「二丈町で放射性廃棄物・最終処分場、誘致の動き・・・」
今日付けの毎日新聞のコピーがファックスで送られてきた。
「冗談じゃない!」と怒った似顔絵とともに。
二丈町は、前原市の西隣。
海と山がきれいな人口1万3千人の小さなまち。
つい先日も、電車で二丈町役場に行ったが、あまりに電車からの眺めがいいので、みとれてうっかり乗りすごしてしまった。
新聞によると、04年に町長が、高レベル放射性廃棄物最終処分場の誘致話を断ったのに、05年、06年、一部の町議が中心になり、地元建設業者、それに町の幹部が、原子力発電環境整備機構の説明会を町内で開いたり、福岡市でのシンポジウムに参加していたという。
4月の町議会議員選挙の後、誘致請願を町議会に出すことも検討しているとか。
大変じゃない!町長はこのことを知らなかったらしく、「寝耳に水」と。
処分場となったら、毎年200億円をこえるお金がまちに入るらしい。
安全性が問題だから、ぼう大なお金をだすのよ。二丈町に住む友人たちの顔が目に浮かぶ。
二丈町の共産党町議、ひわだ正子さんも、「町長に会いに行かなければ。玄海原発の学習会もまたやらなくちゃ…」と。
チェルノブイリ原発事故の支援や、夏ごとに、広島、長崎をくりかえすな、と平和行進をつづけてきた。
40歳のときには、「ネバダ核実験の被害」の調査で、アメリカにも行った。
放射能、放射性廃棄物は、人間だけでなくあらゆる生き物の遺伝子に影響をあたえ、言語につくせない悲しみと悲劇をもたらす。
核実験場の周辺で、放射能に被ばくしたネイティブアメリカン(インディアンとよばれていた人々)の言葉をおもいだす。
「大地は祖先と子孫からのあずかりものだ」・・・
きのう、3月議会の議案書が届きました。
健康福祉センターあごらも、伊都文化会館も、隣保館も、どこもかしこも、使用料を値上げするって。
学校の体育館や運動場の利用料も取るって。
市民プールも運動公園もなんにもないのよ、前原は。
ママさんバレーのおかあさん、少年野球の子どもたち。
みんなスポーツ施設の充実を求めています。それなのに。
敬老祝い金もまたへらしちゃうの?
とにかく、すごいね。市民サービスの切捨ては。
まとめて今度紹介しましょう。中央ルートのような、むだな公共事業のかげで、へらされる市民のための予算のことを。
一般会計の借金、240億円。特別会計あわせれば450億円。
大変だよ。市議会議長が、一市二町の議員研修会のとき、こういった。
「うちの市長は、あいさつがわりに、ゼニがないなあ、といっている」。
合併するかもしれない志摩町、二丈町の議員さんたち、どんな思いで聞いたでしょうか。
市長は、県の幹部だった時、財政難で身売りされた八女のグリーンピアの理事長だった。
「それについて、どう思っているのか」と、昨年の3月議会で聞いたら、まったく返事ができなかった。
経営感覚が問われているのは、市長自身だと思います。
うーん。住民パワーに、ゆうべもびっくり。
小雨の中、高田・板持の住民が60人くらいつめかけた。
22人が次々と発言。ルート反対の意見ばかり。
それも市の説明よりずっと説得力がある。
わきおこる はくしゅ! はくしゅ!
高田には災害避難所もない。生活道路は悪い。お年よりも増えている。
2.5キロに100億円使う中央ルートより、やることが、ほかにいっぱいある。
財政が破綻したらどうする?
「将来のための投資です」「この道をつくれば、町は発展するのです」と繰り返す市長。
「市民の賛成が少ないのに、こんなに住民が反対しているのに、なぜ中央ルートをつくるのか?」
市長「必要なら、反対多くてもやる」
ああ、その必要性が誰も分からないのよ。
最後の方で、つと男性が立ち上がり、
「賛成の人、いるんですか?」と会場の人たちに聞いた。
すると後ろの席に並んだ 立派な背広姿の6,7人の男性が、さっと揃って手を上げた。
まあ、みんな市の幹部のみなんさんじゃないの。ごくろうさま。
市民の合意は、得られていません。どうしてもやるというなら、住民投票を!
ちょっと聞いて。 波多江公民館の「中央ルート説明会」(池田、波多江行跡区対象)
が、今夜ありまして、潤のときの説明会と同様、住民のパワーが市を圧倒!
60人くらいの参加で、発言者のべ19人。
「中央ルートはすばらしい。なんとしても つくっちゃんない」 なんていう人は、ひとりもいなかった。
今夜、市は「中央ルート」のデメリットは何かと聞かれて、
「騒音、排気ガス、地域分断」と答えました。
犯罪の増加や、水害もでしょう。 波多江駅のエレベーターや整備が先。
九大生に来てほしかったら、 スポーツ施設や図書館をつくって。
弱者にやさしいまちづくりを。
税金を使う優先順位が、ちがいます!
財政が破綻する。 福岡から九大に行く人は、みんな今宿や周船寺を行く。
こんな道はいらないよ。
何を言っても、市は同じ返事をくりかえすばかり。
心を打たない決まりきった答えに、 あきれ、悲しくなったひともいる。
でも、くじけずに。 住民の力強い発言に、市は、明らかに打撃をうけています。
「ホテル救済のあの道路みたいに、つぶされたらどうしよう」と一抹の不安はもったはず。
だって、主役は市民。
どんなに議会が賛成しても、70軒くらいの家々が、立ち退かなかったら、 巨大道路はできません。
住民が、怒ったらコワイですよ。増税で苦しめられていますからね。
ルート推進の議員たちもきてた。どんな気持ちでいたかしら?
3月議会が待ちどおしい。
さあ、あしたの夜も波多江公民館へ! 夜7時だよ!
どこの行政区の人もオーケーだからね。
野菜クズや生ごみを 穴ほってうめるようになってから
草ぼうぼうの庭があたたかな土色に変わってきた。
らんらん 一日2分の庭仕事。
ネコのふじ子が、またお風呂場から脱走したのね
まあるい目をして首をかしげ、 スコップでざくざくするのを
アロエの下から見つめていた。
今日も大地を歩いたわ。 コンクリートの上だけじゃ、つまんないよって足がいうのよ。
借家の小さな庭だけど、地球の核につながっているんだね。
ばんざい! 思わずさけんじゃった。
7今年こそ、真っ赤なトマトをつくります。
太陽と土のにおいのするトマトをね。
「もしもし。いとう先生。おかげで無事に解決しました。ありがとうございました」
電話先で、若い女性の明るい声。
問題が解決して喜ばれるときが、一番うれしい。
議員活動の中で、生活相談はとても大事な仕事。市民のみなさんの直接役に立つことと、市民生活の状況を知って、議会の論戦や政策に生かせるから。
でもこのごろ、むずかしい相談が増えてきた。暴力をふるう夫との離婚がようやく成立しても、相手が破産状態で慰謝料も養育費ももらえない。結局は、女性が一人で子どもの養育をしなければならなくなる。
「離婚できただけでもよかった・・・」というけれど、今の社会状況で彼女たちの苦労ははかりしれない。夜昼、パートをかけ持ちして働いているお母さんたちがどんなにいることか。
しかも国が、児童扶養手当をおおきく減らしてきたなかで、ワーキングプアの状況に陥ってしまう。
議員生活8年間の中で、子ども4人と逃げてきた女性を、一晩泊めたこともあるし、私が配ったチラシを見て、「学校とうまくいかない」と電話をかけてきた男子高校生もいた。嫁、姑の悩みで電話をかけてきた人とは、我が家もそうですよと1時間も愚痴をこぼしあって、私自身が励まされるようなこともあった。
悩みは色とりどりだが、最近は「貧困と格差社会」のなかで、経済的な悩みを訴える人が増えてきた。医療費の支払い、生活苦、失業、借金・・・ サラ金等のことでは、いつも知り合いの弁護士さんに力を借りている。しかし弁護士さんの力を借りても、解決できないこともあるし、今の法律ではどうにもならないことも多い。私にできるのは、相談に来られた方の立場に立って、何とかできないかという気持ちで対応すること。
幸い、私は日本共産党の議員だから、議員仲間や生活を守るさまざまなネットワークを活用できる。一人で悩まず、声をかけてほしい。
先日、電話をかけてきた70代の男性は、「今は借金もなく、老妻とふたりでがんばっているが、これ以上、税金が上がると暮らせない」と言った。
その方の収入は、国民年金の60万円(年間)だけ。家があるから、どうにか暮らしているという。。「議会で、介護保険料や国保税、固定資産税を、これ以上あげないようにしてくれ」と言いたかったのだ。
むだな公共事業には、湯水のように税金が使われている。天下りもひどい。子どもやお年寄りや障がい者が、安心して暮らせるようなまちづくりをと心から願わすにいられない。
写真は、前原市が中央ルートのモデルにしている大宰府の道路です。
この道路は、JRが頻繁に通過するので、大宰府にとっては必要な道路かもしれません。
しかし、前原市に必要な道路とは思えません。
中央ルートは、「健康福祉センター」や東風小学校の真横を通る計画です。障害者や子どもたちを、交通事故や大気汚染から守るために、福祉施設や教育施設のそばに、幹線道路はつくらないほうがいいと思います。
足の悪いお年寄りや車椅子の障害者が、JRの線路をわたるのに、数百メートルの地下道をくぐらなければならなくなります。住宅街なのに、それではあまりに大変です。
(上の写真は、前原市が中央ルートのモデルにしている大宰府の道路です。大きいでしょう。)
朝から電話やメールがたくさん届く。夕べの怒りを誰かに話さずにいられないのです。
昨夜、小雨の降る寒い中を、東風公民館に集まった住民およそ110人。田畑に囲まれた、のどかで静かな住宅街のど真ん中に、60軒から70軒もの家々を立ち退かせ、巨大な4車線の道路(中央ルート)をつくるというのですから。市長が来る初めての地元住民への説明会。
しかし・・・ 「『市長と語ろう』とチラシに書いてあったのに、市が1時間も時間とって、住民の質問時間はたった30分。
『時間を延長しろ』って意見が出たから9時半まで30分延ばしたけど、手を挙げている人がいるのに説明会を打ち切るなんてひどいよ…」 わずか2・5キロの道路に、およそ100億円をつぎこむ中央ルート。「九州大学へのアクセス道路として、国道の渋滞緩和、市の産業振興のためにはどうしても必要」と市長は言うけれど、1時間のあいだに発言した11人の中で、賛成の立場からの発言はひとりだけ。
巨大地下道による水害や地域の分断、犯罪の心配。大型車の振動、騒音など環境破壊の不安。市の説明に、多くの住民は納得できない。
潤の雷山川は、市や県の防災計画書に「重要な水防箇所」として記載され、実際今まで台風や大雨でいくたびか浸水の被害があった。そこに巨大な地下道をつくったら、川と地下道に挟まれる地域はさらに水害の心配をしなければならない。
「少子高齢化の時代、高齢化対策の優先を」「波多江駅の整備とそこから九大へ道路をつなげるなど、既存の道路を活用したほうが経済的」「総額100億円もの道路でも県の事業だから市の負担は6分の1とかというけど、それでも20億円くらいは使う。いま市の財政はきびしく、学校の蛍光灯もすぐ取り替えられないというのに、19年度に1億5千万円も借金して中央ルートに1億7千万円の市税をつぎこむとは!財政が破綻したらどうするのか」「市民プールや生活道路の整備が先。税金の優先順位が違う」「九大は、半径5キロ以内の学生は環境を守るため、車を使わないように、と言っている」「九大へは今宿から4車線、周船寺からもアクセス道路ができるから、中央ルートは全く必要ない」「3年前、加布里にホテル救済じゃないかという道路計画があって、市民の運動でやめさせた。あれは8億円だった。中央ルートも必要ない」
こういう市民の意見のほうが、ずっと説得力がありました。 市には、今でもどれだけの借金があるのかとか、財政難と言って近年どれだけ税金や公共料金が値上げされたかとか、その話はまたの機会に。こんな財政難の時代に、ばく大な税金を使う事業は、もっともっと市民の意見をよく聞いてからでも遅くありません。
前原の自然が好きで、前原の人や食べ物が好きで、住んでよかった!と思える町になってほしいから、住民の活発な意見を、市には大事にしてほしいのです。
今日からブログ開始です。
機械音痴でまだわからないことばかりですが、がんばって更新していきます。
ホームページの方も今つくってますのでお楽しみに~(^^*)