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市民の税金83千万円で建設し、
今もまだおよそ3億円の資産価値がある
二丈のラドン温泉きららの湯を、
(株)日食システムにタダであげる・・・議案が、今日可決した。
 
    反対討論。伊藤、柳、三島(栄)、藤井
   賛成討論。徳安、笹栗
 
今日は疲れてしまいましたので、とりあえず、結果のご報告だけ。
 
議長がまた私の反対討論を妨害しました。
[ひどすぎる!」とたくさんの激励をいただきました。
市民福祉委員長もあんな答弁を・・・
※ぜひ、インターネットでごらんください。


誤解を恐れずに言えば、
今の議長は、今までの議長では一番、まともな人である。
 
まず、議長席から「貴様、黙れ!」と怒鳴ったりしない。
突然、暫時休憩にして、私を議長室に連れていき、大声で罵ったりしない。
怒鳴り散らし、私の質問を邪魔する大勢の議員たちを、好き放題にさせていた歴代議長と比べたら、
 
いまの議長は、
やくざみたいな下品な言葉を使わない。
大声で職員や議員を怒鳴りちらさない。
手をあげれば、きちんと発言をさせてくれる。
 
今の議長は、意見も立場も違うが、
女性の私が、議会人として安心して活動できると感じた、
はじめての議長だ。
 
議会運営委員会から、
「常任委員会にかかった議案は、一般質問を控える」
という提案があり、
それが議員全員協議会の賛成多数で可決されたのは、いつだったか。
現議長は、その決まり、ルールを守ろうと一生懸命。
 
しかし、執行部に都合のいい決まりであるのは明白で、
活発な議会、審議を尽くすという点で、
改善すべきは言うまでもない。
 
「議員に質問をさせない議会はおかしい」と、
他のおおぜいの議員が思わない。
だまって見ている。

それが、糸島市議会を遅れた議会にしているのではないか?


 

9月13日の一般質問は、
きららの湯の民間への無償譲渡にたいする市民の関心が高く、
傍聴席は60人前後で満員だったそうだ。
 
テレビ局も取材に来ていて、
今朝、市民の方々から、
「伊藤さんが質問する後姿が映っていましたよ」
「ほんとうに、おかしかね」
と声をかけられた。

インターネットで見ました、という人もメールをくださった。
 
28日は、議案の賛否を決める大事な議会です。
ぜひ、おいでください。
そして、どれくらいの議員が、どういう理由で賛成するのか、
自分の目で確かめていただきたいと思います。


 
9月6日の議会で、
「日食システム本社の従業員は何人か?」と聞くと、市は
「58人である」
と答えた。
 
   しかし、
  会社の所在地 前原駅南1丁目26-11 を訪ねてみると、
  そこには会社らしい建物はなく、
  ふつうの民家だった。
 
  しかも市役所から徒歩3分。
  市役所の線路を挟んで真裏の家だった。
 
「どういうことか?」と聞くと、

きららの社長である谷口副市長は、
「書類で審査した。
市役所の近くだからと言って、会社を訪問する必要はない」
と答弁した。
 
副市長は、市の業者選定の最高責任者である。
 

 
へいせいにモノ言えぬ市の悲しさよ 集めた署名も紙くずとなりぬ
 
 今年3月31日、へいせいグループ環境技研の住宅地移転に反対する署名が、
月形市長に届けられた。総数1300。
 しかし市長は、受け取りはしたものの、会社に一言もモノをいうことなく、
その翌日の4月1日、環境技研に「ごみ・し尿の収集運搬事業の許可」を与えた。
 
これさえあれば、今後2年間、糸島市内で独占的に仕事を保障される。
お代官様の通行手形のようなもの。
 
高齢者の多い住民が、どんなに苦労してこの署名を集めたか、
市長は理解できないのだろう。
 
家の前に、バキュームカーの倉庫を作られて、
し尿の汲み取り事業をされる住民のみなさんのつらい声よりも、
へいせいの自分勝手な声の方が、市を動かしている。
 
この町の一番、ただすべき点は、まさにそこにあるのです。

あす、予定されていた本会議での議案質疑は、
台風のため、
あさって火曜日の10時に延期になりました。
お知らせいたします。
  ○ ○ ○
今日は、ペシャワール会の中村哲氏の講演を聞きに出かけた。
アフガニスタンの摂氏50度の砂漠で、
何十キロも水路を引き、何十万本も木々をうえ、
農地を開き、60万人が暮らす緑の穀倉地帯をつくられた。
その粘り強い30年にわたる活動と、
現地の人々との交流を、
飾らない言葉で語ってくださった。
人は何のために生きるのか?
お金があるだけでは幸せになれない。
戦より、食料生産を。
貧困と平和を考える集会で。

糸島一の地場企業、
 市役所の仕事をどこよりもたくさんもらっている
平成グループ環境技研≫が、
 
 住民の大反対を押し切って、志摩師吉の住宅の真ん前に、
いよいよ バキュームカーとパッカー車の倉庫を建設しようとしている。
 そこで、し尿の汲み取りと、ごみ収集運搬業をするために。
そこを終(つい)の棲家(すみか)とおだやかに暮らしていた人々は、
この一年、住民の声を聞かない心無い業者と
会社にものが言えない市役所との間で、
死ぬほどの苦しみを味わってきた。
 不安で夜も眠れず、ノイローゼのような状態になった人。
 夜中に飛び起きて、「市役所と会社に抗議して死ぬ!」
 と叫んだ人。
      
 食べ物屋さんも、総菜屋さんも、高齢者も子どもたちも、
 みんなみんな、加也山の麓のこの町を、のどかな田園地帯のこの町を、
 心から愛し、いつくしんできた。
 
 集めた反対署名1300を、月形市長に提出しても、
握りつぶされて、何の役にも立ちゃしない。
      
 開発審査会でウソをつき、住民だましても、会社は平気のへいざ。
市は注意もしきらない。
  
  いったいこのまちには、業者の横暴から市民を守る市長はいないのか?
月形市長は、へいせいに、
「市の美しいまちづくりに協力せず、
住民紛争を引き起こす会社には、
仕事を発注できません」
と言ってやりなさい。