いま、市が熱心にすすめている
雷山の運動公園建設と
市役所建て替え。
10月の建設産業委員会で、「雷山の運動公園と市役所建て替えに、
いったいいくらかかるとみこんでいるのか?」と聞くと、
市は、「およそ100億円」と答えた。
いったい、どこにそんなお金があるの?
学校はどこも老朽化し、モルタルが落下して、子どもの命が危ない状況なのに。
地域の災害避難所となる学校が、あんなにぼろぼろで、
よく「運動公園を災害拠点の施設に」と言えるね。
11月7日、8日、9日の運動公園説明会は、
どこも紛糾して反対の声が多かった。
中央ルートの時もそうだったが、すべてにおいて、
住民、市民の声を聞かず、計画をごり押しする市政は、
志摩の環境技研移転と同じやり方。
議会の採択があったと、
部長が説明会で繰り返していたが、
「議会をダシに使うな!」と言いたい。
運動公園をつくるために、「いまあるスポーツ施設を廃止する」など、
請願の採択段階で議員は聞いていない。
聞いていたら反対していた。
まるで詐欺。
いつもの市のやり方だ。
そもそも前市長が、団体に働きかけて請願を出したとなれば、
純粋の住民請願ではない。
市のシナリオ通りだ。
誰のための計画か。
ここにも、
市民より利害関係者の影がちらついている。
| 23:58
きょう、福岡高等裁判所で、裁判官が主文を読み上げる。
市の責任を認める勝利判決だ。
遺族の妻が、隣で泣き崩れた。
私は彼女の肩を抱き、よかった!と胸をなでおろした。
職員が自ら命を絶ってから、長く苦しい6年間だった。
利害関係者とのゆちゃく、馴れ合い、
ヤジや恫喝がまかり通る糸島市役所、糸島市議会で、
多くの職員が心を病んで職場を離れていった。
そんな中で起きたこの事件は、
私にとっても、ぜったいに負けられない裁判だった。
妻や子を愛する一人のまじめな男性管理職が、
どのようにおいつめられていったのか?
彼の自殺を、市は死人に口なしとばかりに
勝手に仕事をしすぎて死んだかのように言っていた。
私も長年、議員の暴言、恫喝に苦しんできたが、
これを機に、
パワハラも過労死もない市役所に生まれ変わり、
職員が、誠心誠意、市民のために尽くせるまちになってほしい。
明日の新聞が楽しみだ。
| 23:28