これのどこが農用地?
環境美化のボランティア活動で農業の交付金を不正受給
このきれいな道路は、市道大塚新開池線です。ここは、九州大学や元気クラブのすぐ手前、見覚えがある方も多いことでしょう。住民が年2回の環境美化で砂を除去し、草を取っているから、美しい道路です。
農林水産省が所管する「多面的機能支払交付金」は、農業環境を守るための交付金です。ところが、泊一行政区長が会長をつとめる泊一環境保全組合は、住民がボランティアで行う上記の環境美化活動(市道や県道、神社、公民館、公園の清掃)を、農業用水路の泥上げ、農道・ため池の草刈りなどと偽り、多面的機能支払交付金を10年以上、不正受給していました。それを市も議会も見てみぬふりしています。
下も地域住民が環境美化で清掃している場所です。農用地ではありません。
市道大塚新開池線
同上
同上
市道新開桂木線
県道津和崎線
神社
行政区自治会公民館
泊第一公園
令和2年 国に市が虚偽説明
国「環境美化は本交付金の活動とは認められない」
市「水路の草刈り・泥上げ・農道の清掃、溜池の草刈り等を行なっている」☚うそ
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ちよ便り31号より
市が事実確認せず「適切と判断」
令和3年9月議会の答弁
令和4年12月議会の答弁
馬場貢副市長。右は月形裕二市長。
つまり市は、こう言っているのです。
「現地確認はしてないが、組合が提出した地図や報告書で確認し、チェックした。泊一の環境美化は、水路の草刈り・泥上げ・農道の清掃、溜池の草刈りである。だから適切。交付金をもらってもいいのである」と。
事実確認をしないで不正を正当化するのが糸島市の常套手段になっています。
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