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昨日夕方6時ごろの映像。
激しい濁流となって流れゆく雷山川。
市は、この下流500メートル位のところに、地下8メートルのアンダーパスを50億円でつくろうとしている。(道路まで含めると80億円の大事業)
住民は大反対。いったい、だれのためか?と怒っている。

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アンダーパス予定地の近くのマンション。玄関に土のうが積んであった。
潤という名の通り、土地が低く、水に弱い所。
こんなところに、巨大な地下道はいらない。

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波多江の井上病院の近くのこずは橋から。
アンダーパス予定地のすぐ東側。
このあたりは、災害時、最悪2メートルの浸水が想定されている場所。

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地域住民は、一日も早く、平面で踏切と道路の拡幅を願っている。
そうすれば、数億円で建設できる。
福岡市西区周船寺の踏切は、アンダーパスではなく、平面で建設した。

アンダーパスは、福祉、教育のためのお金を食いつぶし、市の借金を増やす。
そもそも浦志の住宅開発で金儲けしたい人達が集まって、新駅作って踏切閉めてアンダーパス…と筋書きを書いたもの。絶対に許せる計画ではない。

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平面交差で拡幅した福岡市西区周船寺の踏切。アンダーパスでないため、費用は数億円。

BAF0C9D5-FB64-438D-9E77-6247D429A8D9 ちよ便り6月号から。

2年前の9月議会で、私は保育所財産の無償譲渡に(株)H建設の元幹部が関わっていたことを追及して、懲罰と辞職勧告を受けた。

私がH建設がらみの質問をすると、社長と親しい議員たちからいつも目のカタキにされた。
議会のたびに激しいヤジや暴言を浴びて、ひどい緊張を強いられた。

あまりに理不尽な目にあい続けてきたからパニック障害になり、大声で怒鳴る議員の顔を見るだけで胸の動悸がはげしくなって、冷や汗がでたり、息が詰まるようになった。

ちょうど2年前の9月議会では、懲罰の弁明の後、ストレスが高じて呼吸が苦しくなり、救急車で病院に搬送された。

彼らが、覚醒剤で逮捕された議員や、女性に暴行して逮捕された議員に対しては、どんなに甘い対応をしたか、私はよく知っている。

職員へのパワハラと私への暴言とは、表裏一体のものだ。
反対する者を許さない傲慢な暴力的体質が、議会制民主主義を踏みにじってきた。

女性や若者、障がい者、さまざまな市民が議員となり、多様な意見が議会に反映されるようになることを切に望んでいる。

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「契約書はなくてもいい」のか?

いとう 施設カルテ112ページに、樋の口ハイランドの「運営方法」は「包括委託」と書いてある。包括委託とはどんな委託か。
 設置は市が行って、その後、全ての管理運営、維持まで含めて、一括して業者のほうに委託するというものが包括委託である。
いとう それでは、どこに全てを包括委託しているのか。
 パシフィックネットワークに委託している。
いとう その委託の契約書があるか。
 委託の契約はございません。

信頼失う公文書の虚偽記載は、重大な犯罪
 有限会社パシフィックネットワークは、市から20万平方メートルの広大な土地と建物3棟を、年間わずか10万円で10年間も借りていますが、運営委託の契約はしていません。
 契約書が存在せず委託の事実がないのに、「運営方法 包括委託」と公文書に記載しているのです。
 
 樋の口ハイランドの利用者3万7513人も事実ではありません。これもウソです。
 公文書の虚偽記載は市民の信頼を裏切るだけでなく、関わった公務員は虚偽公文書作成等罪という刑法第156条に問われかねない重大な犯罪です。
 市長以下執行部はそれを真剣に反省すべきです。
 
チェック機能果たさない議会
 全議員に配布された施設カルテ(公文書)に虚偽記載があるにもかかわらず、議会はまったく問題にせず、黙認し続けています。
 これでは法令順守どころか「契約書がなくてもかまわない」という市の事務を認めるようなものです。

運営方法・包括委託、利用者3万7513人と偽りの記載をした施設カルテ。他の会社の営業実績を、今はないはずの公園の利用者として書いている。いわゆる改ざんだ。
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荒れた森林公園~2019年当時の写真


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市が7年間、公園の整備を怠ったために、斜面が崩れた草スキー場。
いま、公園廃止の宣伝のため、市民の利用はほとんどなくなった。
以前は無料で市民がピクニックに来ていた。
森林浴、草スキー、パラグライダー、水遊びなどができた。
公園内には16,000本の花木が植えられ、森林組合が美しく管理、整備をしていた。
市は会社に、20ヘクタールの広大な土地を年間5万8350円で貸している。

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森林浴ができた遊歩道の脇にはゴミが積まれて。

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子どもたちが遊んでいた水辺は立ち入り禁止に。

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玄界灘が一望に見渡せた展望台も立入禁止に。

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フォレストアドベンチャーの利用料は、大人3600円、小人2600円。
無料で遊べた公園が、高いお金を払って遊ぶ民間施設に変わった。
2023年の利用料は4000円。

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本来は、森林保護と住民が自然の大切さを学ぶために福岡県が2億7千400万円かけて建設した産業振興施設である。


数日前、その女性は、弱った足を少し引きずるように、わが家を訪ねて下さった。
27年前、兄弟4人でまとめた被爆体験記を携えて。
長崎の原爆にあったとき、小学校の4年生、9歳だったという。

三菱兵器の本館で被爆したお父さんは、苦しみながら1週間後に亡くなり、大火傷で全身が膨れ上がっていたお姉さんも、その1週間後に20歳の若さで亡くなった。
それからお母さんの故郷、福岡に転居し、戦後を生き抜いた家族の歴史が、70ページの文集に手書きで綴られていた。

被爆当時、長崎中学1年生だったお兄さんが福岡市の梅林中学校で教師をなさっていたとき、自らの家族の被爆体験を平和教育に役立てようと、生き残った姉、弟、妹に声をかけ、1992年に編集、300部印刷なさったという。

きのこ雲の下の原爆投下直後の様子は、あまりにむごたらしく悲惨。
この地獄絵のような状況下で、9歳の少女と13歳の兄がけなげに生きる姿に胸を打たれた。
家族のありふれた日常、極限の状況下でも人間らしく生きようとする姿。
貴重な貴重な、決して埋もれさせてはならない手書きの体験記だ。

昨日、電話すると、女性は穏やかな声で、すでに10人の兄弟姉妹の中で生きているのは私だけですとおっしゃった。
そしてあの日、
木の葉のように焼かれた無数の人々を、子ども達を忘れないで。
核戦争は絶対にしてはならないと言いたかったのだと思う。
そのためにこの手記を役立ててほしいと。