野球選手じゃないけれど、肩を痛めちゃった。
いま、右手の指でパソコンをポチポチ打ってる。
神さま、わたしにも千手観音みたいに、たくさんな手を、くださーい!(むり?)
というわけで、ブログ、4月は休みます。
ごめんなさい。
前原の風は、5月はじめの発行予定です。
応援に行っていた熊谷あつこさんが、福岡市西区でみごと当選!バンザーイ!
彼女は、はたらきものですよ。多くの人が涙ながらに喜んでいました。
Y子さん、本を贈ってくださってありがとう!20代で本の出版とは、すごい!おめでとう!
若者の未来が、希望あるものとなるよう、力をかしてね。
若い人たちとテーブル囲んで、ケンケンガクガク、前原の「まちづくり」について、意見交換しようね。
たんぽぽさん、いぬふぐりさん、ははこぐささん、ありがとう。
散歩中に、ゆっくりながめたのは、何年ぶりかなあ。
池田川のむこうで、子どもみたいに、綿毛をとばして遊びました。
PTAから出された、前原東中学校の老朽校舎の改善を求める請願を、3月議会の総務文教委員会で審議していたときのこと。
毎回、この手の請願に反対している議員が
「市は、金がないっちゃけんくさ・・・」と、はき捨てるようにいうと
他の議員も
「何でも市に頼むのはいかがか・・・」
「近頃は、リヤカーも引けん親がいるっちゃけん・・・」
「もっと地域やPTAでできないのか」
「そうだ、材料をやって、地域やPTAにさせたらどうか」・・・
PTAは学校の草取り、植木の剪定、花植えと、いまでもさまざまな協力をしている。
そのうえ、玄関前の広場や、給食室前のでこぼこ道にコンクリートを塗ったり、トイレや排水溝、プールの工事までしなければならないというのか?
中央ルートのような公共事業には、ばく大な税金をつぎこむのに黙って賛成する人たちが、わずかな学校改修の要望には、こんな議論を何年も繰り返している。
学校の施設を安全に管理するのは、自治体の仕事。
前原では7年前、小学校で老朽化した鉄のポールが倒れ、小学5年の男子が亡くなった。
この痛ましい事件がなんの教訓にもなっていないのに、怒りを覚える。
2年前くらいに、東中のプールのサビだらけのシャワー室のペンキを塗りなおすよう、議会でなんども要望して、ようやく実施した。
わずか20万円程度のことに、「金がない」とすぐにやらない。
しかも今年は、中央ルートのしわよせで、過去最低の学校工事予算。(中学校1校あたり、わずか300万円。同和地区の下水道改修に、所得制限なく1戸あたり30万円も補助するが、その10軒分しかない)
「金がない」と、学校施設のメンテナンスをおこたってきたため、学校施設のボロボロぶりは、あまりにひどく、老朽校舎の改善は市民の強い要望。
プールの裏を見に行ったら、排水溝が途中で切れて、あたりは湿地帯。
ボウフラが涌き、蚊が大量発生する状況。
ああ、保護者は、このことを知っているのだろうか?
委員会の傍聴にきてください。
市民の前では、こんな発言はできないと思いますよ。
請願は、六月議会へ継続審議になりました。
福岡市の議員は、1期で上限100万円を使って「海外視察」ができます。
行き先は、カジノで有名なモンテカルロ(とても人気があるみたいで、何人もの議員が行っている)、カンボジアのアンコールワットなどの文化遺産めぐり、ミュンヘンワイン祭りに参加した人、いろいろ・・・
100万使っていいといえば、99万9640円使う。
視察報告がわずか4行とか、旅行会社の記事を丸写しの議員も。
ゲンミツな領収書がいらないため、30万円で行けるところでも、100万近くかけ、おみやげまで税金で買ってくる。
ふう。。。(ため息)
福岡市民生活アンケートによると、「生活の負担は、税金」と答えた人が、69%もいたのに・・・マスコミも「海外視察ではなく、海外旅行」と書いた。
行政から、100万円のあめ玉をもらって、「おいしい、おいしい」としゃぶっていると、税金の使い道に、甘くならない?
環境破壊のむだづかい、人工島に反対しているのは、日本共産党とネットワークだけ。
住民税の増税や、国民健康保険料などあらゆる公共料金の値上に、共産党以外、みな賛成。
借金2兆7千億円。実質公債費比率で見ると、福岡市は、法人税がたっぷりはいっているのに、県内の市町村で、一番、財政状況がわるいのです。(前原市はワースト9位)
ところで前原市でも、何年間も毎年視察に行って、一度もレポートを書いていない議員が、あの人、この人・・・
視察先で、特産の酒や料理をならべて、宴会するときは盛り上がるのに、議場で視察を生かした活発な質問をする議員は、ほとんどいない。
議会でこそ、盛り上がらなきゃ。
議場でほとんど発言せず、行政の提案に、賛成の手を挙げるだけの議員があまりに多すぎる。
もっと議論(ぎろん)をたたかわせなきゃ。
議場で、子どもや、お年寄り、障害者の生活実態、残土や森林破壊の状況、農業者や地場産業、元受にこき使われれる下請け業者の大変さなど、市民のあらゆるくらしの様子が、いきいき反映されて、その結果、こういう税金の使い道にしよう、来年度はここに力をいれよう、これは優先順位が低いから先に延ばそうとか、議論して決めるべきじゃないの? 議会だもの。
長いものにまかれて生きた方がずっとラクです。
議会の間中、他のおおぜいの議員と論戦しながら、財政、福祉、教育、総務、農業、商業、災害、あらゆる問題について、発言しつづけるのは、大変な緊張をしいられ、エネルギーがいる。
でも、あまりに市民の生活が反映されず、その願いとかけはなれた方向へすすんでいる市政に、「さんせい!さんせい!」と言ってはいられない。
毎日、帰りが遅くて、とうとう昨日はダウンしてしまいました。
今日は一日、休憩。
今から、宗像市の親類宅に来ていた鹿児島の父を見送りに、博多駅に。
私が4歳、5歳のころ、山に囲まれた小さな村で、父は、黒牛のサチコを使って畑をたがやしていた。
木の下に敷いたござの上で、赤ん坊の妹たちをあやす母といっしょに、父が働く姿を見ていたものです。
森をかけぬける風。空を飛ぶ鳥たち。
いとうさん、高校生の息子んとこに、友達があつまってたんよ。
それが前原の風の話をしとったったい。(にこにこ笑う)
議会に酒飲んできた議員がおったとぜ。
前原の風に書いてあった。へえ、なん考えとぅとかいな。
今、飲酒運転で問題になっているのにくさ・・・。
「子どもの方がまともだと思った。高校生の間でも話題になる前原の風は、すごいね」と彼女。去年の12月議会で、モウレツな二日酔い状態で議場に入ってきた議員を、日本共産党議員団2人と無所属の議員ひとりの計3人で退場させた話。
30分も議会が中断した。
なにしろ議長含め多くの議員が、「個人の自覚」などといって、退場させようとしなかったのだから。
オール与党のなれあい政治とは、まさしくこれ。
なれあい、宴会、利権、汚職、天下り、市民の声を聞かない政治。
必死に働いて、苦労して、税金をはらっているのに。
あきれ、腹がたったとき、思い出す。
子どもたちの正義感を。子どもたちの正義感。
それは、将来の前原、日本の希望です。
きのう、夕飯をつくってから、自転車で潤の公民館へ。
凍えるように寒かった。
県の土木事務所がきての中央ルート地元説明会二日目。
新たにわかったことは、移転させられる人のなかには、いまのローンを払いながら、二重のローンを組まなければならない人もいるということ。
いま、築15年の家。買収の頃は、築20年を越える。
よくて新築の8割台の補償。そのお金で買える住宅があればいいが、おなじ家を新しく建てれば、25年ローンの場合、今住んでいる家のローンと、あらたな住宅のローンを組む必要がでてくる。(木造で耐用年数48年の場合)
「県道瑞梅寺線の産ノ宮交差点の北側は、数軒の住宅が立ち退かないため、10年来、道路の拡張ができていない。中央ルートは、住民が大反対しているなかで、60~70軒の住宅をどけなければならないが、うまくいくとおもっているのか」
「これから用地交渉に入るが、大変な仕事になると思う・・・」(若い正直な職員さん)
地下7メートル50センチ、道幅約40メートルの4車線の巨大地下道ができる予定の潤の南行政区。地域は分断され、水害の危険も。
「10年一度の雨にたえられるポンプでは、間に合わない。
異常気象で、30年、100年に一度の雨が降っている。大きなポンプをつけよ」
「雷山川も、雨水幹線も、10年に一度(毎時65ミリ)の雨にしか対応できないから、できない」
「それでは、地下道がプールのようになって、水がたまるでしょ!」
「ハイ、冠水したら、警報が鳴ります。水没事故がないように、努力します・・・」
一昨年大宰府では、車3台が水没し一人が亡くなった。
そんな危険なものを、子どもの通学路や福祉施設の近くにつくらないで。
「4車線にせんでいい。2車線で充分。地下道にはせんでくれ」とお年寄り。
家のまんまえに、巨大な地下道ができる人の苦しみ。
ぜったいにいやだと泣いている人たちが、どれだけいることか。
みなさん、無駄遣いのルート建設のために、泣く泣く家を追われる地権者を励まし、用地買収に応じないよう、支援の輪を広げましょう。
強制執行という方法があっても、10軒も20軒も無理やり家をたちのかせて、道路をつくることはできません。
住民の意見をきかず、市長の要望だの、議会が決めたのと言って、立ち退きをせまる行政の傲慢さ。
相手は、住民、市民があきらめるのを待っています。
どっこい、そうはいかないぞと、あきらめずにがんばりましょう。
財政破綻して、こどもたちに大変な思いをさせないためにも。
好きで転居するわけじゃないのに、新築の移転補償がでないなんて・・・
昨日の夜、中央ルートの地元説明会で、県の土木事務所がはっきり言いました。
「建物は、新築ではなく、耐用年数でみます」と。
移転の代替地も、準備する予定になっていない。
残地も買い上げず、価格の減少分を補償するだけです。
とにかく「決めたから、出て行け」ということですねと、ある人は涙ぐんで言いました。
その方の家は、築20年になるそうです。
台風があり、地震があり、家は傷んでいますから、たいした価値はないでしょう。
でも、住み慣れた家は、夫婦が死ぬまで、ちゃんと住めるはずだった。
なのに、この家を出て行かなければならないなんて。
この年でいったいどこへ。
このあたりで、中古の家が売りに出ていました。
築20年、50坪で1050万円でした。
「いったいなぜ、県は地元が反対するこんな道路をつくるのか」との問いに
「市民に選挙で選ばれた市長が、県に要望しているから」と応えました。
「市長は3月議会での地元説明会はどうだったか、という(いとう議員の)質問に、『圧倒的に反対が多かった』とこたえた。なのに、ルートを推進するとは、ひどい」と静かに怒りをこめて発言する若い女性。
拍手がわく。
「賛成者もたくさんいる」「ぜひ、つくってくれ」ルート上に田畑をもっている人や、土木事業をしている人たち。
説明会の後、「いとう議員さん!」と、ある女性が話しかけてきました。
「田んぼを売る人は、お金が入るからいいでしょうが、家を追い出される私たちが、どうして賛成できるでしょう。この計画が発表されてから、夜も眠れません」
「市民協働のまちづくり」といいながら、移転、環境破壊、水害などの苦しみを強いる、地元のひとに、なぜ計画段階から、意見を聞こうとしないのか。
ああ!たいへん!つづきはまた。
有益なコメントありがとうございます。時間がないので、次にお返事を。
きのうの夜10時ごろ、仕事帰りに波多江駅の階段を下りていたら
「いとう議員ですよね」と声をかけられた。
振り返ると20歳くらいの楚々としたきれいな娘さんのにっこり笑顔。
「前原の風をいつも楽しみによんでます」という。
まあうれしや。ありがたや。
「お体にきをつけて、がんばってください!」やさしい言葉。
ほんとにありがとう!疲れてくたびれたからだに、ふつふつ元気がわいてきました。
けさ、家を出ようとすると、70代くらいの男性から電話。
「いとう議員。いつも前原のあらし(!)をありががとうございます。毎月楽しみにしとります。議会のことが、目に見えるようにわかりやすい言葉で書いてあるから、家にいながら議会の傍聴しているみたいだと、うちの家内も言いよります・・・」
うれしいですね。みなさんの激励のおかげで、がんばれます。
「前原の風」を「嵐(あらし)」と読む人が多いのは、なぜ?
前原の政治は、風どころか、嵐と表現したほうがふさわしいからでしょう。
市民の皆さんへのラブレターとして、市民の悩みや要求を取り上げ、たたかった議会の様子を、これからもわかりやすくお伝えしますよ!
(前原の風・発行責任者・日本共産党前原市議団、いとう千代子、古川忠正)