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市民の声に励まされて・・・

「前原インター周辺の森の木が、ばっさ、ばっさ切られてますよ!」青年は、配達の荷物を降ろした後、汗をふきふき、わが家の玄関口で言った。「いとう議員。トトロの森みたいにりっぱな森の木を、あんなに切って、いいんでしょうか?」地球の温暖化や里山の自然を守ることの大切さを、彼の言葉で訴えて帰った。市は、南風台の住宅地の南側の山林160ヘクタールを開発して、広大な工業団地をつくろうとしている。環境が激変する南風の住民には、なんの相談もなく。3月議会でとりあげたが、まだ「前原の風」に書いていない。いそがなきゃ。ある家族は、空気の悪い福岡市から、ゼンソクの子ども二人を連れて南風台に引っ越してきた。まさか、あの美しい南側に見える里山が、開発で工業団地に変わるなど、思いもしていない。「国保があがったとよ…」店のママが眉間にしわを寄せて、わたしのコップにコーラを注ぎながら言った。そばから日焼けした男性が、「伊藤先生、寝たきりだった母親が亡くなったとです。保証人倒れで何千万も借金を背負ったり、いろいろ苦労しましたが、前向きにがんばらんといかんですなあ…」「いとうさん。ありがとうねえ、波多江駅のエレベーター。みんなよろこんでるよ!」足の悪いAさんが、満面笑顔で話しかけてきた。彼女は、かかりつけの病院で、エレベーター署名を100人近くも集めてくれのだ。Aさんみたいな市民のかたたちにこそ、心からありがとうと言いたい。暑い中、参議院選挙に向けた日本共産党の政策チラシと前原の風を配っていると、家庭菜園で仕事をしていたおあばあちゃんが、「きゅうりをもって行き」といって、二本、新聞紙につつんでくれた。「介護保険料の天引きは、頭にくるね。月5000円よ。元気だから、カネ返せって言いに行きたか」介護保険制度の改悪は、自民党・公明党・民主党のやったこと。さらに消費税を10%にって、三党は言っているのよ、というと、「貧乏人は、暮らしていけないよ」・・・きょうもまた、たくさんの市民の声に出会った。毎日、毎日、あふれるような市民の声に励まされ、勇気付けられる。これが議員という仕事の、一番うれしいことかな。