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堀田19票 伊藤1票で堀田氏が議長に

オール自民の議会体制に


議長選挙ほったVS画像


2月16日の初議会で議長選挙が行われ、前副議長の堀田勉議員(無所属だが自民党員)と私(無所属)が立候補しました。

その立候補演説は、以下の通り。順番は事前のくじ引き順です。クリックしてください。


堀田勉議員の立候補演説

伊藤千代子の立候補演説


投票結果は、

堀田議員19票 伊藤 1票


合併後の松本前市長、月形市長を先頭に立って支えてきた市議会主流派の堀田議員に、自民系議員、公明、立憲民主、維新ほか全員が投票しました。私は、堀田議員には絶対に投票できないと考え、立候補しました。理由は、

① 玄海原発の再稼働に賛成だった。

② 健康づくりセンターきららの湯の無償譲渡に大賛成だった。

③ 保育所すべての無償譲渡に大賛成だったった。

④ フォレストアドベンチャーの無償貸付に大賛成だった。

⑤ 市と契約関係にある利害関係者の企業経営者らと長年にわたり付き合いがある。

⑥ 特別支援学校の用地取得に関して、議会で一切の審議をせず採択するという暴挙を行った市議会で副議長をつとめていた。

他にもいろいろありますが、民主的討論の保証、少数意見の尊重という点で信頼できないと考えたからです。

副議長には、井上健作議員と笹栗澄夫議員が立候補し、井上議員が選ばれました。井上議員には、保育所の無償譲渡に関して、質問するたびに、立憲の議員とともに発言の妨害を受けたので、とても賛成できませんでした。

今議会では、常任委員会の委員長も決まりました。オール自民の体制が出来上がったと思いました。無所属で立候補されていますが、市議会内では自民党員として団結した議会活動をしておられます。


1)総務文教常任委員会 委員長 重富洋司議員(自民) 二期目。

2)市民福祉常任委員会 委員長 松月よし子議員 (自民)四期目。

3)建設産業常任委員会 委員長 加茂正彦議員 (自民)二期目。

4)議会運営委員会 委員長 重富 洋司議員(自民)


12月議会 請願の採決

画像

先の12月議会では、4つの住民請願が議会に出され、採決がありました。上はその賛否結果。

①糸島市原子力災害広域避難計画に関する請願書

②沖縄本島南部土砂採取計画撤回に関する請願

③糸島市に子どもの権利に関する条例の制定を求める請願

④難聴者の補聴器購入に関わる負担軽減を求める請願書

住民の請願4つに全部反対だったのは、堀田勉議員、松月よし子議員、重富洋司議員、平田雅紹議員、加茂正彦議員、長田秀樹議員の6人でした。この方々が重要ポストを占めましたね。

一般質問の締め切りが25日正午です。忙しくなってきました。今期もよろしくお願いいたします。











初議会は2月16日10時 ~政治倫理を守り市民のための議会へ


議長選挙


改選後の議員の任期は明日の2月14日から。初議会は2月16日10時からです。まず議長選挙が行われます。議長の権限は実に大きいので、議会が民主的に運営されるかどうかは議長次第と言っても良いでしょう。会議はインターネットで傍聴できます。


視察先で女性と遊ぶ議員

行政視察欠席届

上は、私が2018年に、井上健作総務文教常任委員会委員長あてに提出した「視察の欠席届」です。理由はふたつ。

「理由一、 前期の行政視察において、宿泊先のホテルに風俗の女性を呼んだ議員がいたにもかかわらず、本人の言い訳だけを根拠にうやむやにしたことで、行政視察への信頼を失わせたこと。

理由二、・・・2010年の合併以降、女性に暴力をふるって逮捕された議員、覚醒剤を使用して逮捕された議員がいたが、懲罰や辞職勧告を受けることも、議員としての人格を批判されることもまったくなかった。私への懲罰や辞職勧告は、…議会多数派による理不尽なパワハラであり、議員としての名誉、個人としての尊厳を著しく傷づけられ、精神的なダメージは計り知れず、宿泊を伴った共同行動は不可能であること。 以上 平成30年10月1日」


行政視察抗議

上記のホテルうんぬん視察については、2017年6月14日、私が前期の谷口一成議長に説明を求めた文書が残っています。議長は私を議長室に呼んで「すでにこの件は、浦前議長のときに本人に調査して何もなかったと確認している。だから議員全員に説明しない」と言いました。仲の良いお友達議員同士の調査で「何もなかった」と処理したのです。

有力議員同士の馴れ合い。多数派は何をやっても許されるという旧態依然とした古い体質。明日から始まる新しい議会では、政治倫理が守られる議会へ変えることが必要です。


公共事業で私腹を肥やした議員と市の幹部

議運質問状

上は、2019年1月18日、私が議会運営について提出した公開質問状です。前原東土地区画整理事業について、建設産業常任委員会委員長の小島忠義議員は、土地区画整理組合の組合員であり、明らかに利害関係者であったのに、「個人所有はない。名義を貸しているだけ」と議会で弁明し、それに市の執行部と議長らが同調し、私の質問を妨害しました。

しかし私がのちに法務局に通って調査すると、小島議員はため池だった土地を、土地区画整理事業完了後の2018年に、複数回売却していました。


画像

そのひとつが上の写真です。伊都の杜の土地(元は資産価値ゼロだったため池)を売って利益を得ていたのです。市の開発事業の利害関係者が議会で建設産業委員長をつとめ、その事業をチェックするという構図は癒着そのものです。

月形市長の部下としてこの事業を推進したI建設都市部長も利害関係者でした。(この人はフォレストアドベンチャーで利害関係者のK氏やH農林水産部長らといっしょに酒を飲んだ農林土木課長)つまり、市の幹部と議員たちが利害関係者となって手に手を取って開発を進めたのが、前原東土地区画整理事業だったのです。

不動産賃貸業の議員が、「駅が無ければ土地が売れない」と市に新駅建設を求めたのも、この開発に関連した発言でした。


前原東土地区画整理事業密約

2003年(平成15年)10月14日、前原東土地区画整準備委員会委員長だった井上智議員が、秘密裏に清水建設(株)九州支店執行役員委員長と覚書を交わしてから19年。周辺整備事業を含めるとおよそ50億円の税金を投入して2018年に完了した浦志の大開発。この開発で桂田踏切を廃止したため、いま潤南に住民の大反対を押し切ってアンダーパスの建設をすすめています。

2010年合併後初の市長選挙で、井上智元議員は松本嶺男陣営の選挙対策本部長でした。井上氏は、農業振興地域だったこの区域内に約7000㎡の土地を所有し、長年にわたり開発の先頭にたっていました。松本前市長の時代に嘘とヤラセがはびこり、政治倫理も公務員倫理も地に落ちました。


あたたかい姿勢に

2022年1月発行の「ちよ便り27号」から。

今年度から泊土地区画整理事業が清水建設とともに始まり、その中心に私文書偽造を行った泊一環境保全組合の事務長(市職員)がいます。泊の隣、馬場地区の開発は、副市長が中心になって着々とすすめています。数年前、月形市長は、泊と九大に新駅をつくる構想をうちだしました。すべてが水面下でつながっています。

新しい議会では、コロナ禍の市民生活を守らねばなりません。有力者ではなく、市民にあたたかい市政へ。癒着・馴れ合いを断ち、市民に開かれた議会、活発に議論できる議会へ変えることが本当に大切です。



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2019年1月発行の「ちよ便り16号」から。ホーム画面の画像をクリックすると拡大できる。











コロナ下での手づくり選挙


宣伝カー 

宣伝カー


画像 

選挙公報


看板2 

看板


画像 

選挙ポスター


2022年1月30日投開票の糸島市議会議員選挙で、私は前原市議から合わせて7期目の連続当選を果たすことができました(得票数2022票、7位)。癒着馴れ合いを正し、住民本位のクリーンな市政を願う市民のみなさんからの期待が寄せられたものと深く感謝しています。

今回は、新型コロナ感染症のオミクロン株がまん延し、糸島市でも連日50人から90人の新規感染者が出ている状況で行われました。

そこで今回の選挙は、前回以上に質素に徹しました。地縁血縁なく、支援する組織いっさいなく、1週間宣伝カーを回すだけの実にシンプルな選挙運動でした。


宣伝カー~運転手は夫、ウグイス嬢は私。2人での運行だったので、感染の心配がなくて良かったです。声が枯れてきたので最終日のみボランティアで応援を頼みました。

選挙公報~二日かかって手づくりで仕上げました。市民への心からのメッセージです。

看板~前回、私がアクリルペンキで描いたものを使いました。「温かみがあっていい」と評判は上々でした。

選挙ポスター貼り~これだけは自分でできないので、36人の方に頼みました。山から海まで広い糸島市の217カ所に一度にポスターを貼るというのは大変です。告示の日は雨だったので、ボランティアで協力してくださった方々に感謝です。


以上が今回の選挙運動でした。費用がほとんどかからなかったシンプル選挙でした。(誰それは〇百万円かかったという噂も聞きます)。(注)ポスター制作費、宣伝カー車両借り上げ費、ガソリン代、運転手(家族はダメ)の費用は基本公費で出ます。

なお、議会ごとに年4回発行しているニュース「ちよ便り」は、選挙活動ではなく政治活動です。今回は、1月23日の告示前までに27号を主にボランティアで配布していただきました。

これから先、もっと多様な立場の市民の方々が選挙に立候補してほしいと心から思います。資金がない、バックに組織がないと立候補できない状況では、本当の民主主義とは言えません。


「自民党の党員なのに無所属で出ている候補者を町内で推薦して応援している。納得がいかないが、同調圧力が強くておかしいと言えない」

「国政で自民党の手足となっている地方議員を応援したくない」…

こういう電話が選挙中、いくつもありました。今の市議会では無所属議員のほとんどは自民党員で、議会内では月形市長の応援団として団結して行動しています。賛否に是々非々とは言えず、これが一番問題です。

そもそも宣伝カーで名前を連呼して走る選挙運動が間違っています。校区あるいは行政区ごとに立会演説会を開いて議論するなどして、有権者に候補者の人となり、政策を知ってもらうことこそ大切ではないでしょうか。いえ有権者だけではなく、選挙権のない子ども達にも政策を訴えたいですね。学校トイレの改修や地域の遊び場のことなどを。地方自治は民主主義の学校ですから。



糸島市長選挙結果


月形祐二氏 32644票

岸塚由将氏 9171票


3選を果たした月形氏。今回当選した20人中、税金の使い道にモノ言える議員は何人いるでしょう?

糸島市議会では立憲民主は与党陣営。日本共産党がいなくなった議会で、住民無視の大開発がさらに加速する恐れがあります。アンダーパスなどのムダづかいを許すかどうか、予算を審議する3月議会はもうすぐです。