ちよ便り28号できました
お花がいっぱいの春ですね!
3月議会報告と糸島市の問題点をまとめた「ちよ便り28号」ができました。
クリックすれば、拡大できます。
先週、波多江郵便局の駐車場で「伊藤議員でしょう?」と声をかけられました。
「うちの子が選挙の時、いとうちよ子さんの車にみんなで手を振ったよ、って言ってました」
そうなんです。音楽をかけて宣伝カーで通ると、下校中の小学生がわーっと集団で走ってきて「がんばれ!」と声援を送ってくれました。うれしかったですね。この歌詞に共感してくれたかな?
不正にまみれた糸島市…
癒着と馴れ合い 無駄遣い
力を合わせて打ち破ろう
クリーンな市政に替えるのさ
コロナで暮らしは大変だ
アンダーパスは無駄遣い
福祉のまちがみんなの願い
あたたかいまちにかえるのさ
学校キレイに 通学路安全に
バスを増やして生き生きと
福祉のまちがみんなの願い
あたたかいまちにかえるのさ
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市民のみなさん、今期もどうぞよろしくお願いいたします
関連ブログ
有力者に無償譲渡 生活困窮者に差し押さえ
月形市長 わずか3年で4つの施設を無償譲渡
月形市長は、2015年4月1日に市立長糸保育所と市立深江保育所を、2017年4月1日に健康づくりセンター二丈温泉きららの湯と市立神在保育所を、有力者(とそのお友達)に無償譲渡しました。
タダでやったのは建物だけではありません。遊具やピアノ、電化製品、厨房器具など何万点もの備品もいっしょに付けて無償譲渡しました。
松本前市長が無償譲渡した財産(井原保育所・雷山保育所)もあわせると、民営化を口実にした無償譲渡で失われた財産は総額でおよそ10億円程度になると思われます。
市が一つ一つの財産について不動産鑑定をしなかったため、明確な金額は不明のままですが、設備の中には、数十万、数百万で購入したばかりのものも含まれていました。
その一方で、税金の払えない生活困窮者からは差し押さえを行い、丁寧に値段をつけて公売にかけ、税収を増やしました。100円、200円、300円と値段がついた競売品が市のホームページにも掲載されました。(画像はクリックすれば拡大できます)
2018年9月議会より
伊藤千代子~タダでやる財産があるなら、学校をきれいにしたり、税金を安くしてほしいという声があります。…(略)…
きららの湯は建物が簿価5億円、1日27トン出る温泉の井戸、水道料金に換算すると年間約3~400万円になります。買ったばかりの券売機、ロッカー、マッサージ機、テレビ、テーブル、レストランの厨房器具、机、椅子、お風呂の関連品等、1,900万円の備品をただでやりました。
元前原市長が経営する法人には、固定資産評価額3,741万円の深江保育所と、ピアノや厨房器具等2,875個の備品も無償譲渡しました。いま市の財政状況はそんなにいいんですか。
洞孝文総務部長~本年6月に公表いたしました5年間の財政計画、決算書、財政指標等もございますので、そちらをごらんになってください。
伊藤千代子~市の財政は苦しいと感じます。市は8月に税金の滞納者から差し押さえをし、その財産を公売に掛けました。それで幾ら税収がありましたか。
末松隆明市民部長~ 期間入札によります税への充当額は、約250万円でございます。
伊藤千代子~ 生活困窮者から差し押さえた財産がホームページに載っていました。古い家が3つ、車1台10万円、テレビ4,000円、CDプレーヤー500円、釣りざお100円、グラタン皿150円、ジグソーパズル200円、お皿150円、食器セット300円、本当に生活困窮する人たちが、税金が払えないとこうやって厳しい差し押さえもあったりする、それはやはり……
田原耕一議長~伊藤議員に申し上げます。通告に入っていますかね。…
伊藤千代子~…だから、有力者には無償譲渡、一般市民には厳しい取り立てでは不公平じゃないのかと一言申し上げます。
2012年のフォレストアドベンチャーにまつわる林間施設(木の香ランドキャンプ場と森林公園樋の口ハイランド)の違法貸付は、
利害関係者→国会議員→地元市議→市長→ヤラセの事業者選定→虚偽の事業者決定書作成→虚偽の議案を議会に提案→議決→N社との無償貸付の契約→解約→P社との議決なき違法契約という流れでした。(関連ブログを参照)
議会がまともなら、時効になる前に松本前市長はとっくに背任罪で告発できていたでしょう。
それでは上記財産の無償譲渡は、市役所らしく法令順守で行われたのでしょうか?嘘もヤラセもなく、きちんとした事務が行われた結果の無償譲渡だったのでしょうか?
関連ブログ
5)契約相手方法人は設立されていなかった~市立保育所の無償譲渡
27)違法に便宜を図る会社に市長が感謝状
〇森林違法貸付の経過~「俺にできないことはない」詐欺的手法で貸付
市~1000㎡以下の公園には遊具を更新しないと決めた
遊具のない公園
人口増加がいちじるしく、子育て世代が多く住む波多江駅北周辺の公園。
老朽化した遊具を撤去した後、新しい遊具が設置されていません。
「新しい遊具が入ると思って待っているけど入らない。がっかりです」というお母さん。
「孫が遊びに来たので近くの公園に連れて行ったら、何にもない。市はよほどお金がないんですね」と電話をくださった女性。
3月議会の質疑で「なぜ公園に遊具を設置しないのか?」と聞いたところ、市は「施設等総合管理計画に基づき、1000㎡以下の公園には遊具の更新をしない(新たに設置しない)と決めた」と答弁しました。
年間約6700万円の公園維持管理予算の中に、遊具の設置予算がありません。不要不急の大型公共事業による財政難のしわ寄せは、こんなところにも表れています。
遊具のある公園
これは294㎡の小さな公園ですが、放課後や日曜日、近所の子ども達が集まってブランコに乗ったり、すべり台で遊んでいます。私が犬の散歩で通りかかると「かわいい!」「おばちゃん、この犬、何て名前?」と話しかけてくれます。
「あたしブランコをびゅんびゅんこぐのが大好き」という子も。身近な公園は子ども達の育ちと交流の場です。
来年は、よちよち歩きの子どもたちが桜の下で笑顔で遊べるように、「身近な公園に遊具を!」の声を広げましょう。
運動公園整備事業費は本年度14億円 総額で60億円
これは、いま市が雷山に建設中の運動公園。総事業費は60億円です。この建設のために、市内の身近な施設が順次廃止されることになっています。
私は「利用者を2倍に見積もった過大施設である。身の丈にあった施設を設置すべきで、財政に負担が大きすぎる。身近にある施設を廃止すべきではない」と反対しました。
馬場貢副市長が企画部長のとき関わった事業者選定は、1者入札、落札率は99.99%でした。これでは「入札」の意味がありません。
そのうえ、建設後は管理運営も随意契約でさせるので、請負業者は笑いが止まりません。
わずかな予算はどんどん削って、巨額の公共事業には湯水のように税金をつぎ込む。これが糸島市では長年続いています。
運動公園整備事業の中心は、清水建設、(株)へいせい、松吉建設。
市は、運動公園の計画構想段階から、(株)へいせいのコンサルタント(後にグループ企業社員)を委員会に入れていました。利害関係者につながる人を、市長が審議委員に任命するのです。
糸島市では、多くの審議会に利害関係者とその友達、その関係者を入れて、審議を歪める悪習が続いています。イエスマン審議会です。これでは利権に引きずられ、一般市民の常識的な声は届きません。潤南のアンダーパス57億円事業も同じです。
関連ブログ
職員の平均年収が県内1位 全国1788中48位
なぜ福岡市北九州市より高いの?
上は2020年、福岡県の自治体職員の年収ランキングです。糸島市職員の平均年収は、692万4044円で、北九州市、福岡市を抜いて県内1位になっています。4位は春日市。20位までのランキングは以下の通りです。
「生活費の高い福岡都市圏より高いのは、納得できない」
「そもそも財政が苦しいから、合併したのではないのか?」
「税金、公共料金は高いのに、職員も議員も給料が高すぎる」
「市役所内で働く非正規雇用の公務労働者や派遣社員と待遇があまりに違い過ぎる」
「生活費の高い東京などの大都市圏より高い。これはどういうことか?」という意見もありました。全国のランキングを見てみましょう。
確かに東京、神奈川、千葉、埼玉と都市圏の自治体より高い年収になっています。全国の1788団体中48位とはやはり驚きです。
民間企業が調査した糸島市民の平均年収は、だいたい以下のような状況になっています。
糸島市では、民間会社の年収はどちらかというと、低い方です。
「同一労働、同一賃金と言うけれど、市役所で働く派遣社員は年収200万円前後。補償もなく、ワーキングプア状態です」
「部長クラスは1千万円を超えるんじゃないのか?月形市長は庶民の生活を知っているのか?」
という声もありました。
誠実で熱心な職員もたくさんいますが、やはり他市に比べ高過ぎる年収は問題です。市長給与、議員報酬共に、今後考えていくべきだと思います。
しかし一番重大なのは、嘘やヤラセを繰り返し、法令を順守しなかった市の幹部が、議会の有力者らが守ってくれるおかげで責任を問われず、退職後も天下りし、さらに高給を得ていることです。
市民生活を守る公務労働
市民生活を守るためには、市民の立場で働く公務員はとても大切です。バスの充実、子どもの貧困、虐待対策、高齢者・障がい者支援、零細業者の仕事づくり…さまざまな市民の困りごとを丁寧に聞き、知恵を出し合い、制度を生かし、ときには新たな制度を作って解決していく。それこそが全体の奉仕者たるべき公務員の仕事ではないでしょうか。
ところが糸島市は、財政難と言って正規職員を減らし、全国で最も少ない職員定数になりました。特に、福祉と教育分野を徹底的に減らし、補償のない非正規雇用に置き換えています。
その一方、57億円のアンダーパスのような無駄な公共事業をつぎつぎ推進するので、財政が苦しいのは当然のことです。
政治腐敗を正し子ども達に胸のはれる市政を
今日は4月1日。月形市長が多くの随意契約を結ぶ日です。特に特定業者との随意契約は、年々増えています。市の職員がしていた仕事を、毎年高い契約金で請け負い、笑いが止まらない企業もあります。
私は24年間の議員生活で、職員が特定業者や有力議員の顔色をみて仕事をしなければならない現状を見てきました。ヤラセをしたり、虚偽の文書をつくったり、不正を隠ぺいする市は間違っています。それを誰も告発せず、見てみぬふりをしているとしたら、このまちで育つ子ども達にとても恥ずかしく、申し訳ないことだと思います。
※刑事訴訟法第239条2項で、「公務員は、その職務を行うことにより、犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない」と定められている。
参考
首長給与県内ランキング
議員報酬県内ランキング
引き上げや引き下げがあまりあっていないので、実態はそれほど変わっていないと思います。市民のみなさん、私が気がつかない情報を、今後も電話やメール等でお寄せください。このブログ、あるいはメールアドレスへ。↓
chokobaru@yahoo.co.jp
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