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結審を取り消し、弁論再開へ
1月29日は裁判の傍聴に行きましょう! 
午前10時半 福岡地裁へ!


「きららの湯をただでやるな!」の裁判が、来年1月22日に結審する予定でしたが、突然、裁判官が「値上げ問題で再考が必要と判断したので、今日付で弁論を再開する」と原告側弁護団に連絡してきました。

市の言いなりに、「議会が議決したから無償譲渡は妥当」と言うような判決がでるのではないかと危惧していましたが、「利用料金の値上げは契約違反」との弁護団の主張を無視できなくなったのです。
良かった!良かった!

きららの湯の値上げについて、市側の弁護士は10月23日の口頭弁論で、「値上げは譲渡後の問題であり、裁判には関係ない」と、明言しました。

怒りを通り越して大笑いです。
「譲渡後、施設の利用料金は、消費税増税及び入湯税等による要因以外では、5年間は値上げしない」という契約があるというのに。

消費税相当の値上げは500円の2%で10円のはずが、一律100円も値上げしたのだから、利用者から不満の声が上がって当然です。
(入浴料500円が600円になり、入湯税50円、ロッカー代10円含め、大人660円となっています。)

議会では12月11日、平田雅紹議員(自民)が一般質問できららの湯の値上げについて質問しました。(つづく)

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今月発行された九州大学女子卒業生の会の会報「松の実」第54号に、一文寄稿させていただきました。
拙文を載せていただき、心から感謝致します。

12月議会の一般質問の録画をアップしました



平成29年4月1日に、月形市長が二丈温泉・きららの湯と共に民間へ無償譲渡した神在保育所。
その事務に不正があると公文書にもとづき、2年以上議会で質問し続けてきました。
今回は、深江保育所と長糸保育所、井原保育所、雷山保育所の無償譲渡について。
結局、二人の市長が行った5つの保育所の無償譲渡は、どれもこれも法令順守の真っ当な事務ではなかったようです。
虚偽公文書が溢れています。

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今夜、議会は市の執行部ときららの湯で懇親会
~期末手当引き上げ採決の後


絵文字毎度のごとく議会運営委員会の呼びかけで、議会最終日の今日、執行部と議員の懇親会が開かれた。それもまたもや、市が無償譲渡した「きららの湯」で。
「意見交換会」となっているが、実質は飲食が主な懇親会である。
糸島市は、職員と利害関係者の飲食も「意見交換会」と開き直ってきた。

私は、議運の方々には言葉にならない思いをさせられてきた。
懲罰や辞職勧告だけではない。
寺崎議会運営委員長からは10年にわたり罵声を浴びせられ、今年も「お前!」だの「帰れ!」だの怒鳴られた。それを誰も注意しない。
井上総務文教委員長からは、一般質問中、何度も「動議!」と質問を中断され、理不尽な発言の取り消しをされた。
私がこの方々と一緒に酒を飲むことは、一生ない。

思いだすのは、2011年1月5日の夜のことである。
私は当時の松本嶺男市長とHグループ会長(=H建設社長)がふたり仲良く飲食店の方へ歩いていくのを見た。
「利害関係者と個人的な飲食はしていない」と言うのは、やはりウソだったのだ。
2人は行った先の小料理屋で、委員長職の議員や幹部職員らと集まって宴会をした。
新駅建設に向けて、市長が「実現の先頭に立つ!」と議会表明したあとで、だれもが興奮しているように見えた。
私はそのことを3月議会の一般質問で取り上げ、「市長と利害関係者との飲食は政治倫理条例に反する」と問題にした。
しかし議員らは、反対に私を数の力で懲罰にし、私の発言を何ページにもわたって削除。「出席停止3日間」という制裁を課した。
会議録から、その夜の様子と「癒着」と言う文字はすべて消しさられた。
私はいつの日か、削除された文面をすべて情報公開させたいと考えている。

今日、市の特別職と議員の期末手当が引き上げに
反対したのは栁、後藤の共産党議員団と、藤井議員、わたしの4人だけだった。
私は今回、胸の動悸がして討論に加わらなかったが、他の3人がそれぞれいい討論をしたことに敬意を表したい。
特に共産党議員団は修正動議まで出して、野党政党の存在ぶりを示した。

ところで、今日の討論を聞いていてちょっと違和感を感じた。
それは審議した総務文教委員会では、ほとんど発言しなかった川上議員(自民)と重富議員(自民)の賛成討論だった。
川上議員は「議員と市の3役の期末手当の引き上げは、他市と比較して妥当」と言った。
重富議員は「人事院勧告にもとづき、国の特別職に準拠している。国の働き方改革で市民の生活水準は上がっている」と述べた。
この2人の討論が市の説明のようにそつがなく、理路整然とまとまっていたのが気になったのだ。

国民年金の平均は、月額5万2千円。
そこから個人住民税、介護保険料、国保税と引かれたら、市民生活は相当苦しい。
そのうち生活保護受給者はほんのわずかだ。
非正規雇用も全国に400万人いる。親の失業で家を失う子ども達さえいる。
貧困世帯への支援が、今ほど求められている時はない。
特別職と議員の期末手当、6年連続の引き上げは、やはり市民の理解が得られないだろう。

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きのうの一般質問は、数ある中で一生忘れられないもののひとつになった。

まず、弱者救済と福祉のまちづくり。
「年金がでるまで食べ物がない」と言うご相談を受けた話から、市民の貧困状況、フードバンク支援、食品ロス削減、買い物難民と話をすすめた。
執行部の答弁は、それなりにまじめなものだった。

問題は、メインの「保育所の無償譲渡について」の質問。
この件については虚偽の公文書があふれているが、それを市は絶対に認めようとしない。
今回は、深江、長糸、井原、雷山各保育所の無償譲渡について、公文書をもとに質問したが、その途中でまた前回と同じ二人の議員(自民系と立憲民主)が「個人の名前や住所を言うべきではない。発言取り消しを…」と動議を出し、議会が1時間も中断した。
「個人ではない。公文書に書かれた法人の代表だ」と言っても通じない。

たくさんの市民が、わいわいがやがや、傍聴席から「森友学園でも籠池理事長って言うじゃない」「真実を知りたい」「妨害しないで」と声をあげていた。

そして1時間後の議長の結論は「発言は取り消さない」と言う画期的なものだった。
無償譲渡をめぐる過去3回の質問では発言取り消し、懲罰、辞職勧告と徹底的に理不尽な目にあってきたので、質問が終わると傍聴席から大きな拍手と歓声がわき、本当にうれしかった。

きのうは娘の命日で、夜お参りに来てくれた子たちに議会での出来事を話した。
すると心から喜び、「天国で見守ってくれているんですよ」と温かな笑顔で励ましてくれた。

ストレスで息が苦しくなるパニック障害に悩まされてきたが、もう少し頑張れそうだ。
未来をつくる若い人たちに、法令順守の真っ当な市政を手渡すために。

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写真は58億円の雷山運動公園入札を知らせる公告。
月形市長名で、きのう市のホームページに出された。財政難で市民合意がない中、市と議会が車の両輪となって事業はどんどん進められている。

12月議会の一般質問の傍聴においでください。
日程は、12月12日木曜日です。

順番は、長田議員、小島議員、井上議員、伊藤千代子の順番です。始まりは午後1時から2時くらいでしょうか。

最近、年金が出るまで、2週間の間、食べるものがないという相談を受け、ボランティアで運営しているフードバンクを利用しました。
本当に助かりました。
失業後、車で生活している人の相談もありました。
判断力の落ちた高齢者や障害者が、騙されたり詐欺にあってお金を失う事件も多発しています。
寒い中、凍えて相談に見えた方々の姿は忘れられません。
税金は、市民のために特に弱者のために大切に使わせましょう。

市民の善意と行政の力をあわせて、市民のための福祉のまちづくりが必要です。
不正を正し、市民本位の市政を目指して頑張ります。ご支援ください。