一般質問その2
土地区画整理事業と水害対策について
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https://youtu.be/9O8uYbb2o9A?si=k9KTr3JXY_NW1BLX
(概要)
2、 土地区画整理事業と法令遵守、水害対策について
① (仮称)池田東土地区画整理事業の水害対策について。開発面積と埋め立てる水田の面積はいくらですか。
② 水田を埋め立てると、保水能力はどのくらい失われるのですか。
③ 瑞梅寺川下流の高田は、大雨が降るたびに国道が浸水します。河野流域の住民は、大雨のたびに不安を抱いています。県の防災計画ではこの地域の危険性が指摘されているのではないかと考えますが、いかがですか。
④ 水田を埋め立てるには、農業振興地域を除外する必要があります。その会議はいつ開かれたのか。そこでは水害対策について、だれがどのような説明を行なったのか、うかがいます。
⑤ 原発でも水害でも、何らかの危険があるのに、「大丈夫」と説明をしたら、判断を間違えて市民生活に重大な影響を及ぼす恐れがあります。都市計画課長は、会議で委員に事実に基づいた正しい説明をしましたか。
⑥ これは「平成23年糸島市農業振興地域整備促進協議会」の議事録です。前原東土地区画整理事業のとき、農振除外の会議が開かれた。そのとき委員から、13ヘクタールの田んぼを一度に埋め立てることについて、水害を心配する質問があった。すると都市計画課長の田中幸昌氏が、「そこには既存の池がある。ため池を活用して水を徐々に下流に流す計画だ」と説明したため、それなら安心と全員が賛成した。しかし、この説明は事実ではなかったのです。なぜなら、ため池は埋め立てて宅地にしたからです。
それで私が2013年12月議会で説明が違うと指摘したら、田中幸昌都市計画課長は「間違っていました。済みません」と謝りました。謝って済む問題ではありません。市長。命に関わることで、職員が説明を間違えていいと思いますか。
⑦ いま行われている泊土地区画整理事業についてです。市が行なう関連事業の事業費はいくらか。また進捗状況は何%ですか。
⑧ 令和3年6月18日付福岡県公報には、理事7人の名前と住所が公表されていました。当土地区画整理事業においては、なぜ理事個人の名前と住所を公開するのですか。
⑨ 会長は田中幸成氏、副会長は田中幸昌氏。これは事実ですか。
※前原東土地区画整理事業では、井上智元前原市議会副議長と小島忠義建設産業委員長(当時)、それに井上義浩建設都市部長(当時)が有力な地権者でした。市と議会は常に車の両輪で多額の税金を使う開発事業を推し進めました。利害関係者が議員と市の幹部ということがしばしばあったのです。
前原東土地区画整理事業では、松本・月形市政を通じて、新駅建設と浦志踏切の閉鎖、アンダーパス(中央ルート計画)が進められました。どんなに議会やデモで反対しても、圧倒的多数の自民系議員、公明議員、立憲議員、他の無所属議員の賛成で、やめさせることができませんでした。国の沖縄への対応と同じです。
今の議会にはチェック機能がありません。「不正、腐敗をなくし、そこに住む人々の声と願いが反映する政治に!」と願わずにおれません。
なお昨年12月議会の答弁で、泊一環境保全組合の初代会長は田中幸成行政区長(当時)でした。行政区長が多面的機能支払交付金の活動組織の会長を兼ねるとして、令和2年の国の検査まで組合の総会を開いてこなかった。十何年も議決せず交付金を使ってきた責任は、歴代行政区長にあると言ってよいでしょう。