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波乱万丈の3月議会報告、ちよ便りできました。

談合防止に不安があるなかで、今年秋に行われる予定の50億円の入札は大丈夫でしょうか?
そもそも、50億円の運動公園が絶対に必要だという市民合意が十分できていないのに、事業を急ぐのはなぜでしょう?
税金を使う優先順位は❓
女性議員へのパワハラの実態は❓

市民のための市政、クリーンな市政を願って調査し、質問した内容をまとめました。
書ききれない情報は、このブログや会議録をごらん下さい。

#伊藤千代子
#糸島市議会議員
#談合防止

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糸島には美しい海が広がる。きらら温泉の真ん前も海。写真は福吉のあたり。

きららの湯を日食システムに無償譲渡した件について
谷口俊弘副市長「運営能力は十分にあると判断した。責任を問われるようなことはない」と言うが…
2017年3月14日、一般質問より

〇17番(伊藤千代子君)事業報告書、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、を業者選定で市が求める理由は何か。

◯健康増進部長
経営状況が明らかになる資料として求めている。

◯17番(伊藤千代子君)
きららの湯の移管先を決める応募要項には、「法人の経営概要がわかる書類を直近3年度分出しなさい」とある。
応募要項を厳格に守ることが公務員の責務だ。
この会社は、会社を設立して2年にしかならず、1期分しか出していない。明らかに応募要件を満たしていない。

◯健康増進部長
会社の設立年数は条件としておらず、直近分の書類として求めることとした。

◯17番(伊藤千代子君)
社長は、申請書に「応募に際し、応募要件を満たしていることを確約します」と書いている。
応募書類を3期分出せと書いてあるのに1期分しか出していない。虚偽の記載だ。ずうずうしい。これを見逃したのは誰の責任か。
 
◯副市長(谷口俊弘君)
御指摘のとおり、日食システムは平成26年6月に設立された会社で、3期分の決算書を示す資料はない。
だから1年分の決算について審査を行ない、運営能力は十分にあると判断した。責任を問われるようなことはない。


※ちよ子の視点
 必要書類が三期分出せなかったら、行政手続法に則り失格にすべきです。「だから1年分ですませた」とは、公務員とは思えない不公平な対応です。
 谷口副市長は、きららの湯の前にも、松本前市長の命令で、存在しない会社を「ある」と偽り業者選定した経歴があります。(財産の無償貸付のブログを参照)
会社がなく登記簿がないので、なんと社長になる予定の人の運転免許証を使って審査しました。
 特定業者(人)のためなら、隠れて何でもする市役所です。恐ろしいことに、失格とすべき申請書を受理した不正は、他にも色々あります。
「地方自治法に違反しても警察は入らない」、「すべて多数決で決まる」というおごりが蔓延しています。

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堀田勉議員「よう応募してくれた!」~きららの湯の無償譲渡

堀田副議長(当時、議会運営委員長)は、議場での発言が極めて少ない方だが、この時は実に積極的に「きららの湯の無償譲渡」に賛成の立場で意見をおっしゃった。
一番印象に残った意見を抜粋して紹介しよう。(2016年9月6日の質疑から)

◯15番(堀田 勉君)
 黒字に転向したというが、去年はリフレッシュ二丈に経営、運営委託料が1,050万円、3件の地主に526万9,000円、備品購入費に480万円、修繕料が400万円、2,600万円糸島市が出している。
本当は赤字だ。私に言わせると、これがなかったら1,400万円の赤字。ついでに入湯税も取っていない。
(略)
〇15番(堀田 勉君)
無償譲渡の理由について説明をお願いします。

◯健康増進部長
引き渡し時点での負担を求めないほうが施設の長期運営につながると判断し、無償譲渡としたところでございます。
 (略)
◯15番(堀田 勉君)
施設の老朽化という話を今されましたね。これ、14年目になるわけですが、今でももう結構古くなっているんですよ、実は。
建物にひびは入ってきた、露天風呂のヒノキは、副市長御存じでしょう、色が変わって穴がほげて、シリコンで塞いでありますよ。
脱衣室のエアコンはききが悪いんでね、扇風機4台回していますよ。
3階のスタッフルームというのがあるんです。そこはスタッフルームになっていますけど、こんな夏の暑いときは、あそこにいれるはずがない。職員の方は地下室の入り口の階段の下で食事をしてあります。それが現実なんです。
そこでよう1社応募してきたなと感心しておるんです。
(略)
 これですね、相当の経営努力をしないと、この数字では黒字転換はできませんよ。だから、相当決意を持って応募されたんだろうと思います。
これに、しかも入湯税まで今度はもらうと言いよんしゃあですね。
すると、2,000万円以上の赤字になるわけです。
本当によう応募したなと僕は感心しておるんですが、無償譲渡は糸島市の条例違反だという指摘もございますが、これはどうなのか。…お尋ねします。

◯健康増進部長
地方自治法第96条第1項第6号の規定で、「財産を適正な対価なくしてこれを譲渡する場合は、議会議決を受ける必要」がございます。
したがって、(議会で)可決をいただいた後に行う無償譲渡は当然合法であり、条例違反ではございません。

※ちよ子の視点
二丈温泉きららの湯は、建物が古いのに、無償譲渡に「よう応募してくれた」と、堀田議員は心底感心しておられるが、この会社が温泉やスポーツ施設の経営経験がまったくないということについては、意見を述べられなかった。
会社が2年間、きららの湯のテナントを借りて食堂経営をしていた業者ということは、近所に住む議員ならよくご存知だったはずだが…。
きららの湯は赤字経営と言いながら、タダでもらう会社の経営状況については、いっさい考慮しておられないのはどうしてかと思った。

なお、きららの湯は全国有数のラドン温泉で、湧出量は1日に27トンにもなる。
隣に併設された大宴会場はまだ築7年で、7000万円の経費をかけて建設されたものだった。
私は築40年の家に住んでいるが、古くなったからと言って、人にタダであげようとは思わない。家族の暮らしに必要な大切な財産だから。
市の施設も同じだと思う。

健康づくりセンターきららの湯は、年間15万人が利用する豊かな温泉で、市民に愛されていた。
簿価5億円の財産の無償譲渡について、納税者、市民の健康づくりの視点で徹底的な議論がなされたと、あなたは思いますか?

#伊藤千代子#糸島市議会議員#きららの湯

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市が無償で譲渡したきららの湯。市の健康づくりの拠点であり、まだ新しかった。

2016年9月6日、きららの湯の無償譲渡にかかる質疑より
◯議長(谷口一成君) 伊藤千代子議員。

◯17番(伊藤千代子君)
きららの湯を何の目的でつくったのか。また事業費の総額と建築年度はどうなっているのか。

◯健康増進部長
目的は、本市で湧出する温泉を活用し、市民の健康づくり及び福祉の増進並びに都市との交流を図ること。
事業費は、約8億3,100万円。建築年月日は本館が平成15年2月竣工、別館が平成21年11月竣工。

◯17番(伊藤千代子君)
図書館とか市民プールが赤字だからといって、民間にただでやるようなことはしない。
きららの湯は、健康づくり及び福祉の増進のためにつくった施設で、しかもまだ新しい。
きららの湯に通って膝がよくなったとか、障害のある人が寝たきりにならないように通っているとか、市民プールがないからなくさないでとか…。
市は無償譲渡を決定する前に市民の声を聴いたか。

◯市長(月形祐二君)
市民の皆様の御意見についてはお伺いしていない。

◯17番(伊藤千代子君)
市の施設なら、障害の重い子どもとかも受け入れるサービスが今後できる。市民が健康になれば医療費が下がり、税金が節約できる。
無償譲渡するにあたって、医療費の削減とか、介護費用が節約できるとか、経済的メリットも含めた検討をしたか。

◯健康増進部長
 民間でお願いできることは民間にお願いする方針のもと、施設の機能は維持される。(つまり、健康づくり事業による経済的メリットの検討はしていない)


※月形市長は、わずか4年の任期中に、きららの湯と保育所3つを無償譲渡した。どれも不動産鑑定をしていない。元市長の経営する法人にタダでやった数千万円の物件もある。
参考までに、昨年、税金を滞納した市民から差し押さえ、公売にかけた物件の例。
貧しい人々への対応の差は何だろう。
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#伊藤千代子#糸島市議会議員#きららの湯

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2年1か月前。無償譲渡前のきららの湯。年間150,000人が利用。天然のラドン温泉で、プールや露店風呂、大浴場が2つ。マッサージ室やサウナもあって、市民の健康づくりに役立っていた。
簿価5億円の市民の財産をタダでやった相手方は、わずか2年前から、きららの湯の施設内でテナントを借りて食堂を経営している業者であった。
プールや温泉施設の経営実績が全くなく、設立2年のため、わずか1年分の決算書しか市に提出しておらず、その決算書も赤字という状況であった。それがなぜ圧倒的多数で議決に至ったのか?

「きららの湯の無償譲渡」議決に至るドラマ
採決前の様子を議事録で振り返ろう。2016年9月議会。登場人物は3人。谷口議長、井上議員、伊藤(私)

議長(谷口一成君)(きららの湯の無償譲渡についての議案85号を審査した) 市民福祉委員会委員長の報告を求めます。井上健作委員長。

市民福祉常任委員長(井上健作君)
審査の中で、議案85号が条例違反に当たらないこと、
移譲先法人は公平、公正に選定されていること、
市が実施する事業に加えて、移譲先法人により新たな健康増進事業が計画されていること、
また、株式会社リフレッシュ二丈の経営は、合併以来、単年度決算では黒字とのことだが、市はきららの湯に関連して運営委託料、借地料、修繕費等を合併以来続けて支出しており、毎年度、全体の収支としては赤字となっていること等を確認いたしました。
採決を行った結果、全員賛成で原案どおり可決と決しました。

議長(谷口一成君)これより委員長報告に対する質疑に入ります。伊藤千代子議員。

17番(伊藤千代子君)
1回目の質疑です。委員会では現地調査、温泉の状況、あるいはプールの状況、大宴会場、・・・温泉施設の状況を現地調査なさったのかどうかを1点目に伺います。
それから、きららが赤字だ赤字だということはおっしゃいましたけれども、無償譲渡を受ける日食システムも決算状況は赤字です。日食システムの赤字になっている決算報告書を委員全員に配付をなさって審査をしたのか、この2点をまずお伺いします。

議長(谷口一成君)井上委員長。

市民福祉常任委員長(井上健作君)
1番目のきららに行ったかということでございますけれども、ほとんどの方がきららには行かれておりますし、内容も御存じ、現地調査は行っておりません。
それから、日食サービス株式会社については、そのような調査は行っておりません。

議長(谷口一成君)伊藤議員。

17番(伊藤千代子君)
2回目の質疑をいたします。
委員会の審査のなかで会社の決算書を配らないとしたのは、委員長の御判断でしょうか。
それから2点目。4年前の6月議会である議員がきららの湯の経営について質問をし、「民間が有効活用を期待している」というふうに述べたのに対して、副市長が「民間委託も含めて検討する」と、こう答弁したんですよね。
その質疑をしたのは、委員長あなたです。
言い出した御本人がこの審査委員長をなさっていることについて、公平、公正な審査が委員会でできたかどうか、できたとお考えになっているのかを伺います。この2点です。

議長(谷口一成君) 井上委員長。

市民福祉常任委員長(井上健作君)
1点目は何でしたかね。(「決算書を配らなかったのは委員長の御判断……」と呼ぶ者あり)私は指示しておりません。(「じゃ、どなたも」と呼ぶ者あり)いやいやいや、もう答えやない。今のが答えです。指示しておりません。
2つ目は、僕がきららの湯の質問をした。それは当然です。やはり自分たちの所管の付託された案件ですので、そのような質疑はしました。

議長(谷口一成君) 公平、公正な審議ができたのかと言いよんしゃあ。

市民福祉常任委員長(井上健作君)続 公平、公正にやっております。

議長(谷口一成君)伊藤議員。

17番(伊藤千代子君)
 私が質疑したのは、4年前にきららの湯の経営について質問をして、「民間が有効活用を期待していますよ」と述べたあなたの発言に対して、副市長が「民間委託も含めて検討します」と言って、4年後の検討の結果、無償譲渡ということが決まったんですよ。
この民間移譲に関する言い出した御本人が審査委員長をなさっていて、公平、公正な審査ができたのかということを私は聞いているんです。それが1点。
それから、6月議会でも9月議会でも、きららの湯の無償譲渡に関する一般質問を私がここで行っているときに、激しいやじを飛ばして発言を妨害したのはあなただけなんですよ。
そういう偏った立場の人が委員長であることについて公平、公正な審査ができたとお考えですか。

議長(谷口一成君)井上委員長。

市民福祉常任委員長(井上健作君)
私が、きららの湯を4年前に質問した。やはり民間活用と同時に財政の健全化計画等々を聞いて、そして、今後どうするかということを尋ねたわけです。それが公平、公正であるとかないとか、これは執行部に対する議員の一つの宿命です。
どれだけのことを執行部が思ってやっているかということを尋ねたかったからです。それで、公平、公正だ、公正じゃないとか、そういったことを言われる筋合いはございません。
それから、もう1つ何やった。

議長(谷口一成君)
もうよかとよ。もう座ってよか。委員長どうぞ。
これをもちまして質疑を終わります。


そしてきららの湯の無償譲渡についての採決結果は、
賛成16人(自民11、公明2、民主1、無所属2)、
反対4人(無所属3人、共産1)だった。 

なお、2017年9月議会で「きららの湯の無償譲渡」の議案を審査した前期の市民福祉委員会は、
委員長 井上健作(自)、 副委員長 松月よし子(自)、
委員  徳安達成(民)、 黒田公二(公)、浦伊三次(自)、 三嶋俊蔵(自)
の6名の議員の方々だった。



#伊藤千代子
#糸島市議会議員
#きららの湯
#住民訴訟

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報告集会で発言。

「きららの湯」をただでやるな!裁判で見えてきたもの
今日、福岡地裁で「きららの湯」をただでやるな!の第8回口頭弁論が開かれた。
市民の健康づくりに役立っていた簿価5億円の温泉を、会社設立2年という民間業者にタダでやった糸島市。
この無償譲渡が、いかに非常識で法律上も正当化できないものかを、原告側弁護団が理路整然と意見陳述した。

しかし、市側の弁護団からは、今回も前回もまったく反論がない。
市の唯一のよりどころは、議会の議決、それだけだ。

弁護団はこう述べた。
「議会の議決があったからと言って、法令上違法な支出が適法な支出となる理由は無い」
「議会が議決を経さえすれば、たとえ営利目的の民間企業に対しても、適正な対価なくして自由に財産を処分できる、などと言うものではありません」

「きららの湯の無償譲渡」についての議会の議決。
それは2016年、平成 28年9月28日(水曜日) の市議会で行われた。
反対討論した議員、伊藤千代子、柳明夫(共)、三嶋栄幸、藤井芳広。
賛成討論をした議員、笹栗純夫(公)、徳安達成(民)

採決結果、
反対議員 伊藤千代子、柳明夫(共)、三嶋栄幸、藤井芳広の4人
賛成議員 堀田勉(自)、井上健作(自)、浦伊三次(自)、小島忠義(自)、三嶋俊蔵(自)、田原耕一(自)、寺崎強(自)、中村進(自)、松月よし子(自)、波多江貴士(自)、那須英仁(自)笹栗純夫(公)、黒田公二(公)、徳安達成(民)、高橋徹郎、岡村一伸、の16人

議長 谷口一成(自)。
定数は22人だが、この年の5月に1人、覚醒剤で逮捕され辞職したので21人となっていた。
登場人物は以上。

長い年月、暴言とパワハラがまかり通ってきた議会。
合併後わずか8年で2人の議員が逮捕され辞職した議会。
前市長の時から、財産の無償貸付、財産の無償譲渡で不正行為が行われ、それを黙認してきた議会。

前代未聞のきららの湯の無償譲渡の物語は、必ず裁判で決着がつくと信じる。
次回は、5月29日水曜日、11時、福岡地裁。


#伊藤千代子
#糸島市議会
#きららの湯

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昨日の東中学校に続いて、今日は波多江小学校の入学式に来賓として出席。
もじもじ、おずおず、キラキラ、緊張の中に、好奇心いっぱいのちっちゃな新一年生の可愛いらしいこと。
その世話をし、見守る六年生の頼もしい姿。

最後に六年生全員による歓迎の寸劇と歌が始まる。
退屈し始めた一年生が、何事かと注目すると、学校での一日を楽しく紹介。芝居も上手いし、歌も上手!
一年生は目を輝かせ、うなずき、身を乗り出して笑い、舞台を見ている。
子どもの明るい笑顔と笑い声は、地域の宝物。
多くの方々がそう思われたことだろう。

自分の子育てと議員になってからの20年を思い出した。
夏は保護者や大工さんと学校を回って、老朽化の状況を調査し、改善を要望してきた。
議員になった半年後に、古くなった設備が原因で大きな事故があり、児童1人の命が失われたからである。

福祉や教育現場にはもっともっと予算が必要。
そう思うと、税金の使い道に厳しくなる。

ランドセルを背負った子と手を繋ぐ幸せそうな若いお母さん。
あれは四半世紀前の私。
2019年度が、令和元年という年が、平和で穏やかな良い年度になりますようにと祈る。



#伊藤千代子
#糸島市議会議員
#教育

0A4AE39D-5D9D-4859-BB0D-4BDB7A5B278B 前原北にある平成のビル。
平成グループの主だった会社が入っている。当時、水栄設備もここにあった。

談合防止の質問の続き
過去には平成グループ同士で7億円の受注競争…

いとう 
前原産業団地を業者選定したとき、7億円の事業をめぐって3つのJVが受注競争し、株式会社へいせいと清水建設のJVが受注した。
しかしプロポーザルの応募資料を見ると、へいせい・清水のライバル会社が、何と水栄設備を下請けに使うと書いていた。
水栄設備はへいせいグループの企業。当時、前原北にあるへいせいのビルの中にあった。
へいせいが、平成グループと競争する状態にあった。こういう書類は、談合の疑いがあるとみなさないのか。
 
議長
井上建設都市部長。

建設都市部長
その当時、担当だったので私からお答えさせていただく。
その工事は、大手のゼネコンと地元の土木業者の方が対になって提案するプロポーザル方式だった。
その中で、下請けをどこに使われるかというのはJVの方々が決められること。
自由に枠組みをつくられる分は何も問題がない
と考えている。


この事業は、松本前市長が前原市長に当選してわずか1週間後に議会で議決した案件だったと思う。
すでに7億円の工事を巡って受注業者は決まっているという噂があり、10のJVが指名されたが7JVが辞退し、残りの2JVも事業説明会にすら来なかった。受注の意欲が感じられなかった。
プロポーザルで出された2JVの提案書は、本当にそこが書いたのだろうか?という疑問を私は持った。そこにこの件である。

議会でこの質問をすると、市長派議員からすさまじいヤジを受けたのを覚えている。
しかし、部長のいう「枠組み自由」は談合自由と同じではないか?
平成のビルで、ライバル会社同士が話すことが可能になるのだから。
それを反省せず、今も続けているということなのだろう。
市民の理解は得られないと思う。


※ 「市役所別館」のごときビル
前原北のこのビルを、私は市役所別館と呼んでいる。ここには、(株) へいせい社長の妻と子が経営する会社が入っているが、毎年、市から随意契約で委託を受けた事業を展開して、委託料は総額6億円を超え、毎年増え続けている。ここがなければ、糸島市は1日も立ち行かないだろう。その独占的契約内容の問題点については、今後お伝えする。


#伊藤千代子
#糸島市議会
#糸島市議会議員

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侮辱した人とお酒は飲めません~数の力は恐ろしい

3月25日の議会最終日、寺崎強議会運営委員長の提案で、市の執行部と議会との懇親会が開かれ、私以外の議員はみなさん、出席されたようだ。

付き合いが悪い、いっしょに飲むのも大事とよく言われるが、どうして大勢の前で自分を侮辱した人といっしょにお酒が飲めるだろう。
市が取り組んでいる人権尊重、男女共同参画社会の実現を踏みにじる暴言を黙認する議員と、どうしていっしょに酒が飲めるだろう。

「公文書がおかしい」と市の不正の追及をしたり、平成グループへのぼう大な随意契約について質問したりすると、平成グループに子どもが就職している議員や、社長とため口で話す仲のいい大勢の議員たちからひどいヤジを浴びてきた。
議長が注意しないから、いつも「○○議員、静かにしてください!」と注意しなから質問をしなければならなかった。
すると「国会でもヤジろうが!何が悪いか!」と開き直った。

今回「へいせい、へいせい」と私が言っても、だれひとりヤジらず黙っていたのは、このブログで書かれたくなかったからだろう。

新駅建設へ向け、全力で頑張ると前市長が答弁した12月議会の後、2011年1月のある夜。前市長とへいせいの社長が仲良く前原商店街を飲み屋の方に歩いて行った。
その店には、建設産業委員長などの議員と市の幹部職員がすでに集まっていて、にぎやかな宴会が行われた。

私は「政治倫理条例に反する」と議会で問題にしたが、徹底的に攻撃され、それに関する発言はすべて削除され、出席停止3日間の懲罰処分を受けた。
あらゆる新聞に「伊藤議員、懲罰」と報道され、議員としての名誉は深く傷つけられた。
これで誰が一番、得をし、喜んだだろう。

寺崎議員は「おまえ!」とか「帰れ!」とか「伊藤をつまみだせ」とか私に暴言を吐いても、懲罰処分を受けたことがない。みんなそれを許す。

私は3回の懲罰と2回の辞職勧告決議を受けた。品性がないとか、議会で虚偽の発言をしたとか、さまざま。
「伊藤の言うことはウソ」という宣伝がマスコミを使ってできたのだから、議員たちは大喜びだった。それがどんなに不当なものだったか、近々リアルに話したい。
真実、議会での数の力は恐ろしい。

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(株)へいせいが100%で入札したのはなぜか? 談合を疑わない市役所

全国オンブズマンが、95%以上の落札率は談合の疑いが強いと述べたことがある。ところが・・・

昨年9月27日、新駅建設に関連して、2つの大きな入札があって、
どちらも、市内のナンバーワンとナンバーツーの建設会社だけが入札に参加し、
どちらもナンバーワンの株式会社へいせいが予定価格の100%で入札し、
どちらもナンバーツウの松吉建設株式会社が99.7%と言う高値で落札した。
もし談合で高値落札になっていたら、ばく大な税金の損失だ。

100%で1日に二つも入札に参加するなんて、初めから取る気がなかったんですね、市は馬鹿にされてませんか?と私に言った人もいた。
その点を議会で質問した。

いとう ~ 99.7%と言う高値落札の原因は、たった2社で競争し、しかも1社が予定価格の100%で入札したからだと考える。どうしてこういうことになったのか、業者を呼んで話を聞きましたか?

~ 落札後に、業者さんを呼んで、落札内容について聞き取りをすると言う風な事は、一切行っておりません。

いとう ~ それはひどいのではないか。
もし、今回は2つともあなたのところに取らせるが、次は自分のところにくれよねと、相談していたら大変なことだ。
市民の血税である。今年は、50億円の雷山の運動公園の入札があるが、信用できない。

ちよこの視点
洞孝文総務部長は、99.7%になった原因を、「予定価格が市場価格を適正に反映して積算され、設定された結果であると言うふうに考えている」と答弁した。
しかし私は全く信用していない。
なぜなら洞部長は、谷口俊弘元副市長とともに、存在しない会社を業者選定したり、
運転免許証を会社の証明に使ったり、
農業振興地域除外の事務で資格のない申請書を受理したり、
議会で私に幾たびも虚偽の答弁をおこなってきたからだ。

この3月に退職をなさったが、他の議員がその不正をみんなで黙認しても、松本嶺男前市長時代から幹部職員としてやったことは議事録や公文書にのこっている。

話はそれるが、今度の予算委員会でわかったことだが、フォレストアドベンチャーに絡む不正で、東京の有限会社パシフィックネットワークという会社に、市はいまも20万㎡の広大な公園と建物3棟を、年間わずか10万3000円で貸し付けている。
いったい、どれだけの損失を毎年、市に与え続けるのか?
私が「会社がないのに、業者選定したのはおかしい」と議会で反対したが、3人以外の圧倒的多数の賛成で、可決したのが2012年。
賛成討論したのは、小島忠義議員であった。
小島議員が利害関係者となっている前原東土地区画整理事業が始まってすぐの頃である。

松本前市長が、ある市長派議員のご機嫌を取るためにやったことだが、どれだけの職員を無駄に働かせ、無駄な税金を使ったことだろう。

職員の公務員倫理を奪い、市長派議員に守られてやりたい放題だった松本前市長。それを受け継いだ現市政。その実態を市民に知らせ、税金のムダづかいをなくす必要がある。
(「財産の無償貸付」というブログを参照。)

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3月議会の一般質問を、3回にわたってアップしています。
1回、20分くらいです。



(株)へいせいが有利ではないか?
 ~信用できない50億円の雷山運動公園の業者選定


今年、雷山の運動公園事業の業者選定をします。事業費はなんと50億円。
維持費が年間、6000万円もかかります。

身近な公共施設は廃止しながら、前原に大型施設をつくることに、いま志摩、二丈から反対の声が上がっています。
合併時の約束と違うからです。

しかも50億円とは、途方もない金額。
存在しない法人を業者選定したり、運転免許証を法人の証明書に使ったり、糸島市の業者選定は実にいい加減、デタラメです。
議会がすべて黙認するので、市の執行部は平気なのです。

3月議会で談合防止の対策を質問したところ、市内最大の建設業者である(株)へいせいに、あまりに甘いと思いました。

いとう~今年、業者選定する予定の雷山運動公園(事業費50億円)について、平成27年の公園整備構想検討委員会にへいせいグループのコンサルタントが入っていた。その後、平成グループ環境技研の社員になられた。(株)へいせいは他の企業より情報的に有利と思うが、いかがか。

~体育・スポーツの有識者として入っていただいたもので、利害関係者とは思っていない。


※市の得意技は、利害関係者を利害関係者と見なさず事務を進めることです。前原東土地区画整理事業では、議員が利害関係者であるのを7年も隠し続けました。

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