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画像ファイル アンダーパス反対2

今日は市議会で質疑を行った。
ふと何か違うと思ったら、月形市長の隣の席、副市長席が空いたままだ。

いつも市長が答弁に窮したら、何度も何度も助け船を出してくれたその人は、
先月20日、退任なさったと新聞に載っていた。

おもえば、入札など、業者選定の最高責任者である副市長とは、
議会で丁々発止の議論をしてきた。
この前の12月議会でも。

4年前の3月議会で、私はこの人の副市長就任に反対討論をした。
フォレストアドベンチャーに絡んだ指定管理者の業者選定で、
法的に設立されていない会社を選定し、
市の大切な林間施設(木の香ランドや樋の口ハイランド公園)を、
福岡市の人に10年間無償貸し付けしたからである。

今、その時の議事録(平成26年度第2回定例会3月3日22ページ)を読み返し、私の判断は間違っていなかったと確信した。

市役所は、公平、公正でなければならない。
市に損害を与え、職員の良心を踏みにじる不正は、議会と市民の世論で正していく必要がある。

1月28日に行われた糸島市議会議員選挙で、立候補者28人中、私は2473票で6位当選を果たすことができた。
地縁血縁、政党や団体の組織的支援が一切ない中で、多くの市民の皆さんにご支持を頂いたことは、大きな励みになった。

ところで、今回私は、選挙のための特別なチラシも作らず、後援会さえ作らない中で、宣伝カーを回して、1週間、辻々で演説し、政策を訴えるというシンプルな選挙運動を行った。
選挙費用も、30万ぐらいで済んだと思う。以前、候補者の中には、300万とか400万円を使ったとかいう話を聞いたことがある。
選挙の仕方が、旧態依然と変わらないことが問題ではなかろうか。

その一つが、宣伝カーで名前を連呼する選挙運動である。
これでは何一つ、その候補者が、市政に対してどの様な政策をもって立候補しているかがさっぱりわからない。
だから、さまざまな組織団体の支援を受けた候補者が有利になる状況がある。
これでは、何の組織も持たない無名の女性や障がい者、一般市民が選挙に出ようと思っても当選はなかなか難しい。

お金がかからず、多くの人が広く選挙に立候補できる環境を作ることが、とても大事ではないか。
たとえば、選挙期間中、候補者は学校や公民館などで立会演説会を行い、立候補の理由や福祉、教育、産業など、市の政策に対する考えを自分の言葉で市民に語る。もちろん市民からの質問も受ける工夫をする。
そうすれば、市民の側も具体的な政策で候補者を選ぶことができると思う。

とにかく、車の賃貸料やガソリン代、運転手の費用は税金で負担している。日本全国、名前を連呼する選挙運動でいいのだろうか。