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11月1日、夜8時から、日本共産党演説会を開催します。健康福祉センターあごらです。弁士には、参議院議員の仁比(にひ)そうへいが参ります。金融不況をどう解決すればいいのか、国民の暮らしを守るにはどうすればいいのか、わかりやすくお話します。ぜひ、おいでください。にひそうへいプロフィール1963年、北九州市生まれの45才。京都大学法学部卒業。新日鉄の不当配転とたたかう父を見て弁護士に。「にひ先生に相談すると勇気がわく」と評判に。オンブズマン北九州市事務局長としても活躍。北九州市の年間1億円もの官官接待を事実上やめさせる。2004年、比例区で参議院初当選。国会でダントツの発言回数。「日本共産党のイケメン代議士」と雑誌に特集されたことも。憲法と環境、人権をまもるために、全国をかけめぐる。家族は妻と子ども2人。県内では、トヨタが期間工を800人削減(モノじゃないぞ)するとか、首切りやリストラが広がり、銀行の中小業者への貸し渋りが始まって、倒産が増えつつあるといいます。不景気なると、いつも労働者、弱者が犠牲になる。これでよいのでしょうか。10月27日の日刊「赤旗」に載っていたけど、年間所得が100億円を超える大金持ちが全国に十人いるそうです。(百億円は、前原市の一般会計の年間予算の半分より多い!)この人たちは、「証券優遇税制」の延長で、10人で合計183億円の減税になったそうです。ちょっと、大きすぎて想像できませんが、この延長案に、自民、公明だけでなく、民主党も賛成したとは。前原市でも、この議案が条例案として議会に出たとき、わたしが反対討論をしました。「不況打開と言うなら、大金持ち減税ではなく、庶民に減税すべき」と。しかし、自民系、公明、民主、社民の方々の賛成で可決しました。派遣の若者たちが、年収130万円くらいで、4~5万円くらいの市県民税をとられたと聞きます。中小業者は、税金のために働いているようだと。とるべきは、大企業と高額所得者からです。


夕べの一市二町の合併協議会の住民説明会は、「志摩町や二丈町は、住民投票するのに、なぜ前原市はしないのか?市民の声を聞くべきだ」などと、強引に合併ありきで進める前原市に、批判がつぎつぎ。わたしが何より感じたのは、説明会なのに、「都合のいいことは言うが、都合の悪いことは言わない」ということ。新市基本計画に「合併後10年間の財政計画」と書いてあって、合併したら、基金(貯金)が33億円から45億円に、12億円も増えますよと書いてある。ところが、借金のことは、全く書いてない。「借金はどうなのか?」と質問がでると、市長は、いくらあるとの答弁を避け、「適度な借金は必要」とごまかした。財政担当者も「年に支払う公債費(借金のローン)が、36億円から26億円になる」と説明はしても、絶対に総額いくらあるか、言わない。これはまるで、つぎつぎとローンの契約をさせて、お年寄りをだます詐欺商法みたいといわれてもしょうがない。月々いくら払えばいいんですよと、ローンの支払いの額は言っても、総額いくらの借金になる、元金がいくらになると、絶対にいわないあの商法。一市二町のかかえる借金は、およそ700億円。それが適度な借金ですか?貯金が12億円増えたって、焼け石に水。これをどれだけ、どう減らすかの計画こそ、一番関心のあることなのに。「次の合併協議会の説明では、それを提出すべきだ」と最後にわたしが要望したが、たぶん聞くだけで、出さないでしょう。なぜなら、合併浄化槽の設備が65%も普及した二丈町で、下水道工事したらいくらかかるのか?中央ルートや産業団地の工事をしたら、またいくら借金が増えるのか?そういうことまで明らかにしないと、正確な数字を出せないからです。なにより、700億円もの借金を知られたくないでしょう。700億円もの借金を「適度な借金」とたいしたことがないように言う市長には、あきれました。市は、「なぜ夕張市が財政はたんしたのか?」と聞かれて、4点答え、最後に「議会と住民のチェックが甘かったから」と言った。みなさん、市民が無関心でだまっていたら大変なことになるよと、市は教えてくれたのです。


びっくりしました。コメントくださったsachikoさんと同じ思い出をもっています。わたしの心に、いつまでも残るあの懐かしい田舎の小学校。子だくさんの時代だったせいか、山あいにあるのに、全校生徒は600人。(一学年3クラス)そこで何より楽しかったのは運動会。朝から校庭の南側の農道に、20軒くらいのお店が並んで、まるでお祭りのよう。お正月の神社やお寺の参道みたいなにぎわいです。あめ玉やガム、チョコレートなどのお菓子だけでなく、おもちゃの人形だの、パンパンと大きな音の出る鉄砲だの、まりやボールだの、笛を吹くと「ピーヒョロロ…」となって、赤いテープが伸びたり縮んだりする笛だの、ふだん、買い物に行く機会の少ないわたしたちには、天国のようでした。昼休みには、母から小銭をもらって、友達や妹たちと店を回って買い物するのが何より楽しかったものです。秋晴れの運動会には、くだものやご馳走をどっさり持って、近所の人たちが総出で応援にきました。あの悲惨な戦争が終わって、15年から20年のころです。どこの家にも、戦死した夫や息子の遺影が飾ってありました。平和である幸せ。質素だけれど素朴なしあわせを体中に感じて育ったことを、今も感謝しています。


暑かったですね。でもときどき、木陰ではさわやかな風が吹いてました。波多江校区は、行政区対抗の体育祭。軽やかでチャーミングなバトンガールや、保育園児のダンスや鼓笛隊、高齢者のゲートボールみたいな競技、手に汗握るリレー、綱引き、ゲーム、たまいれ・・・真夏のような炎天下で、走り回った体育委員さんや役員さんたち、おつかれさま。ふだん会えない町内の人にも会えて、よかった。最初から、最後まで参加して、思いがけないところで、思いがけない人に声をかけられたりして、楽しい運動会でした。夫は、近所の役員さんに誘われて、ムカデ競争に出ました。最後まで転ばずにゴールしたし、みなさんとのふれあいが楽しかったよう。市のスポーツ予算が少なく合併後も市民のためのプールや体育館、運動公園など体育予算は何もない。がんばっている役員さんや市民のために、市ができることがたくさんあるのに。それが、市民の健康を増進し、医療費を減らして、財政効果もあるのですから。ちなみに、わたしは輪回し(自転車のタイヤを棒で回しながら走る)に出て、結構、いい線で走れました。「どこで練習してたんですか」と聞かれたほど。来年が楽しみです。


市の政治倫理条例には、『不正の疑惑をもたれるような行為をしてはならない』と書いてある。ところが、市長が、前回書いた建設業者の家で飲食しているとの情報が、何件も寄せられた。それで、「(事実は)どうなのか」とただすと市長は否定せず、「家に行って酒を飲むのは、(市の事業とは)関係ない」と答弁した。市の公共事業を請け負う業者の家での飲食は、接待と同じじゃありませんか?それともそのたびに、食事代を払っているのですか?入札における予定価格の漏洩(ろうえい)疑惑もある中で、「関係ない」との開き直った答弁は、あまりに無責任。政治家と業者との癒着(ゆちゃく)が全国で問題となり、あちこちで、知事が逮捕された。福岡県の職員倫理条例も、取引業者との飲食・ゴルフ等を禁止している。市長は、県の職員だった。取引業者との飲食が悪いことは知っていたはず。県の企画振興部長のとき、部下に、禁止していなかったのですか。いま市長は、「合併だ」「学術研究都市だ」といって糸島全体の大開発を推進している。しかし、それによって南風台や潤はじめ、自然と環境が破壊され、ばく大な税金が食い物にされ、土地をめぐる汚職や癒着がうまれる恐れがある。核の高レベル放射性廃棄物の処分場の問題も消えてはいない。


JR本社の話では、工事の発注や機材準備などで、10月は見えないでしょうが、11月から見える工事が始まりますよ、ということです。とにかく、10月からと市役所が言っていたので、そう書いてチラシを配ると、「まだですか」「待ちきれない」と言う声があちこちから。JR本社に電話して確かめました。ご安心を。先日も22歳の青年が、「伊藤議員。ぼく、東京から帰るとき、腕の具合が悪くて、スーツケース抱えて階段を上がるのは大変だった。早く、みんなのためにエレベーターをお願いします」と。さて、最近、急用で出張が続き、忙しかった。さまざまな集会もあって。相談もつぎつぎ。とにかく、ひとつひとつ・・・


夫は、きのう、スイスのジュネーブへ旅立った。日本の公務労働者の実態を、国際労働機関ILOに訴えに行くため。ワーキングプアが社会問題になっている日本で、公務労働者の非正規雇用も増え続け、恐るべき低賃金と、かんたんに首を切られたりするような無権利状態におかれている。今頃は、自治労連の代表団のみなさんと、向こうに着いているだろう。夫が、大野城市のまどかぴあを不当解雇されたのが、今年の3月。先日、労働審判が下され、雇い止めの不当性を認め、248万円の支払い命令がくだされた。もちろん、彼は、職場復帰を求めて、福岡地裁へ提訴の予定。「まどかぴあは、文化と人権のシンボルなんだよ。そこで、こんなことを許すわけにはいかないからね」と、日々、訴えに走り回っていた。のんきで、穏やかで、文化の仕事一筋だった彼が、戦い始めて半年。今回の代表団に選ばれたことで、多くの募金と激励の声があった。ありがたいことだ。人間性を踏みにじる権力の不当に怒り、つらい立場に追いやられた人々に寄せる共感。人々のまっとうでヒューマンな心が、世の中を良くしていく力だと、つくづく思う。


産業団地の工事を続けて受注したH建設の社長は、3つめの「前原西部産業団地」の大口地権者でした。(西部産業団地の開発予定区域は、24ヘクタール)地歴を調べ、地図に落としてみると、予定地の3割近くにもなる。「開発区域内の山林を買い広げ、バイパスからの道路になる用地も取得してあるようだ。この開発で山林が何億円にもなり、土地ころがしの疑いがある。産業団地の指定区域からはずすべきではないか」と、九月議会で市長にたずねると、「地権者がだれかなど、次元の低い話。開発区域として議会で議決いただいている」と述べ、計画通りすすめる意向。地権者がだれかは、次元の低い話ですか?重要なことでしょう?市長は、県の企画振興部長のとき、リサーチパークの大口地権者であるS社に、お宅の土地を開発したいと、事前にお願いに行ったではないですか。それで、県は、20ヘクタールもの土地をこの会社から取得したんでしょう。その土地から、ヒ素や鉛などの有害物質や、産業廃棄物が出て、県は大損害をこうむりました。新聞、テレビにも大きくでました。ついこの間のことです。6月号の前原の風に書きましたから。もう忘れたのですか?


ゲストブックに、書き込みがあったのに、うっかり気がつかず、申し訳ないことをしました。学校の施設がひどいことを書いてくださったのです。本当に、そのとおりです。蛍光灯は暗い、カーテンはボロボロ。職員室の床は、何年も修理しないで、床一面にガムテープ。給食室の屋根には草が生え、雨トイは泥がつまって機能していない。プールのコンクリががさがさで、子どもが怪我をしやすい。浄化槽が古くて、カルキを多用するため、目を傷める。校舎の壁や天井にカビが生え汚れている。学校現場は似たような状況です。必要なメンテナンスをしないから、さらに老朽化がひどくなるのです。縄跳びのなわや、ボールさえ、満足にないという声まであります。人間ドックの補助金をけずったり、健康診断の検診料を有料にしたり、「お金がない」と、つぎつぎ福祉も後退。生活道路や交通案全、側溝改良の予算も減り続け・・・福祉、教育をとことんけずって、「学研都市構想」の美名の下、中央ルートや産業団地の造成工事に、あるいは何億円という土地の取得にお金をつぎ込んでいる。市は言います。「財政難だから、危険なところから改修する」と。「美観までかまっておれない」ようです。それなら、市長室や議員控え室の床をガムテープで張りまくることができますか。市民に見えない学校だから、平気でそんなことをするのです。工事の実績を見てみましょう。4月から8月までに入札した公共事業の工事は、16件。事業名      事業費  受注業者  1、泊・カツラギ産業団地1億50万円H建設  ※ 約2haの土地取得費用の4億円は、借金。事業費は、総額5億円。あとの15件は、高田・弁坂線・曽根などの生活道路工事6件と、前原南の歩道工事、白糸の滝トイレ工事、南小の図書室エアコン、雷山小図書室エアコン、いと小図書室エアコン、長糸小給食室工事、雷山小保健室工事、いと小給食室工事、前原南の歩道工事など、全部あわせても、事業費3400万円。行政区、PTAなどの切実などの生活道路の工事な要望にもとづく工事ばかり。必要な学校改修などの税金を食っているのは、何かが分かりますよね。学校白書を作りましょうか。情報をもっと寄せてください。具体的な情報を。子どもたちの声も集めて。市長の言う、学研都市構想が、いかに欺瞞に満ちたものかが、わかるでしょう。


10月4日、明日午後8時から、健康福祉センターあごらで、日本共産党演説会をします。ぜひおいでください。来年の今頃になる市長選挙への道筋、来るべき総選挙で、前原市民を苦しめている国の悪政、それらについて、私たち市会議員と、衆議院選挙の予定候補者がお話します。市民の皆さんに会うのは、いつも楽しみです。