「おい!○○! ちょっと来い!」
委員長職の議員が大声で叫んでいる。
6月議会の議員控え室。
げらげら笑い声にまじり、議会事務局の職員が走っていく。
「おい、○○!」
今日は何べん叫んだろうか。
自分を何様と思っているのだろう。
今まで何度も注意した。
昨年の12月議会では、議員全員の前で。
でも治らない。
「人権、人権」といいながら、議員の横暴には、まったく口が出せない市の執行部。
職員は議員の家来じゃないのよ。呼び捨てにされていいはずないでしょう?
そして16日の議会最終日。控え室に議員がそろったところで、議長にお願いする。
「職員を呼び捨てにし、呼びつけるような議員はきちんと注意してほしい」と。
そして
「次の議会までに改善しなければ、議会の品性を損なうとして、懲罰にかけていただきたい」と。
議長は一言「それぞれ気をつけるように…」
糸島市では1年前、上司と議員のパワハラを苦に、過重勤務状態にあった担当課長が自殺した。
その教訓が何も生かされていない。
9日の一般質問のとき、△△委員長と××委員長がぺちゃくちゃおしゃべりして、執行部の答弁が聞こえないので
「静かに。聞こえない」と注意すると
「聞こえよろうが!」と開き直って怒鳴る。
市議会に初当選して、希望を胸に議会に出かけた日。
当時の議長に「貴様!」と怒鳴りつけられ、心底驚いたあのときから14年。
インターネット中継が始まって、だいぶましになったがまだまだ・・・
解決策は、ひとつ。市民の目。
いとう~原子力安全保安院は、 鹿児島県の川内原発の30キロ圏内9市町村、24万人を対象に住民説明会を開くそうです。
運転再開には国の住民への説明が必要だと、鹿児島の伊藤知事が保安院に要求していたのです。 日程場所は、知事と保安院が調整するそうです。
玄海原発については「地元から開催要望がない」と保安院はいっています。
福岡県で30キロ圏内は、糸島市だけです。鹿家は18キロくらいでしょう。 国からきちんとした説明が聞きたいと、住民のみなさん、思っています。
「糸島市にも保安院から住民に説明に来るよう、県から国へ言ってほしい」と、 急いで小川知事に要望していただけませんか。
市長答弁~伝える。
いとう~いま福島の原発事故以来、さまざまな原発学習会が開かれ、 どこも超満員です。 子どもをおぶって参加するお母さんたちもいます。
わが子が被ばくする。 野菜が汚染され出荷できない、 漁に出られない。 搾った牛のミルクを泣きながら捨てる。
こんなことが、糸島で起きるかもしれないからです。
保安院は、要望があれば説明に行くと言っています。 気迫をもって知事に伝えていただきたい。
※小川福岡県知事は、原発推進の官僚出身で、九州電力の会長が選挙の後援会長だったので、 九電との関係は、かなり密接と思われる。 よほど気迫をもって訴えないといけない。
「願わくば、民間資金を導入し、30階建てのビルの上にマンション、ホテルを 1~7階に市役所をつくる。毎月家賃を払って…」
昨日の市議会で、市長がついに新庁舎建設の話をした。
「防災拠点の議論を進めるのであって、新築という結論ありきではない」と市長は言っているが、議会の中からも、積極的に建設を求める声がでてくるだろうし、注視したい。
30階とか1~7階という数字を聞いて、仲間内ではかなり具体的な話になっているのではないか、との印象をもった。
本庁舎の1階部分が「やや耐震性」に不足がある、ということや、あと4年足らずで志摩、二丈の庁舎がなくなり、前原に統合されるため、手狭になるということ。
しかし、これらは、合併前からわかっていたことだ。
それでも、新庁舎は建てないと言っていた。
最低10年は。
二丈の庁舎は新しく「合併でまた庁舎建設!」という批判をかわしたかったんだろうが。
浦志に新駅をつくる期成会の会長は、市長。
その周辺にホテル誘致の話もでているから、本気で考えているのでは・・・。
新駅建設の期成会の会長代理のひとりは、なんと浦志の新駅のところを開発する「前原東土地区画整理事業」の地権者代表で元議員のI氏。
建設産業委員会委員長もたしか会長代理。
市民の知らないところで大事なことがいろいろ決まり、後から説明だけして「議会」の圧倒的多数の賛成で決行!ということにならないように・・・
玄海原発周辺には、糸島半島沖断層群があります。
九電や海上保安庁のデータをみると、糸島半島沖断層群は、姫島の北方約8キロを中心とした18条の断層で、長さは23キロです。玄界灘の海底には、まだ見つかっていない活断層が存在している可能性があります。
M9クラスの地震が玄海灘の糸島半島沖で起きるかもしれません。
東北地震は、福岡西方沖地震の1000倍のエネルギーをもっていたんですが、玄海原発が、M9に耐えられるでしょうか。
7日の西日本新聞一面には「原発の耐震評価、秋以降」とありました。
九電がこれまで耐震設計上、考慮してこなかった断層が計25箇所もあったのです。
しかし、九電は津波対策をやったから、一日も早く運転再開を望んでいます。
昨日の新聞には、メルトスルーの重大な記事のあとに、玄海町の町長が「運転再開に同意」とありました。
ばく大な原発マネーが落ちる町では、行政や議会が運転再開を求めるかもしれません。
しかし糸島市は、お金は来ないが危険と放射能だけきます。
福島の事故が収束し、事故原因が明らかにされ、万全の安全対策がされるまで、運転再開は認めない立場に立っていただきたい。市長の答弁を求めます。
この答弁も議会中継で確認を。
(まだ中継されていないとのお電話あり。おかしいですね。10日の分は配信されているのに・・・)
今日は、議会にKBCテレビが取材に来て、私が質問した「原発の安全神話はくずれた」「危険だ」という認識はあるか、の質問のところを写した。
「安全神話くずれると答弁」というようなテロップをつけて。
一問目の質問はこれです。
1、原発の「安全神話」と福島原発事故の被害と教訓について。
① 東京電力福島第一原子力発電所の事故は、レベル7の最悪の原発災害となり、いまだ収束していません。着のみ着のまま古里を追われ、避難を強いられた人は、8万8千人。山や海が、家や学校病院が、会社や工場が、田んぼや畑が、家畜ペットが、花や虫が、あらゆる自然と人の暮らしが汚染され、広大な地域が立ち入り禁止です。
放射能はわずかな量でも人体の奥深く入り込み、DNAを破壊し、子どもや孫、未来の世代に深刻な健康被害、環境破壊をもたらします。
糸島市は、玄海原発から20キロ圏内に約300人、30キロ圏内には1万6千人、40キロ圏内に10万圏内に住み、牛4500頭、豚2万頭、鶏が40万羽います。2000もの地場産業があります。
先日、市民の方から、「九電の関連会社につとめている息子が福島へ行かされました。
被ばくが心配です」と電話がありました。一日も早く終息してほしいと願っています。私は女性として、命をはぐくむ母親として、放射能の影響を最もうけやすい子どもたちの未来を守るため、市長におたずねします。
市長は福島の事故を受けて、原発は安全だという「安全神話」はくずれた、「原発は危険だ」という認識をもっておられるか、うかがいます。
市長答弁は、2、3日後に配信されるインターネットをごらんあれ。
人は、自然がなくては生きられない。どんなに経済が発展しても。
市民の健康や子どものいのちを犠牲にするリスクを内包した豊かさが、本当の豊かさでしょうか?
今日は菜の花プロジェクトのみなさんの「田中優講演会」に参加し、たくさんの人が、若いお母さんたちが原発事故に心をいため、関心をもっていることを頼もしく思った。
特に、田中優さんの省エネと自然エネルギーの話は実によかった。
明るい気持ちで会場を後にした。
おかあさんたち、これからもがんばって。
私たちも原発をなくすまでがんばります。
この間、玄海町の坂本先生や、仲秋先生や、菊池さんやいろんな原発関係者の話を聞けて、勉強になった。
9日が議会で取り上げるので、参考にしたい。