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人を平気で侮辱し、怒鳴り散らすひと。自分がパワハラだとまったく自覚のないひとは、始末におえない。それが権力者だったら、実害さえあるということを、6月13日の一般質問で痛感した。建設産業委員長のU議員は、A議長とともに、糸島市議会で圧倒的な力を持つ自民系議員の中心人物だ。その彼が、「人権について」質問した。自分は、「バカやないな、バカか!という言葉を使う。これは人権侵害か」と聞いた。人権福祉部長は、慎重に言葉を選びながら、こう答弁した。「一番は、受けた方の気持ち。人権侵害にあたるかどうかは断定できないが、その恐れはある」と答えた。すると、「僕が誰かにバカかと言って、本人が何も感じなかった。それなのに、横にいるひとが、『それは人権侵害だ』と言うのはおかしい。本人じゃないんだから。おかしいだろう?」と続けた。部長は、「正確には答えられないが、言われた人が言えないこともある。 人権は、みんなで守らなければならないから、 他人がそれはおかしいと言うことは、ありうると思う」と答えた。つまり、「本人が怒らないなら、いいではないか。周りの者がとやかく言うのは、おかしい」と言うU議員に、部長は、「本人が言い返せない場合があるから、それは人権侵害だよ、やめなさいということはありうる」と答えたのだ。それにカチンときたU議員は、3月議会で議員二人が女性部長に失礼なことを言って謝罪した件をもちだし、「心と心が通じ、信頼関係があれば、人権侵害にはならない。あのとき、言われた女性はほんとに傷ついたのか?議員を人権侵害だと注意したのは、部長だろう。どうなのか聞きようと。おう!」とつめた。まるでヤクザのようだ。部長は、「(二人の議員の発言が)人権侵害と断定はできないが、好ましくない表現だったと考える」と答えた。するとU議員は、「言われた本人が怒るならわかるが、(あのとき言われた女性は黙っていた。だから)そうじゃなかった。 おかしいとつくづく思った。 なぜ、部長は議員に頭をさげさせたのか? 議員が頭を下げるのは、末代まで残る」と非難した。さらにU議員は、「心と心が通じとかんと、至らんこと(よけいなこと)は言えない。何か言うと、すぐ人権侵害と言われる。黙っておこうと思うが、それでは世の中面白くない。部長はどう思うか?」                         ・・・つづく・・・※ 人権感覚の欠如した有力議員が、教育や人権について市を追及する。それは、答弁する職員だけでなく、市民にとっても恐怖に値する。「入学式の件」のように、この議員に追及されて、動く行政。それが学校、市民に与える悪影響は計り知れない。この人にとって、世の中はさぞ面白いものだろう。「バカ」でも「おまえ」でも、「なめているのか」でも、市役所のなかで注意するのは、日本共産党の議員以外、いないのだから。



私への辞職勧告決議を可決した19日の本会議。その前後のこの人たちの主張を聞いていると、だれのために議員になったのかと思う。市長や自分の人権を守るのには、何日も議会を使って、これほどまでに熱心な人たちが、市民の特に貧困世帯の人権には、ほとんど関心がない。私が、赤ちゃんや高齢者、病人がいるのに水道を止めるのは人権にかかわる。給水停止のとき、家庭の状況を把握しているのか?とか、半年も水道を止められた土木作業員のかたが、助けてほしいと市長に2回も電話をしたが、つないでくれなかった。市長の権限で救うことができるのに、なぜ助けようとしないのか?とか、お父さんが脳卒中などで倒れて入院し、税金を滞納した世帯に、支払い猶予の制度があるのを知らせているのか?とか、税金の収納率アップを優先して、差し押さえが増えているのではないか?とか、こういう質問をしていると、いつも大声でヤジを飛ばし、市長を守る人たちがいる。こいうヤジは、日本共産党や私に向けられたものというより、市民の切実な願いや要望への攻撃だ。この不景気と政治の無策で、若い人はまともな仕事がなく、病気をしても病院代がないという人。生活相談をしていると、胸が苦しくなる実態がある。多くの市民は、生活に毎日苦労しているのに、議会ではほとんど発言せず、飲み会では大騒ぎをする。議員の視察も修学旅行のようなにぎわいと楽しさだ。私は、圧倒的な自民系議員が議会の役職を独占し、オール与党で、松本市長を追及する議員のいない癒着馴れ合いの議会が、市民の、とくに貧困世帯の人権を踏みにじる役割を果たしていると痛感している。※私が建設産業委員会の視察に行かなかった理由のひとつは、 上記の通りである。



    昨日のつづき  ②6月6日、「リフレッシュ二丈の経営報告」について、質疑した。経営者の社長が副市長ならば、市民は「市が責任をもって運営している」と思う。実際、物品の購入などは、市の契約にのっとって行われると言うのだから。ところが…「市会議員が、きららの湯へ花を贈り、それをきららの湯に飾っているのは、公職選挙法で禁止された寄付行為にあたるのではないか」と尋ねた。すると、いつも市側に立って、私の発言を妨害する議長が、「伊藤議員、質疑の範囲を超えている」と注意した。ここで議長に反論すると、質疑を打ち切られてしまうので、質疑を変えて、「市会議員がこういうところ・きららの湯と取引している。公職選挙法や政治倫理条例をきちんと守って、運営しているのか」と聞いた。それに対して副市長は、「一般論としては、公職選挙法に規定されている通りだが、個別の案件については、法に抵触するか否かは、警察および裁判所が判断するもの。市は判断する立場にない」と答弁した。驚いた! 驚いた! 驚いた!これくらいのことも判断できないで、法令順守はできませんよ。市が、一つ一つの事例について、公職選挙法や政治倫理条例を守る立場で判断せず、「警察か裁判所が判断するんだ」と言って、見て見ぬ振りするから、市会議員が市の関連団体と契約したり、平気で寄付行為をすることにつながるのでしょう。自分で判断できないなら、すぐに警察に届けたらいかが?           ×     ×     ×たぶん、私が同じことをしたら、ただじゃすまないことだろう。何しろ、つぶやき一つで3日間も出席停止にされるのだから。とにかく、昨年、職員が官製談合で逮捕されたとき、市長、副市長、総務部長はそろって、「公務員倫理を徹底する」と市民やマスコミに頭をさげた。もう忘れましたか?



二丈深江にある「きららの湯」は、市が82%以上の株式を保有する株式会社・リフレッシュ二丈が経営している。社長は、糸島市の副市長である。  5月末、住民から、  「きららの湯に、地元の自民系の市会議員が経営する店から、   りっぱな花が贈られ、それが飾ってある。   公職選挙法違反の寄付行為に当たるのではないか」  と電話があった。確かにその通りなら、寄付行為に当たる。しかし、きららの社長は副市長で、専務は昨年、市を退職して天下った元幹部職員だ。どちらも総務部長を務めた経験のある、いわば「法律関係には詳しい」人たちだ。同じ地域で顔なじみの議員の花を、きららに堂々と飾ったりするだろうか?すぐ6月議会が始まったので、議員本人に聞いてみた。「あなたの店の経営者はかわったの?」「いいや、かわっとらん」「ではどうして、きららにお花を贈ったの?」「あれはいいと。うちは、きららと取引しているんやけん」驚いた。選挙区内の団体にお花を贈ったことを、まったく気にしていないばかりか、商売上の取引もしているという。政治倫理条例で、議員は、市と金銭的な取引ができないのをしらないのだ。本人が知らなくても、経営者の副市長や専務は、ようく知っているだろうに。なぜ、政治倫理条例に反することを、平気でやっているのか?この不景気で、どこの店も商売が大変だ。自営業者はどこも、高い国保税などの税金に苦しんでいる。地場産業の振興を進めるべき市が、そういう市民の店を使わず、議員の経営している店を使うとは何ごとか?こういうことが、行政と与党議員の癒着・馴れ合いの氷山の一角だと私は思っている。6月3日に、市議会でリフレッシュ二丈の経営状況について質疑ができたので、そこで訊ねることにした。 与党議員たちが、 私のつぶやきを「人権侵害、議会の品性を汚した」と 懲罰動議を提出したその日。                            つづく



東京大学名誉教授、井野博満先生の講演会が伊都文化会館であり、参加した。金属材料学の専門家の目で、原発に関しては、『圧力容疑鋼材の中性子照射脆化』の研究をされている井野先生。  玄海1号炉は、老朽化による脆性遷移温度が全国一高い。  その危険性を科学の目でわかりやすく解説してくださった。専門的なお話なのに、市民の立場からの謙虚で誠実な人柄がにじみでた講演は、あっという間だった。それは、地元・糸島や福岡県で「危険な原発をなくそう」「子どもたちに、放射能に汚染された未来を残してはならない」と活動する市民に、勇気と確信を与えてくれたと思う。           ×    ×    ×元気いっぱいの始まりのあいさつから、最後にそれぞれの団体からの訴えもよかった。 原発なくそう!九州玄海訴訟いとしまの会、 せふり山系森と水のネットワーク「リニアコライダー」の環境破壊の不安、(反対署名) 7月の風船プロジェクトについて…最後の実行委員長の木村公一牧師の訴えが、格調高くまたよかった。平和に生きる権利、平和憲法について。あのやさしい声でのお話は、いつも人を引き付ける。同じ時間を共有できた心の満足感が会場にあふれ、帰りには、多くの人が原発をなくす署名をしていた。わずか1か月足らずの取り組みで、大ホールにあれだけの人を集めたスタッフのみなさん、ほんとうにお疲れさま!私より10歳も20歳も若いお母さんたちの、はつらつとしたチャーミングな姿、声にうっとりしてしまった。糸島市の一部には、原子力村のように古くて、封建的なところがあるけれど、明るい希望を感じる。今日出会った、自然を海を山を空気を、何より子どもたちを守ろうとする人たちの明るい笑顔に。市民が主役とはこういうことだと思う。市会議員も私たち3人含め、7人来ていた。よかった!               ×     ×     ×今度の議会の一般質問で、「玄海原発再稼働の危険性について」も質問する予定だった。玄海原発の近くでの風船プロジェクトの結果では、西風が多いので風船は佐賀の方ではなく、福岡の方へ多く飛んでいた。市民の避難先は、東の方の福岡市方面だ。北は海。南は高い山。西は原発。東へ逃げるしかない。しかし、その方向へ放射性物質は飛んでいく可能性が高いのだ。(「年に100日は西風」と、以前、市は私に答弁した。)  今回、つぶやきで3日間の出席停止にされて、質問ができなかった。  その分は、ニュースでお知らせしていこう。  今日も、会場の内外で  いろいろな人から温かい励ましを受けた。  玄海町で、長年、原発の反対運度をしてきた方々もみえていた。  原発推進の町で、その危険性を40年も訴えてこられた。大変な苦労があったと思う。  ほんとうに、ありがとうございます。



九州、西日本に台風が接近している。心配なのは、水害、土砂崩れなどの災害だ。市が7割所有する『柱田ため池(1万6699㎡)』は、地域の遊水地になっていたが、この4か月でほとんど埋め立てられてしまった。1千戸の住宅開発・前原東土地区画整理事業で。ここは、水が上流から集中するところで、水害の危険地域。「遊水地になっている広大なため池を埋め立てるのは、非常に危険」と議会で取り上げてきた。私が調査したところ、  柱田ため池の貯水可能量は、1万7千トン。  埋め立て途中の水田の貯水可能量は、2万6千トン。 合計 4万3千トン。これだけの遊水地が埋め立てられると、集中豪雨や台風の雨水は、下流の浦志や泊、新田、隣の潤へと流れる。区域内には、調整池もないし、雷山川も近い。ほんとうに心配だ。ここで重大なのは、市が、開発の埋め立ての許可を得るために、「流出する水の心配はない」と、農業委員会や農業振興地域整備促進協議会でウソをついていたことだ。             ×   ×   ×   ×さらに、この数か月、前原東区画整理事業の埋め立てに使われた「盛り土」は、真砂土ではない。閉業予定の砕石場の「大量の石粉」。それに福岡市の樋井川の「河川改修に使った残土」である。「住宅開発地に、都会の河川改修残土を搬入するとは!」と、地元の土木業者さんたちが驚いている。「きれいな真砂土で埋め立てると言っていたのに・・・ いったい区画整理組合は、 残土処分場の許可を得ているんですかね?」「県は、許可していないと言っていました」と私。 ・・・・・ ・・・・・では市が許可したのか? 今度の一般質問で追及する予定だった。



きょう、糸島市議会で、わたくし伊藤千代子に対する辞職勧告決議が可決した。自民系、公明、民主、社民のオール与党で。副議長の吉村勝議員が、「ルールを無視し、市議会の品位を汚し、議会運営に大きな支障をきたし…」と私を非難するおなじみの文書を読み上げたが、簡単に言えば、インターネットのブログに載せた飲食の写真が、許せないのである。  近所の人やサークルの友達に、  「今度は議員をやめろと『決議』されました」というと、  「伊藤さんがよほど怖いのね。   議会でいちばん発言している議員をやめさせるなんて、市民が怒るわよ」  「政治腐敗や癒着・馴れ合いを正そうとする議員は、邪魔なのよ」  「そうそう。何でもハイハイいう議員ばかりだと、市は楽だろうね」  「負けないでよ」    ……そういえば、思い出した。10年くらい前までは、「前原の風はウソ・でたらめ」「書き直せ」と、どれだけ議会で攻撃されたことか。もちろん、そのときも日本共産党議員団は、不当な圧力に屈したことはなかった。今回も、負けませんよ。もちろん、辞職などしませんから。



きのう、18日のこと。  私を懲罰に訴えた浦議員らと、その審査をしていた懲罰委員会委員長の谷口議員らが、  14日、いっしょに待ち合わせて飲んでいた写真をこのブログにアップした。  それを見た議員たちは、かんかんに怒って、  「伊藤は俺らの後をつけてきて、勝手に写真を撮った。女のストーカーだ」  「市長とH建設の社長も、飲食店までつけられたことがある」  「これでは安心して酒も飲めない」  「糸島の恥だ」  「市長や議員の人権はどうなるのか?」  「人権侵害で、告訴しよう。法に罰してもらおう」  「百条委員会にかけたらどうか…」そこで、18日、夕がた4時から議員全員協議会を開き、話し合うことになった、という。それを聞いて、申し訳ないが笑ってしまった。  この人たちは、一般市民や女性、職員の人権侵害には実に冷淡!だが、  自分や権力者の保身には実に熱心だということが、よくわかる。前原市のとき、松本市長と一緒にスナックに飲みに行った総務部長が、顔見知りの女性のおなかを触るなどのわいせつ行為をしたとき、女性側が被害を訴えたにもかかわらず、市長は「何もなかった」と女性の話を一度も聴かず、調査もせず、隠ぺいした。それを私が議会で取り上げて、「人権侵害ではないか」と指摘しても、だれひとり、「女性の訴えを無視するとはなにごとか!」と怒らなかった。オール与党の議会が味方だから、市長は「怖いものなし」である。それどころか、「こんな問題を取り上げたら、職員が飲みに行かなくなり、地場産業がすたれる」などと、U議員は私を非難した。また、3年前に「上司のいじめ、議員の暴言に耐えられない」と自ら命を絶った担当課長の遺族が、「亡くなる前の晩も、つらい目にあって帰ってきた。調査してほしい」と訴えたが、「公務災害ではない」と言って、遺族の話をまったく聞かず、調査もせず、これも隠ぺいした。(今年の3月に公務災害に認定される)糸島市は、都合の悪いことは、被害者が訴えてきても取り上げない。恐るべき市役所だ。こんな非人道的なことが平気で出来るのは、市長に何でも賛成の圧倒的多数の無所属議員(自民系)が、すべての役職、議長、副議長、委員長職を独占しているからである。それに「寄らば大樹の陰」で、日本共産党以外が、松本市長のオール与党になっているからだ。  守るべきは、市民の人権であって、権力者の人権ではない。  市長や議員は、公務員倫理を守る責任があり、市民に見られて困るようなことは、  自粛して当然なのである。浦議員と谷口議員が懲罰の審査中にいっしょに飲んだということは、私への3日間の出席停止の処分が、公平な審査のもとに行われたとは、到底思えない。これが癒着・馴れ合いでなくて、なんであろう。



昨日の懲罰議会の様子を、市役所やネットで傍聴した市民から次々声が寄せられたので、紹介します。
「ネットで傍聴しました。 たった一言つぶやいただけで、伊藤さんを出席停止にするなんて。 いったい、議会は何をやってるの? 私たちが、市県民税や国保税、固定資産税と税金の支払いにこんなに苦しんでいるのに。
 利権と自分たちのことしか考えない議員ばかりで、本当にがっかり。 チヨコさんたち日本共産党の議員がいなかったら、市に物言わぬ議員ばかり。 市の本当の姿は、わからない。 中央ルートのような「無駄遣い」を追及する議員がいなくなったら、困る。
 でも、あんな人たちをおおぜい相手にしていたら身が持たないから、 無理はしないでください。…」
「議場で、伊藤さんが退場させられるとき、涙が出ました。 かわいそうで。 市民のためにがんばっているのに追い出すなんて。 家に帰って夫に話しました。 ひどい議会とふたりで怒っています。」
「ブログの写真をみて、すべてが馴れ合い議員たちの『やらせ』と思いました。 見え見えです。 この品性のない議会。子どもになんていえばいいのでしょう。 よほど伊藤議員に質問させたくなかったのですよ。都合が悪いから…」
「伊藤さんは、一点のくもりなし。 詭弁を弄する議員たちに、『市民はちゃんと見ているぞ』って示しました。 自信を持って、歯を食いしばって、がんばってください。 たくさんの市民が後ろについています。」
「自民系と共産党のたたかいと言うより、 古い利権集団と良識ある議員とのたたかいです。 わたしたち、市民ができることを考えます。…」
         × × × ×
私が落ち込んでいるのではないかと、家にお弁当を届けてくれた方もいた。みなさん、自分のことのように受け止めて、励ましてくださる。
ほんとうにありがとうございます。   
   


今日の議会で、懲罰特別委員会委員長の谷口議員が、私への懲罰結果を報告し、私は、出席停止3日間の処分を受けた。数の多数による「合法的な言論封殺」だ。  ひわだ議員が、「三嶋議員に馬鹿にされるような質疑をされ、苦痛だった。  『いじめやないの』と言った伊藤議員の気落ちがよくわかる。懲罰には反対」  古川議員が、「伊藤議員のひとことのつぶやきに、なぜ3日間も出席停止にするのか?  市民は、納得しないだろう。  これこそ議会で積極的に発言している伊藤議員に対するいじめだ」と反対討論をし、懲罰自体がおかしいことを主張してくれた。反対~古川、ひわだ(日本共産党)江頭(社民) 徳安(民主) 吉丸、三嶋(栄) の6人賛成~自民系議員13人 公明2人の15人以下はわたしの弁明文。              弁明文 6月3日の本会議で、請願の紹介をしていたひわだ議員に対し、三嶋俊蔵議員の質疑がはじまったとき、私が「いじめやないの」とつぶやいたのには、理由があります。 三嶋議員は去年の6月議会でも、自分が事前に調べていたことをこと細かに聞き、ひわだ議員がそれにこたえられないと、そんなことも知らないのかとか、勉強が足りないとか、私の話を聞いているのかとか、実に人を侮辱するような言い方をし、長々自分の意見を言って、住民の請願が間違っている、必要ないかのような意見を述べたてました。 私はこれを聞いて、ほんとにひどいと思いました。ひわだ議員も、「私を馬鹿にして、夜も眠れなかった。これは質疑を利用したいじめだ。これでは請願の紹介議員になりたくない」と言いました。 紹介議員がいなかったら住民は請願が出せなくなります。 だから、今回も三嶋議員が同じような質疑を始めたので、「いじめじゃないの」とつぶやいたのです。 紹介議員の名誉を傷つけ、いじめるような質疑はさせられないし、国民の請願権を奪うような横暴は許すわけにはいかないからです。 この報告は、「いじめやないの」の一言で三嶋議員が「発言権を奪われた」かのように私を非難しています。 私は、15年間、「共産党は出ていけ!つまみ出せ!お前は黙っとれ!」などの怒鳴り声、大勢の不規則発言を浴びながら、「静かにしてください」と何度も注意しながら、議会活動を行ってきました。 数の多数で怒鳴り散らす人たちの横暴に疲労困憊し、精神が消耗し、心療内科に通ったこともあります。  人を平気で怒鳴る人たちが私を懲罰動議にかけ、3日間も出席停止の罰を下す。これは、あまりに不当です。 波多江駅南のバリアフリー化や原発の再稼働問題も、ぜひ今日の一般質問で取り上げてほしいと市民の方たちから言われていたのに、それができなくなります。  そして「上司のいじめ、議員の暴言に耐えられない」と言って自殺した職員を、だれが追い詰めたのか、その質問もできなくなります。 公職選挙法、政治倫理条例に違反した議員の問題も取り上げられません。 私を3日間の出席停止にし、一般質問をさせないのは、多くの市民の願いを議会で取り上げる機会をつぶし、クリーンな市政を願う市民の期待を裏切ることになります。 よって、わたくしはこの懲罰は全く不当であると申し上げて、弁明といたします。※ 自民系の議長は、「過去のことは関係ない」と言って、私の弁明を途中で打ち切りました。他の議員が私を非難するときは、関係ない事でも「いくらでも」しゃべらせるのに、私が弁明する時は、都合の悪いことはやめさせようとするのが露骨でした。 (議長は、これまで与党議員からさまざまな暴言があっても、注意したことはない)



 上の写真は、※一番左が、懲罰委員会委員長のT議員(自民系)、       ※左から二番目が、伊藤議員の懲罰動議を提出したU議員(自民系)。 きのう14日(金)の午後3時半頃から、議会では私に対する懲罰委員会が開かれ、市民や新聞記者が傍聴にきた。30分くらいの審議の後、採決に入って、傍聴の人たちがでてきた。懲罰委員会では、「三嶋俊蔵議員を傷つけたことを、まったく反省していない」という意見が多かったらしい・・・・  「たったひとことで懲罰委員会をつくって、こんな会議に税金使って、ひどい議会ですな」  「自分たちの暴言は棚に上げて、糸島市議会はでたらめよ」  「伊藤さん、出席停止で17日の一般質問、できなくなるかもよ…。悔しいね」  そういって、帰っていく人もいた。議員控室では、数人の与党議員が、テレビを見ながら、懲罰の審査結果を待っていた。議長室をのぞくと、議長、副議長といっしょに、当の三嶋議員がテレビを見ていた。私はひわだ議員と別れて、下の駐車場に行った。ほどなくしたら、古川議員から電話があり、「3日間の出席停止」処分が下されたと知った。私が駐車場にいると、しばらくして懲罰委員会委員の『議員が1人』出てきた。「伊藤は反省していない」と、懲罰委員会で熱弁をふるっていた議員だ。自家用車には乗らず、意気揚々と歩いていく。家に帰らず、どこにいくのか?  後からついていくと、案の定、ビアガーデンみたいなところで、  酒を飲みながら何人かの与党議員たちが、すでに一杯やりながら待っていた。  そこには、懲罰動議を提出したU議員やN議員もどっかり座っている。  後から来た懲罰委員の議員が、「伊藤千代子は、3日間の出席停止になったぞ」  と言ったのだろう。  背広を脱ぎ、笑顔で仲間に加わったその議員と、  わあわあ、げらげら、楽しそうに食べたり飲んだりしている。それから半時間も経ってから、今度はなんと懲罰委員長のT議員が、「待ち合わせ場所」にやってきた。これで総勢7人。宴会はいっそう盛り上がって、20メートル離れたワゴン車の後ろにいる私のところまで、げらげら笑いが聞こえてくる。懲罰動議を出した議員と、それを厳正に審査すべき責任を負った懲罰委員会委員長の議員は、繋がっていたのだ。(みな同じ自民系議員でわかってはいたが)。検察官と裁判官がいっしょになって、容疑者をサカナに酒を飲んでいるようなもの。いや、電力会社と原子力規制委員会がいっしょに飲んでいるようなものだ。とにかく、計画通りことが運んで、打ち上げをしているこの人たちの写真を撮っておこう。近づいて「こんにちは」というと、みんな振り返った。そこでパチリ!「月曜日に議会で懲罰の採決をする前に、もう打ち上げやってるなんて。 (懲罰)委員長もいっしょに。不公平じゃないの」 パチリ!すると、「おら!もう今日の議会は終わってるっちゃけん、かまわんくさ!」と一人が言う。そうね。今までもこうやって、数の多数を武器に、自分たちの思い通りの議会運営をしてきたのだから、あなたがたは悪いとは思わないでしょう。そう心でつぶやきながら、私は走ってその場を去った。    × × × ×『3日間の出席停止』になったら、6月議会にはもう出られないということだ。もちろん、一般質問はできない。原発やTPPの意見書提出もできない。松本市長とも議論できない。それ以上に、市民の要望をとりあげることができないのが、とても残念だ。3月議会の前にも、複数の議員が「質問、やめない(やめろ)」と圧力をかけてきたが、断った。こんどは懲罰という形で、発言権を奪われるのか?6月17日、10時から、市議会で懲罰委員長の報告があり、その後、全員での採決となる。23人の議員中、圧倒的多数が市長の与党議員。たぶん私は、あの一言で、「三嶋俊蔵議員の発言権を侵害し、議会の品性を汚した」として3日間の出席停止処分を下され、議場から追い出されるだろう。2011年3月議会のときのように。 



U議員が、教育や人権について一般質問するというので、どんな質問をするのだろうと思っていたら、予想通りだった。それは、部課長を「おまえ」と呼んだり、怒鳴ったりしてきた彼のパワハラ的性格が、実によく表れた質問だったからだ。言い換えれば、事実や道理に基づいて市の姿勢を正すというようなものではなく、建設産業委員長という地位からの、上から目線の質問。   ※※口でいろいろ言うより、みんなで見よう※※    百聞は一見に如かず。    6月13日の最後。    彼の一言一言に、執行部がうろたえ、答弁に困る様子は痛々しい。    教育委員会が、すでに「校長先生たちに指示をだした」という答弁にも、驚いた。   ※議会中継は、ネットで視聴できます「糸島市議会」で検索(あと数日かかるけれど)※U議員は、小学校の入学式で「入学式」というタイトルがなかったのは、「教育の基本にかかわる」と憤り、それだけで、「校長は、わが学校と思っているんじゃないか」と決めつけた。子どもたちのために思い出に残る楽しい入学式にしようと、工夫し、頑張っている校長以下、多くの現場の先生たちを、叱りつけるような一般質問だ。入学式の主人公は、来賓の議員ではない。主役は子どもたち、先生、保護者だ。「入学式」にするか、「入学おめでとう」にするかも、今まで通り、現場にまかせればいいことで、議員の顔色を見て、教育委員会が校長先生たちに、指示を出すべきことだとは思わない。          × × × × この人と同じ自民系議員(当時文教委員長)が、入学式の最中に大声で怒鳴りあげ、校長先生たちを震え上がらせたのを思い出した。市長や教育委員会は、こういう非常識な有力者から、現場で頑張る先生たちを、学校をしっかり守る責任がある。しかし現実には、それができていない。ここに、糸島市の闇(この問題の本質)が、ある。市民は、「子どもたちが主人公」の学校を、望んでいる。いま私たちは、どうすればいいのか?



昨日の懲罰委員会で、委員のひとり、小島忠義議員が私に言った。「議会にはルールってもんがある。 多数決で決まったことに、なぜ反対するのか」今回の懲罰とは関係ないのに、いつも私を腹立たしく思っているから、この言葉が出た。彼は、東風小学校区の議員だが、地元に建設中の120億円の中央ルートに賛成討論した。彼は、前原東土地区画整理事業の予定地に、相続した自分名義の土地を持っている。彼は、私が「税金のムダづかい」と批判しているこの二つの大型事業に、大賛成の自民系議員。それで思い出したことがある。       × × ×何年か前まで市は、「同和問題は市の最重要課題」と言って、何億円もの税金を使っていた。私たち、日本共産党は、「市の最重要課題は、同和問題ではない。 障がい者問題や、貧困、地場産業の振興だ」と論戦した。すると、与党の自民系議員らが口汚くののしった。「市の政策に、反対すんな!」「おまえは、踏まれた者の痛みがわからないのか?」「同和事業推進は、市の最重要課題と言いよろうが!」 …あくまで市民の立場で、おかしいことはおかしいと主張する日本共産党の議員に、腹が立ってしようがないのだ。しかし、いつもいつもこういう言葉で騒ぎ立てる議員たちに囲まれていると、精神的にくたびれて、ほんとうに疲れる。今回、三嶋俊蔵議員や、浦伊三次議員、井上健作議員らは、懲罰動議の中で、 伊藤議員の「いじめやん」との不規則発言で、三嶋議員は精神的に大きな苦痛を感じ、(略) 議員の発言権を大きく侵害し、議会運営の規律を乱し、(略) 糸島市議会の品位を汚す…」と書いている。「笑ってしまうね。偉そうに」と議会を見に来た人が言った。「自分たちはどうなのよ」そうだ。私の隣、前に座っているこの議員たちに、私は今まで、どれだけの暴言を浴びせられてきたことか。何度も何度も、「静かにしなさい。〇〇議員」と注意しながら、発言しなければならなかった。議員の発言権を奪ってきたのは、あなたたちではないの。※良識ある市民のみなさん、こちらをご覧の市外に住む方々、わたしに「力」をください(あなたの議会傍聴やコメントで、どれだけ「勇気」をもらえることか!) 



きょうは、懲罰委員会で、不覚にも涙をこぼしてしまった。誠実さや公平さは、いっさいここにはないのか?    ※   ※   ※   ※夜、知人の女性に会いに行った。まもなく90歳というこの方は、目をキラキラさせて、「いつも楽しみに糸島の風をよませていただいているのよ」とおっしゃる。上品で、やさしいそのまなざし。「お元気そうでうれしいです」というと、「実はね。元気がなかったのよ。 息子の会社が倒産してね。 アベノミクスは、下々には来ないわ。 そのうえ、消費税というでしょう。 ・・・ 伊藤さん、いつも頑張ってくださって、ありがとう。 いじめる連中に負けないでね。 市民は、知っているわよ。 あなたを応援している人が、私の周りにもたくさんいるわ。 大丈夫よ…」私はまた、目頭が熱くなった。心なごむ笑顔。きょうのことを、まだ話してもいないのに、どうしてわかるの?この知的で聡明な女性は、私より35歳も年上。2・26事件も、命がけの空襲も、鮮明に記憶していらっしゃる。本を愛し、いまもボランティアを続け、若い友人がたくさんいるこの方が、私は大好き。    × × ×「伊藤さん、懲罰にあったんだってね。元気出して」 町内の人が、ご夫婦でお菓子をもってきた。「あなたが、つぎつぎ市のウソや疑惑を暴露するから、困っているんじゃないの。 今度の一般質問をさせたくないんじゃない?」 と奥さん。「17日の一般質問が、懲罰で出席停止になって、できなくなるんじゃないの。 あたしたちは楽しみにしてるけど、心配ねえ」あら、また電話。今度は、福岡市で会社を経営している業者の方。市民とのふれあいが、私のエネルギー。みなさん、いろいろな声を寄せてくださる。ありがとうございます。わたしは、負けない。



今回、「伊藤議員の不規則発言が議会の品位を汚した」として懲罰動議を提出した三嶋俊蔵議員の名前のすぐ下に、建設産業委員長U議員の名前があった。15年間の議員生活できっぱり断言する。議会運営委員長と建設産業委員長は、「不規則発言の王様」だ。この人たちに、私を「不規則発言」で懲罰にかける資格はない。          × × × ×思い起こせば、3月議会。18日。予算委員会の最中、民主党のT議員が質疑をしているときだった。突然、議場にひびきわたった建設産業委員長の怒鳴り声。 「もうちょっとちゃんとせんか!おまえたちは!  関係なかろうが! 目的やら。  余計なことまで答弁すんな」あたりの空気が一瞬凍ったようになった。ビデオに映ったT議員は、突然の大声に質疑を中断し、きょとんとした表情でしばらくモノが言えなかった。私ならここで、「委員長! 不規則発言を注意してください」とか「〇〇議員、静かにしなさい!」と注意するところだが、(実際、後で委員長に注意した)T議員はそのまま、質疑を続けた。そうなのだ。この人がどんなに大きな声を張り上げても、「おまえ!」とか叫んでも、だれも注意しなければ、「議会の品位を汚した」と懲罰にかけしようとはしない。委員長などという役職をもつ議員の暴言は見て見ぬふり。これが糸島市議会の実態だ。強い権限を持つ者のすることは、見て見ぬふり。卑怯だ。学校や社会で、いじめやパワハラをなくす責務を負う市役所で、議会で、暴言や、でたらめな議会運営がまかり通っていいのか?まさに、これこそが、15年間の私のたたかいのエネルギーだ。腹の底からの憤り、叫びだ。さて、来週、私にどんな罰を与えようとするだろう。多くの市民に、市議会の実態を知らせるいい機会だ。※ここを見てくださっているみなさん、どうか回りの方に、お知らせください。そして「現実の社会」で、バーチャルでなく議会傍聴に、お誘いあわせの上、どうぞ来てください。



議会の「リーダー的存在」は、議長、委員長職の議員の方々である。この議会の有力議員たちが、議会でどんなに暴言を吐いても、職員を怒鳴りあげても、だれも注意しない。見て見ぬふり。・・・・・・・・・・5月28日、委員会室で執行部の議案説明を聞いていたら、外の廊下で職員を怒鳴る声がした。「・・・やろうが!」あの声の特徴でだれかすぐわかる。今回、私を「議会の品位を汚した」として懲罰動議に3番目に名を連ねた委員長職の議員だ。部長や課長は自分の部下ではないのに、まるで社長が平社員を怒るように怒鳴っている。この人たちは、自分のパワハラ体質にまったく自覚がない。最悪だったのは、去年、委員長職のN議員による女性への暴行事件とストーカー行為が警察沙汰になり、新聞報道されたとき。このとき、「議員を辞職させるべきだ」と言ったのは日本共産党だけで、だれもこの議員を「議会の品位を汚したから懲罰にかけよう」とはしなかった。市長の従兄弟で、副議長も務めた自民系の最有力議員だから、強く非難する議員はいなかった。それどころか、「結婚した男に近づいた女性の倫理観がおかしい」とかばう議員もいた。この人が、今回、私の懲罰を検討する懲罰委員会の委員長だ。          ×    ×    ×    ×  つまり、糸島市議会では、女性に暴行したり、ストーカーをしても懲罰委員会設置の対象にはならないが、伊藤千代子なら「いじめやないの」と言っただけで、懲罰委員会が設置されるのである。この人たちにあるのは、女性の人権や議会の品位を守ることではない。「市の癒着・馴れ合い疑惑を追及する伊藤千代子憎し」ただそれだけだ。



今日、三嶋俊蔵議員(市民福祉委員会委員長)が、予定通り、私への懲罰動議を提出した。懲罰委員会が設置され、委員長に二丈の谷口議員が、副委員長に波多江議員がなられた。12日にそのための会議が開かれる。インターネットで議会傍聴した方が、電話をくださった。「伊藤さんも大変ですね。 大変さが、とてもよくわかりました。ひどいですね。 こんなことで長々時間をとって、税金と時間のムダづかいです。 負けないでがんばってください」そして、「早く風邪を治してください」とも。ありがとうございます。以下は、懲罰動議に対する私の弁明(反論)である。         ※   ※   ※   ※   ※          『 弁 明 』 6月3日の本会議で、ひわだ議員が、「国に対してより豊かな保育、教育制度の拡充と子育て支援制度を求める意見書」を提出してくださいという福岡県保育団体連絡会の出された請願の紹介議員をしました。 そのひわだ議員に対する三嶋俊蔵議員の質疑を聞いて、私は思わず「いじめやないの」とつぶやきました。 インターネットを見ればわかるように、「いじめやないか!」と大声で怒鳴ったわけでも、「いじめはやめろ!」と大声で叫んだわけでもありません。 「いじめやないの」と一言つぶやいただけで、懲罰委員会を設置するような議会こそ、まさに異常な議会です。 事実、ひわだ議員自身が、「三嶋議員の質疑は苦痛だ」と言っています。 三嶋議員は、知らないことを素直に聞くという質疑ではなく、自分が事前に調べていたことを事細かに聞き、それにひわだ議員が応えられないと、議員のプライドを傷つけるような批判をし、この請願自体が間違っている、必要でないかのような意見を述べたてました。あまりに請願の質疑の範囲を超えています。 ひわだ議員は、「専門的で困らせるような質疑ばかりし、そのうえ、馬鹿にしたような言い方をする。これじゃあ、請願の紹介議員にはなりたくない」と言いました。これこそが重大な問題です。 なぜなら、請願は、日本国憲法第16条に保障された国民の権利であり、国民、市民が行政に物申す、参政権の一部だからです。 紹介議員に対して、これでもかこれでもかと、専門的な質問をぶつけて、ときには紹介議員の知識のなさを笑うようなことまで言うのは、あきらかにやりすぎです。 紹介議員の名誉を傷つけ、結果的に国民の請願権を奪ってしまう事態になりかねません。この請願は、三嶋議員が委員長の市民福祉委員会で、詳しく議論すればいいのです。 今回、私の一言に三嶋議員は大きな苦痛を感じたとありました。 この15年、私は、「共産党は出ていけ、つまみ出せ、お前は黙っとれ」などの怒鳴り声、品性のない大勢の怒号、不規則発言を浴びながら、議会活動を行ってきました。 女性1人を大声で怒鳴り散らす議会が、続いてきたのです。 そこでの不規則発言は、ただの一度も懲罰の対象になったことはなく、注意を受けたことさえありません。  今度の場合、インターネットを見ればわかるように、思わず「いじめやないの」とつぶやいただけであって「いじめやないか!」と大声で怒鳴ったわけでも、大声で叫んだわけでもありません。まさに不当な懲罰動議であります。 このような懲罰動議が、数の多数で認められるようなことになれば、糸島市議会は全国に異常な議会の実態をさらすことになると申し上げて、私の弁明といたします。※追記・ ちなみに、私が原発の再稼働に反対する請願の紹介議員になったときにも、    大勢の議員が、まるで政府の官僚か学者に聞くような質問を次々して、困らされた。    ひわだ議員も今回で二度目だ。    請願の紹介議員は、そこまで専門的なことを理解していなければ、    なれないものではない。    住民の請願が、議会にかけられることこそが、大切だと思う。



きょう、議会事務局に「伊藤千代子議員に対する懲罰の動議」が出された。三〇俊〇議員が、3日、請願の紹介議員として説明していたひわだ議員に対して、紹介議員のプライドを平気で傷つけるような質疑をするので、私が後ろで「いじめやないの」とつぶやいた。それが気に入らなかったのだ。はっきり言って、三〇議員の質疑はその範囲を超えている。素直にわからない点を聞いているのではなく、自分が前もって調べておいた知識で紹介議員の能力をためし、「こんなことも知らないのか」と言わんばかりの質疑だからだ。こんな質疑をされたら、紹介議員になる人は減る。請願権という憲法に保障された国民の権利を、奪いかねないから怖い。詳しい議論は、自分が委員長をつとめる市民福祉委員会でやればいいのだ。「この不規則発言で、精神的に三嶋議員は大きな苦痛を感じ、その後の発言に影響が出た」「糸島市議会の品位を汚す」から、懲罰にかけよ、というのだが…私は、そこに名を連ねた人たちの名前を見て、悲しくも笑ってしまった。だって、いつも議会で大声でヤジを飛ばし、不規則発言を繰り返し、特に私の質問中は、ドスのきいたヤジで妨害し、言葉もでなくなるほど騒ぎ立てる人たちの名があったからだ。その中には、「議員の暴言に耐えられない」と言って、三年前のきょう、自ら命を絶った職員に、パワハラをふるっていた議員の名前が堂々と書かれている。(明日、だれかわかる)きょうが、彼の命日だというのを忘れているのだろう。「きさま!」「だまれ!」「おまえ!」「つまみだせ!」「なめとんのか!」こんな品性のない人たちに、私を懲罰にかける資格はない。強いものには何も言えない議員たちが、あしたは大勢賛成して「伊藤千代子懲罰」実現に盛り上がるだろう。女性議員1人を、大勢で怒鳴りつける品性も教養もない人たちが、議会権力を嵩にきて、威張りまくっている。しかし私は負けない。追及をやめるものか。家族を残して命を絶った職員よ。あなたは、つらかっただろう。上司や議員に不当に責められ、悔しくて悲しくて、気が狂いそうだっただろう。ついに心が壊れて、愛しい家族を残して逝ってしまった。あなたを救えなかった悔しさと悲しさで、私は胸をかきむしられる。弱い心を奮い立たせ、誓う。あの異常なパワハラ議員たちに負けるものか。あなたの無念は、必ず私がはらします。どんな妨害を受けようとも!※議会傍聴に、たくさんの方と来てください。 市民の皆さんに「監視」されていると『実感』させたい・・・・



今日は、日本共産党議員団3人で、いとしま漁協に懇談に行きました。まずは、5月25日に県漁連の主催で決起集会が開かれたこと、糸島から60名ほどが参加されたことを知りました。円安で燃料代が高騰し、高止まりしている状況で人件費もでないほど深刻なところもあるとか。新聞では「イカ釣り漁船が燃料代も出ないと、漁を取りやめた」ニュースもありましたが、実際、この3年間で1・7倍ほどにもなっているそうです。沿岸漁業は、魚が減り、海は温暖化で海水温が上がり、若芽わかめを食い散らす南洋生物を駆除しなければならない、など、漁業者の苦労が語られました。海を守るために、環境生態系管理、保存の事業や、魚の稚魚を放流する事業を行ってあることも知りました。漁業で食べていけて、子どもたち、若者に継がせることのできる漁業の振興が求められます。※ひわだ議員が、一般質問で取り上げます。



私の一般質問は、17日の2番目、11時くらいからです。ぜひ、傍聴においでください。1、 地震大国における原発の再稼働について   再生可能エネルギーの導入計画について2、 潤南の中央ルートについて3、 波多江駅南側のバリアフリー化について4、 市役所におけるいじめ、セクハラ、パワハラについて   公務員倫理について   前原東土地区画整理事業について   学校や地域社会でのいじめや人権侵害をなくす責任を負う市役所内で、  職員が議員、上司のパワハラを苦に自殺しました。   それがこの3月に公務災害に認定されました。  「ウソ・やらせ・パワハラ」が蔓延する市の責任を問います。  ☆だれもが、人間らしく生きていけるまちを目指して。  ☆税金の無駄遣いも、なれ合い・癒着も許さない。公平で、クリーンな糸島市へ。



昨日からはじまった6月議会に、TPP交渉参加の撤回を求める意見書(案)を提出しました。議会最終日に提案、質疑、採決します。糸島議会では、市長に何でも賛成のオール与党と、日本共産党との「自共対決」ですが、TPPに関しては違うと思います。     TPP交渉参加の撤回を求める意見書(案)3月15日、安倍晋三首相は、2月22日に行われたオバマ・アメリカ大統領との対談において、「聖域なき関税撤廃」でないことが確認された」として、TPP(環太平洋経済連携協定)への交渉参加を表明した。しかし両首脳間で確認されたのは、交渉前にすべての関税撤廃を表明する必要はないということでしかなく、これをもって、いわゆる「聖域」が確保されたなどとおよそ評価することはできない。糸島市は農業が基幹産業であるが、我が国の農業は、食品加工、生産資材・農業機械等製造業、運輸、観光など広範囲な産業と結びついており、地域の農業が衰退するようなことがあれば、地域の経済や雇用、景観や国土保全に与える影響は計り知れないものとなる。また消費者にとっては、日本で許されていない食品添加物がアメリカから大量に入ってくることになる。残留農薬の基準も日本より緩やかであり、子孫に影響を及ぼす遺伝子組み換え食品への不安もぬぐえない。BSEに感染した輸入牛肉の検査体制も後退する恐れがあり、食の安全が脅かされる危険性が非常に高いことが懸念される。TPPは、農業だけでなく、国民皆保険制度や政府調達・金融サービス、雇用などさまざまな面で大きな影響を与えるとされているが、それもまだ明確になっていない。 よって、地方自治法第99 条の規定により、この意見書を提出する。



6月議会に、日本共産党糸島市議団は、原発輸出の中止を求める意見書(案)を提出しました。議会最終日に提案、質疑、採決となります。  (1週間も、風邪をこじらせて寝込んでしまいました。   季節の変わり目、皆さんも、くれぐれもお大事に!)                    『原発輸出の中止を求める意見書(案)』「日本は事故後、原発の安全性を高めている」として、安倍晋三首相は、原発を海外に売り込むトップセールスを展開している。 アラブ首長国連邦やトルコと原子力協定締結で合意し、インドとも5月末に東京で開く首相会談で交渉を再開し、ブラジルにも官民一体で売り込んでいる。 しかし国内では福島第1原発事故の収束も見えず、除染も進んでいない。大量の放射能汚染水の処理も困難な状況のなかで、地下水や海に放射能が今も流れ出ている。原発の運転で生み出された膨大な使用済み核燃料は、人類、地球環境にとって極めて有害で、何万年も厳格な管理が必要とされているが、その処理方法も定まっていない。 この状態で、「日本は世界一安全な原発を提供できる」と述べ、他国に原発を輸出することは、命よりビジネスを優先する考え方であり、いまも避難生活を強いられている福島の15万人の被災者、及び国民に対して許されないことである。 新興国からは、建設だけでなく運転や保守点検、放射性廃棄物の処分まで含めた「パッケージ型」の提供を求められるケースが多いとされている。新興国における技術教育は日本とは異なり、リスクはさらに不透明である。 特にトルコは、世界有数の地震国である。また使用済み核燃料は、核兵器の材料になり、インドへの原子力技術供与は軍事転用される危うさが消えない。インドは核拡散防止条約(NPT)に加盟せず核兵器を保有し、核実験を強行した時は国際的に批判を浴びた。中東への原発輸出も、核兵器に軍事転用される懸念が拭えない。 日本は原爆が投下された被爆国である。広島、長崎の原爆被害の非人道性、すさまじい破壊力を世界のどの国よりも知っている。2年前には複数の原子炉がメルトダウンする原発の過酷事故も経験した。にもかかわらず、またも原発の安全神話の下で、原発を他国に売り歩くことは許されない。 よって、本市議会は政府に対し、原発の輸出を中止するよう、強く要請する。以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。※ご意見をお寄せください。※※議会傍聴(応援)に、来てください。