1か月半も寝込んで、ようやく元気になってきた。
健康のありがたさをつくづく感じる。
ついつい過労になるまで働き、頑張って、かえって寝込んで迷惑をかけたみなさん、ほんとうに申し訳ありませんでした。
消費税、汚染水、フイリピンの巨大台風災害、超危険な使用済み核燃料取出し、秘密保護法案、介護保険制度改悪・・・世はまさに日々激動のなかにあります。
寝込んでブログを休んでいる間、友人がさよなら原発の写真をアップしてくれました。
多くの市民のみなさんから、あたたかい激励の言葉をかけていただきました。
感謝いたします。12月議会は、今期最後の議会。
市民の声を代弁して、きちんとつとめさせていただきたいと思います。
御声援(傍聴)、よろしくお願いします。
数年前、左の肩を痛め、治るまで半年かかった。
去年、義母の看病しているときは出なかったが、今年の1月に亡くなってから、過労もあって徐々に悪化した。
7月から整形外科に通院して、少しずつ回復していたのに、9月、10月、過労が高じて、激痛に見舞われ、車の運転もパソコンも打てなくなった。
出歩くときは腕をつっているが、それでも辛い。
やむなく12月議会を考えて、養生する決意をした。
「頑張り過ぎよ。みんな、わかっとうけん、大丈夫よ。伊藤さんはゆっくりしとき」子どもの同級生のお母さんが、笑顔で言う。
「図書館の移転、僕も反対です。場所が悪すぎます・・・がんばってください」玄関先で、新聞屋さん。
市民のみなさんは、ほんとうにありがたい。
寝ていると、携帯が鳴った。
「伊藤先生、〇〇です。あのときは、お世話になりました」
2年前、水道料金を3万円滞納して、半年間も給水を止められていた土木作業員の人だ。
小雪の降る中、夜間の道路工事現場で働いて、明け方凍えて帰っても、「風呂にも入れないとです」と訴えた彼の顔を思い出す。
「まあ、久しぶりね。何か、相談事があるんでしょう?」
「おれは、だいじょうぶやけん。先生。議会でいじめられようとでしょう。友達がいうとりました。元気出してください。先生の声を聞きたか思うて電話したとです・・・」
うれしかった。
「ありがとう。いま、寝込んでいるけど、大丈夫よ。死ぬような病気じゃないから。 50肩に更年期障害。そんな年になったのよ・・・」
笑いながら答えた。
電話が切れる前、彼が言った。
「おれは、先生ば、信じとうけん」その言葉が胸に染みた。ありがたくて、涙がこぼれた。
励まし、助けられているのは、私の方だ。