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今日の議員全員協議会で、3月議会一般質問の抽選をしました。

私は、3月9日の3番目です。たぶん、午後一時くらいになります。

質問項目は、

1、波多江小学校トイレの改修について

2、パッカー車、バキュームカー用倉庫の住宅地域(志摩師吉)移転について

3、きららの湯の民間への無償譲渡(案)についての3件です。


※くわしくは、市議会ホームページをごらんください。



働く人の4割が非正規雇用となり、格差と貧困が広がっています。

食べ物があふれているのに、食事を満足にとれない子どもの実態が社会問題となっています。

『議会質問』からいとう~子どもの6人に1人が貧困状態で、母子家庭では2人に1人が貧困と 報じられているが、市の実態は?市~就学援助対象は1466人である。

一人親世帯は1184世帯で、貧困率は54・6%となっている。


いとう~子どもをめぐる貧困の相談件数は?


市~今年度、11月末現在で31世帯から相談があった。


いとう~貧困は見えにくい。 10月に茨城県で電気を止められ、ローソク暮らしをしていた家から出火し、 子どもが犠牲になった。 糸島市でもあったのではないか?


市~平成17年度に一件あった。


いとう~水道や電気は必要不可欠。 子どものいる家庭の電気を止めた場合、すぐ市に連絡するよう、 電力会社にお願いしていただきたい。


市~九電は家族構成までわからない。 平成26年度に市と九電で協定を結び、「通電停止世帯の異常を察知した場合、ただちに市に連絡する」ことになっている。


いとう~実態がわかれば、生活保護などで、市が対応できる。 行政の一番大事な仕事は、弱者救済と考える。 学校や保育所、地域、あらゆる場で子どもの貧困の実態把握に努め、 弱者救済に力をそそいでいただきたい。


※日本国憲法25条は、すべての国民に「必要最低限度の文化的な生活」を保障しています。



11月28日の避難訓練の日、西風だったのに、風下にあたる(福岡市)へ避難しました。

放射能からの避難は、「風向きが最も大切」とは専門家の共通意見です。

風下に逃げるのは、わざわざ放射能の汚染がひどいところへ逃げるようなものだからです。

まさに、福島の原発事故がその例。汚染がひどかった飯館村に、原発周辺の住民は逃げていたのだから。


いとう~(風下に避難訓練を行ったことについて)本番ならみんな被ばくしている。 避難計画は、風向きを考える必要はないのか?


市~考慮する必要はない。



重大な原発事故が起きたら、玄海町や唐津の住民が先に逃げて、糸島市民はその後です。

しかも避難の基準は、毎時20マイクロシーベルトを超えたとき。


いとう~「帰還困難区域」が毎時約6マイクロシーベルト以上だ。 毎時20マイクロシーベルトとは、防護服が必要な「高濃度汚染」からの 避難になる。その覚悟で避難訓練に参加したか。


市~具体的な避難訓練をすることで、課題を収集し、今後の訓練に反映させる。


いとう~1日、2日の避難ではない。 一生戻れない「命がけの避難」が必要なレベルの汚染だ。 家や田んぼ、畑、工場やお店、すべて失う覚悟のいる訓練だと、市民に伝えるべきだ。

いとう~九州大学副学長、吉岡斎氏は、「住民が被ばくしてからの避難だ」と 批判している。市長は、吉岡先生に会って、専門家の話を聞いてほしい。


市~国の基準、決定に従って対応する



原発事故の避難訓練で、糸島市から福岡市などへ避難してきた子どもが、どの程度、放射性物質によって被ばくしたか調べる、スクリーニングをしている様子が、翌日の新聞に載っていました。


いとう~避難訓練では、子どもの被ばくも検査した。 服や帽子についた放射性物質は、脱ぎ捨てればいいが、 体内に入ったら洗い流せない。どうするのか。


市~医療機関に搬送する。


原発を建設する時には、「ぜったいに事故は起きない」と言っていたのに、福島で事故が起きた今、再稼働を前にして、子どもの被ばくも想定内です。未来をになうかけがえのない子どもたちが被ばくする危険性があるなら、原発の建設に賛成しなかったでしょう。



きょう、午後1時半から、前原公民館で、「共に歩んだ40年、共に育む未来」と題して、糸島聴覚障害者協会と糸島手話の会創立40年記念大会が行われた。

もりだくさんの笑い声があふれる楽しいつどいで、多くの参加者が満ち足りた気持ちになられたのではなかったろうか。

元気いっぱいのよさこいチーム流(ながれ)のパーフォーマンスのあと、木彫り師でろうあ者の平川信吾さんによる手話落語、プロ顔負けのうまさで、爆笑。聴覚障害者で、さまざまな差別にあいながらも、木彫り師としてひとすじの道を歩んでこられた人生と、作品のち密さ、素晴らしさに、会場から感嘆の声。

そして最後のろうあ者のトークショーは、圧巻だった。

一つ一つのエピソードが、実に面白い。

1000人の観客で伊都文化会館を満員にして成功させた15回大会には感心させられ、台風の中、出かけて行った黒川温泉でのお話には、大笑い。愛すべき、貴重な活動がつまった40年。

手話言語法が社会の中に根付き、コミュニケーションによる障害が大きく改善される日の来ることを、願わずにいられない。



原発事故における安定ヨウ素剤の服用について聞きました。


いとう~水素爆発がおきたとき、「安定ヨウ素剤」を飲めなかった福島の子どもたちは、甲状腺がんのリスクにさらされている。10万市民に、「いっせいにヨウ素剤を飲め」と、だれが指令を出すのか。


市~国が決定し、市長が指示する。


いとう~ヨウ素剤はタイムリーに飲まないと効果がない。副作用もある。赤ちゃん、妊婦はどうするのか?


市~いま調査中である。



11月28日、福岡県と糸島市がおこなった大規模な原発事故避難訓練について、12月議会で、一般質問しました。


実際の質問はこまかく、丁寧におこないましたが、ニュース「ちよ便り」に書く制約上、相当、短くまとめています。

まず、糸島市の平常時の放射線量について質問したところ、0.042マイクロシーベルト(12月9日計測。浦志の県の合同庁舎において)という答えが返ってきました。


まず、この値を覚えておきましょう。原発事故での避難は、毎時20マイクロシーベルトを超えたときです。

つまり、平常の値の約500倍の放射線量になってから、ようやく避難ということになります。

これでは、相当被ばくしてからの命がけの避難になってしまいます。

しかも、原発事故が起きたら、玄海町や唐津の住民が先に逃げて、糸島市民はその後となっています。

命に関わるのに、家の中で「お先にどうぞ」とじっとしていなければならないのです。

あまりに非合理的で、非現実的です。



「安全な水と食料」のある「普通の生活」が、どんなに幸せなことか、私たちは5年前の福島の原発事故で学びました。

しかし川内原発に続き、市から20キロ先にある玄海原発も再稼働されようとしています。


いとう~福島の原発事故で、日本を汚染した「放射性物質」の量(重さ)は?


市~放射性ヨウ素が35グラム、放射性セシウムが310グラムである。


いとう~わずか350グラムの「放射性物質」がもれただけで、 東日本の広大な地域を汚染し、何兆円もの被害を出し、 5年たった今も、およそ十万人が、避難生活を強いられている。

いとう~玄海原発に溜まっている使用済核燃料は?市~866トン。再稼働すれば、毎年48トン増える。

※使用済み核燃料の放射線量は2万シーベルトです。人は即死します。



今日と言う日

2016年02月10日

最近、とあるところで二人の方から「ブログ見てますよ」と笑顔で話しかけられた。

私のつたない文章を、インターネットを通じて読んでくださる方がいるのだと、少し恥ずかしく、また嬉しくもなった。

フェイスブックは閉じたが、10年近く書いているこのブログは、やはりやめずに書き続けよう。

合併して糸島市になってからの4年間は大型事業が目白押しで、その必要性をめぐって議会で論戦せねばならず、ほんとうに大変だった。

総事業費120億円と実施計画に載った中央ルート、16億円の税負担となる浦志の土地区画整理事業、それにともなう新駅整備事業には今年度10億円…それに加えて市役所の建て替え…。

これらについて、財政および必要性から、反対、あるいは慎重論の立場で意見を言うのは私だけだったから、正直疲労困憊した。(2年前の選挙後から、市庁舎、運動公園計画については、財政上の問題点を指摘する活発な議論が複数の議員から出ている)


とまれ、夜昼、さまざまな会議が入り、娘に「お母さんはいつも忙しいね」と言われ、思春期の彼女の話をゆっくり聞いてあげるゆとりがなかった。

娘の死後、私は後悔ばかりした。

母親として自分はダメな人間だと、わが身を責め、落ち込んだ。

そんな時、娘の保育園から短大までの友達や職場の同僚の方たちがつぎつぎ訪ねてきて、たくさんの心温まる思い出話とともに、写真やビデオをプレゼントしてくれた。

その中には、家庭とはまた違った、笑顔あふれる彼女の生き生きとした生活があった。

短かかったが、充実した娘の人生を知ることができ、私は救われた。娘よ。

あなたの友達は、みんな、母さんや父さんをいたわり、励ましてくれます。

手を握り合い、抱き合って、泣いてくれたりもします。

なんとありがたいことでしょう。あなたは、みんなのなかに生きています。

だから母さんは、今日と言う日を、大切に生きていきます。

あなたの分まで。


どうか、風になり、光になって見守っていてね。