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議長室で大勢に囲まれ、理不尽な説得を1時間半も受けた。
説明とか説得という名のパワハラだった。

恐怖の市議会…利害関係者の議員に訴えられて
   
今年の3月議会で、自らも前原東土地区画整理事業の利害関係者と判明した井上義弘建設都市部長は、ようやく「小島忠義議員も利害関係者の一人」と認めた。しかし市が7年間もその事実を認めなかったため、私は地獄のような体験をした。

2012年(平成24年)12月13日の会議録で、ふりかえってみよう。

前原東土地区画整理事業の地権者名簿に、元議員だけでなく現職議員の名前がある件について、12月議会で取り上げた。
私が質問を始めると、背後から小島忠義議員が次々ヤジを飛ばした。自分のことだから黙っておれない彼は、およそ20回もの不規則発言で私の質問を妨害した。

「違うったい」「何を言いよるかいな」「わかっとらんめえが」「できるったい、それがちゃんと。よう調べて言わんね、あんた」「議長、動議!」「排水じゃないて言いよろうが」「そうやなくてただ用水として使う」「うそばっかり言うなよ」「全然ちがうとよ」「議長、動議!動議!」…。

覚悟してはいたものの、有田継雄議長はまったく注意しない。「土地区画整理組合の組合員(地権者)は利害関係者」と市が認めないため、小島議員は堂々と議場で不規則発言を繰り返した。
そして議長に動議を認められ立ち上がると「ため池は個人所有ではない。はっきりさせていただきたい」と要求した。

議長が「暫時休憩」を宣言。議員たちは控室に戻ってお茶を飲み始めた。
「また伊藤が議会を混乱させた」と不平を言う議員、「共産党は伊藤議員をちゃんと教育しときない」と党の男性議員に文句を言う議員。当時、私は日本共産党の議員だった。
私は議長室に呼ばれて行った。
そこに有田議長と大勢の部課長が待っていた。
議長は洞孝文農林水産部長に「伊藤議員にわかるようにちゃんと説明しちゃんない!」と厳しい声で命じて出て行った。

私は執行部に囲まれ、およそ1時間10分も説得を受けた。
「ため池は浦志土木水利組合のもので、小島議員の個人所有ではない。名義を貸しているだけ」「水害防止の機能はないから埋め立てても困らない。伊藤議員も理解してくださいよ」と同じことを繰り返し言う。
「では1円も議員のポケットには入らないのですか?本当に利害関係者ではないのですか? 利害関係があるから、あんなに私の質問を妨害するのでしょう?」
それには答えず、沈黙の中、時間ばかりが過ぎた。

重苦しい状況下で私は頭が痛くなった。胸が苦しくなってきた。
真実を追求しようとすると毎回毎回、大勢の与党議員からひどい目にあわされる。
「おまえの質問が悪いけんたい」という彼ら。
数の力で道理が通らない議会の非道さに私は何度も打ちのめされてきた。

そうだ。退職したあの元課長も言っていた。
「議長室に呼ばれて行ったら、今日のお前の答弁は何や!と〇〇議長と○委員長から机をたたいて怒鳴られました。あれ以来、胸の動悸がするとです」と。
自殺した職員も議員や上司のパワハラを訴えていた。それを松本嶺男前市長は調査もせず、「何もなかった」と切り捨てた。
市長と議員は癒着していた。平たく言えば、グルだった。
2回目の暫時休憩(説得)は約20分間。
私は合計1時間半も議長室に半ば軟禁状態で理不尽な説得を受けた。
ようやく議事が再開し、私は質問を続けた。

いとう~自分が利害関係者だと隠して、議員が議事に参与する。これは地方自治法上問題ではないですか、市長。

建設都市部長市は土地区画整理組合に補助金を出しますが、組合員(地権者)は直接の利害関係者ではありません。

いとう~ありますよ。だから反対する私にヤジを飛ばすんです。利害関係者が一緒に議論するのはおかしいと思いませんか、市長。

議長~伊藤議員、それは議会内部の問題。執行部は答弁できません。

松本市長~伊藤議員には、もっとよく勉強して質問していただきたい。

私の一般質問が終わると、小島議員はまた議長から「一身上の弁明」を許され、立ち上がって長々と演説を始めた。

「テープは回っていますね。うそをついてはならない。…私はそこに名前を連ねておる1人というんで、まったく個人の所有でもない。…調査不足で私から言えばうそ。ため池は洪水調整機能は果たしていない。…僕は議長にもひとつ要望ですけれども…」
私が「利害関係者にこんなにしゃべらせていいのですか、議長!」と抗議した声が、会議録に残っている。

横暴な議会運営で、無駄な時間と無駄な税金が使われ、政治が歪められた。
小島議員はこの翌年、2013(平成25年)8月、私を「うそつき」と名誉棄損で訴えたが、なんとその証拠に、利害関係者本人が議場で言いたい放題のこの会議録を裁判所に提出した。
地方自治法第117条、議員の除斥が踏みにじられこの会議録を。

あれから7年、ため池跡地は一坪30万円から55万円で売れ、議員のため池跡地も売れて、ついに利害関係者の一人だとようやく明らかになった。
2012年12月13日の議事録を読み返すと、利害関係者の議員に罵倒されながら質問し、議長室で1時間半も軟禁状態にされ理不尽な説得を受けた日のことが思い出され、胸が苦しくなる。
こんな恐怖の市議会では、誰も行政の不正をチェックし正そうとは思わないだろう。

関連ブログ
〇柱田ため池が坪55万円に 2019年1月

〇議員名義のため池も宅地に~2019年1月

〇伊都の杜の土地を売却 2019年1月16日

〇市が嘘をつく恐ろしさ 2019年2月19日

〇カネは分配されとらんげな 2019年2月19日

〇議員と業者の密約から始まった大開発

〇伊藤千代子議員に倍返し 2019年5月18日


#伊藤千代子
#糸島市議会議員
#パワハラ議会

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7年目にわかった真実~利害関係者の小島議員に訴えられて(2013年)

2013年(平成25年)8月8日、私は小島忠義議員から名誉棄損で訴えられた。
小島議員が市民に配布したビラには「目に余る虚偽の発言をする伊藤千代子議員」、「名誉を棄損された私は「倍返し」します。そして真実は1つだということを証明します」と書いてある。

「ため池は水害防止に役立っていない。相の町ため池は浦志土木水利組合の所有で、小島議員の個人所有はない」と主張し、
1、謝罪広告 2、議員と浦志土木水利組合それぞれに慰謝料を百万円ずつ支払え 3、訴訟費用は被告の負担 を請求された。
2012年12月議会で、私の一般質問を議場でさんざん妨害した議員に訴えられ、私はストレスで具合が悪くなった。

当時、小島議員は前原東土地区画整理組合の組合員(地権者)だった。ところが市は、絶対に「議員が地権者」だと認めなかった。
そのため、私は断腸の思いで和解を受け入れ、訂正謝罪した。
「…小島氏は、…(ため池の)名義を表示していたに過ぎない」「小島氏に対して多大な迷惑をおかけした」「ここに謝罪し、訂正いたします。大変、申し訳ありませんでした」。
慰謝料は支払っていないが、大勢の議員たちはそれみたことかと私を「ウソつき!」と非難した。

しかしやはり議員は、前原東土地区画整理事業の利害関係者だった。間違いなく、地権者だったのだ。
昨年の12月、この事業で埋め立てられた「ため池跡地」の登記を調べると、小島議員は昨年の夏、すでにその土地を売却していた。

私は田原耕一議長と寺崎強議会運営委員長に公開質問状を出した。
すると「カネはまだ分配されとらん」と小島議員が議長に伝えたことがわかった。
「分配されとらん」とは、カネをもらう権利があるが、まだ貰っていないということだ。

この事実を今年の3月議会で突き付けると、初めて市は「議員も利害関係者の一人」と認めた。

7年間も隠し続けたが、ついに真実が明白になった。
「名義を貸しているだけではなく、議員は利害関係者」だったのだ。
この事実を市が早く公表していたら、私は訴えられることはなかった。
無駄な時間とお金を使う必要もなければ、社会的に非難されることもなかった。

自らも地権者で利害関係者と判明した井上義弘建設都市部長は、
3月議会で「議員が利害関係者ではないと一度も言っていない」と答弁した。
大事なことを黙っていたけど、何が悪いんだよと開き直っている。

個人所有であろうが共同所有であろうが、
   大事なことは、議員が利害関係者かどうか

議員が利害関係者である事実を隠せば、議会で公平、公正な審議はできない。
だから地方自治法や政治倫理条例、職員倫理条例がある。
資産価値ゼロのため池が市の事業で埋め立てられ、一坪30万から55万円になった。打ち出の小づちのように。
市民の大切な税金を16億円も使った市の開発事業で、議員や市の幹部がこっそり私腹を肥やすようなことは、絶対にあってはならない。

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#伊藤千代子
#糸島市議会議員
#名誉毀損

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糸島市は、福岡都市圏17市町中、水道料金及び下水道使用料合計の負担額がワースト1位。

市は、先日の議員全員協議会で、
今年度10月からの消費税増税(8%から10%)に伴い、増税分を改定予定と説明した。
上の表は、その時、配布されたもの。

多くの市民に、命の水、水道料金が高過ぎるとの声がある。それを裏付ける資料だ。

平成24年2月、今から7年前、水道料金を平均11.8%、下水道使用料を平均6.6%、大幅に値上げしたことが、今の負担に繋がっている。

景気の悪化が懸念される中で、消費税増税による物価や公共料金の値上げは、市民生活を直撃するだろう。

月形市長は、国保税や上下水道料金、介護保険料や市県民税、給食費や入院費や電気代やガス代や…様々な支払いに苦労する低所得者の実態をご存知だろうか?

50億円の運動公園作りまーす。 60億円で市役所建て替えまーす。
50億円で地下8メートルアンダーパスをつくりまーす。住民の反対?そんなの無視でーす。
九大まで鉄道をひいて、新たに新駅を2つ作りたいでーす。
他にも色々、色々…。次々と発表される大型開発プラン。

どれもこれも、市民合意は取れていませんよ。
次に儲かるのは誰ですか?

地方自治体の目的は、住民福祉の向上です。
糸島市は、事業の優先順位を間違えていませんか?
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#糸島市議会議員
#水道料金値上げ
#消費税

公明党議員が共産党議員を怒鳴った…「たいがいにせえよ!」

5月9日(木)議員全員協議会。
九大のH教授が議会に「糸島サイエンス・ヴィレッジ構想」について説明に来た。

その質疑のとき、共産党のG議員が「大学生も参加するとなると、大学生を酷使することになりませんか」と聞いた。
すると委員長職の議員(公明)が「たいがいにせえよ!」と怒鳴った。
一瞬シ―ンとなったが、会議はそのまま続いた。
休憩時間、S議員はG議員を自席に呼び、そのことでさらに叱責した。頭を下げるG議員。
なぜ彼が謝るのか?理不尽な暴言を受けたのは彼の方なのに。

田原議長  他に何かありませんか? 伊藤議員。
伊藤  さきほどG議員を「たいがいにせえよ!」と怒鳴った人がいます。
    大声で怒鳴られると心臓が悪くなります。
    3月議会で私への暴言を誰も注意しないから、私は警察に相談に行きました。
    今日は、何の権利があって、G議員を呼びつけ怒鳴ったりしたのですか?
S議員 私は同じ常任委員会のメンバーとして…です。
伊藤  議員全員協議会は議長が責任をもつところです。
    同じ委員会だからとか、関係ありません。
    たいがいにせえよと言う言葉は、議会の品性を落とします。
S議員 …了解しました。
田原議長  他にありませんか。栁議員。
栁議員 そういう言葉は、会議では慎むようにした方が良いと思います。
S議員 今後注意します。

田原議長  他に…G議員。
G議員 自分の言い方が不適切であったので、それは真摯に受けとめます。
田原議長  (怒鳴られて)ありがたかったということたい。
堀田副議長 これで終わります。
寺崎議会運営委員長 そうたい。何が悪いか。国会でもヤジろうが。なあ…。
    

ちよ子の視点
共産党のG議員は、新人議員のなかで一番質問回数が多く、少数野党の中でよく頑張っています。
貧困や福祉、平和を取り上げた彼の質問には、温かみがあります。
しかし今回、謝る必要があったでしょうか?
悪いのは怒鳴って人の発言を妨害した方です。

先の3月議会で、議会運営委員長(自民)が「お前」だの「帰れ」だのと私に暴言を吐いた時、自民、公明、立憲民主だけでなく共産党議員団も注意しなかったのは非常に残念でした。
議会におけるパワハラには、その場その場で毅然と注意、あるいは抗議することが、人権や議会制民主主義を守るうえで極めて大切だと思います。



#伊藤千代子
#糸島市議会議員
#パワハラ

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神在神在保育所をタダでもらった人(理事長)の素性がわからない
~ 情報がないのにどうして賛成できるのか?~

5千万円以上の神在保育所財産を無償譲渡する議案の「契約相手方」の履歴書がこれだった。
名前以外、何もわからない。年齢も住所も学歴も職歴も、なんと性別すら隠している。
市の保育所をタダでもらって園長に就任すると言うのに、これで「議案に賛成していただきたい」と市の執行部が言うのだから、恐ろしい。
議会審査などできないのは明白だ。

2017年3月議会で、この無償譲渡の契約議案を審査したのは、きららの湯と同じく、前期の市民福祉委員会(井上健作委員長)だった。
委員長 井上健作(自民)、 副委員長 松月よし子(自民)、
委員  徳安達成(立民)、 黒田公二(公明)、浦伊三次(自民)、 三嶋俊蔵(自民)
の6名。
わずか数分の審査で全員一致で可決とは驚く。

2017年3月24日、議会最終日、議案に反対討論したのは、伊藤だけだった。
120人の子どもたちの命を、経歴のわからない人に預けることはできない。
反対した議員 伊藤千代子(無)、柳明夫(共)
賛成した議員 堀田勉(自)、井上健作(自)、浦伊三次(自)、小島忠義(自)、三嶋俊蔵(自)、田原耕一(自)、寺崎強(自)、中村進(自)、松月よし子(自)、波多江貴士(自)、那須英仁(自)笹栗純夫(公)、黒田公二(公)、徳安達成(民)、三嶋栄幸(無)、藤井芳広(無)、高橋徹郎(無)、岡村一伸(無)

情報がまったくないのに、どうしてみんな賛成できるの?

月形祐二市長はこの議決にもとづいて、2015年4月1日、若尾氏と無償譲渡の契約を結び、市立神在保育所の建物財産と備品をすべて無償譲渡した。
議会の議決で、市長はきららの湯と神在保育所を同時に無償譲渡したのである。
議会には全くチェック機能がない。


ちよ子の視点
利害関係者の情報を徹底的に隠すのが、糸島市の常識になっている。
前原東土地区画整理事業では、議員たちと建設都市部長が利害関係者だったのを、市は7年以上も隠していた。
それについて、まとめてみよう。


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10連休も続くと、学校の給食で栄養を補給している子どもたちが心配になります。

先日、改元のお祝いムードであふれるテレビに、ネットカフェで缶詰を食べる姉妹の様子が写し出され、胸が痛みました。
格差と貧困が広がったこの30年。
派遣労働で安定しない若い世代の極度の貧困が、子どもたちを苦しめています。

政治は、人々の幸せのためにあるはず。
年間600億円の糸島市の予算が、間違いなく市民のために使われるように、議会は市のチェック機能を果たすのが仕事です。
ムダ遣いをなくせば、市民のためにできることがたくさんあります。

日本国憲法に保障された基本的人権の尊重と平和主義。国民主権。
憲法は、国民の幸せ実現のために作られたはずです。

子どもたちがひもじい思いをしないですむように!孤独なお母さんお父さんの拠り所に!と願って、全国で子ども食堂が広がっています。
市でも、公民館の一部屋で連休中、市民の手で子ども食堂が開かれました。

今日はたくさん来てくれたのよ。子どもたちの笑い声っていいね!とボランティアのお母さん。
金儲け主義と矛盾だらけの世の中で、悩み苦しみながらより良い社会を目指す人々の善意もまたすぐそこに生きています。


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#子ども食堂