本日 295 人 - 昨日 307 人 - 累計 427778 人
  • 記事検索

RSS
議会で指摘しても、与党議員に守られ、かばわれて、市が全く反省せず、詐欺的行為を繰り返すので、今回公表。
日本は、法治国家であることを思い出していただきたい。
市民の方々から、次々に、これが市役所のすることかと怒りの声が届いています。
この会社の設立は、平成24年2月22日。福岡法務局で調査。
前市長は、平成24年2月3日、副市長を委員長に、存在しない会社をあると偽って、委員会を開かせました。
そこには何も知らない市民2人が委員として出席していました。
市民を騙して、やらせの業者選定委員会をしたのです。
デタラメです。税金の無駄遣いです。重大な市民への裏切りです。
これでも、前市長を表彰するのですか? 

昨年2016年7月5日、
法人ではない「いとしま子どもの会設立準備会」(福岡市東区)を、
市の規程に反して
神在保育所の移管先に決定した糸島市。
市がその次にしたのは、
「設立準備会」を正式な「社会福祉法人」として
設立認可してやることだった。
都合のいいことに、5年前、
社会福祉法人認可の事務が
県から市へ移管させられていた。
「いとしま子どもの会設立準備会」代表のW氏が、2016年11月1日、市に提出した社会福祉法人設立認可申請書は、虚偽と不備だらけである。
市が認可するとわかっているからだ。
それを形だけの審査で認可決定したのは、9人の市の幹部。
2週間後の11月18日には、書類が不備のまま、設立を認める決定書を作成し、同日市長が、社会福祉法人設立認可書を発行した。
 
3月議会の議案作成に間に合わせるために、相当急いだのが分かる。しかし、あまりにいい加減な申請書類に、唖然とさせられた。
ここで社会福祉法人に認可されれば、2017年度から毎年、1億2千万円の補助金を受けることができる。にもかかわらず、このデタラメな書類の数々…。
議会が書類のチェックなどせず、なんでも賛成するとわかっているから、平気だ。市民への生活保護認定のきびしい審査とは大違い。
 神在保育所移管と財産の無償譲渡の一連の経過は、行政権力があれば、どんなことでもできるというお手本のようである。
10年前、前市長が二つの保育所財産をタダで処分したとき、明白な官製談合だったといってよい。それは、複数の重要公文書の虚偽記載でわかる。
申請者の住所を糸島市に虚偽記載し、ごまかしていたため、当時、私は虚偽の議案に気がつかず、だまされて賛成してしまった。
今回、10年前を真似してほとんど同じことをしたのである。
だれが命令したのか?一番悪いのはだれか?
書類に基づいた詳しい解説は後日。

10月15日号の市広報によると、
公務員の良心を踏みにじり、部下の職員に虚偽公文書を作成させ、市役所ぐるみで不正な業者選定を繰り返していた松本前市長を、
月形市長は、11月3日、自治功労者として表彰するという。
 
それは、市が行ってきた数々の不正行為を反省せず、
これからも前市長をお手本に、虚偽や不正を続けることを社会に宣言するようなものである。
それは他の表彰を受ける立派な方々にたいして、あまりに失礼だ。
 
今回の神在保育所の無償譲渡も、きららの湯の無償譲渡も、前市長のときからの計画だった。
レールを敷いたのは、間違いなく前市長である。
 
存在しない会社や法人を、やらせで業者選定し、虚偽の決定書を作成して、利害関係者の便宜をはかるという「行政手法」を前市長から受け継いだ今の執行部が、
前市長を尊敬し、表彰したい気持ちはよくわかる。
 
しかし、
法令順守も公務員倫理も投げ捨て、
議会でウソをつき、市政を私物化してきた前市長を、私は許せない。
 
「議員や上司のパワハラに耐えられない」との言葉を残して、
職員が自殺しても、
調査ひとつせず
真実を隠ぺいした前市長を、私は許せない。
 
市と議会と利害関係者が手を組めば、何でもできる。
行政私物化の恐ろしい市役所を作り上げた人を、
表彰するなど、私には許せない。


ちよ便り10号できました

9月議会で、私が懲罰と辞職勧告を受けたのは、
神在保育所移管の不正を質問し、
理事に「へいせい」元幹部がいたことを明らかにしたからです。
議会の審査で市の不正を見逃し、無償譲渡に賛成した与党議員たちによる「不当な攻撃」です。
これまで覚醒剤で逮捕されたり、女性に暴行して逮捕されたり、酒を飲んで議会に出席した保守系議員がいました。
しかし一度も、彼らに懲罰や辞職勧告をしたことがありません。
私だけが3回の懲罰、2回の辞職勧告を受けました。それは、私が一貫して市の利権体質を議会で追及してきたからです。

 市は前原市のときから、存在しない会社、法人を業者選定する不正を行ってきました。
市が法令順守も公務員倫理も投げ捨て、利害関係者の便宜をはかれば、犠牲になるのは市民です。
市は財政難のなか、「きららの湯」(簿価5億円)と「神在保育所」(5千万円)を、今年4月1日、民間に無償譲渡しました。
一方、市民には、昨年度国保税を値上げし、介護保険料や水道料金も値上げを検討しています。これでは、市民生活はますます大変です。

市には、子どもの貧困、非正規問題、高齢者、障がい者対策など、たくさんの課題があります。
「公平でクリーンな市政」へ、ご支援ください。(伊藤千代子)

9月議会 一般質問より
今年4月1日、市は神在保育所を、「社会福祉法人いとしま子どもの会」に無償譲渡しました。
その財産総額は、建物2棟および保育所備品、遊具のすべてで、およそ5000万円にもなります。
しかし、無償譲渡の根拠となった移管先「決定書」は、市役所ぐるみで作成された「虚偽公文書」でした。
なぜなら、「決定書」に書かれた法人名「いとしま子どもの会(仮称)設立準備会」は、法人として存在しておらず、虚偽だったからです。
不正な手段で、市民の大切な保育所財産の所有権を、福岡市東区の人に、移転させた市の責任は重大です。
※保育所移管先の応募資格は、今宿から西に住所を有する糸島の法人であった。東区の人には、応募資格がなかった。