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ポール事故後に給与報酬大幅引き上げちよ便り解説(13)

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1999年のポール倒壊で児童の死亡事故が起きた日からわずか1年後、
春田整秀市長は報酬審議会委員を任命し、三嶋兵蔵氏が委員長に就任した。
三嶋氏は元前原町長で、春田市長の絶大な後援者。
審議会が答申したのは、市長以下3役と議員の大幅な給与報酬引き上げだった。

2001年3月議会
春田市長は給与報酬引き上げの議案を提案した。引き上げ額は、
市長~5万5千円、助役~4万4千円、教育長~4万円、
議長~5万円、委員長職議員~4万4千円、議員~4万3千円。

これは年間引き上げ額ではない。なんと月額。
まだ学校施設の老朽化がひどく、市民要望には「お金がない」と言っていたのに、議案は市長派議員の賛成多数で議決した。

当時私は日本共産党の議員で、男性の党議員と「前原の風」という議会ニュースを書いていた。
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春田市長はこの給与報酬引き上げのあと、今度は三嶋兵蔵氏の親族が経営するホテルを通る道路の建設計画を進めた。
当初計画は9億円の道路を建設し、6億円をホテルに移転費用として支払うというものだった。なんと見え透いた計画だと思った。
議会で追及しニュースで知らせると、多くの市民が「経営難にあったホテル救済の道路計画だ」と怒りに怒った。
保守系の洲之内昌司元議員がこの情報を吉丸克彦元議員や共産党議員団に教えてくれたおかげで、3年がかりで市民と共同しつぶすことができた。

この時、三嶋兵蔵元町長は私を名誉毀損で刑事告訴したが、後に取り下げた。さらに議場の前で十数人に取り囲まれ、前原の風(議会ニュース) に嘘を書くな、書き直せと怒鳴られたが断った。
書くと長くなるので今回はやめるが、言いたいのは、
市民の声をきかない行政は、財政難など関係なしに、事業の優先順位など関係なしに、あらゆる手を使って目的を達成しようとすること。
亡くなった子どもの無念に応える政策が優先されない。

その非人間的体質は今も変わっていないとつくづく思う。

なお、前期副議長の三嶋俊蔵元議員は保育所の無償譲渡に関して私を懲罰や辞職勧告にした議員の一人。三嶋兵蔵元町長の息子。議員になる前は市の職員で民生部長だった。春田市長、松本市長、月形市長の支援者。深江保育所、長糸保育所、神在保育所、きららの湯を無償譲渡する議案を審査しすべて賛成した前期市民福祉委員会の委員。私はこの人から何度も懲罰や辞職勧告にあった。

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福岡県でも感染者が出て、連休中の糸島市主催のイベントもすべて中止になった。
それにしても、このニュースはひどい。
国は、国民や職員の命をなんと考えているのだろうか。
感染をさらに広げるリスクを指導者は考えなかったのか?

毎日、毎日、国会の答弁に呆れ果てる。
安倍首相は、コロナウイルス対策会議10分間で、その後の豪華会食2時間という連日のスケジュール。やる気がないなら総理の職を辞めればよい。
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国民は、コロナウイルス感染症が蔓延する不安と経済の悪化を心から心配しているというのに。

学校の事故で失われた尊い命~ちよ便り解説(12)
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左)国旗掲揚ポール(画像はイメージです) 右)事故を報じた当時の糸島新聞

1999年(平成11年)5月29日
前原市の怡土小学校で鉄製の国旗掲揚ポールが折れ、運動会の準備をしていた小学5年生の男子児童の頭を直撃、死亡する痛ましい事故が起きた。
安全なはずの学校でなぜ? 大きな衝撃と悲しみが市内中に広がり、葬儀には参列者の長い長い列ができた。

何年もたってから、当時の教頭先生が事故の管理責任を問われたと聞いた
しかし本当の責任は学校設置者の市にこそあったのではないか。
当時、前原市の学校はどこも老朽化がひどく、PTAがトイレのドアを修理したり、プールのペンキを塗ったりしたこともあった。
めくれ上がった職員室の床をガムテープで補修してあったり、部活の部屋の天井に穴が開いていたり、思い出せばきりがない。

市が「お金がない」と学校現場の要望の1~2割台しか修繕費を出さない状況が続いたことが、事故につながった恐れがあると私は指摘した。このときの市長が、深江保育所の無償譲渡を受けた社会福祉法人春陽会理事長の春田氏だった。

追記
私が必死になって税金の無駄遣いを正そうとしてきたのは、命に関わる福祉や教育費が足りないと痛感していたからです。
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当時、私が書いた議会ニュース。市長はどちらも春田整秀氏。

税の滞納者から差し押さえた財産の処分
広報いとしま2020年2月1日号~ちよ便り解説(10)
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今月1日配布された広報いとしまの綺麗な表紙。右は「税金の滞納により差し押えた不動産を公売する」というお知らせ。千円単位まで細かく見積もりがなされている。

下は三年前、同じく公売にかけられた滞納物件。左は不動産。
右は差し押さえた物品を100円や150円で売っている。
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私が言いたいのは、市民にとって税金を納めるのは大変なことで、職員にとっても税金を集めるのは本当に大変な仕事だということ。
だからこそ、税金で作ったり買ったりした市の財産の無償譲渡は本来すべきではない。
不動産鑑定もせず立派な建物を無償譲渡するとか、何万点もの電化製品、厨房器具等の備品を見積もりもせず、それも市長や議員、特定業者と関係あるような人たちにタダでやるなどもってのほか。

いま新型コロナウイルス感染症で観光業界が大きな打撃をうけ、日本経済にも影響がではじめている。
公務員と違って一般市民の生活は非常に不安定。社会の影響をもろに受け、いつ給与がカットされたり、倒産、失業するかわからない。
低賃金の契約社員や派遣社員も多い。

市の税金、財産を弱者優先で大切に使うこと。貧困対策やバスの充実など、いっぱいできることがある。だから理不尽なことにだまっていることはできない。

職員が長糸保育所移管先法人に応募した書類
ちよ便り解説(9)
2014年2月、市立長糸保育所の移管先法人に応募した三つの社会福祉法人の
申請書と園長予定者の履歴書

社会福祉法人秀美会
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社会福祉法人ますみ会
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社会福祉法人碧晟会(架空法人)
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事業者選定を行うとき、職員は申請内容に虚偽がないかどうか、法人名や住所を登記簿や住民票で確認する。法律、条令、規則、応募要項に沿って間違いがなければ、その申請を受理する。受理した申請書は公文書になる。

長糸保育所の移管先法人選定事務は、9か月後に議会提案する無償譲渡の契約議案に関わる重要案件だったから、慎重な書類審査が必要だった。しかし、
社会福祉法人碧晟会は存在したか? 

社会福祉法人碧晟会の理事長は実在したか? 

「理事長」は当時市の幹部職員(消防次長)だった。その申請書を市は受理した。
    
これについて人権福祉部長は、先の12月議会で、職員(仲西氏)が退職後に保育園をやりたいと言ったから応募させたという趣旨の答弁をした。
そんな理由で、公務員がありもしない法人をでっち上げ、「理事長でございます」とウソの申請書を書いて出してよいと言うのか?


他の議員は全員市に賛同、あるいは黙認状態だが、私は絶対に納得できない。
私は「3法人を厳正に審査した」という執行部の虚偽説明にだまされて賛成の手を挙げた。こんな議決をどうして認められよう。
これは市民への裏切り、市役所ぐるみの詐欺だ。

(追記)
糸島市ではこの3年後2017年3月に、「糸島消防本部パワハラ事件」が発覚し、10数人の消防署職員が約30人の部下や上司に7年間も暴行、暴言を繰り返していたとして全国ニュースになった。
そのとき月形市長は謝罪会見をした。(下の写真)
議員をだまして議決させた自らの卑劣な行為も、真摯に謝罪すべだ。
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法人選定で架空法人を審査 ~ちよ便り解説(8)
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2014年12月1日、3月議会初日
月形市長は、市立長糸保育所を民間委託し、建物と設備、備品すべて約5千万円を社会福祉法人秀美会に無償譲渡するため、議案99号を提案した。それについて市は、
「応募のあった三つの法人を(市長が任命した)選定委員会で審査し、最も点数の高かった社会福祉法人秀美会に決定した」と説明。
さらに12月3日の質疑で井土人権福祉部長は、「応募の基準」についてこう述べた。
応募の基準といたしまして、社会福祉法人に限定したわけでございます」(会議録35ページ)
そして議案99号は全員賛成で可決、長糸保育所は秀美会に無償譲渡された。

それから3年後
神在保育所の移管先選定の事務がデタラメだったので、長糸保育所の移管先選定についても調べてみた。
たしかに選定委員会の審査結果は、社会福祉法人秀美会が1223点でトップ。ますみ会が1049点で2位、碧晟会が1021点で3位で、市はこの結果をもとに法人決定書を作成し、議案99号を作成していた。これは正しい。
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しかし驚いたことに、落選した「社会福祉法人碧晟会」はそこを訪ねても法人はなく、実際には設立されていない架空法人だった。
移管先法人の受付簿には、「社会福祉法人仲西徹人」と個人名が書いてあり、人権福祉部長が議会で「応募の基準は社会福祉法人でございます」と答弁したのは真っ赤なウソだった。地方自治法第2条で、違法な事務による市の決定は無効である。つまり、議決した議案は無効だったことになる。
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またかと思った
存在しない法人、会社を「ある」と偽って業者選定するのは、松本嶺男前市長の得意技だった。
2012年に当時の谷口俊弘副市長、洞農林水産部長(後の総務部長)らが、林間施設の指定管理者選考会で市民を巻き込んでヤラセの業者選定をした。このとき、設立されていない「会社社長」の身分証明書は、なんと運転免許証だった。
市民の知らないところで、市長が変わっても同じ不正が引き継がれている。