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大隈半島の最南端は、青い海がまぶしい亜熱帯の町。

佐多町とよばれていた頃、ドライブに行ったら、海岸沿いはヤシの木が立ち並び、ハイビスカスの花が咲きみだれ、山から道路にかわいい野ザルが飛び出してきた。

山の奥のほうに、春にはサクラの名所、夏には、滝から流れ落ちる涼を求めて人々が集うステキな場所があった。

3月28日の西日本新聞、「核燃料廃棄物の最終処分場、南大隅町が断念」とあった。

知事が「反対の意向を示したため」町長が断念したとある。

知事の言い分は「県は観光や安心・安全な農産物作りに力を入れており、悪影響の出ることはやめるべきだ」と。

わたしの両親が住む隣町での出来事。


去年は、チェルノブイリ原子力発電所の大事故から20年。白血病やガンで苦しむ子どもたちの写真展を見たが、被害のひどさに圧倒されたのを覚えている。

「核のごみ」といわれる高レベル放射性廃棄物の最終処分場は、書類による調査を受け入れるだけで、国から年間10億円が公布される。空前の借金をかかえた国が・・・それだけで、いかにリスクが高いかわかる。


「タダより高いものはない」と昔の人は言った。まして・・・国が、「財政難」と、市町村のいのち綱、地方交付税を減らしつづけて、どこも財政難にあえいでいる。その地方に、札束をちらつかせて、核のごみを引き受けさせようとしている。

なぜ「財政難」になったか、考えも反省もせず。・・・腹が立つね。国のやり方は。

遠山の金さんなら、「ふてぇやろうだ!」と言うところ。だまされちゃいけない。

そこで、


○学習会のお知らせ「放射性廃棄物最終処分場に 二丈町がねらわれている」・・・ 4月5日 (木)午後1時半より3時くらいまで 

場所~田中研修センター 

講師~仲秋 喜道 氏 玄海原発住民会議世話人 玄海町東光元住職

ひわだ正子(二丈町議)「町長は、議会でどう答弁したか?」

連絡先・ひわだ326-5587


○今日は福岡市議選(西区)に立候補している熊谷あつ子さんの出発式に行った。議員でないのに、2000件の無料生活・法律相談におうじてきたがんばりには、ほんとにあたまが下がる。わたしなど、まだ400件くらいにしかならない。なんとしても、今度の選挙では当選してほしいと思った。


前原市も、地震のあった石川県に義捐金を送ることに決まった。

もし輪島市が、その義援金を被災者にわたさず、フトコロに入れたらどう思う?

議会の壇上から問いかけた。


義捐金は原則、被災者のために使うべき。

前原市のように、市民に見えないところに貯金したり、行政区でパソコン買ったり、神社の手入れをするために使うべきものではありません。

○「義援金の使途を明確にすべき」との県への意見書案に賛成したのは

いとう、古川、北畠、三嶋(栄)、糸山の5議員。


○波多江駅のエレベーター設置に、賛成したのは

いとう、古川、北畠、三嶋(栄)、江頭の5議員。


○糸島に養護学校の設置を・・・に賛成したのは

いとう、古川、北畠、三嶋(栄)、糸山、江頭の6議員。


反対したのは誰かって?それは、前原市議会を検索して、調べてください。


今日も、発言しない議員が多かった。

6人はまったく声を発せず、ほか3人は委員長報告をしたけど、これは議会事務局が原稿を書いたのを読み上げただけだから、これも発言しなかったようなもの。


いくら市民に中央ルート反対と叫んでも、松本市長の税金の使い道すべてに賛成するようでは、市政は変えられません。


中央ルート、同和、使用料の値上げ、何でも賛成でよいのでしょうか。

184億円のなかに、波多江駅のエレベーターも、高田の災害避難所も、市民プールも、運動公園も、市民の切実に願うものは何一つ実現の予定なし。


公民館はじめ、あらゆる施設使用料は1.5倍もの値上げ。学校の改修予算は最低。

福祉のカナメ、社会福祉協議会の予算は、3年間で500万円も削られ・・・こんな予算に、どうして賛成できますか? 

財政破綻まっしぐらの予算です。


※一般会計予算に反対したのは、いとう、古川議員、北畠議員の3人。

つづきは、明日・・・おやすみなさい。


二丈町に行く途中、車の窓から加布里湾の美しい海をながめていたら、ラジオのニュース。

石川県の輪島市で震度6の地震(マグニチュード6.9)。


被害が大きくなければよいが。

およそ二年前の3月20日。福岡県西方沖地震で、前原市は25戸が半壊、3千軒あまりが一部損壊の被害をうけた。

震度5強で、立っていられないほどの恐ろしいゆれ。

築27年の我が家も、屋根のかわらが落ち、うち壁がはがれ、20万円相当の被害があった。

150万円から200万円も一部損壊の被害をうけた家々もある。

(その晩、数ケ所の公民館をまわると、100人くらいの人が避難していた)

無数の家々の屋根はブルーシートでおおわれ、「保険が出ない。とりくずす貯金もない」「年寄りには、金を貸すところがない」となげく声、声、声。


玄海島をはじめ、地震の悲惨な状況がテレビに映し出され、全国から被災者に善意の義捐金が寄せられた。

そのうち、前原市には8300万円が配分された。

市が財政難なら、せめてこのお金を被災者に配分したり、家の修繕に、無利子の貸付を行ったりすれば、市民はどんなに助かることか。

しかし、8300万円のうち、被災者に配分されたのは、495万円(6%)だけ。

(半壊世帯に15万円、重傷者に15万円など)


あとの81%、6725万円は、小学校校区区長会を通じて、行政区に配られた。

防災の名目で、公民館の修理、テントの購入などに使われているが、パソコンの購入を予定しているところもある。

一番許せないのが、市が「今後の災害に役立てる」との名目で、義捐金のうち、1000万円(12%)を貯金したことだ。

それも、公金ではないといって、予算書の災害対策費にもはいっていない。


先日の予算委員会で、「いったい、あの1000万円の義捐金は、どこにあるのか?」と聞くと

「歳計外収入として取り扱っている(通帳に入っている)」

「市のお金である以上、公金だ。議員がチェックできないお金があっていいのか」

と抗議する。


通帳に貯金して、あるにはあるが、どこの予算にもでてこないから、議員がチェックできない。

そのうち、わからなくなるだろう。 

そもそも、被災者への義捐金を被災者に配分せず、貯金するなど前代未聞。


新潟県では、県知事の指示で、市町村は、一部損壊まで詳しく行政が被災家屋を調査し、多くの市町村で、一部損壊まで義捐金を配分した。

隣町の志摩町も一部損壊に2万円を配分したそうな。

前原市は、一部損壊の被害を市として、きちんと調べなかった。

100年に一度という、「未曾有」の災害が発生したのに、その被災記録をきちんととっていない。

そのために、義捐金の配分ができなかったのだ。


多くの市民は言う。

「地震があっても、市は何もしてくれなかった」と。


同和地区の個人住宅の滞納3億1千万円。その焦げ付きの処理を7000万円近い税金でやりながら、地震被災者の住宅改修には、貸付利子の補給(半分)をわずか十数万円しただけ。

こんな義捐金の配分を許す麻生県知事の責任は重い。

(市長は、県の職員だった頃、知事の片腕だったという。与党議員、区長会長が県知事に頼みこんで、前原市長として推薦されたのが、今の市長)


27日、義捐金の配分をした県に対して、意見書を提出するよう提案する。


子どもたちが、「被災者に」と、小さな手でおこづかいを募金箱に入れてくれたかもしれない。

それが、被災者のために使われず、市が貯金しているとしたら、どう思うだろうか。


ゲンローンノフ

ロシア人の名前ではありません。議会のこと。

「言論の府」でおととい終わった予算委員会。

一日、ほとんど発言せず、座っている議員がなんと多いことか。


公民館・社会福祉センターあごら・学校の体育館・・・あらゆる施設使用料の値上げ、同和、中央ルート・・・なんでも賛成の議会で、よいのでしょうか?8年前、初当選して二回目の議員全員協議会。

「特定議員の宣伝になるから、議会だよりに、発言した議員の名前を書かないことに決定した」・・・議会運営委員会の報告・・・。


「それはおかしい。市民は、えらんだ議員が、議会でどんな発言をしたか知る権利がある」と、立ち上がって意見をのべていると、突然、議長が立ち上がり、「きさま、だまれ!」と恫喝(どうかつ)した。


驚いたことに、だれも下を向いてだまったまま。

議長をいさめる人はいない。

以来、ずっと「品性のない議会でよいのか?」と議会内外で訴えつづけた。

議場で、議員控え室で、おおぜいの議員相手に、何度げきろんしたかわからない。

傍聴に来た市民が、「ひどすぎる」と、抗議したことも二度三度あった。


ホテル救済としか思えない道路建設に反対する論戦(当時の「前原の風」(日本共産党議員団が毎月発行している議会ニュース)にリアルに書いている。民主主義をふみにじる議会でのヤジ・恫喝は、ほんとに許せない)をしていたときは、議場のまえで、推進派の人たち十数人に囲まれ、大声で怒鳴り散らされた。

その様子を、同じく推進派の複数の議員がわきを通りながら、ニヤニヤと面白そうに見ていた。

怒鳴り散らす声が、議場のある3階に響き渡っているのに、だれひとり注意に来ない。

あきれた。


「話があるなら、きちんと申し入れてください。でないと話しません」と突っぱねつづけ、15分ほどで帰っていった。

ホテルと親類の元町長から、古川議員もわたしも「名誉毀損」で訴えられたが、わたしたちが勝った。


この道路は、多くの市民と力を合わせ、市長選挙で勝利してやめさせることができた。

今また、オール与党にかつがれた市長が、市民の反対を押し切って、「中央ルート」を推進している。

市民の願いを優先する市政が実現できたら、どんなにいいだろう。


あるお母さんが、きのうの朝電話してきた。

「いとうさん。娘が休みをもらって、議会の傍聴に行ってきたらしいんよ。いとうさんががんばっているのを見て、いっしょうけんめい様子をはなしてくれたんよ。大勢の議員が、騒いで邪魔して、腹がたったって。前原は、いとうさんや古川さんがいなかったら、おしまいよ。市民がもっと議会に行って市政に関心もたなきゃ、と言うの。わたしもこれからは傍聴に行くからね!」


27日は、最終本会議。

今の前原市の税金の使い道に、賛成するのか、反対するのか。

採決の様子をみにきてください。


4年働いて、退職金が5184万円。うーん。すごい。

福岡県知事さん。県の借金が、2兆7千億円(にちょうななせんおくえん)もあるのに。

全国一高い退職金をもらっている場合でしょうか。

県民のほうは、高い税金と公共料金に押しつぶされそう。

1円でも10円でも安いものをと、必死に節約しているんですぞ。

月に年金5万円とか10万円で、爪に火をともすように暮らしているお年寄り。

高い子どもの教育費、借金をして学校にやらなければならない現状。派遣やパート、アルバイトで、何の保証もなく、長時間労働をしいられている若者たち。

いっしょうけんめい働いても、生活保護以下の暮らししかできないワーキングプア。

この子を残して死ねないとなげく障害者の親ごさんたち。


福岡県は、福祉と教育予算が全国最低レベル。

国民健康保険証の取り上げで、病院に行けない世帯は、3万2000世帯。全国で一番多い。

青少年の非行率も、ずっとワースト一位。

毎日バスに乗り、福岡市の養護学校へかよう障害児たち。糸島にも養護学校をと30年あまりも県にお願いしているのに、いまだに実現できてない。

ところが、麻生知事、南風団地の南側の山林22ヘクタールを造成工事して工業団地をつくると、地域住民の知らない間に、ポンと30億円だす決断をした。

弱者に冷たい今の福岡県政。水あまりなのに、6000億円でまたダムをつくる。

利用者が減ってきているのに、何兆円もかかる新福岡空港もつくるという。

借金で財政はたんしても、誰も責任を取らない。それが行政。食べ物がおいしく、海と山があり、自然ゆたかな福岡県が、わたしたちは大好き。政治が良くなったら、もっと好きになる。


むだな公共事業よりも、子どもやお年寄り、障害者にあたたかい福岡県へ。

まじめに働く人が、むくわれる社会に。明日の県知事選告示を前に、きのう前原駅で演説した。

候補者の名前は、告示以降、言えないのです。でたらめね。

選挙で、候補者の名前や写真を言ったり配ったりできないなんて。


「なんという胸のいたみだろうか・・・時は流れ、人は去り行く。自由を求め、さまよいつづけ、野に果てるとも、明日を信じて・・・」(ビオレータ・パラ詞、曲)


いろんなことが人生あるけど、無実の罪でローヤ入れられることが、あるんだ。

「それでもボクはやっていない」という、あの映画のテーマもそうだけど、もっと身近に。

志布志町といえば、私の実家の近く。

そこでおきた公職選挙法違反事件で12人が逮捕され、その被告全員の無罪が確定したのが、今月10日。言葉に言いつくせない4年間の苦労。

警察の取調べの恐ろしさを、この人たちが教えてくれる。

民主主義の時代でさえ、警察の取調べはこんなに怖いのに、戦前はほんとに怖かったと思う。つい、61年前のこと。

今ならあたりまえの『戦争反対!」とか、「主権在民」とか主張しただけで、「アカ」「非国民」とレッテルはられ、刑務所に入れられ、あげくの果て、残酷な拷問で殺されたのだから。

ためしに、「伊藤千代子」で検索してみてください。わたしと同じ名前の若き日本共産党員の女性が、どんな人だったか。

24歳の若さで、国家権力に殺された彼女の短い人生。

今も多くの人を励まし続けている。

彼女が刑務所から家族に書き送った手紙は、20代の若い頃、わたしを泣かせました。

「なんという胸のいたみだろうか。時は流れ、人は去り行く。自由を求め、さまよいつづけ、野に果てるとも、明日を信じて・・・」の歌とともに。


予算委員会があんまり忙しく、久しぶりになりました。


女性議員の一日をご紹介。

朝、6時半おきる。娘のおべんとうは、からあげと卵焼き、ブロッコリ、りんご。

ご飯は赤米の入った五穀ごはん。おいしいですぞ。


9時過ぎ、自転車で東中学校へ。幼かった子どもたちの成長に驚く。

卒業式は感動的でしたが、体育館は寒さきびしく、1時間45分は凍えました。


12時40分、おおいそぎで電車で前原市役所へ。

飲料会社の送水管問題で、井戸水がかれては困るという高田のご夫婦と市長室へ。

市長に要望書を手渡し、5分懇談。


13時~17時まで予算委員会。広域機関林道の無駄遣いをやめ、森林整備事業の予算を増やして、森林保護を。

農業問題、中央ルート、地場産業の振興について、水害と避難所、生活道路の整備、入札について・・・

中央ルート推進の議員や、広域機関林道推進の議員たちが、私や古川議員が発言するたび、わあわあヤジをとばし、げらげら笑う。横、後ろ、うるさい中で質問を続けるのは、なかなかエネルギーがいりますぞ。(さすがに新人議員は、だれもやじりません)

発言者が少ないなかで、つぎつぎ手を上げないと、委員長が質疑を終結してしまうので、ほんと忙しい。

もっとていねいに議論すべきなのに。

だって400億円の税金の使い道ですよ。市民の暮らしや生活を反映させて、豊かなぎろんが必要なのに。(昨日までは、福祉のこと、街灯、通学路、財政問題を議論した。福祉のカナメ、社会福祉協議会の予算をまた減らしたね)


18時、調べものをして市役所出る。


18時半、買い物。相談者の家を尋ね、20時帰宅。すもうの取り組み結果を、おばあちゃんに聞く。

夕飯はちゃんぽん。菜の花の胡麻和え。

この1週間、日に14時間くらい働いた。

今夜は仕事しないで、「男はつらいよ、寅次郎ハイビスカスの花」をみよう。楽しみ!

市民が主人公の立場で、切実な願い、くらしの声を議会で代弁するのが、わたしたちの仕事。

行政の仕事は幅が広く、8年間していても、わからないことが多い。

でも、市民の立場、弱者の立場に立つかぎり大丈夫。

14日、初めて議会でわたしの一般質問を傍聴した方からメッセージが届く。

60代後半の女性。 

はじめて議会を傍聴して、感動した。こんなに、いとうさんがガンバッテくれているなんて、議会に行かないとわからない。「前原の風」は、やさしく書いてくれてるけど、現実はもっと大変なのね。

感動したよホントに。友達にいちど見に行くように言うよ。この方は、波多江駅のエレベーターの署名を50人分も集めてくれた。ありがとうございます。こちらこそ、元気が出ました。


今日から、議員の一般質問がはじまった。

14日、水曜日、がんばります。朝10時から。

私は10時半以降。古川議員は、午後2時くらいから。

傍聴をよろしくおねがいします。

義母が、相撲の取り組みを嬉々として鑑賞している横で、質問原稿をつくっている私です。

前原の風3月号ができました。週末から配り始めます。

盛り上がった住民懇談会の様子ものせました。お楽しみに!


レゴの入院

2007年03月10日

胸騒ぎがして実家に電話したら、案の定、レゴは入院していた。

父の話では、夕方、車庫のまえまでよたよたと歩いてきて、どさっとたおれ、気を失ったという。

全体大ケガをして、片方の目は失明寸前。

急いで病院に連れて行くと、敗血症と腎盂炎で命があぶないといわれた。

3日間入院して点滴をしたら、ありがたや。どうにか助かったそうな。

獣医さんからもらったクスリを家で毎日飲ませて、養生させていると母。

4年前、泊で捨てられていたのをもらってきたネコ。哺乳瓶でミルクを飲ませて育てた。

2年前、鹿児島に連れて行ってからは、両親になついて、ほとんど一日、庭や田畑、果樹園の敷地で父母のあとをついて回ってくらしてきた。

ただ、ときおり家の敷地内に侵入するヨソモノのネコを追いかけたりしていたらしい。

人なつこいが、控えめで物静かで、やさしいネコだ。

鹿児島のおばあちゃんが、涙ぐんで語ったことを、夫や義母、子どもたちに話している間も、わが家の超ワガママで気の強いなふじこは、ニャアニャア甲高い声でなきつづけ、カツオブシをねだっている。


7日の本会議。ひどかった。

くわしくは前原の風で知らせますが・・・財政難と言って、公民館、学校、あごら、伊都文化会館、・・・あらゆる使用料をねあげして、経済効果は、年に500万円くらいにしかならない。敬老祝い金をけずっても、500万円くらい。あわせて1千万円の増収。(そうそう敬老金は、7年前まで1300万円くらい予算があって、80歳以上は毎年お祝いがもらえたのに、来年度から88歳だけ。予算も190万円に・・・)同和地区の新築住宅資金として貸し付けた資金のうち、3億1千万円が滞納に。

その支払いの6789万円を、なんと市民の税金、一般会計から出すという。こんなことでは、使用料値上しても、焼け石に水。


それだけのお金があれば、東中学校の老朽校舎の改善ができるし、波多江駅にエレベーターもできる。

街灯を増やし、生活道路もずいぶん直せる。敬老金もけずる必要ない。

ばく大なお金。いままでのずさんな貸付事業を反省し、来年度から、「所得制限なしの優遇事業(たとえば、下水工事に1戸30万円補助とか、返済無用の奨学金)とか見直して、困っている市民すべてを対象に一般施策にするとかするならまだしも・・・議会のあと、ある議員が「委員会で聞いたことまで言わんでもいい」と発言のしすぎだといわんばかりに文句。

聞くのではなく、議場で問題点を明らかにして、正すのが議員の仕事。

今日一日、10時から3時まで、一度も発言せず、賛成の手だけ上げていた人たちに、言われたくありません。

今日も5時前まで調べも。一般質問の準備は、時間がかかります。


そういえば、今日は夕方6時から、すべての委員会で、議員と幹部職員との懇親会が予定されています。

「議会中に執行部とは飲食しません」というと、「馴れ合いにはならん」とある議員。

しかし、議会で市民の声を代弁せず、賛成の手を上げるだけなら、充分馴れ合っていると思いますよ。


明日は本会議です

2007年03月06日

明日の本会議。全部で17本の質疑をして、4本の反対討論をします。

今その準備中です。


学校、公民館、あごら、伊都文化会館。・・あらゆる施設の使用料が焼く1・5倍になります。敬老金もカットです。

それに加え、国が老人保健法を改悪したため、75歳以上のお年寄りは、来年の四月から保険料を払うことになり、介護保険料とともに、年金からの天引きになります。

75歳になったお祝いが、これではあんまりです。

「年よりは早く死ねってことよ」と我が家のおばあさま。

お金がなかったら、介護も受けられない。病院にも行けない。

これが美しい国でしょうか。弱者にあたたかい国こそ、本当に美しい国であるはず。

職員は、一生懸命やっている人がたくさんいます。

しかし、市の姿勢が、有力者に甘く、市民に冷たいのです。

きょうも一日、議会で調べ物をして、つくづく感じました。

あす、本会議でがんばろう。

一般質問でないときも、ぜひ議会に足をはこんでください。(開会は10時から)


「こんなに福祉が悪かったら、心配で、障害のある子を残して死ねない。いっしょに死のうかとさえ思う」

と、涙ながらに語るお母さん。


自民・公明の与党が可決した障害者自立支援法は、「自殺支援法だ」という車椅子の女性。

月1万5千円だった通所費用が、今は3万円になったそうです。


福岡市西区の日本共産党予定候補・熊谷あつこさんを応援に行ったとき、後援会での話です。

「40歳の息子は難病で、余命あと4年と医者に言われています。今頃はサクラがきれいだろうね、とかモミジがきれいかろうね、というのを聞くと、あちこち連れて行ってあげたいのですが、お金がなく、タクシーも使えません。

下山門の駅の階段が上れないので、エレベーターをつけてほしい・・・」

髪に白いものがめだつお母さんの目は、涙でいっぱいでした。

波多江駅のエレベーターもいっしょです。

いま署名をつけて議会に請願しています。

「中央ルートより、福祉の充実をおねがいします。がんばってください」…みなさんの必死の声を議会で訴えます。


14日は、傍聴においでください。


古川議員と出勤前の市の職員に、「前原の風」を配り、演説する。

職員と市民が手をつなぎ、町をよくしましょう!

いちにち、民生(福祉)関係の学習。

来年度、また住民負担がふえるよ。さっきまで「前原の風3月号」の原稿を書いてた。


中央ルートで、参加住民、約300人。飲料工場の送水管問題で、約200人。

よくこれだけの人が集まったもの。

開催日場所 対象行政区 参加者数発言内容 賛成 反対・疑問2月10日東風公民館 前原東・泊 73人232月17日東風公民館 潤・志登 96人1102月21日波多江公民館池田・波多江67人0182月22日波多江公民館高田・板持 62人122「宗像市と比べ、市は貯金もないのに中央ルートをつくるんですか。

夕張りみたいに財政がはたんしたらどうしますか。

学校は老朽化がひどく、毎年、改善の請願が議会にでるありさま。

無駄な事業はもうやめて!」と、市民からファックスが届く。

(下表) 07,2,23日西日本新聞より 前原市 宗像市07年度当初予算 184億1900万円 279億2900万円基金高(貯金) 10億円 160億1400万円市債残高(借金) 222億1700万円 264億2400万円 ※07年度末見込み5日に、放射性廃棄物の最終処分場問題で学習会。


ごめん、ゆうべ遅かったから、お弁当できてない。

えっ、3年生の卒業式?じゃあ、いいか。

田舎の母は、ぜったい、そんなことなかったなあ。

山の中でコンビニがないんだから、あたりまえ?いやちがう。

子どもたちへのあふれるほどの愛情は、とてもマネができません。


3月議会初日。議案の提案。委員会審議・・・。

5時過ぎにようやく書類をかかえて、買い物をして、義母の待つ我が家へ。

ちよこさん。魚のウロコは包丁の角でとるのよ。

紙をはさんで。・・・ほらウロコが飛ばんやろ。

あたま使えばわかるでしょ。

魚の内臓は、頭を持ち上げて包丁入れるとよ。さすがおかあさま。

ゴマあえもおかあさんがじょうずです。ソツがないもの。

そそっかしいワタシとは、大違い。

ちよこさん、今夜も出かけるとね?

まあ、ちよこさん。ビラ配ってつかまった議員さんがおらっしゃあと?

豊後高田市の大石議員でしょ。共産党の議員さんよ。

何を考えと-とね、ケーサツは。

今は民主主義の時代やろうもん。

戦前じゃやなかろうが。

そのとおり!この前の選挙でトップ当選したのよ、おかあさん。

ツーカイやね。さすがやね。あんたもがんばらなたい。


大正生まれの85歳。若い頃、超美人。

しんぶん赤旗に全国紙3誌を毎日読んで、それに糸島新聞、商工新聞、平和新聞、新婦人新聞、原水爆禁止協議会のしんぶん、・・・とにかく手当たり次第に読みまくる夫の母。

足が重いけど、3月議会は傍聴に行きたいねって?うん、ぜひ来てよ。

弱者の声を代弁して、議会でがんばる姿をみてくださいな。

きっと共感するよ。

戦前、戦後と苦労して、お父さんが亡くなった後は、ひとりで4人育ててきたおかあさんだから・・ね。

7日、27日が本会議。14日がわたしの一般質問よ。


昼、自転車で走り回ったから、モウレツに眠たい。

…がパソコンの前に座る。

時には、のどかな楽しい話を書きたい。

夫が美空ひばりの古いレコードを買ってきたとか、疲れた夜は、落語を聴いて眠るに限るとか、波多江駅の夕市で、顔なじみの農家のおばちゃんたちが、直径11センチくらいの大根を80円で売っていた…とか。

しかし・・・今夜は高田公民館で、送水管問題での住民説明会。

畳の部屋に120人くらいの人が、ひしめいていた。

前市長が不許可にした飲料工場の送水管の市道への埋設を、現市長がなぜ公共性があると認め、許可したのか。

1月13日、突然、会社が高田の住民を集め、市の許可が出たから、「オタクの前の市道を掘らしてもらいます」と言っても、「ハイソウデスカ」といえますか。

平成13年から、市と会社はこのことで相談しあってきたのに、5年以上もの間、迷惑をかける地域住民になにひとつ説明しなかったのは、なぜ?

「民間のすることですから、説明しなかったといわれたら、そのとおりですよ」と開き直る課長。

決して「関係住民には申し訳ない」と謝らない。

公共性があるといって、住宅密集地の市道を1500メートルも穴掘って、一企業の送水管を埋めていいよと、市が許可をだしたのですよ。

何ひとつ、市のこたえに納得いかない住民たち。

「主権在民なのに、市には対話の姿勢がない」「区長から陳情が出たというが、住民集会で決めたわけではない」「農業振興地域に、工業用井戸は掘れない」「高田は、道が悪く、災害ひなんしょさえない」「子どもの遊べる公園も少ない。引っ越したい」・・・住民の発言の方が、はるかに道理と説得力があり、力強い拍手がわく。

それにひきかえ、市は、迷惑をかける住民より、会社の立場。はやく説明会を終えて、工事の説明に入りたい。

ここは井戸世帯がたくさんある。ウチの井戸が枯れたら、誰が責任をとってくれるのか?

「会社と協議します。被害があったら、協定書に補償のことが書いてあります」と部長。

それなら・・・と黙る住民。

しかし・・・ほとんどの住民が帰った後の工事説明会で、社長が本音を言った。

「今は(地下水を)800~1000トンとっているが、今後2000トンまでとる予定。3500トンとっても、許容範囲だから、周辺井戸に影響はない」

部長はだまって聞いている。

なんだ。はじめから会社は、周辺住民の井戸に、補償する気がまったくないじゃないの。ずるいね。

周船寺・泉の住民によると、会社の取水で、年々井戸の水位が下がっている。

田んぼの湧き水も枯れたところがある。

そもそも、公共性のない企業に、2キロ近くも市道を縦断して送水管を埋めさせるとは。福岡市は門前払いしたのに。許可した市長はなぜ来ない?

そりゃこれないよ。だれもが納得する公共性なんてないのに。

矢面に立つ部長や課長がかわいそうにさえなる。

みなさん。腹が立っても、職員はやめさせられない。

しかし、市長はやめさせられるのです。

今夜、市の職員が部長ひとり、課長ひとり、課長補佐ふたり、職員3人の計7人が来ていた。

残業代もバカにならない。

この会社のために、公共性があるといいつくろって、どれだけの職員を働かせてきたことか。

市道の地下には、水道管も下水道管も埋まっているから、下水道課、水道課、建設課、都市整備課、ずいぶん会社と協議をかさねたのだろう。

平成3年の農業振興地域への工場移転前からすれば、15年以上、会社と市は、協議し続けてきた。

公共事業でもないのに、ぼう大な事務をしてきた。

ばく大な人件費!得をするのは、だれ? 会社だけ。

全国に例のない一企業への長距離にわたる市道占用許可は、現市政最大の汚点。


加布里漁港のホテル救済の道路計画同様、有力者に甘い前原市の体質が、現れている。

夕べ、市の住民無視の姿勢が浮き彫りになった。

今夜の集会は決して無駄にはならない、と私は信じている。