本日 497 人 - 昨日 701 人 - 累計 444150 人
  • 記事検索

RSS
 
みなさん、議員の仕事とは何でしょうか? 市民の声を議会で取り上げ、活発な議論をし、よいまちをつくることではないでしょうか。
私は、600億円の税金の使い道を決める予算委員会で、高齢者の介護の悩み、学校教育への予算の増額、障害者の願い、低所得者の救済、路線バスや公園、スポーツ施設の充実、原発問題や災害対策など、何十項目もの要望を取り上げました。税金のムダづかいをやめれば、実現できると確信しているからです。
私を出席停止にし、発言を封じて、だれが一番喜ぶでしょう。市長と特定業者の社長です。(ここで発言中止を議長が命じる)
昨年8月、市の最大の利害関係者である株へいせいの取締役が大麻所持容疑で逮捕されました。にもかかわらず、市は指名停止委員会さえ開かず、指名停止にしなかったばかりか、総額10億円もの入札に参加させていました。
暴力団の資金源が、麻薬などの薬物であるのは誰でも知っています。薬物汚染から市民や若者、子どもたちを守るべき立場にある市が、このことを秘密裏に処理していたのは、重大です。
会社幹部が大麻所持容疑で逮捕されても反省しない。こんなことでよいのでしょうか。グループ企業に、妻と合わせて年間5億円もの随意契約を、市は毎年発注しているのです。
しかも市は今、社長の所有する山林を産業団地の開発予定地に指定して、市のパンフレットに載せて販売しています。なんといたれりつくせりでしょうか。
しかも市長は、社長と仲良く飲食店に行ったにもかかわらず、「特定業者とは飲食していない」と議会で何度も虚偽の答弁をおこないました。言語道断です。
 市長は、議員や特定業者の土地をつぎつぎ開発予定地にし、無駄な公共事業を推進しています。いま議会がすべきことは、これらの疑惑解明に取り組むことです。
市民は、不況と格差社会のなかで、汗して働いても税金に追われ、下請けいじめや失業、倒産に苦しんでいます。市の貯金は38億円しかないのに、借金は627億円もあります。議会が行政のチェック機能を果たさなければ、中央ルートのような税金のムダづかいで、市の財政は破たんしてしまいます。
この懲罰は、癒着馴れ合いの疑惑から市民の目をそらし、私の発言を封じ込めるのが本当の目的で、全く不当です。
私は、加布里のホテル救済の道路計画のときは、三嶋兵蔵元町長に名誉毀損で告訴され、古川議員もホテルの経営者に告訴されましたが、最後には私たちの正しさが認められ、当初計画9億円の加布里の道路建設は中止になりました。
きょうの議会で、市長派の圧倒的多数で懲罰を受けることになっても、へこたれません。税金のムダづかいはやめさせ、クリーンな町にしたいと願う市民のみなさんとともに、命がけでたたかいます。
議会では少数派でも、多くの市民が、かならずこの懲罰の不当性を理解して応援してくださると信じて、私の弁明とします。
 

 
3月23日に行った懲罰委員会設置に反対する弁明文
(25日の本会議で議長が削除)
 
この懲罰動議は、市長と特定業者との癒着、馴れ合いを追及する議員への攻撃であり、このような懲罰が認められれば、議会は行政のチェック機能を果たすことができません。
中小業者は、下請けいじめや、公共事業の不公平な発注を正してほしいと願っています。
私は、3月14日の一般質問で、開発行政の背景には、行政、利害関係者、議会の癒着、馴れ合いがあることを取り上げました。
平成グループは糸島市最大の利害関係者です。株式会社平成の社長が代表の環境設備公社は、2億6880万円、社長の妻が代表の環境技研は2億2820万円、夫婦で約5億円の随意契約を受けています。そのうえ、平成グループは、21年度は3億7千万円も市から工事を受注しており、総額8億7千万円の契約は、市民から集めた市税総額の1割にもなります。
市は、暴力団や薬物汚染から市民を守る立場にあります。しかし昨年8月、平成建設の取締役が大麻所持容疑で逮捕されたのに指名停止せず、総額10億円の入札に参加させました。
職員は、利害関係者の便宜をはからないよう、利害関係者との飲食を禁止され、市長はその手本となるべきです。しかし、市長は、本年1月5日のように、平成建設社長と平気で飲食をしていました。特定業者とは飲食していないとの議会答弁は、まっかなウソだったのです。
市長、議員、利害関係者がいっしょに飲食しているということは、入札をふくめた行政の有利な情報が、平成の社長に誰よりも早く伝わっていると疑惑をもたれて当然です。
前原の風2009年1月号に書きましたが、2008年7月30日及び、9月3日、連続8件の下水道工事の入札がありました。このとき、市長が決めた3000万円以上の予定価格に対して、平成は1回目99.7%、二回目、101%、3回目97.9%、4回目96.4%、5回目97.3%、6回目99.2%、7回目100.5%、8回目100.6%。平均99.075%です。驚くべき的中率です。
私が一般質問で市長に、「携帯で予定価格を教えたのではないかと思った。そういう付き合いをしているから言っているのだ」と言ったのは、まさに市民の声を代弁したものです。
私が議会でこの問題を追及した日、「なめんなよ」とか、「つまみだしてやる」とかいって私を恫喝した議会運営委員会のメンバーらが、私の発言を削除しました。この懲罰動議の提案者のなかには、平成からお中元をもらったり、飲食を共にしている議員がふくまれています。
この動議は、これ以上、この問題を議会で追及されたくない市長と平成の社長のために提案されたものです。
職員の自殺にかかわる市の対応についても、事実をもって部長と市長に尋ねたにもかかわらず、答弁を拒否しました。
市長は、議員や特定業者の土地をつぎつぎ開発予定地にし、無駄な公共事業を推進し、財政を危機的状況に追いやり、市民の暮らしを圧迫しています。これが糸島市最大の問題です。
市民は、クリーンな政治を求めています。日本共産党は、ホテル救済の加布里の道路建設をふくめ、長年、市民と力をあわせがんばってきました。今後もけっして長いものに巻かれることなく奮闘すると誓って、私の発言とします。
 
 
 

東日本大震災と大津波の被災者支援募金を訴えて、あちこち回っている。
だれもが、この未曾有の災害に心を痛め、何かできないかと思っている。
 
「ものは送れないの?」という質問には、
「市役所(323-1111)の障害福祉課に電話して、品物の登録をする。そのあと、向こうから届けてほしいと連絡があったら、浦志にある県の合同庁舎にもって行ってください」
と言っている。
 
私の友人は、家で二人、被災者を受け入れることにした。全国で人々の善意が広がっていくこいとを願う。
息の長い支援が必要だ。
 
17日の議会で、
「6年前、福岡西方沖地震で被災したとき、全国から送られた義捐金が、2000万円も使われずに、基金(貯金)として残っている。被災地に送ったらどうか」と提案したが、市は、条例で使い道がきまっているので、できないと回答した。それでいいのか。
 
同じく、17日の議会で、
「糸島市は玄海原子力発電所から20キロ、30キロ圏内にあり、心配だ。防災計画には原発対策がないから、今後の課題とすること。また37人いる防災委員のメンバーすべてが男性だが、女性もメンバーに入れて、(できれば障害者なども)市民に役立つ防災計画にする」よう求めた。