用車庫16台と記載がございます。
◯(伊藤千代子君)
本当は何台ですか。
◯建設都市部長
バキューム車5台、パッカー車8台、ダンプ1台、バン1台、軽トラック1台、合計16台だと認識しております。
◯(伊藤千代子君)
パッカー車16台は、虚偽の記載です。市は知っていたのになぜ会社がこの図面を出してきたときに注意しなかったんですか。
◯建設都市部長
私どももその時点ではパッカー車が16台という認識を持っておりました。…
(嘘です。市は知ってました。委託業者のパッカー車は税金で購入したものだから。詳しくは真相①②へ)。
以上、2016年3月議会の会議録から引用


                               つづく

市長から知事への調査副申書は
都市計画法違反
 バキュームカー車庫建設事件真相④ 

2016年1月20日、月形市長が(株)環境技研の開発行為許可申請書を「都市計画法上支障なし」と県知事に送付した調査副申書。(右は拡大)
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第1種住居地域における「ごみ・し尿収集運搬事業」を認めた都市計画法違反の公文書である
不正を行政指導すべき市役所が、利害関係者と共謀して不正を働けば、どんなに大きな損害を市に与え住民を苦しめるか。その悪しき見本のひとつだ。

(株)環境技研の開発行為許可申請書
申請日   2016年1月7日、
申請者   糸島市前原北一丁目6番34号
氏名    株式会社 環境技研   代表取締役 西原三枝子
開発行為の概要
1、開発区域の名称     糸島市志摩師吉大石●● 
2、開発区域の面積     1433.47㎡
3、予定建築物等の用途   事務所・倉庫・車庫の建築
4、工事期間年月日     100日間
5、自己の居住又は業務用か 自己の業務(=ごみ・し尿の収集運搬事業) 
7、工事施工者    住所 前原西五丁目1番31号
           氏名 株式会社へいせい   代表取締役 西原幸作 
           TEl 324-1111


あらためて「第1種住居地域」とは
都市計画法9条「第一種住居地域 住居の環境を保護するため定める地域とする」。住居地域のため、嫌悪施設は建てることができない
第1種住居地域で建てられる建物・施設は
1、住宅、共同住宅、寄宿舎、下宿、図書館
2、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、専修学校、病院、公衆浴場、老人ホーム
3、店舗(3,000㎡以下)
4、事務所(3,000㎡以下)
5、危険や環境悪化の恐れが非常に少ない作業面積が50㎡以下の工場
6、ホテル・旅館
7、ボーリング場、スケート場、ゴルフ練習場等(3,000㎡以下)
8、自動車教習所(3,000㎡以下)

予定地は住宅が密集する志摩の田園地域であった。隣接して高齢者施設があり、周辺には店舗やレストランもあった。ごみ・し尿の収集運搬事業所の第1種住居地域での建築は、都市計画法上、明白な違法建築だったのだ。
にもかかわらず、幹部が口をそろえて「法的に問題なし」と主張した。


行政の嘘で1年半も苦しめられた住民
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都市計画法に違反すると、さまざまな罰則がある。第91条では「詐欺その他不正な手段により、この法律の規定による許可、認可又は承認を受けた者」に対して、1年以上の懲役又は50万円以下の罰金」が科される。
だからこそ行政は、きちんとした調査を開発審査会で行う責任がある。
この件ではその調査・審査を市がやらないことで利害関係者の便宜を図った。
真っ当な市役所なら、開発審査会で部課長が「事務所建築後の業務内容は何か」と聞き、会社が「ごみ・し尿の収集運搬事業」と答えれば、「それは都市計画法上、無理。ここは第1種住居地域だから」と指導する。
ふつうはこれで終わり。
いや市の委託業者だから、聞かずとも事業内容はわかっている。
まともな市役所なら、はじめから会社に違法な申請などさせない。だからこんな紛争も起きない。
糸島市では「法的に問題なし」という行政の嘘で、地域住民は1年半の長きにわたって苦められた
のどかな生活が一変し、市と会社を相手に生活環境を守るため闘わねばならなかった。
「バキュームカー車庫建設反対」の横断幕、ビラ作り、駅での配布、署名集め、市、県との交渉、弁護士への相談、経済的に精神的に肉体的に、その間の苦労は計り知れなかった。
月形市長の「都市計画法上、支障なし」の副申書を見て落胆し、「もうだめだ」と寝込んだ人もいた。
4年前の10月26日、会社が突然移転計画を断念したときは「よかった、よかった」と心底安堵し、万歳した。
しかしそのときは、ここが第1種住居地域であることをよく知らなかった。「法律をクリアしている」という説明にごまかされ騙されていた。
いま違法な計画だったとわかった以上、住民と議会への虚偽説明、虚偽答弁を謝罪させねばならない。
あまりに市民を議会を馬鹿にしている。


上司の命令で不正な書類を作らされ押印した職員たち
刑事訴訟法で公務員には告発の義務が課されているが、絵に描いた餅。
虚偽記載の公文書に次々押された職員のハンコ。いつもながら若い職員たちが上司の命令で不正な事務に加担させられている実態に胸が痛む。


「住民をだますな!」「職員に不正な事務を命じるな!」
「法令を遵守せよ!」

審査委員の部課長は全員欠席 
 開発審査会はヤラセだった  真相③

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9月13日、地元の方が電話をくださった。
「ブログ見て驚きました。伊藤議員、書いてくださりありがとうございます」
「1年半もみなさん本当に苦労されましたね。当時の心労は言葉では言い尽くせないでしょう。実はあの土地が第1種住居地域だったことを私も最近知ったのです。申し訳ありません。調査不足でした」
「バキュームカーでの事業ができない土地だったのですね。ひどい話です。このことを多くの人に知らせてください」
「はい。それからほかにもまだ市が嘘をついていたことがあるんです」
「えっ、何ですか」
「あの開発審査会自体がニセモノ、ヤラセだったってことです。正式な委員は全員欠席していましたから」
その方は電話の向こうで絶句している様子だった。


部課長16人が全員欠席⇒審査会は成立していなかった
糸島市開発審査会規定では、建設都市部長が会長、委員は課長15人と定められている。
15人の課長とは、
①危機管理課長、②経営戦略課長、③地域振興課長、④生活環境課長、④都市計画課長、⑤建設課長、⑥施設管理課長、⑦農業振興課長、⑧農林水産課長、⑨農業委員会事務局長、⑩教育総務課長、⑪文化課長、⑫業務課長、⑬水道課長、⑭下水道課長及び⑮警防課長。
そうそうたる市の幹部。ところが…。

◯17番(伊藤千代子君)
平成27年4月23日の開発審査会には、建設都市部長のほかに何人の課長及び職員が出席していましたか。
◯建設都市部長
市から7名出席をいたしております。
◯17番(伊藤千代子君)
市から、課長が何人、職員何人とはっきり言ってください。
◯建設都市部長
当日、私は別の業務があって出席をしていません。
出席は、都市計画課から2名、農林土木課から1名、生活環境課から1名、危機管理課から1名、企画秘書課から2名の計7名でございます。課長ではなくて実務担当者が出席をしております。(2016年6月議会)

◯17番(伊藤千代子君)
会議をきちんと行う責任は開発審査会において誰にありますか。
◯建設都市部長
開発審査会の責任者は部長にあると思っております。
◯17番(伊藤千代子君)
部長は欠席で、誰に会長代理の職務を代行させたんですか。
◯建設都市部長
係長が私の役割を果たしております。
◯17番(伊藤千代子君)
委員は部課長です。幹部が責任を持った審査をしなきゃいけないのに、へいせいの審査は部長、課長が誰も出ていなかった。環境技研の虚偽をわざと見逃してやったようなものです。(2016年9月議会)

市は「委員全員欠席」という規定違反の開発審査会を職務権限のない職員に開かせ、そこに地元行政区長をよんで「環境技研の審査をした」という既成事実をつくりあげた。
会社に「審査会をパスした」「法令をクリアしている」というお墨付きを与えるために。
そう言えば、審査会に出席予定だった糸島警察署長が当日欠席したのは、「部課長が全員欠席のヤラセの会議に警察を呼ぶわけにはいかない」と日程変更の連絡をした疑いがある。
前原市のときから、目的のためには法令を踏みにじり手段を選ばない腐った体質があった。
不正に不正を積み重ね、利害関係者の便宜を図った保育所5件の無償譲渡やフォレストアドベンチャーへの森林公園無償貸付のときと全く同じ。特定業者とそのお友達のための「シナリオ通りの嘘とヤラセ」が蔓延し、市政を歪めている。


すべての事務に不正あり
業者の申請書~図面が虚偽の申請書。ごみ・し尿の清掃事業所建設を車庫建設にすり替え申請。
市の開発審査会~会長及び委員の出席ゼロの会議は無効。
市長の意見書~第1種住居地域で「都市計画法上支障なし」は虚偽。

私は①②の嘘、ゴマカシについてはすぐに気づいたが、③については今年の8月、資料を調べ直すまでわからなかった。
実に恐るべき市役所だと思う。
カネとヒトと情報を持った権力者が、法律に疎い市民をだますのは実に簡単なことだ。
次に当時の月形市長以下市の幹部の答弁を今一度みてみよう。

建設地はごみ・し尿の収集運搬事業所が建築できない
第一種住居地域 バキュームカー事件の真相


公文書その1 (株)環境技研の虚偽申請書
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申請書の図面には「パッカー車用車庫16台」と書いてあるが、本当はバキュームカー5台、パッカー車8台、ダンプ1台、軽トラック1台、バン1台だった。

2015(平成27)年4月23日、開発審査会で会社は虚偽の図面にそって開発計画を口頭で説明した。
市の委託業者である環境技研に、パッカー車購入資金を1台1千万円で提供しているのは糸島市。
市民部生活環境課がパッカー車の台数を把握しており「知らなかった」は大うそである。
開発審査会とは建設都市部長が会長で、関係各課の課長が委員を務め、地元の行政区長やときには糸島警察署長も出席する重要な会議。
マンションや工場、パチンコ店等々、市内の様々な開発申請について審査し、それに基づいて市長が県に意見書を提出、それをもとに県が許可、不許可の判断をする。
市は図面の虚偽記載が発覚後も「車種は関係ない」と会社をかばい、平然と事務をすすめた。

公文書その2  市長が「都市計画法上 支障なし
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2016(平成28)年1月20日、月形祐二市長は、環境技研の開発行為を法的に「支障なし」とした意見書を県へ送付した。
住民が「住宅地にバキュームカーの車庫建設をやめてほしい」と訴えたが耳を貸さなかった。
しかしこの公文書の右側を拡大してみると…「第一種住居地域」の文字が。

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第一種住居地域とは、都市計画法9条で「住居の環境を保護するため定める地域」であり、し尿やごみの収集運搬事業所は建築できない地域!
つまり市は、環境技研に都市計画法では事業が不可能な地域に、ごみやし尿の収集運搬事業所を作らせようとしていたのである。
市と会社はこの事実を1年半も隠して、「法律をクリアしている」と嘘をつき続けた。
卑劣というほかない。

真相
会社は二丈にある事業所の移転先を志摩に求め、以前から市に相談していた
しかし、営業上最適と見つけた土地が第一種住居地域で、ごみ・し尿の収集運搬を目的とした事業所の建築は法的にできない場所だった。
申請しても県は不許可にするだろう。それでもあきらめきれない会社。
「どうすれば法律をクリアできるのか?」
法律に詳しい者たちが知恵を絞ったにちがいない。
「バキュームカー、パッカー車の車庫建設なら、車庫をつくるだけだから県は許可をする」と。
委託事業の許可は市長が行うので、建物さえ完成すれば市長の許可で事業を開始できる。名案だ。
廃棄物の事業所建設ではなく、車庫の建設にすり替えて申請し、開発審査会、市長の意見書と計画はスムーズにすすみ、あとは県の許可を待つだけとなった。

しかし想定外だったのは、住民の粘り強い反対運動だった
横断幕を張り、ビラを配り、反対署名を集め、「法律をクリアしている」と言う市と会社を相手に、生活環境を守るため必死にがんばった。
裁判をも辞さない覚悟を見せて闘った。
一方、推進者らは困惑しただろう。
住民訴訟になれば、そこが第一種住居地域であることがバレてしまう
3階建ての立派な車庫と事務所を建築しても、廃棄物処理の事業ができなければ意味がない。
2016(平成28)年10月26日、計画断念の通知が会社から市へ届く。
住民にとって、1年半の長い苦しい日々がやっと終わった。

都市計画法違反の事業を「支障なし」と書いて県に送った月形市長
お友達の平成グループ会長=(株)へいせい社長のためなら何でもする人だと思った。
虚偽公文書作成が犯罪であることに目をつぶり、会社の虚偽記載を見逃す=許す。
そして議会は市の不正を完璧にスルー、黙認する=許す。一事が万事。次から次に。


忘れてはならない事実 平成28年6月議会会議録より
虚偽の図面を作ったのは(株)へいせい
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ごみ・し尿の事業許可は市長の権限
◯17番(伊藤千代子君)
環境技研に、ごみと浄化槽、清掃業の許可を与えているのは誰ですか。
◯議長(谷口一成君)
 金谷市民部長
◯市民部長(金谷康彦君)
 許可につきましては、糸島市と、糸島市長が行うという形になっております。

バキュームカーをパッカー車と偽って
開発審査会をパス
 バキュームカー車庫建設事件の真相①

建設都市部長「パッカー車16台と思っていた」
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(株)環境技研が志摩大石の住宅地の中にバキュームカーとパッカー車の車庫を建設し、し尿とゴミの収集運搬業をするという問題で、私が反対住民から相談を受けたのは2016年2月のことだった。
それから3月議会、6月議会、9月議会と取り上げ、議会ニュースで知らせた。
会社が住民に嫌がられるバキュームカーをパッカー車と偽った図面を市に提出し、開発審査会をパスしていたことが判明した。そのときの答弁が上の写真。

詳しくは3月議会の質問をごらんください。


2016年10月26日、ついに会社は移転を断念
虚偽の図面を作成したのは(株)へいせいだったことが6月議会でわかった。
そして10月26日、会社は移転を断念する。住民の粘りの勝利だった。
地元議員として議会で最初に取り上げ、住民とともに奮闘した栁明夫議員の尽力も大きい。
忘れてはならないのは、市が困っている住民の側に立たず平成グループにまったくモノが言えなかったことである。
法令順守、企業倫理が糸島市には欠けていると思った。それが今に続いていると痛感する。


2016年のちよ便り
540ED477-F218-4B42-B0AB-21FB538BA4AC 開発審査会で虚偽説明

88050ABD-0074-4A34-BE5F-AD1841CC8B67 住民 泣き寝入りはひどすぎる

A77EC8CF-2E59-46AA-8C68-67B997C2A0B9 笑顔が戻った



関連ブログ

ああモノ言えぬ市役所よ…

平成にモノ言えず集めた署名は紙くずとなりぬ

環境技研がバキュームカー車庫建設を断念!

コロナ禍で広がる格差貧困
平成グループとの随意契約



「コロナで子どもが雇い止めに…」
コロナ禍で実に多くの人が、思いがけなく収入の道が絶たれ、困窮しています。
先日お会いした方が「年金でほそぼそ暮らしているところへ、都会からコロナで雇い止めにあった子どもが帰ってきた」と言われました。
なんとか就職したが、給料の安いのにびっくり。
「息子は30才を過ぎているのに日給、月給で食べるのがやっとです」とのこと。
派遣労働がまん延して以来、年収200万円以下の貧困ラインで働かされる若者が急増しているのです。
「結婚できない」「生活が苦しく、子どもを持てない」という若者世代の悩みを国や自治体は真剣に受け止め、真面目に働いたら暮らせる社会へ、税金の使い道を変えるべきです。
格差と貧困が連鎖する社会は、希望がありません。

平成グループとの随意契約2件で約6億円
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これは4月1日と5月1日に市が結んだ契約書の一部。随意契約で毎年必ず締結します。
(株)環境技研と(株)環境設備公社は、どちらも西原幸作氏が会長を務める平成グループの企業で、社長は2社とも御子息の金城一寿氏。
契約額は環境技研が約2億7千万円。環境設備公社が約3億5千万円であわせて約6億円。
昨年度の正確な数字は9月の決算委員会で質疑し、お知らせします。


糸島市にとって平成グループは最大の利害関係者
西原幸作氏が社長を務める(株)へいせいは、雷山運動公園事業における落札者の一員です。落札率99.99%の事業契約(約57億7千万円)議案が、6月議会で議決されたばかり。
さらに西原社長が大口地権者となっている広大な山林は市の産業団地に指定され、職員が販売の事務を行っています。
市長が提案し、議会が議決することで、平成グループは年々大きく業績を伸ばしてきました



至れり尽くせりのごみ収集運搬委託
環境技研などのごみ収集運搬業者への委託は長年随意契約で行われ、委託の仕方も公務員並みの人権費、4年に1回パッカー車代を1000万円支給するなど、至れり尽くせりの内容になっています。
これについては、2011年12年月議会の古川忠正議員(共産党)の質問と私の2015年6月議会の質問をごらんください。

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糸島の風11号 議会報告

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糸島の風30号 議会報告

ゴミ収集運搬業は、市民生活に密着した大切な公務労働であり、労働者の人権を守るためにも適切な委託料を支払うのは当然です。
しかし世帯割で高い委託料を市が支払っているのに、住民サービスには実に種々の問題があります。

99.99%の入札価格が満点の評価
雷山運動公園の事業者選定


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雷山に建設される運動公園

契約の相手方と契約金額
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清水建設、(株)へいせい、松吉建設等が行う建設費は45億円

今回の入札結果「落札率99.99%」は明らかに高い
もしこれが落札率90%だったなら、5億7千万円以上の税金が節約できたはず。
そうすれば、貧困対策やコロナ対策などの事業にもっと予算を回せたではないか。
糸島市は今後、教育、福祉や公共インフラの維持に多大な予算が必要になる。
市は財政難で小さな工事なども入札で価格を下げる努力を必死にしている。
しかし今回の50億を超える大型事業の業者選定では、落札率99.99%の入札価格を審査委員会は最高点で評価していた。
いったいどういうことなのか?

   「価格審査の結果は以下の通り」 (入札価格は税抜き) 
項目      合人社計画研究所グループ
入札価格     5,245,066,241円=52億4506万6241円  
価格評価点    250点=満点


価格評価の最高点は、250点。
事業者選定委員会の審査結果で、落札率99.99%という予定価格ぎりぎりの入札価格が、なぜ最高点をゲットできたのか?
それは価格評価点の出し方(得点化の方法)にあった。

                     入札参加者のうち最も低い入札価格
価格評価点=価格審査の配点(250点)× -----------------------------------------
                        入札参加者の入札価格


1者入札のため、入札参加者のうち最も低い入札価格=入札参加者の入札価格。
よって、250点×1=250点(最高点)

この審査方法なら、1者入札である限りどんな高値で入札しても、必ず最高点を得ることができるというわけだ。

市の執行部は入札以前から「本事業はDBO方式の設計、施工、管理一括方式であることから、価格点を高くする必要はない」と、高値落札を容認する言動をしていた。
審査会でも「本事業はDBO方式の設計、施工、管理一括方式であることから、従来方式に比べ、事業費は抑えられていると考えており、価格点を高くする必要もない」と委員に述べていた。
DBOが絶対に価格が安くなるという根拠はどこにもない。
1者入札なら、かえって高値で落札されてしまう。
審査委員会の大学の先生方や一般市民の審査委員は、市の窮迫した財政事情まで詳しくご存じなかっただろう。
高値落札の入札結果による市への負担。利用者を過大に見積もったとしか思えない今回の事業費。
この結果は執行部の責任が大きいと言わざるを得ない。

背振山系に巨大風力発電計画


7月16日付の佐賀新聞によると、大和エネルギー(大阪本社)が唐津の七山と糸島の二丈にまたがる背振山系に2026年の運転開始をめざし、風力発電事業をすすめている。
高さ160メートルの風車は巨大である。(可也山の高さ365メートル)
風車1基3200キロワット、10基程度の予定という。

議会にはまったく話がないので詳しく知らなかったが、生活環境課で会社の環境配慮書が公開され、意見を8月11日まで求めていたので、私もネットで読んで意見を会社に送った。

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糸島市は福岡県で唯一、玄海原子力発電所のUPZ圏内にある。二丈は20キロ弱しかない
トイレなきマンションと言われる原発の危険性。福島での原発事故の悲惨さを思うとき、再生可能エネルギーへの転換は急務だ。
ただ巨大な風力発電の及ぼす生態系への影響もまた無視できない。
とくに山頂付近の広大な地域の森林開発とそれによる生態系の破壊、自然災害の問題等である。
市の話では、風車はすべて唐津市に建つらしいが、自然環境への影響はどうなのか?

建ててしまうと巨大なゆえに簡単に撤去できない
十分な調査検討が必要だと思う。


市民のみなさんへ
この夏も戦争の悲惨さと平和の大切さを考えさせられました。
平和、環境、生活。切に守りたいと思います。
「広報いとしま」の8月15日号。魯迅と鎌田誠一の記事に心打たれました。

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入札の前に会うんだね~どっちが市長だか?
57億7千万の雷山運動公園整備事業業

市始まって以来の巨額の入札結果を市長が発表したのは今年の3月31日
入札公告があったのは、去年の12月2日。
この写真が撮影されたのは、その数か月前。
政治倫理条例など皆無の緊張感のなさ。それが1者入札、落札率99.99%に表れたのでは…と疑念がわく。
巨額の事業を請け負いたいと、発注権者の市長に近づき情報を得たい業者は多い。
市にとってマイナスになる情報が、いつ企業側にもれるかわからない。
その責任を市のトップは常に自覚すべきではないのか。

総合評価方式の入札制度は、提案書を書かねばならない
57億7千万円という大事業を請け負うためには、何百ページも提案書を書かねばならない。
市から情報を取り寄せ、現地調査をし、入念な準備をしないと提案書など書けない。
他に事業者の動きがなかったら応札者が1者になることぐらい、市には想定内だったろう。
そのことが利害関係者に漏れていなかったか?


市民のみなさんへ
市長は、市民に替わって年間数百億円という仕事を発注する権限をもったエラい人(発注権者)。
市長個人のお金ではない。すべて税金ですから、その契約が公平で透明性があるように努めねばなりません。
先週、福岡市で公務員をしていたという方が電話をくださいました。
「こんな高値落札の入札を続けていたら市の財政は破綻しますよ。市民の負担が増えて大変になる」と心配しておられました。同感です。
利用者が半分しか見込めない提案書であるのに、なぜ問題にならないのか?
必要以上にでかい建物を建てるのはなぜか。


2019年3月議会で馬場企画部長は雷山運動公園の事業者選定について「談合等がないというふうな形でやらせていただきます」と答弁したが、果たしてどうだったでしょう?
市の答弁2019年3月議会

コロナ禍で多くの人が生活に困窮し、先の見えない不安が社会に満ちているとき、こんな高値落札の1者入札を見過ごすことはできません。
2016年2月、きららの湯の無償譲渡で、建設産業常任委員会に説明にきた馬場健康増進部長は「民営化でうまくいく」と言いましたが、そうなってはいません。


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みんな友達きららの湯の無償譲渡

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社長と市長は友達
7月20日「きららの湯をただでやるな!」の裁判を傍聴して家に帰り、夜、糸島新聞を読んでいたら、ある団体の広告が目にとまった。
懇親と奉仕を目的にした世界的にも有名な由緒ある団体で、主に会社の社長さんや事業主さんたち70人位で組織されているクラブが、暑中見舞いの広告をだしていた。

会員名も掲載されており、ずらり並ぶ取締役の中に「糸島市市長 月形祐二」の名前があった。
それになんと二丈温泉きららの湯をタダでもらった日食システム(株)代表取締役社長の名前も。

2人は同じクラブのお友達だったんだ。
「ああ…だから、日食システムが応募に必要な決算報告書を出すことができなかったのに、市長は応募を認めてあげたんだな…」

社長が別な会社の取締役としてこのクラブに所属していた頃、月形市長は自民党の県議だった。
長い付き合いなのに、議会では全く会ったこともない他人のように「無償譲渡」の議案を出したよね。
原告住民はね。一生懸命募金を集めて弁護士さん雇って、3年も「市の財産をただでやるな!」って裁判を続けてきたんだよ。それなのに。
市長はこの3年、ただの一度も住民の声を聞きにきたことないじゃない。
なのに、温泉ををタダであげた社長さんとは、同じクラブでプライベートにお友達付き合いをしてたんだ。
懇親会で、ゴルフで、新年会や総会で、この裁判中も友好を深めてあったのね…と思うと、いささか腹がたった。


社長と議員も友だち
この名簿には、糸島市議会副議長の堀田勉議員の名前もあった。
堀田議員と言えば、きららの湯を無償譲渡する提案にもっとも熱心に賛成の立場で質疑なさった議員だよ。●堀田勉議員「よう応募してくれた」  こちらをクリック
つまりさ、こういうことね。
きららの湯を無償譲渡する議案を提案した市長
きららの湯の議案に熱心に賛成した議員
きららの湯を無償譲渡された社長
この3人は、長年のお友達だったってこと。
糸島市には3千以上も業者があるんだよ。これは偶然? 
事前に打ち合わせしてたんじゃないの?って疑っちゃうよ。

もう一人、議員では平田雅紹議員の名前もあった。
平田議員は昨年の12月議会で、きららの湯について一般質問し、最後に日食システムへの無償譲渡を評価したよね。


市の利害関係者がずらり…(株)へいせいの社長も
この名簿には、きららの湯以外にも多額の財産を無償譲渡された法人や、公共施設に自分の会社をつくってビジネスしている社長さんの名前まで載っている。すごいなあ。
昨年度、雷山運動公園事業で、落札率99.99%を成し遂げたグループの一員、(株)へいせいと松吉建設(株)の代表取締役の名前もあった。本当にすごいね。

市長の力は絶大
年間、何百億円ものカネ(税金)を動かす。
契約したい業者は山のようにいる。
私は思う。
「政治倫理条例上、いかがなものか?」

市民のみなさんへ
糸島市社協ニュース「みんなのふくし」によると、令和元年度にフードバンクと協力して生活に困窮した方々へ食料を配布した件数は、43件だったそうです。
コロナ禍の今年は、相当増えるでしょう。
今日、あしたの食べものがないと来られた時、あたたかな対応ができる市役所でありたいものです。
ある障害者の方が、書類の申請を書くのが大変だったと言っていました。
コロナ禍の中で、派遣切りや閉店するお店も。
困難なときこそ、政治家が誰の声を聴くかは、とても大切ではないでしょうか。

 胸をうつ二丈住民の証言
~きららの湯をただでやるな!裁判傍聴記

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 7月20日、二丈のHさんが裁判所の証言台に立ちました。簡潔に紹介します。

1、はじめに (Hさんの陳述から)
 私は定年退職後妻と一緒に福岡市西区から糸島市二丈吉井に移住してきました。二丈の自然豊かな環境に惹かれたからです。・・・旧二丈町がきららの湯を設立し、しばしば孫たちを連れてきららの湯を訪れていました。(しかし合併後、きららの湯は前原の会社に無償で譲渡され、翌年には利用料が値上げされた)。
 
2、値上げ問題について
 糸島市は去年7月にロッカー料金と称して実質的に入湯料を10円値上げすることを容認しました。また同じ年の10月には入湯料そのものを100円値上げすることを容認しました。これらの値上げを容認した糸島市の姿勢には憤りを感じざるを得ません。
 10円、100円という大した金額ではないように思われるかもしれません。しかし、年金生活の高齢者にとっては大きな問題です。ご夫婦で通っていた方も値上げをきっかけに通わなくなったそうです。健康増進が必要な高齢者が通えないようになっているのです。
 糸島市には「まむしの湯」という民間の温浴施設があります。「まむしの湯」は、弘法大師にまつわる伝承のPRや月に2回70歳以上の高齢者を対象にした無料入浴日、お客さん1名からのバス送迎、そのほか季節折々のイベントなど、地域とつながりを深めながら集客を図っています。風情が感じられてとても気にいっています。
 他方、日食システムが経営するきららの湯はどうでしょうか。
 きららの湯には、豊臣秀吉が茶会を開いた際に深江の水を使用した史実があります。
しかし、きららの湯では、「まむしの湯」のように、その史実を発信したり地域住民や観光客が魅力に感じるような企画を実施して集客を図るようなことはほとんどしていません。
 日食システムは、ほとんど経営努力をすることなく安直な値上げを申し入れ、糸島市もそれを容認してしまったのです。

3、最後に
 きららの湯は、もともとは二丈町民の財産です。なぜ旧二丈町町民をはじめ糸島市民に納得のいく説明をしなかったのでしょうか。合併するまでは、二丈町のことは二丈町で決めている実感がありました。
 今回の裁判は、きららの湯を守りたい、文化遺産を子孫に残したいという思いを実現するため、また市民のための糸島市政を取り戻すための裁判です。裁判官の方々におかれましては、糸島市民の心情をご理解いただき、公正な判断を切望するものです。
(以上、Hさんの陳述から)

月形市長は市民の意見を聴いていなかった!
◯17番(伊藤千代子君)
 市はきららの湯を民間業者に無償譲渡を決定する前に、市民の声を聴いたか。
◯市長(月形祐二君)
 市民の皆様の御意見についてはお伺いしていない。
(2016年9月議会での議案質疑より)


 市民のみなさんへ
 市民が温泉やプールを使って健康になれば医療費が下がり、税金の節約につながります。健康増進施設「きららの湯」を無償譲渡するにあたって、医療費の削減とか介護費用が節約できるとかの経済的メリットについて検討をしたのかと市にきくと、全く検討していませんでした。
 市民の財産なのに「無償譲渡ありき」だったのです。

赤字になっていたきららの湯の経営
「きららの湯」をただでやるな! 裁判傍聴記 7月20日


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2017年に民間会社に無償譲渡されたきららの湯
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旧二丈町がおよそ8億5千万円で建設

 2020年7月20日、福岡地裁で開かれた「きららの湯」をただでやるな!糸島市住民訴訟、14回口頭弁論の傍聴に行ってきました。そこで驚いたのが、住民側の弁護団が明らかにした無償譲渡後の会社の経営状態でした。赤字だったのです。

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    収入支出の残高一覧表(情報公開による)
 
弁護団は以下のように述べました
「これを見れば、平成29(2017)年度以降一貫して収入を支出が上回っており赤字の状態が続いていることがわかります。令和元年度の赤字が実に1972万1601円に上っています。」
 そして「日食システムがどのように赤字を補填し資金繰りを行っているのかも全く不透明」と述べ、「日食システムが移譲の条件である『安定的な運営が継続できる法人であること』を満たす企業ではなかったことが実証されています」と結論づけました。

施設をただで貰って赤字経営とは!
   谷口副市長「運営能力は十分にあると判断した」
     (無償譲渡直前の議会で市は何と答弁したか?)
2017年3月議会一般質問
◯17番(伊藤千代子君)
社長は、申請書に「応募に際し、応募要件を満たしていることを確約します」と書いている。応募書類を3期分出せと書いてあるのに1期分しか出していない。虚偽の記載だ。ずうずうしい。これを見逃したのは誰の責任か。
◯副市長(谷口俊弘君)
御指摘のとおり、日食システムは平成26年6月に設立された会社で、3期分の決算書を示す資料はない。だから1年分の決算について審査を行ない、運営能力は十分にあると判断した責任を問われるようなことはない。


市民のみなさんへ
 そのそも日食システムは、会社設立2年。きららの湯でテナントを借りて食堂を始めたばかりの会社でした。応募には決算書類を3期分提出する必要があったのに、一期分しか出さず、温泉やプール事業の実績がまったくない会社。それを「運営能力がある」と判断し、きららの湯を無償譲渡した市の責任は重大です。
 市の幹部は、会社の経営状況を正しく見る能力に欠けているか、わざと見て見ぬふりをしたのか、そのどちらかです。きららの湯の前には、存在しない法人を「ある」と偽ってヤラセの業者選定をしており、不正が疑われて当然です。(…つづく)

きららの湯の無償譲渡に関する年表
2003年 きららの湯本館完成 8億3100万円
2009年 きららの湯別館完成   7000万円
2010年 前原市と二丈町、志摩町が合併し、糸島市が誕生。
2012年6月議会 井上健作議員が「民間が有効活用を期待している」と述べ、谷口俊弘副市長が「民間委託も含めて検討する」と答弁。
2014年 (株)日食システム設立。きららの湯で食堂を始める。
2016年9月議会 きららの湯の無償譲渡の議案を市民福祉常任委員会で審査、採択。議決。
2017年4月1日 月形祐二市長が日食システムと無償譲渡の契約を結ぶ。
          

《きららの湯の無償譲渡の議案を審査した市民福祉常任委員会》
委員長 井上健作(自)  副委員長 松月よし子(自)
委員  浦伊三次(自) 徳安建成(民) 三嶋俊蔵(自) 黒田公二(公)


詳しくはこちらをクリックしてください。
谷口俊弘副市長「責任を問われるようなことはない」

堀田勉議員「よう応募してくれた」  

井上健作議員「現地調査はしていない」

「バカと言ったら人権侵害か」~2013年浦議員の質問から

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    議員には品性と法令順守が必要


2013年(平成25年)6月13日の一般質問 
 これは、農林土木課の担当課長が過重勤務とパワハラを訴えて自殺した日からちょうど3年前目となる6月議会でおこなわれた一般質問。質問者は建設産業常任委員会委員長の浦伊三次氏。議場で幹部職員に「オマエら、答弁が違おうが!」と怒鳴ったり、平成関連の質問をする私に散々ヤジ(暴言)を飛ばしてきた人が、人権について何を語ったのでしょうか。

◯18番(浦 伊三次君)
 よく会話で、「ばかやないな」って、「ばかか」っていう言葉を使うことが私はありました、あなたたちはないでしょうけれども。人権侵害ですか、これ。お尋ねします。

◯人権福祉部長(井上日出海君)
 「ばか」と言ったほうの気持ちもあるかもしれません。本当にばかなのかということ。そうじゃなくて、昔から「あんたはばかやね」っていう分もあるでしょう。ただやっぱり一番は、受けたほうの気持ちだと思っていますが、これが人権侵害に当たるかどうかというのは断定はできませんけれども、おそれはあるというふうに考えております。

◯18番(浦 伊三次君)
 僕が誰かに「ばかか」と言ったときに、その誰かは別に何も感じらんやったと。ところが、横におる人が「人権侵害やろうもん」と言うと、この横におる人は人権侵害やら言われる必要ないでしょう。別の人に僕は「ばかだ」って言ったんですから。それはおかしいでしょう。どうですか。言われた本人が言うんでしょう。

◯人権福祉部長(井上日出海君)
 私もそこまでは詳しくは、正確に答えることできませんけども、やはり言われた方が本当にきつかったり、言えないときもあるかもしれません。ただ、人権は自分も守らにゃいかんし、相手も守らにゃいかんし、そこにおったらみんなで守っていかなきゃならないということあると思います。
 したがいまして他人が「それはおかしいんじゃないですか」ということもあり得るというふうには思います。

◯18番(浦 伊三次君)
 「ばかか」「ばかじゃなかや」と言われたほうが腹かくならわかるんです。私の人権ば奪いなんなって。
 至らんこと言われんですね。何か言うと人権侵害と言われるけん、どうもこうもならんね。はっきり言うて、そうなると、世の中というのはおもしろくないっちゃないかなと私は思いますが、考え方はどうですか、部長。

◯人権福祉部長(井上日出海君)
 ・・・言葉がりだけではやっぱり人権侵害とは言えないというふうには私は思っております。(略)
 本来、人権侵害に当たるということであれば、専門機関である、例えば、法務局、このあたりで徹底的に調べられて指導もされますし、場合によっては大きな話になると侮辱罪だとか、そういうような形で立証されていくというふうに考えております。

◯18番(浦 伊三次君)
 なら、こういったことはどうですか。今度、浦志に新駅をつくるということがもう決まりまして、いろいろ活動しているんですけれども、新駅期成会会長松本嶺男、及ばずながら私もその期成会の3人の職務代理者、要するに執行部ということになります。
 九星飲料が基本設計料2,300万円寄附された。松本嶺男の口座に入っとると。松本の口座じゃないんですよ。期成会の口座なんです。あたかも2,300万円、松本嶺男の金のごと言われた。本人はたまったもんやないですよ。(略)
 もう1つ、浦志のため池、代表名義、もう言いますめえ。代表名義の方(小島忠義議員)、あたかも自分の土地を売るように言われると、大もうけしてあると、冗談じゃないて、個人の懐(ふところ)には入らない。
 本当にそれはある意味で人権侵害に当たるのかどうか、本人たちが痛みを感じるのかどうか。私自身も職務代理者という立場でございますから、何か俺も一緒になって、あの2,300万円使うたっちゃなかろうかというふうに思われても、たまったもんじゃない。本当にそういったのは人権侵害に当たるかどうか。
 言われた市長なり、こちらから答弁できませんので、名前を出された方については、本当にどげな思いなのかを聞かせていただきたいと思います。

◯市長(松本嶺男君)
 この議会の場で、公の場で私に関連しまして、松本個人の名義の通帳に市民の貴重な浄財を個人名義に入れて、どうちゃらこうちゃらしよるような印象を与える、そういう意味では非常に心外、いじめだと私は思います。
 この際言わせていただきますけれども、ある市議会議員の方(伊藤千代子)のブログ、全国みんなが閲覧可能なブログにこういうことが書いてあります。事実だけ申し上げます。
 4月23日の私に対するブログ。市長自身が相当なパワハラ人間。2月3日、倫理観のない常識外れの市長、こう断定されました。2月1日のブログ、市長はうそとやらせの天才、決めつけられております。
 極めて心外で、これはいじめ、いわゆる議員という資格を持った方のパワハラ、人権侵害でございます。非常に遺憾でございます。

◯18番(浦 伊三次君)
 きのうでしたが、(女性に暴行して逮捕され)議員をおやめになった方と久しぶりに会いました。向こうから先に言われた。私は自分でやめたって、議員を自分でやめたって。ブログには私がやめさせたって。これは天と地の違い。あんたはやめさせられたげななって言われるとと、自分でやめたげななって、これは全然違う。非常に腹かいてあったんです。本当に興奮するのも当たり前だなとつくづく思った。・・・
 本当に人権というのは難しい。つい思ったことが出たときには、人権侵害になるということで、本当に私としては心許せる人としか話したらいかんとかなと思うと、小さな小さな行動しかできなくなる。
 伸び伸びと、人と人の心が通じるような人間になりたいなと思い、糸島市も人権宣言というならば、もう少し人権に強く取り組むべきやないかなと思いますし、余り至らんこと言わんほうがいいかなとつくづく思うようになりました。(略)…
 私の一般質問はこのくらいで終わりたいと思います。ありがとうございました。

市民のみなさんへ
 女性議員を「オマエ」、職員を「オマエら!」と怒鳴って平気な議員が何人もいました。倫理、常識のない議会は異常です。
 私は去年の3月議会で寺崎強議会運営委員長に「黙れ!オマエは帰れ!」と怒鳴られました。役職議員にはだれもモノが言えない。だから平気です。
 ところで松本嶺男前市長は、私に「嘘とヤラセの天才」と書かれて「いじめだ」憤慨しています。しかしこの7年間、名誉毀損で訴えてこなかったところをみると、ご本人も自覚しておられるようです。

「議会をなめとおとですか?」
~反省すべきは議員です 

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2011年3月議会会議録55、56ページ。

私への懲罰が行われた2011年3月議会では、浦伊三次議員(建設産業委員長)が「議会をなめとおとですか?」と教育部長に詰め寄り、結果、気に入らない発言を削除させました。

浦 伊三次議員
 議案第7号について質疑を行います。
 この糸島市青少年育成基金条例、これを見ましたときに、本当にいい条例ができたなと、まず思いました。内容を検討しますと、何じゃこれはということになりました。
 まず思いますけれども、糸島市青少年育成というのは、育成とはいかなるものなのか、どういった考えでこういった条例が育成という言葉で出たのかをお尋ねしたいと思います。
 第2点、糸島市に住民票を持った青少年だけしか対象にならないということについて、この基金、936万円を基金として青少年に与えられるわけですけれども、青少年の育成について色分けがあるんでしょうか。

教育部長
 青少年育成とはということでございますけど、これは青少年を地域社会でみんなではぐくんでいくと、育てはぐくんでいくという意味でございます。・・・・・・
以下の発言はすべて議長が取り消す。

浦 伊三次議員
 いつの常任委員会で説明があったんですか。すべてそういうふうに──説明されましたか。糸島市以外はだめだということも聞いておる委員会もあります。それで、説明については、どこの委員会でも同じようにしてもらわんと協議の対象にならん、はっきり言って。あっちでいいこと、こっちでいいこと言ってもらったら困る。大体議会ばなめとおとですか、はっきり言って。
だめだって言ったでしょう、多くの議員聞いているんじゃないですか。確かに市外から来た子供、市内の子供、団体競技であんた3万円もろうたげななあ。私はもろうとらん。また個人競技で、市外から来た子供、私はタダやった、何もない。市内の人は3万円と、オリンピックやら国体で出たときですね。
 非常に何かそこに、そこにですよ、この条例の題名に反するような何か起こってくるんじゃないか。育成だけなら黙っておったっちゃ子供は太りますよ。健全に育成せないかんとでしょうもん。そこを、僕は少なくていいから、多くの方にやっていただきたい、金額はと思います。
 それで、何で3つの委員会、言うたことはだめだと言っておきながら、この場になって変わるのか理解がでけんが、部長、どういった考えで変えられるんですか。

教育部長 
議長が発言をすべて取り消す。・・・・・・・

浦 伊三次議員
 誤解を招くような言葉を言って申しわけありませんじゃ終わらんですよ、はっきり言って。みんな同じように聞いているんですから。それ今になって誤解を招いたような言葉を使って申しわけありませんと、本当のことはどれですか。もう一回提案しますか、出しますか、教育部は。出せんでしょう。その言葉だけで答弁というか、説明だけでは、どこまで僕らは信用してよかかわからん。
 議長にお願いします。暫時休憩を求めます。

有田継雄議長
 ここで暫時休憩いたします。

     (午前10時58分 休憩)
     (午前11時26分 再開)

有田継雄議長
 再開いたします。
 菊池教育長。

菊池俊秀教育長
 大変御迷惑をおかけしております。
 先ほど浦議員のほうから御指摘がありましたように、各3委員会での説明の内容と浦議員の質疑に対する回答の内容が違っておりますので、2回目の部長の回答につきましては、申しわけございませんが、撤回をさせていただきます。(略)
 
有田継雄議長
 教育長からの訂正の申し出があっております。議長において教育長からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定しました。


 市民のみなさんへ
 教育長が謝罪し、教育部長の答弁を撤回してその場を収めた一幕は、道理が通らない糸島市議会の尋常ではない実態がよく表れています。
 議会が、不正を追及する議員を大勢で攻撃したり、職員を恫喝したりする場になっていたのです。
 
【注 市長やへいせい社長と飲食していた建設産業委員長の浦伊三次議員は2018年に引退するまで、市議会において長い年月、委員長、議長として大きな影響力を持っていた。歴代議長及び議会運営委員会は、与党議員の暴言をすべて黙認、スルー。】

6月議会報告ちよ便り22号できました

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懲罰で「癒着、馴れ合い」の発言を削除され

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2011年3月議会の会議録から
写真 懲罰動議を提出されたときの私の弁明(会議録235ページ)
写真 懲罰決議直前の弁明(会議録244ページ)

2011年3月議会
 2011年3月議会で、1月5日の晩、松本嶺男市長が(株)へいせいの社長と前原商店街の小料理屋へ入り、そこで建設産業委員長らと同じテーブルで飲んでいたことについて、私は一般質問で取り上げました。
「開発行政の問題点と政治倫理、公務員倫理について」
 私は長年、市政を腐らせているのは、市と議会と業者の癒着・馴れ合い、与党議員の異常なパワハラだと考えてきました。

 一般質問では、政治倫理のところで「市長と業者の密な関係」について取り上げると、予想通り市長派議員らからすさまじいヤジが飛び、発言停止にされると思った私は、会議録に事実経過を載せるために一気に発言を続けました。
 議員のパワハラについての件では、前年、議会会期中に自殺した職員が、〇議員のパワハラに苦しんでいたことを述べました。すると議場は騒然となり、カンカンになって怒った議員らは「共産党は出ていけ!」「伊藤をつまみ出せ!」と怒鳴ったりしました。

 私は懲罰委員会にかけられ、四面楚歌の中で責め立てられ、一般質問の「癒着・馴れ合い」発言は虫食いのように削除されました。
 彼らは議員控室でも口々に私を非難し、「オマエは市長の人権と業者の人権を侵害しとうとばい!」「発言を取り消せ」と恫喝しました。
 私は「本当のことだから」と発言取消を拒否し、思いました。
 「この人たちは市長と業者の番犬みたいだ」と。
 
 懲罰委員会委員長の報告は「伊藤千代子議員を出席停止1日間」。賛成多数で採決され、私は退場させられました。
 議会は多数決。そこにコンプライアンスがなければ、ただの恐怖政治です。
 糸島市議会で、懲罰3回、辞職勧告2回の罰を受けたのは私だけ。市長派議員が女性に暴行しようが、覚醒剤で逮捕されようが、たいしたことではないのです。
 
 
市民のみなさんへ
 今朝は1週間ぶりに透き通るような青空を見ました。この度の豪雨で被害にあわれた方々に心からお見舞いを申し上げます。町や村々をえぐった濁流、土砂。あまりの深刻な惨状に言葉を失います。
 コロナ禍の上頻発する水害。市民目線の政治が本当に必要です。来週から配布予定の「ちよ便り22号」に、水害関連の記事も載せました。
 人の心を明るくしてくれる青空のように、糸島市政もクリーンに!

入札談合~市の答弁 その2

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前原北にある平成グループビル。かつてここに水栄設備の本社もあった

2012年6月議会の答弁はどうだったでしょうか 
◯議長(有田継雄君)
 伊藤議員。
◯16番(伊藤千代子君)
 市では官製談合事件を初め、合併後2年5カ月で職員が5人逮捕されました。入札契約に関して、過去5年間に事情聴取を行った案件は幾つあるのかを伺います。
◯総務部長(波多江邦彦君)
 過去5年間において、談合情報によります公正入札調査委員会は開催しておりません。
◯16番(伊藤千代子君) 
 職員の(官製談合での逮捕という)不祥事について、4月17日の裁判で、「前原市では、長年組合が受注者を決めて談合をしていた」という証言がありました。調べると…
2008年8月8日に、指名競争入札をした泊・カツラギ研究団地造成工事は、へいせい建設が1億50万円で落札をしました。
 その次の業者が1億70万円、その次が1億75万円、その次が1億80万円、その次が1億85万円、その次が1億90万円、その次が1億95万円、その次が1億100万円、1億円もの工事の入札で、5万円置きに10社がきちんと並んで、全社が95%台で入札をしています。
 市長はこの入札結果を適切だと判断なさいますか。
◯総務部長(波多江邦彦君)
 その工事は一般競争入札でした。応札された額につきましては、応札者がそれぞれの責任において積算された数字だという認識を持っております。


◯16番(伊藤千代子君)
 前原インターチェンジ南産業団地をつくったときの業者の選定について、プロポーザルの競争で行われ、清水・へいせいの企業体が6億1,425万円で受注をした工事です。これは、市長が選挙に当選してすぐになさった事業なので、よく覚えていらっしゃると思います。
 このとき指名した7つの企業体が辞退をして、結果的にはわずか3つの企業体だけで受注競争をした。これがそのときの企画書です。(資料を示す)
 この企画書によると、清水・へいせいのライバルの企業体が下請として水栄設備を使うというふうに申請をしています。水栄設備は、れっきとした平成グループの会社です。
 審査した9人の委員のうち5人は、市の幹部で水栄設備とへいせい建設の関係はよく御存じだったはず。市はプロポーザルの審査段階で、競争相手のJVがなぜ下請に平成グループの会社を使うのかというように事情を聞いた記録がない。
 実際、聞いてはいないのですか。
◯経済振興部長(馬場 貢君)
 下請の契約について、民間同士の契約でございますので、何の問題もないというふうに理解をいたしております。
◯16番(伊藤千代子君)
 6億円の工事をめぐって、へいせいと清水の企業体と相手企業の企業体が、正々堂々と戦っていたらいいんですよ。皆さんは審査をしたわけでしょう。水栄設備は平成ビルにある。この6億円の工事をめぐって企業体同士が、特にへいせい建設を中心に企画書をつくる段階で意見を交換し合っていたというふうに考えるのが普通じゃないですか。
◯経済振興部長(馬場 貢君)
 審査会のほうで学識経験者、また市の職員、また公社理事等の部分できちんと調査、審査されたものだというふうに理解をいたしております。
◯16番(伊藤千代子君)
 学識経験者の大学の先生たちは、水栄設備が平成グループの会社とは知らんでしょう。しかし、市の幹部の5人は知っているわけですよ。だから、どうしてあなたたちは身内同士で戦うんですかと、おかしいでしょうと。6億円とか7億円の巨額の事業でそんなことも業者に言えないんですか。驚きました。


市民のみなさんへ
 公正取引委員会は「入札談合は、公共の利益を損なう非常に悪質な行為」と述べています。
 公共工事入札・契約適正化法第10条は自治体にたいして、入札談合の行為があったことを疑うに足りる事実があるときには、公正取引委員会に通知することを義務付けています。
 しかし前原市のときから、市は談合としか思えない入札も一貫して「問題ない」と処理してきたと推察されます。
 長年続いてきた特定業者への忖度政治が、今回の雷山運動公園約58億円の1者入札、落札率99.99%につながったと私は考えています。
 
 この質問の前年1月5日、私は松本嶺男市長が(株)へいせいの社長と前原商店街の小料理屋へ入る姿を目撃しました。そこで市長と議会の浦建設産業委員長、西原社長が同じテーブルを囲んで上機嫌で飲んでいたのです。
 なぜ上機嫌だったかを付け加えておきましょう。建設産業委員長の議会質問に応えて、市長が浦志に新駅を作る先頭に立つと表明しマスコミで大きく報道され、いよいよ動き出したからです。新駅ができれば地権者、不動産業者、住宅メーカーにとって大変なビジネスチャンスになります。そしてその通りになりました。

 入札談合について市の答弁 ~100%応札
「新庁舎と雷山運動公園事業で市は89億円の借金をする…」

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1年前の2019年3月議会の会議録より
◯議長(田原耕一君) 
 伊藤議員。
◯16番(伊藤千代子君)
 合併後、総合評価方式の入札で予定価格の100%で落札した事業がありますか。
◯管財契約課長 
 1事業ございます。平成27年度に実施した二丈庁舎の改修工事がそれでございます。
◯16番(伊藤千代子君)
 それはどこの業者が落札したのですか。
◯管財契約課長
 株式会社へいせいさんであります。
◯16番(伊藤千代子君)
 全国オンブズマンは、95%以上は談合の疑いありと言っています。
【注1 これがその時の入札結果表。落札率100%】
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◯16番(伊藤千代子君)
 去年、新駅の南口、交通広場の工事入札が総合評価方式で9月27日に行われました。予定価格が6,339万6,000円ですけれども、これを99.7%の高値で松吉建設さんが落札されました。高値落札になった原因を何だと考えていますか。
◯総務部長(洞 孝文君)
 99.7%になった原因ということでございますが、予定価格が市場価格を適正に反映して積算され、設定された結果であるというふうに考えております。
◯16番(伊藤千代子君)
 続けて2つ入札があって両方とも99.7%で松吉建設さんが取って、最低制限価格から考えると1,000万円も高い。高値落札の原因はたった2社で、1社(へいせい)が100%で入札をしたからです。業者をすぐ呼んで、何でこんなことになっているんですかとならなかったんですか。
◯管財契約課長
 落札後に業者さんを呼んで、落札内容について聞き取りをするというふうなことは一切行っておりません。
【注2 これがその時の2件の入札結果表。(株)へいせいと松吉建設だけの競争】
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◯16番(伊藤千代子君)
 雷山の運動公園の入札は、50億円です。巨額の入札で談合があったら莫大な損失です。業者選定の委員が利害関係者の業者と親しかったということが後からわかった場合はどのようにしますか。
◯経営戦略課長
 事業者の選定委員の構成は、経済、建築の構造及びデザイン、造園、都市計画、健康スポーツの運営、防災などを専門分野とした大学教授等の外部有識者と市民代表の体育スポーツ団体の代表及び市の職員、合計で10名程度を予定しており、利害関係者がこの中に現時点では入ることは想定しておりません。
◯16番(伊藤千代子君)
 平成27年に市は運動公園の整備経営構想検討委員会を行い、この中に平成グループのコンサルタントが入っていました。この方はその後、(同グループの)環境技研の社員になられております。(株)へいせいは情報的に既に他の企業よりも有利な立場に立っているというふうにお考えなりませんか。
◯経営戦略課長
 その委員につきましては、体育及びスポーツ活動の団体の代表者として有識者として入っていただいたもので、利害関係者というふうには思っておりません。


◯16番(伊藤千代子君)
 前原産業団地を業者選定したとき、7億円の事業をめぐって3つのJVが受注競争し、株式会社へいせいと清水建設のJVが受注しました。
 しかしプロポーザルの応募資料を見ると、へいせい・清水のライバルJVが何と水栄設備を下請けに使うと書いていました。水栄設備は平成グループの企業で、当時、前原北にある平成ビルの中にありました。こういう書類は談合の疑いがあるとみなさないのですか。
◯建設都市部長(井上義浩君)
 下請けをどこに使われるかというのはその方々、JVの方々が決められることであって、それは自由に枠組みをつくられる分は何も問題がないと考えております。


◯16番(伊藤千代子君)
 きららの湯をただでやるな、この業者選定では今、裁判まで起きています。業者選定が信頼されていないから裁判になるんですよ。
 健康づくり部長として、きららの湯の無償譲渡を決定して議会に説明して回ったのは馬場部長でした。今回、この50億円の運動公園を企画部長がやっていらっしゃいますが、非常に不安を感じています。
 それから、会社がないのに(審査委員に「ある」と偽って)業者選定をして、運転免許証1つで指定管理者にパスをさせたのは、今の洞総務部長でした。
 何遍ここで法令遵守のことを指摘しても全く耳をかさない、そういう状態がもう何年も続いてきました。雷山の運動公園の50億円を一括で入札し発注するということに関しては、とても賛成できません。
 運動公園と新庁舎をつくるために、市は89億円も借金をします。公共料金や税金は絶対に上げないと約束できますか。
◯企画部長(馬場 貢君)
 先ほどの契約の部分につきましては透明性を確保し、談合等がないというふうな形でやらせていただきます。
 使用料等については受益者負担の原則により適切に料金を設定するため、定期的に見直しを検討する必要がございまして、運動公園、また新庁舎建設用に使用料等を上げると、そのようなことはありません。

【注3 結果は1者入札の落札率99.99%だった。全国オンブズマン連絡会議が「入札制度の破たん」と言っている状態】

市民のみなさんへ
 前市長のときから、財産の無償譲渡や無償貸付で特定の利害関係者の便宜を図るため、住所や名前をごまかしたり、虚偽答弁をしたり、指定管理者選考会で不正な事務を行ったりしたにもかかわらず、市はそれらを反省せず隠ぺいしたままです。全く信用できません。
 限りなく談合に近い状態をほったらかして、競争の実態がない高値落札の公共事業で市の財政に多大な損害を与えていると思います。

コロナ禍で 約58億円の契約議案が可決
雷山運動公園整備・管理運営事業

きのう6月議会の最終日、雷山運動公園整備事業の契約議案が、自民、公明、立憲民主の賛成多数で可決しました。
賛成 堀田勉(自)、寺崎強(自)、井上健作(自)、笹栗澄夫(公)、小島忠義(自)、松月よし子(自)、徳安建成(立憲民主)、波多江貴士(自)、並里弘二(公)、重富洋司(自)、平田雅紹(自)、加茂正彦(自)、長田秀樹(自)、川上伸悟(自)、の14議員。
反対 伊藤千代子(無)、栁明夫(共)、後藤宏爾(共)、藤井芳広(無)、三嶋栄幸(無)の5議員。

議会は多数決なので、市長派が圧倒的多数を占める議会では、どんな議案も通ります。財政が厳しいことや、1者入札、落札率が99.99%、施設の規模が大きすぎるのではないかといった大きな問題がいくつもある中で、議決は予想通りとはいえ本当に残念です。

「志摩の体育館を廃止して、前原に大きな体育館をつくるのは納得いかない」
「志摩の歴史資料館も廃止予定です。新駅だの区画整理だの、前原につぎつぎ税金をつぎ込むなんて許せない」と志摩の住民。
「二丈のきららの湯を無償譲渡し、森林公園樋ノ口ハイランドは無償貸し付けし、二丈苑は廃止の予定とは、ひどすぎる。合併前に戻してほしい」という二丈の住民。その通りだと思います。

糸島市は不正を「行政手法」と偽ってきた
悲しいことに、松本前市長のときから市は業者選定で虚偽の公文書作成やヤラセの業者選定を繰り返してきました。
私はその実態を知っているので、今回の巨額な事業についてもまったく信用していません。

競争なき1者入札は入札制度の破綻(はたん)
1者入札 落札率99.99%の入札は無効に!

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今日は約58億円という高額な契約議案の採決日
契約相手方は、地元の(株)へいせい、松吉建設等8社からなるグループ。代表は合人社計画研究所。
契約の方法は、一般競争入札による契約(総合評価方式)ですが、1者入札でした。
入札制度は自由競争原理にもとづいて、価格を適正化することを前提としています。
入札に1者しか参加しない場合には、自由競争原理が働く余地がなく、結果として落札率は高くなります。1者入札は、入札制度として破綻しているのです。
しかも落札率99.99%は予定価格とほぼ同額です。
全国オンブズマンの見解では、落札率が90%を超えると、談合の疑いがあると言っています。
99.99%は、公正な競争による適正価格とはいえません。
「どうせ他にはだれも入札に参加しないぜ」とわかっているかのような入札結果になっています。
1者入札は入札が制度として失敗していると認識し、無効とすべきです。


(株)へいせいが予定価格100%で入札に参加
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2018年10月9日午前9時。新駅工事に関連して、2件の入札がありました。連続したこの2回の入札に、(株)へいせいはなんと予定価格と同額、100%で応札し、その結果、松吉建設が2件とも99.7%の高値で落札していました。

まったく適正な競争が行われておらず、入札は形だけといってよいでしょう。
昨年の3月議会で、私は「談合の疑いがあり、調査すべきだ」と言いましたが、
市は「入札後の聞き取りはいっさいしていない」と答弁しました。
これでは「何をやっても許されるぜ」と業者に甘く見られてしまいます。
それが今回の99.99%につながった疑いがあります。
2018年度の総務部長はH部長。彼は前市長の命令でヤラセの業者選定をしたり、現市長の元でも虚偽答弁が数多く、法令遵守のかけらもありませんでした。市の入札は全く信用できません。

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昨年3月議会報告「ちよ便り17号」。

45億円は建設工事  
約58億円の雷山運動公園事業

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画像 ホテルのように豪華な体育館が雷山に
総事業費のうち、建設工事費は45億円。

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建設を請け負うのは、清水建設、(株)へいせい、松吉建設の主に3社です。

多くの市民が、身近にスポーツ施設や子どもの遊び場を求めています。
健康づくりや生きがい、交流になる施設はとても大切です。
しかし税金は限られているので、公共事業では適切な規模の施設建設が重要です。

コロナ禍で生活困窮者が増え、あした、あさっての食料を求めて市役所に来られる市民がいます。
「10万円の特別給付金が入ってすぐ税金の請求書が来た。困る」という自営業者の方。
「介護保険料が高くて払えない」という高齢者。
「コロナで子どもが大学進学をあきらめた」と語ったお父さん。
日々の暮らしは本当に大変です。市が身の丈に合った適切な公共事業をしなければ、いくらお金があっても足りません。

今回、雷山運動公園は、落札者の利用者見積もりが市の見積もりの半分以下だったことがわかりました。衝撃的です。
利用者を2倍以上に過大見積もりして豪華施設を作れば、建設業者は潤いますが、ばく大なコストがかかり、市の財政を苦しめます。
建物が大きすぎると、維持管理費もぼう大になります。年間6800万円とはべらぼうじゃないですか。
市役所の庁舎管理費が、年間6000万円ですよ。
6800万円の維持費が負担となり、「運動公園を手放そう、民間に無償譲渡しよう」と言い出しかねません。

そのうえ、市民が雷山に行くのに一番いい南北の道路を通れなくしたのは糸島市です。浦志に新駅を建設するため、AZホテル前の桂田踏切を廃止しちゃったのですから。この仕事もB部長がなさいましたね。
あの便利な道路が閉鎖されてから、本当に不便になりました。雷山が遠くなった気がします。
これまた有力者に忖度した都市計画だとつくづく思います。

この人は誰? たどれば“平成”に行き着いた

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平成27年4月に糸島市が作成した雷山運動公園整備構想。
施設の機能から、場所の選定、災害対応まで事細かにどういう公園をめざすかを、36ページにわたって述べています。

事業者選定において、総合評価方式のような提案型の入札では、応募する事業者は、何十ページ、何百ページと提案書を書かなければなりません。
提案型入札は、提案書を作成するための情報を多く入手できるほど有利。わずかしか情報がないと応募すら難しいのです。つまり情報合戦です。
(株)へいせいは、長年地元に君臨してきた企業として、市役所や議会に何本も太いパイプがあり、いつも情報合戦の先頭に立っています。

この構想を検討した運動公園等整備構想検討委員会の委員は14名でした
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14名の中にという人の名がありました。「この人は誰?」と聞くと市は「体育スポーツ活動団体の代表の方…」とだけ答えます。
それで調べてみると、スポーツ団体とは平成グループが経営するスイミングスクールでした。
(株)へいせいの社長は平成グループの会長。つまり社長は、「今日の会議はどうだったか?」とN氏に聞ける立場にあったのです。
にもかかわらず、「N氏はスポーツ団体の代表」とだけ市は言って、平成とは無関係のように答弁しつづけました。
この入札をやりとげて退職した部長は、以前健康づくり部長としてきららの湯の無償譲渡の事務を担当しました。平成のスイミングスクールもきららの湯の無償譲渡先の候補になっており、N氏がどういう立場の人かご存知だったはず。隠すからおかしいのです。


市は長年、公文書に平成関係の名前があると、それを隠すために情報公開で黒く塗りつぶしたり、別の肩書きを書いて誤魔化すようなことをしてきました。
保育所財産の無償譲渡でも、利害関係者や周辺の人をたどっていけば平成グループに行きつきました。糸島市は、まさに平成天国だとつくづく思います。

約58億円の豪華な運動施設を雷山に
利用者数が市の想定の半分以下

画像  西面の外観 イメージ 

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ホテルみたいなエントランス イメージ。市の説明資料から。
年間の維持費が6800万円もかかる


6月議会に議案第52号「事業契約の締結について」が議題にあがっています。糸島市運動公園整備と管理運営事業の契約案件です。
落札率99.99%、1者入札で地元の株式会社へいせいなど8社が一つのグループとなって落札した例の事業。

昨日の総務文教委員会の中で、市は利用者数を16万人、利用料収入を年間2000万円と見込んで計画をたてていました。
しかし、落札グループが提案したのは、利用者数半分以下、利用料収入900万円でした。

つまり利用者数が過大に見積もられ、必要以上に大きく豪華な施設を建設しようとしている疑いがあります。

いま糸島市は苦しい財政難にあり、さらにコロナ禍で税金を集めるどころか、配っている状況にあります。
今後、コロナ災害が日本経済に倒産や失業、派遣切りなど大きく影響してくるでしょう。
そのうえ市は、65億円の新庁舎建設も同時に進めています。
老朽化するインフラの維持・改修にどれだけの費用がかかるか、それも先行きが心配です。
財政に余裕がなく、市民生活が大変なときに、税金の大盤振る舞いは絶対に許されません。
しかもこの計画の初めの段階から、(株)へいせいの関係者が入っていたのです。

2E6520B5-B91F-4BDF-BE10-B3962EF5F71D 市の説明資料より

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ちなみに健康福祉センターきららの湯は、年間利用者数15万人、利用料8000万円の収入があった。
それでも議員たちは、「きららの湯は、赤字だ赤字だ」と言って、民間業者に無償譲渡の決定をした。まだ10年以下の比較的新しい建物だったのに。

「きららの湯」をただでやるな!住民訴訟第13回口頭弁論
   裁判長が市の弁護士を諭す
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写真は日食システムに無償譲渡された簿価5億円のきららの湯

昨日、「きららの湯」をただでやるな!の裁判で、思いがけない経験をしました。
日食システムがきららの湯の利用料を消費税額以上に値上げしたのは契約違反であり、無償譲渡の契約は解除すべきだという住民側の主張に対して、
市側の弁護士はまたも「審議は尽くされている」とまったく反論しないで終わろうとした、まさにそのとき…

裁判長が、穏やかにでもきっぱり「審議は尽くされていない」と返したのです。
そして市側の弁護士にゆっくり体を向け、身を乗り出すように語りかけました。まるで子どもを教え諭すように丁寧にわかりやすい言葉で。およそ10分も。
驚きましたね。

…いかなる事実経過があって、今回の値上げが契約解除の理由にならないと市が判断したのかをきちんと説明すべきですよと。
負けていいのであれば別ですが、結論だけ示すのではなく、事実経過と判断材料を示さないと、裁判所は判断できません。次回までに法律論に基づいた書面を出してくださいと。

私は傍聴席の一番前で、まだ40代(?)の裁判長の顔を頷きながら見つめていました。
市側の弁護士二人は、法律家として至極当然の耳の痛い指摘だっただけに、その時間が長かったでしょうね。最後は反論の書面を出すことに同意しました。
(※実は、市の弁護団は3月に主任弁護士が酒酔い運転で書類送検されたばかりだったのです)

議会では「多数決で決まったんやけん、よかろうが」で済ませられるけど、裁判所ではそうはいかなかったのです。
月形祐二市長に聴かせたかったなあ。裁判長の良識あるまっとうな言葉を。
とにかく原告住民、弁護団、みなさん心から喜びました。
どんな反論をしてくるのでしょう?次の裁判が楽しみです。
次回の口頭弁論は、7月20日、午前11時30分から。新型コロナ感染症の影響で、今回は制限傍聴でしたが、次回は傍聴できそうにありません。内容はお伝えいたします。どうかご支援ください。

99.99%の入札担当部長=きららの湯の無償譲渡担当部長
3月31日に落札率99.99%という運動公園の入札(税込み57億円)をやり遂げて退職したB部長は、4年前にきららの湯の無償譲渡を担当した。
きららの湯のテナント借りて、わずか2年前に食堂を始めたばかりという小さな会社に、簿価5億円の温泉をタダでやったんだから、ものすごいね。
応募資格のない会社の応募を許すんだから、何でもあり。
そして森林公園の指定管理者選考会で、まだ存在しない会社を「ある」と偽って選定した谷口俊弘前副市長が、きららの湯の無償譲渡選考委員だった。信用できるわけないじゃない。
このお二人には、無償譲渡に至った一部始終、真実を、いつか証人としてぜひ裁判所で語ってほしいと思います。

フリーランスにもコロナ対策協力金を!
協力金10万円はすべての商工業者に!

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6月1日広報いとしま。1事業者10万円。いま給付金の事務で市の職員も頑張っています。

ちょっと用事を頼んだ業者さんに、「コロナの協力金を申請しましたか?」と聞くと、
「うちは関係ない。売り上げが3割減ってないから…」
「それは県の補助金でしょ。糸島市のは売り上げに関係ないから、すべての事業者が対象ですよ」
「えっ、そうなの? まわりみんなもダメだろうと言ってたけど、すぐ伝えるわ」

商工会が窓口だが、会員でなくてもいい。市のコロナ対策に協力すればいいのだ。
零細業者は、長時間労働でやっと生活しているという人も多い。税金の支払いに困っている人もたくさんいる。
みなさん、堂々と申請したらいい。

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しかし、先ほどのお知らせ。よくみると、「店舗や事務所を有する者」だって。どうして?
これだと、フリーランスで仕事をしているような、ある意味一番弱い立場の人たちが協力金をもらうことができないよ。
たしか議会では、協力金は全商工事業者が対象って聞いたはずだけど、いざ給付となったらハードル引き上げちゃったのかな?

伊都菜彩に加工品を出している人が、売り上げが落ちて困ってた。
インターネットで仕事を受注している人も、自粛の影響を受けていた。
事務所や店舗はないが、電話で仕事を受けて訪問して仕事する業者さんもたくさんいる。
みんなマスクしてうがい手洗いして、細心の注意を払って仕事をしている。

「でも市にはカネがない、そんな人達まで無理じゃないの」という人がいるけれど、
ほらほら、57億円の事業で99.99%の高値落札の入札、あったばかりでしょう。
あれ「談合じゃねえか」って怒っている市民がたくさんいる。
ホントちょっとひどすぎるんじゃないの?

自粛で苦しんでいるのは一緒。「だから全員に給付」というなら、カウンターやテーブルとか言わずに給付金を出しましょう!
だって、市から毎年、○○億円というばく大な委託料を受けて仕事をしている業者さんだって、まったく経済的打撃を受けていないのに給付金の対象ですよ。

生きるか死ぬかってときに、強いものを助けて弱い者をがっかりさせていいのかって話です。
店舗、事務所のない個人事業者、フリーランスにもコロナ対策協力金を!

「市役所に行けない」~市民相談から

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先日、高齢の女性から「住民票が必要だが、市役所に行けないで困っている」と電話があった。
足が不自由なことと、体力がなく待合室の椅子にじっと座っていることができないため、思い余って電話をくださったのだ。
委任状をもって私が代わりに市役所へ住民票を取りに行くことになった。
「すみませんねえ」
「いいんですよ。委任状に住所と名前を書いていただけますか」
「はい、うまく書けるかしら…」

高齢者の中には、手がふるえたりして自分の住所、氏名を書くことさえ大変な労力を要する方がいらっしゃる。この日も、
「あら、間違えた。どうしよう…」
「大丈夫。いっぱいコピーしてきましたから」
顔を見合わせて笑った。
無事に用事を済ませて、ちょっと世間話をして帰った。
一時期市役所の窓口は「給付金」申請で混雑していたが、すでに落ち着いていたので助かった。

その夜、来年90歳になる父とちょっと電話で話した。
以前と比べ少し声に力がなくなったような気がしたが、今も元気に植木の剪定や農作業をしていると母に聞いてほっとした。
役所からのさまざまな通知や連絡が、読んでも理解しにくい、小さな字は読みづらい、申請書を書くのが苦痛…高齢者や障害のある方々が、よく私におっしゃること。
事務をもっとわかりやすく簡素化していくことが必要だと思う。
今回のコロナ対策の給付金も、申請漏れがないよう、十分なサポートが不可欠。

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市民のみなさんへ
5月末はいつも6月議会の準備をしているのですが、今年は新型コロナ感染症のために一般質問が中止になりました。
「一般質問で取り上げてほしい」と要望がいくつか寄せられていますが、こういう訳で今回、取り上げられません。ごめんなさい。
大事な内容もあります。決して無駄には致しませんので、時間をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
補正予算と議案関連の質疑はありますので、またご報告いたします。

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