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先日、波多江駅南口から、およそ100メートルの地点で、音もなく忍び寄ってきたバイクに、かばんを奪われた。駅の近くというのに、あたりはほとんど真っ暗。若い男の二人連れ。「追いかけたけど、逃げ去ったのよ」と家族や友人に言うと、「ケガがなくて、ほんとによかった!」「不幸中の幸い」と口々。対応した巡査さんも同じようなことを言った。前原署の刑事さんと交番のお巡りさんが来てくれ、被害が拡大しないよう、事後処理の手伝いをしてくれた。なかなか感じがよく親切だった。昨年、駅の北側で、女性が夜、木の陰に潜んでいた男に抱きつかれた話や、駅周辺でひったくりにあったという70代のおばあちゃんの話を聞き、市役所に足を運び、議会でも取り上げた。「安全安心のまちづくりといいながら、駅周辺や通学路がまっくらなところがある。予算が少なすぎる」「裸電球を蛍光灯に取り替えて」と訴え続けてきた・・・きのう、議会で総務部が12月議会の説明にきたとき、駅の近くでひったくりにあった話をして、ハダカ電球を蛍光灯に急いで取り替えるよう、要望した。物騒な事件が多いこのごろ、いつ犯罪の被害者になるかわからない。突然、幼い娘を二人も失った痛ましいニュースが、今もテレビで流れている。安心、安全なまちづくりが、ほんとに必要!


先日、糸島の議員研修があり、埼玉県志木市の前市長が講演。志木市は25人学級も実施し、情報公開もすすみ、さまざまな政策の先進地としてしられている。志木市の日本共産党の議員さんに聞くと、「25人学級はいいよ。ただ教員の給与が低いから、そこが改善すべきね・・・」とか。40人学級で詰め込まれたわが市の子どもたちからすれば、小人数学級は、ほんとうにうらやましい。「1億円以上の公共事業は、市民による審査会をつくり審査」する制度もある。これはいいね。大型公共事業を、どんどんすれば、市の財政ははたんする。市民の声を聞いて、大きな事業をするかどうか決めるシステムは、必要だと思った。120億円の中央ルートなど、市民が必要性を審査したら、ぜったいに賛成しないね。「入るを計りて出るを制す」つまり、入るお金に見合った支出を心がければ、財政は心配ないということを、何回も強調された。志木市は人口6万7千人。議員といっしょに講演を聞いた松本市長、ぜひ参考にしてほしい。


税金のムダづかい、120億円の中央ルート反対!第6回 座り込みのお知らせとき 11月28日(水)、朝8時から8時半ところ 前原市役所前《出勤の職員や市民に、中央ルート反対のアピールをします》市民のみなさん、寒い季節になりました。お元気ですか。冬に欠かせない灯油が高くなり、ガソリン、食料品の値上げも本当に困ります。そのうえ昨年からの住民税、国保税、介護保険料とつぎつぎ税金・公共料金が引き上げられ、これからの生活に不安がいっぱいです。市民の共通の願いは、税金の無駄遣いをしないで、市民のくらしを守ってほしいということではないでしょうか。にもかかわらず、地域住民が大反対している120億円の「中央ルート」を推進し、来年、再来年と1億5千万円も借金して、ルート事業につぎこもうとしています。(この巨大事業では、一部ゼネコンはもうかっても、地元の中小業者の仕事にはなりません。)毎月第4水曜日に「中央ルート反対」「市は市民の声をきいて!」と、30分間座り込み宣伝をつづけています。ぜひ、ご協力ください!5分でも10分でも、参加してくださいますよう、よびかけます。力あわせれば、無駄遣いはやめさせられる!前原市では、「ホテル救済の加布里の道路計画(当初8億9千万円)」「長野峠の50億円のトンネル計画」などなど、市民の声でやめさせた経験があります。予算は、毎年議会で可決しないと、使うことはできません。「行政がすることに反対しても、無理じゃないの?」とあきらめず、生活をまもるため、地域の自然と環境をまもるため、声を上げ続けましょう。なお12月の第7回の座り込みは、12月26日(水)です。


夕べのNHK特集は、見ごたえのある番組だった。合併した九州内の市町村のその後を「検証」した75分のスペシャル。とにかく、一ヶ所も「合併してよかった!」という町、住民がでてこない。「合併しなければよかった」「大きくなっていいことはない」「周辺部は人口が減って、過疎がひどくなった」「いままで町役場がすぐ対応してくれたのに、合併した市役所に行き相談しても、すぐに対応しない」・・・合併によるサービス低下で、住民が憤りとやるせない思い、さまざまな辛さを味わっている様子が、映像でリアルに伝わってきた。喉頭がんの手術で、話すことができないひとり暮らしの六十代男性。小さな村の社会福祉協議会がやっていたデイサービスは、職員が顔なじみで、言葉が話せなくても心は通じ合っていたから、楽しく通うことができた。しかし合併で、村の社会福祉協議会はなくなって、日田市の社協から新しい職員が配置され、コミュニケーションが取れなくなり、サービスを受けられなくなってきた。たった一人の家で、居間にぽつんと座って、さびしげにラジオを聴く姿が、テレビに映し出されていた。「周辺町村に行くと、合併しなければ良かったといわれます・・・」と日田市の市長。合併後、日田市は、63億円の巨費をつかって豪華な文化会館を建設中だ。最後に紹介された人口わずか2500人の大分県の姫島村。合併協議会を離脱し、国東市に合併せず、自立の道を歩む。私が住む池田北南行政区より少ない人口の村。その村の自治体としての政策は、スゴイの一言。村人の医療、福祉が優先課題。村営の診療所では、予防・治療・介護の連携で、全国の先進地。全国で足りない小児科医もふくめ、24時間365日、医療体制がととのっている。隣には、30人入所の介護施設。そこには、デイサービスに100人のお年寄りが通ってくる。そのお世話を生き生きいているのは、顔なじみの村の職員35人。日本全体で、福祉、教育の職員を減らし続け、人件費削減をジャンジャンやっているとき、なんと、この村では、2500の人口で職員が202人もいるのだ。漁業が衰退するなかで、村役場が唯一の雇用の場所であると、長年ワークシェアリングで、村人を役場職員として雇用してきた。(国の給与水準を100とすれば、平均市町村は97、姫島村の給料は73)村長が言う。「小さいから、いろんなことができる」節約するところは節約し、住民の命やくらしにかかわるところでは、きちんとお金を出す。優先順位は、無駄な公共事業ではないところが、すばらしい。うちの町内と変わらない人口で、診療所や介護施設や役場があるなんて。こんなに身近だと、住民の要望より利権が優先されることもないだろう。それにしても、国の責任は大きい。地方交付税を削減するな、元に戻せ!地方を苦しめるなと言いたい。


 ある奥さんが、ため息つくように言います。「親子三人、国保税が月に6万円。市県民税は10万円。税金払うために働いているみたい」 重なる月には、16,7万円払うことに。ほんとに重税です。国保税は、所得700万くらいが一番重く、それをこえれば、後はいくら所得が増えても(2000万円でも1億円でも、変わらない)低所得者に重いというわけ。 許せないのは、今年、減税になったのが、高額所得者だってこと。株の利益にかかる税金が半分になったから、ひとによっては、何億、何十億と税金が減った。 主婦のAさん。 「朝から、防衛省のあの証人喚問見てたら、腹が立って、血圧が上がったわ。「取引業者の接待を受けてきて、便宜をはかったことはない、だって。信じられる?見返りもなく、接待するはずないじゃない。ねえ」 国民生活がこれほど大変なときに、軍需産業から、200回もゴルフの接待をうけるとは。国がばく大な借金財政の中で、軍事費だけが増えるはず。 ところで、前原市には、職員の倫理条例がない。年間、数十億円の入札の指名業者を選ぶ権限をもつ市の幹部が、市の取引業者と飲んだり、釣りにいったり、ゴルフをしても、禁止する条例・罰則さえない。 私の9月議会での質問に、市は「検討する」と答弁した。地方でも、政・官・財の癒着を断ち切る必要があるのでは、・・・