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防衛大学校人権侵害裁判は不当判決。
元防衛大生が福岡高裁に控訴(10月16日)

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10月3日、私は福岡地方裁判所101号室の法廷前にいた。
100人入れる法廷は、マスコミ関係者と傍聴の人でいっぱい。なかに入れず、40〜50人の人たちと控え室で判決を待ちわびていた。
しかしそれは、国の責任を免罪する不当判決であった。





日本中にあふれるパワハラ、指導と言う名の暴力。
しかし防衛大学校で生徒間指導との名目でなされた暴力ほど、凄まじく恥ずべき暴力を私は知らない。
自衛隊という世界に知られた軍隊の幹部を養成する大学の寮で、下級生への暴力が蔓延している実態を、社会に告発したのがこの裁判だった。

下級生の陰毛に火を付けて面白がるという上級生の姿は、異常というほかない。戦時下の軍隊による女性への性暴力を思い出し、ぞっとした。
普通の大学で行われたら毎日マスコミを賑わすであろう卑劣極まりない事件が国家権力の背後にあって見えにくい。

台風19号の被災地で身を徹して救助活動をする自衛隊員、彼らの上官になるエリート養成校で長年、生徒間指導という名で伝統的に受け継がてきたらしいリンチまがいのイジメ、その実態を把握しつつ適切な対応を取ってこなかった教官、大学、国。
その国に忖度したような判決だった。

正義はどこにある? 学内の暴力の責任を誰もとらないでいいのか?
寮生活では理不尽な暴力から逃げることさえできなかったのに。
多くの国民は虐待、イジメ、パワハラと弱いものへの暴力が繰り返される社会の不条理に深く心を痛めている。
平和、人権、環境は、世界のキーワード。もしこんなことがアジア、世界の国々に知れ渡れば、自衛隊に対する国際的な信頼は失墜してしまう。


今日の毎日新聞に「元防衛大生が福岡高裁に控訴」とあった。
国の責任を問うためにたった1人立ち上がった原告の勇気に深く胸を打たれる。
この事件が高裁では常識と道理ある判決が下されんことを切に願う。

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2019年10月14日月曜日、今日の新聞

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今日のNHK午後零時のニュース

台風19号は関東東北に想像絶する豪雨災害をもたらし、河川の決壊で膨大な土地が溢れてた泥水で浸水しました。
4メートル30センチを超える浸水被害もあったといいます。多くの尊い命が失われました。
被災された方々の苦労、泥だらけの住宅、車。実りの秋を台無しにした豪雨。
一日も早く日常の暮らしに戻れますように!

温暖化で想定外の豪雨がますます増えるでしょう。
環境を破壊するようなさらなる便利さを求める時代ではありませんね。

9月議会での答弁によると、潤南に建設予定の建設予定のアンダーパスへの備えは、1時間あたりの雨量72.9ミリ。15年に一度降る雨に耐えられる確率とは、もう時代遅れです。
周船寺の踏み切りのように、平面交差で早急に拡幅を。
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ボス議員たちが牛耳っていた議会
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糸島市議会発行の議会便り8月15日号から
市議会公式情報ここをクリック

私は、パワハラ議会のひどい実態をこのブログで書いてきました。
そしてようやく今年の6月議会あたりから、議場におけるヤジ暴言がほぼなくなりました。
2012年10月のアーカイブをクリックしてご覧ください。
特にひどかった頃です。

2012年10月ブログ

〇「俺にヤクザといった傍聴人はだれだ!」…犯人探しを始めた議員たち

〇「たかが女1人」と見くびらないで…「暴言を吐く議員とは視察に行きません」

〇「オマエ呼ばわりする議員といっしょに議会活動はできない」

〇 ヤクザのようなパワハラ議会…怒鳴る議員は注意せず、都合の悪い発言は削除、隠ぺい

〇「税金を食い物にした金もうけ」は許さないまちへ…貧困に関心がない人たち
2012年10月のブログへ

利権がらみの政治とパワハラ議会は、表裏一体と思いませんか?
ほかに穏やかな記事も書いています。

市の言いなり議会はチェック機能なし
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9月18日(水)午後4時頃 議員控室
 午前中の私の一般質問で、(有)パシフイックネットワークへのタダ同然の財産の貸付が、地方自治法96条で定められた議会の議決を経ていなかったことが明確になった。しかし議会は相変わらず市の法令違反をまったく無視、黙認している。

そこで議員全員がそろったところで質問を投げかけた。
「パシフイックネットワークへのタダ同然の貸付が、地方自治法に定められた議決を経ていなかった。これでいいのか?おかしいと思わないか?」と。

しかし誰もかれも、
「思わない。市を信じる」
「宗像でもそうしとるって市が言うとったやろ」
「それをいま言わなくても、次に伊藤議員が一般質問で取り上げればいいことだ」
「伊藤議員はどうしてそんなことを言うのか? ・・・!」と、市の立場で私を責める議員たち。

あなた方は地方自治法を読んで言っているのか?
市はばく大な損害をうけ、市民は公園を使う権利を奪われているというのに。
        
議場で、委託契約書がないのに「委託している」と答弁した部長。
移管先がないのに「移管した」と答弁した部長。
市役所ぐるみで隠ぺいのためのウソを重ねる執行部。
ウソがバレれば訂正して終わり。
何をやっても議会が見逃してくれるから平気なのだ。

「市にだまされた」「議会はチェック機能が全くない!」と私が言うと、議会運営委員長が「市がだますわけがなかろうが!」と言った。
「おまえは帰れ!」と3月議会で私を怒鳴った議員だ。
私は長年、市当局の用心棒みたいな議員の発言(というより罵声、怒声)に苦しめられてきた。
それを注意する議員が一人もいない。それが一番辛かったことだ。

そういえば議会最終日は、議会運営委員会の主催で「20年表彰を受けた議員を祝う」ため、議運の委員長の料理屋で、市長以下執行部と議会は宴会の予定だった。
何かにつけての市の幹部と議会との懇親会。
私はそれが市と議会の癒着なれ合いの元だと思っている。


9月25日(水)
9月議会が今日、終わった。
私は二つの反対討論と一つの賛成討論(アスベスト救済についての請願)を行った。


9月27日(金)
前市長が利害関係者の便宜を図るため、部下に命じてやらせたシナリオ通りの業者選定。
それがパシフイックネットワークへの違法貸付につながった。
これまでの議会質問でほぼ全貌が明らかにできたので、これよりまとめて公開する。



9月18日(水)午前10時、議場
今回も50人以上の方が傍聴に来てくださり、熱心に質問を聞き、最後は拍手を頂きました。
議場でのヤジ暴言が激減したのは、市民のみなさんの関心が高まったおかげです。
心より感謝いたします。

建築従事者のアスベスト被害の早期救済・解決と被害者救済基金の設立を検討することを国に働きかける意見書提出を求める請願書
 
         に対する賛成討論      9月25日 議会最終日

 石綿(アスベスト)は、かつては「奇跡の鉱物」などと言われ、安価で、耐火性、断熱性、防音性、などの機能を有していたことから、長期間にわたって大量に使用されてきました。
 
 1970年から90年にかけて年間約30万トンという大量のアスベストが輸入され、 そのうち8割以上は建材に使用されたと言われています。
 石綿を使った建材製品は1955年頃から使われ始め、ビルの高層化や鉄骨構造化に伴い、1960年代の高度経済成長期に多く使用されました。

 しかし、髪の毛のおよそ5千分の1という極めて細い繊維からなる石綿は、飛散すると空気中に浮遊しやすく、吸入されてヒトの肺胞に沈着しやすい。
 そのため、肺の組織内に長く滞留し、長い潜伏期間を経て肺がん、悪性中皮腫などの恐ろしい病気を引き起こすことが問題となりました。

 日本では2005年、株式会社クボタが、兵庫県尼崎市の旧神崎工場周辺住民が、中皮腫に罹患していることを公表し、大きな社会問題となりました。
 ちょうどこの頃、私は前原のある建築業者の妻という女性から電話を受けたのを覚えています。
 末端の作業員として、家族のために建築現場で屋根裏や床下を這いまわり、一生懸命働いてきたお父さんが、長年アスベストの粉塵を吸い込んできたと思うと、悔しくてならない。国はなぜもっと早く危険性を知らせてくれなかったのか?日本の高度成長を支えてきた底辺の労働者には、人権はないのか?と怒っていました。
 妻もまた、何も知らずに夫のアスベストにまみれた作業服を、家の洗濯機で洗い続けてきたのです。

 働く人の生命よりも、利潤の追及、経済効率を求めた結果が、水俣病をはじめとする多くの公害病につながった。このアスベストの被害もまた同じではないでしょうか。
 「石綿による健康被害の救済に関する法律」が制定されたのは、2006年で、アスベストの製造等が禁止され、救済制度が設立されました。
 指定疾患は、予後が悪く、特に発症したら重篤化して亡くなるケースが多いといいます。請願に添付された資料によると、労災認定者数は建設業で約7千人、今後少なくとも2万人にも及ぶ被害が予測されるそうです。

 今回、驚いたのは、補償内容の貧弱さです。たとえば、被害者が生存している場合、1、自己負担分の医療費の支給。2、療養手当が月額103,870円。これは、入通院に伴う交通費や生活用品、介護に要する費用等とされていますが、とても十分な療養手当ではありません。3、葬祭料は、19万9千円となっています。

 慰謝料が補償対象となっていないことに、驚きを禁じえません。慰謝料を償ってもらうためには、重い病を抱えながら加害者を相手に裁判を提起しなければならない。これはあまりにむごいことです。急速に症状が悪化して亡くなるアスベスト健康被害の場合は、行政が迅速に救済を行うことが大切です。

 海外では、アイスランドが1983年に全石綿の原則使用禁止したのを始め、ヨーロッパでは多くの国々が使用を禁止したにもかかわらず、日本では20年以上も遅れた2006年まで使い続けました。
 今後は石綿が大量に輸入使用された1970年から90年頃に建てられた建築物の老朽化に伴い、 建築物の解体が増加します。アスベスト被害は身近にあり、けっして終わっていません。
 請願にある「建設アスベスト被害者と遺族が生活できる救済の実施とアスベスト被害の拡大を根絶する対策をとり、アスベスト問題の解決」が急務との訴えは、糸島市民の願いであると考え、賛成します。
  (全員賛成で可決した)

ちよ便り まとめ

2019年09月22日
次のニュースを掲載する前に、今年発行した議会ニュース「ちよ便り」をまとめて掲載しておきます。すべて関連があるからです。

2019年6月議会
ちよ便り18号 表 ちよ便り18号 裏

2019年3月議会
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2018年12月議会
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市を信じる~市の言いなり議会はチェック機能なし

9月18日(水)午後4時頃 議員控室
 午前中の私の一般質問で、(有)パシフイックネットワークへのタダ同然の財産貸付が、地方自治法96条で定められた議会の議決を経ていなかったことが明確になった。しかし議会は相変わらず市の法令違反をまったく無視、黙認している。

そこで議員全員がそろったところで質問を投げかけた。
「パシフイックネットワークへのタダ同然の貸付が、地方自治法に定められた議決を経ていなかった。おかしいと思わないか?」と。

しかし誰もかれも、
「宗像でもそうしとるって市が言うとったやろ」
「思わない。市を信じる」
「それをいま言わなくても、次に伊藤議員が一般質問で取り上げればいいことだ」
「伊藤議員はどうしてそんなことを言うのか?
 ・・・!」と、市の立場で私を責める議員たち。

あなたは地方自治法を読んで言っているのか?
市はばく大な損害をうけ、市民は公園を使う権利を奪われているというのに。
        
議場で、委託契約書がないのに「委託している」と答弁した部長。
移管先がないのに「移管した」と答弁した部長。
市役所ぐるみで隠ぺいのためのウソを重ねる執行部。
ウソがバレれば訂正して終わり。
何をやっても議会が見逃してくれるから平気だ。

「市にだまされた」「議会のチェック機能が全くない」と私が言うと、議会運営委員長が「市がだますわけがなかろうが!」と言った。
「おまえは帰れ!」と3月議会で私を怒鳴った議員だ。
私は長年、市当局の用心棒みたいな議員の発言(罵声、怒声)に苦しめられてきた。
それを注意する議員が一人もいない。それが一番苦しかったことだ。

そういえば議会最終日は、議会運営委員会の主催で「20年表彰を受けた議員を祝う」ため、議運の委員長が経営する料亭で、市長以下執行部と議会は宴会の予定だった。
何かにつけての市の幹部と議会との懇親会。
私はそれが市と議会の癒着なれ合いの元だと思っている。


9月25日(水)
9月議会が今日、終わった。
私は二つの反対討論と一つの賛成討論(アスベスト救済についての請願)を行った。


9月27日(金)
前市長が利害関係者の便宜を図るため、部下に命じてやらせたシナリオ通りの業者選定。
それがパシフイックネットワークへの違法貸付につながった。
これまでの議会質問でほぼ全貌が明らかにできたので、これよりまとめて公開する。

 おぞましき官製談合の果てに
議決なき違法貸付でばく大な損害
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前市長が契約した公正証書と現市長の結んだ契約書。どちらも法的根拠がない。

糸島市は、約20万㎡の広大な土地と管理事務所など三つの建物を、平成24年7月から令和5年まで、タダ同然でフォレストアドベンチャーを運営するレジャー業者に貸付ける契約をした。
9月議会の私の一般質問で、その契約が地方自治法第96条で定められた議決を経ていなかったことが明白になった。

年間賃料
 土地代 5万8350円 (約20万㎡)
 建物代 4万1707円 (建物3棟)


これは適正な対価とは言えない。しかも固定資産税は市の負担だからタダ同然いやそれ以下だ。
福岡県が2億7千万円で建設し、駐車場が100台、広場や庭園もある立派な施設の適切な賃料とは絶対に言えない。
適正な対価なくして財産を貸し付けるときは地方自治法による議会の議決が必要だが、市は言葉巧みに議会をごまかし、議決しないまま貸付契約を結んでいたのである。

これは元々、与党議員の口利きに始まった官製談合だった。
しかもこの貸付で森林公園は荒れ果て、市民は公園として利用できなくなった。
私はそれをこの7年間、真実を明らかにするため議会で追及してきた。
隠ぺいのための虚偽答弁に終始する執行部と、与党議員らの妨害を受けながら。
そしてようやく明白になったのは、市が行政財産である森林公園の違法貸付を「移管、委託、民営化」と偽って実行したということだ。

私が前市長を「ウソとヤラセの天才」と言ったのは、行政権力と公務員の知識を悪用して、(1)市民の税金で不正を働いた (2)職員に命令してトップダウンで違法行為をやらせたからである。

前市長は癒着馴れ合いの中で倫理観が麻痺し、市の財産を私物化。
運転免許証を業者の身分証明に使う、存在しない法人を審査するというような実に様々な驚くべき詐欺的手法を駆使し、シナリオ通りの業者選定を行った。
それを現市長が受け継いだ。

違法な行政処分は無効である。これまで市が被った損失、損害はばく大で計り知れない。
今こそ法令順守の正常な市政にもどさなければならない。
クリーンな市政を願う市民と、日々まじめに勤務している多くの職員のために。

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ドラマのPR写真

昨夜「深層捜査 スペシャル」というドラマがあった。
舞台は関東のひびき野とかいう市。
市長と多数派の議員、建設業者らが癒着して長年、利権をむさぼってきたが、
突然、クリーンな政治を掲げる女性市長が当選する。

これは一大事。
女性市長が公約した子どもセンターを実現すれば、財政上、前市長が推進してきた50億円の開発が難しくなる。
そのうえ、これまでの談合がばれてしまえば破滅。
そこで殺人事件が起きる。
入札担当課長と建設業者が、口封じのために消される。
犯人はだれ?

松下由樹演じる女性市長は虐待、貧困から子どもたちを救うため、子どもセンターの建設を訴える。
それに対して小野武彦演じるボス議員らは、今までのように甘い汁が吸えなくなって苦々しくてたまらない。
何とかして新市長を追い落とそうとする。

市議会の本会議場のシーン。
利権屋の議員たちが口々にヤジを飛ばして女性市長を怒鳴る。
ちょっと迫力不足だったが、自分の経験と重ね合わせて面白かった。
女性市長が保守系の男性議員らに攻め立てられ、議場で倒れた場面では「おお!」と声をあげてしまった。
2年前の9月議会で、私は懲罰決議の後、過呼吸がひどくなって救急車で議会から病院へ運ばれた。
私はいち女性議員にすぎないが、身近なくらしを中心にした政策を訴える女性へのパワハラは同じようなもの。

前市長と建設業者とボス議員がいっしょに料亭で酒を酌み交わすシーンでは、思わず笑ってしまった。
私もそっくり同じような光景を見たことがある。
それを議会で「政治倫理条例に反する」と取り上げると、反対に怒鳴り上げられ、懲罰にあい、何ページも発言を削除されてしまった。

長塚京三演じる主人公の心療内科医師は冷静で温かく、殺人事件を追う地元の警察も、正義感にあふれるいい人たちだった。
終盤、子供時代のつらい経験と向き合ったことで、女性市長は心の病を乗り越え、毅然と胸を張る人に変わった。
その姿は美しかったが、残念だったのは彼女を支える良識ある市民の姿が描かれなかったことだ。
でもこれは医療ドラマ。よしとしよう。

ドラマのような事件はごめんだが、法令順守のクリーンな政治は絶対に必要だ。
利権は人の心を蝕む。

社会の片隅で

2019年09月08日
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障がい者作業所で働く友達の一人が作ってくれた手提げ。
2年以上、愛用している。個性的で温かみがある。

夕飯の支度をしていると、Aさんが電話してきて、
「今月、わたし、給料が上がりました!」
と嬉しそうな声で言った。
炎天下の野菜畑で、作業所の仲間たちと額に汗して働く彼女の姿が目に浮かんだ。
「暑い中、よくがんばったわね。」と言うと、ちょっとはにかみながら、笑った。
何かうれしいことがあるたびに、報告の電話をかけてくる彼女。

給料が上がったと言っても2万円には届かない。
障がい者年金があっても、年収は100万円前後だろう。
それでもこつこつ工夫しながら、周りの人々の支援を受けつつ自分の力で生きている。
ひたむきに前向きに生きる姿に、私はいつも胸を打たれる。

社会の片隅で、まじめにけなげに生きる人がたくさんいる。
市が耳を傾け、心を寄せ、力を入れるべきは弱者、普通の市民であって、資産家や力のある人の要望や願いではないといつも思う。

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無償譲渡された財産の1つ。

月形市長、1期目の前期4年間で、4つの財産を無償譲渡

2015年4月1日  深江保育所
           長糸保育所
2017年4月1日  二丈温泉 きららの湯
           神在保育所

建物だけではなく、厨房設備やピアノ、マッサージ機にいたるまでおよそ1万点もの物品を添えての無償譲渡だった。

財政が苦しい中で、なぜ有償譲渡しなかったのか?
どれもこれも不動産鑑定さえしていない。

きびしい貧困状態にあって税金が払えず滞納した市民に対しては、「税の公平性」の名の元にわずかな生活用品を差し押さえ、100円、200円から値をつけて販売しているのに、この違いは何なのか?

一部の利害関係者に対するこの気前の良さは何だろう?
いったい、どんな方々へ無償譲渡したのか?

およそ350人の住民が、きららの湯をただでやるな!の裁判をたたかっているが、
裁判長は、時折
「市民が選んだ議員が議会で議決したから、問題ないのでは…」と言いたげな雰囲気が見て取れる。
裁判はいよいよ最終版だが、裁判長が住民の立場に立った判決を出すことを願っている。

それにしても、議会で議決さえすれば何億円もの財産をタダでやっていいとなれば、議会の責任は重大だ。
本当に慎重審議をしてのち、議決が行われたのか?

この4つの財産の無償譲渡を議会で審査したのは、前期市民福祉委員会だった。当時の委員長は、井上健作議員。
そこではどんな審査がおこなわれたか?
今後まとめてみよう。

そのまえに、9月議会、私の一般質問の日程をお知らせします。
9月18日10時から。おおおまかに4点。
1、雷山の運動公園建設と住民要望について
2、樋の口ハイランドの貸付について
3、深江保育所の無償譲渡について
4、桂田踏切閉鎖及びアンダーパスの危険性について
などです。

住民本位の市政を心から願っています。

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昨日夕方6時ごろの映像。
激しい濁流となって流れゆく雷山川。
市は、この下流500メートル位のところに、地下8メートルのアンダーパスを50億円でつくろうとしている。(道路まで含めると80億円の大事業)
住民は大反対。いったい、だれのためか?と怒っている。

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アンダーパス予定地の近くのマンション。玄関に土のうが積んであった。
潤という名の通り、土地が低く、水に弱い所。
こんなところに、巨大な地下道はいらない。

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波多江の井上病院の近くのこずは橋から。
アンダーパス予定地のすぐ東側。
このあたりは、災害時、最悪2メートルの浸水が想定されている場所。

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地域住民は、一日も早く、平面で踏切と道路の拡幅を願っている。
そうすれば、数億円で建設できる。
福岡市西区周船寺の踏切は、アンダーパスではなく、平面で建設した。

アンダーパスは、福祉、教育のためのお金を食いつぶし、市の借金を増やす。
そもそも浦志の住宅開発で金儲けしたい人達が集まって、新駅作って踏切閉めてアンダーパス…と筋書きを書いたもの。絶対に許せる計画ではない。

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平面交差で拡幅した福岡市西区周船寺の踏切。アンダーパスでないため、費用は数億円。

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2年前の9月議会で、私は保育所財産の無償譲渡に(株)H建設の元幹部が関わっていたことを追及して、懲罰と辞職勧告を受けた。

私がH建設がらみの質問をすると、社長と親しい議員たちからいつも目のカタキにされた。
議会のたびに激しいヤジや暴言を浴びて、ひどい緊張を強いられた。

あまりに理不尽な目にあい続けてきたからパニック障害になり、大声で怒鳴る議員の顔を見るだけで胸の動悸がはげしくなって、冷や汗がでたり、息が詰まるようになった。

ちょうど2年前の9月議会では、懲罰の弁明の後、ストレスが高じて呼吸が苦しくなり、救急車で病院に搬送された。

彼らが、覚醒剤で逮捕された議員や、女性に暴行して逮捕された議員に対しては、どんなに甘い対応をしたか、私はよく知っている。

職員へのパワハラと私への暴言とは、表裏一体のものだ。
反対する者を許さない傲慢な暴力的体質が、議会制民主主義を踏みにじってきた。

女性や若者、障がい者、さまざまな市民が議員となり、多様な意見が議会に反映されるようになることを切に望んでいる。

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「契約書はなくてもいい」のか?

いとう 施設カルテ112ページに、樋の口ハイランドの「運営方法」は「包括委託」と書いてある。包括委託とはどんな委託か。

 設置は市が行って、その後、全ての管理運営、維持まで含めて、一括して業者のほうに委託するというものが包括委託である。

いとう それでは、どこに全てを包括委託しているのか。

 パシフィックネットワークに委託している。

いとう その委託の契約書があるか。

 委託の契約はございません。

信頼失う公文書の虚偽記載は、重大な犯罪
 有限会社パシフィックネットワークは、市から20万平方メートルの広大な土地と建物3棟を、年間わずか10万円で10年間も借りていますが、運営委託の契約はしていません。
 契約書が存在せず委託の事実がないのに、「運営方法 包括委託」と公文書に記載しているのです。
 
 樋の口ハイランドの利用者3万7513人も事実ではありません。これもウソです。
 公文書の虚偽記載は市民の信頼を裏切るだけでなく、関わった公務員は虚偽公文書作成等罪という刑法第156条に問われかねない重大な犯罪です。
 市長以下執行部はそれを真剣に反省すべきです。
 
チェック機能果たさない議会
 全議員に配布された施設カルテ(公文書)に虚偽記載があるにもかかわらず、議会はまったく問題にせず、黙認し続けています。
 これでは法令順守どころか「契約書がなくてもかまわない」という市の事務を認めるようなものです。

運営方法・包括委託、利用者3万7513人と偽りの記載をした施設カルテ。他の会社の営業実績を、今はないはずの公園の利用者として書いている。いわゆる改ざんだ。
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森林公園樋の口ハイランド関連の写真

糸島市森林公園樋の口ハイランド

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森林公園 樋の口ハイランド内に、フォレストアドベンチャーがオープンしたと、市の広報で宣伝。

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会社の宣伝チラシからフォレストアドベンチャーで遊ぶ様子を広報で宣伝。

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アクセス方法を広報に載せる。樋ノ口ハイランド内と書いている。

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樋ノ口ハイランドの石碑の横に立った会社の看板。

CCE2E013-9C59-41F9-82AC-BB9CCA5DF8EA元々の公園図。無料で市民がピクニックに来ていた。
森林浴、草スキー、パラグライダー、水遊びなどができた。
公園内には16,000本の花木が植えられ、森林組合が美しく管理、整備をしていた。
市は会社に、20ヘクタールの広大な土地を年間5万8350円で貸している。

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市は会社に、建物3棟を年間わずか4万5040円で貸している。不当に安い金額で、会社の便宜を図っている。

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会社の宣伝。公園に作ったフォレストアドベンチャーで堂々と営業している。

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市が7年間、公園の整備を怠ったために、斜面が崩れた草スキー場。
いま、公園廃止の宣伝のため、市民の利用はほとんどなくなった。

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森林浴ができた遊歩道の脇にはゴミが積まれて。

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子どもたちが遊んでいた水辺は立ち入り禁止に。

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玄界灘が一望に見渡せた展望台も立入禁止に。

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フォレストアドベンチャーの入場料は、大人3600円、小人2600円。
無料で遊べた公園が、高いお金を払って遊ぶ民間施設に変わった。

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本来は、森林保護と住民が自然の大切さを学ぶために福岡県が2億7千万円かけて建設した産業振興施設である。

33C86A2D-6963-4A79-B6FE-7BB2A3878044 今朝の西日本新聞
数日前、その女性は、弱った足を少し引きずるように、わが家を訪ねて下さった。
27年前、兄弟4人でまとめた被爆体験記を携えて。
長崎の原爆にあったとき、小学校の4年生、9歳だったという。

三菱兵器の本館で被爆したお父さんは、苦しみながら1週間後に亡くなり、大火傷で全身が膨れ上がっていたお姉さんも、その1週間後に20歳の若さで亡くなった。
それからお母さんの故郷、福岡に転居し、戦後を生き抜いた家族の歴史が、70ページの文集に手書きで綴られていた。

被爆当時、長崎中学1年生だったお兄さんが福岡市の梅林中学校で教師をなさっていたとき、自らの家族の被爆体験を平和教育に役立てようと、生き残った姉、弟、妹に声をかけ、1992年に編集、300部印刷なさったという。

きのこ雲の下の原爆投下直後の様子は、あまりにむごたらしく悲惨。
この地獄絵のような状況下で、9歳の少女と13歳の兄がけなげに生きる姿に胸を打たれた。
家族のありふれた日常、極限の状況下でも人間らしく生きようとする姿。
貴重な貴重な、決して埋もれさせてはならない手書きの体験記だ。

昨日、電話すると、女性は穏やかな声で、すでに10人の兄弟姉妹の中で生きているのは私だけですとおっしゃった。
そしてあの日、
木の葉のように焼かれた無数の人々を、子ども達を忘れないで。
核戦争は絶対にしてはならないと言いたかったのだと思う。
そのためにこの手記を役立ててほしいと。

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施設カルテについて市が説明した文書
http://www.city.itoshima.lg.jp/s043/010/010/010/010/004/20190619145131.html

施設カルテの虚偽を許すな~公文書偽造は犯罪

施設カルテとは、糸島市にあるさまざまな施設の概要をまとめた重要な公文書です。
病院で患者一人一人にカルテがあるように、市の施設にもそれぞれカルテがあります。
施設カルテは議員全員に配布され、インターネットで一般社会に公表され、だれでも見ることができます。

ところがその施設カルテに大きな虚偽、偽りがあった
まず、市が「フォレストアドベンチャーに貸付するために廃止した」と議会で答弁した森林公園樋の口ハイランドが、存在する施設としてカルテに堂々と載っていること。
そのうえ「委託契約書」が存在しないにもかかわらず「運営方法 包括委託」と虚偽記載をしていること。
さらに廃止したはずの樋の口ハイランドの「利用者数」が3万7千人以上と、事実無根の虚偽があること。
これらが6月議会の私の一般質問で明らかになりました。

しかし「議員に配った公文書にウソがあっていいのか?」と疑問を発する議員はいません。
これまで同様、まったく完璧に無視しています。なぜでしょう?
まさか公文書に虚偽があってもいいと、思っているのでしょうか?
それとも「それぐらい、いいっちゃないか」と思っているのでしょうか?
もしかして「そのことは知っていたばい」とでも言うのでしょうか?

2017年の9月議会で、私が「○○の株を持っていた」と言うべきところを「持っている」と言い間違えただけで、「うそつくな!」「調査が足らん!」と怒って懲罰委員会を立ち上げた、あのときの勢いはどうしたのでしょう?
議会は、行政をチェックすることが最も大切な仕事ではないのですか?

見えすいた虚偽記載
虚偽の公文書を作らされる職員たちは、腐敗した政治の犠牲者です。
こんな見えすいた虚偽公文書の作成が平気でできるのは、上層部の公務員倫理が相当麻痺していることと、議会がそれを黙認してくれると強く確信しているからです。(そもそもフォレストアドベンチャーの口利きをしたのは、当時の建設産業委員会の有力議員でした)。

インターネット上に公表された施設カルテを見た国や県の職員、一般社会の人々は、「樋の口ハイランドが包括委託で運営され、利用者が3万人以上あるきちんとした施設」という間違った情報を信じてしまいます。
「包括委託」や「利用者数3万〇〇人」がウソ偽りだと、だれにもわかりません。
市が意図的、組織的に虚偽の公文書を作成し、真実ではない情報で市民・社会をだますのは、卑劣な犯罪です。

公文書偽造は公務員にとって重い罪。虚偽公文書作成等罪(刑法第156条)にあたります。
そんなことを市役所ぐるみでやるなど「想定外」。「ありえない」とだれでも思うでしょう。
しかし「事実は小説より奇なり」。

「なぜ市役所ぐるみで施設カルテに虚偽記載をする必要があったのか?」
その謎を解くカギは、平成24年の公文書にありました。(つづく)

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左 施設カルテ「樋の口ハイランド」は虚偽。
右 施設カルテ「真名子木の香ランド」は真実。

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    糸島市施設カルテ112ページ。昨年、総務部が作成。

「委託契約書はございません」~施設カルテでわかった樋の口ハイランドの違法貸付

今年4月、市から配布された「施設カルテ」をじっくり見ていたら、その112ページに廃止されたはずの樋の口ハイランドが載っていて、驚きました。
施設のID番号まで付けられ、所管、農林水産課と。
「樋の口ハイランドは廃止したから公の施設ではない。だから民間に土地と建物を全部貸しても問題ない」という市の説明は、真っ赤なウソだったのです。

施設カルテには、
「利用者数 3万7,613人」と書いてあります。
廃止した施設の利用者数が3万7千人!
なんというデタラメな市役所でしょう。

いとう 樋の口ハイランドは廃止したはずなのに、利用者数が年間3万7,613人と書いている。どういうことか? 

 その数字は、フォレストアドベンチャーの利用者の数である。

民間業者の営業実績を、なんと公園の利用者数にすり替えていたのです。
そしてカルテには「運営方法 包括委託」と書いてあります。
廃止した公園の運営方法が包括委託とは、ありえません。

いとう 樋の口ハイランドは「廃止した」と言っているが、「運営方法 包括委託」と書いてある。どこに包括委託しているのか。

 パシフィックネットワークに委託している。

いとう その委託契約書はあるのか。

 委託の契約書はございません。

いとう パシフイックネットワークとの契約は貸付であって、委託ではない。

契約書が存在しないのに、委託と書く。でたらめです。
糸島市では、公文書の虚偽記載がまかり通ってきました。議会がチェック機能を果たさず、黙認するからです。
これではどんな不正もやりたい放題です。

いとう 公務員による公文書の虚偽記載は、虚偽公文書作成等罪という刑法第156条に問われる恐れがある。委託でなければ、樋の口ハイランドの本当の運営方法は直営か、指定管理者か。

 (包括委託を)貸付と変更させていただきたい。

廃止した施設の運営方法が「貸付」とは…。
滅茶苦茶です。地方自治法にそって行政運営をするという最低限のことが、守られていません。
施設カルテの設置目的の欄に、見えないような小さな字で、「敷地の大部分をフォレストアドベンチャーとして貸付を行っている」と書いています。これこそが真実です。

つまり、
1、森林公園樋の口ハイランドは廃止されず「公の施設」として存在し、民間業者に違法貸付されている。
2、その違法貸付を隠すために「包括委託で運営され、利用者が3万人以上ある」と、施設カルテに虚偽の記載をしている。

ことがわかりました。

市は、地方自治法で許されない公の施設の「貸付」を「移管」にすり替えて行っています。市役所ぐるみでなんと7年間も。(つづく)

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虚偽の議案第6号 ~「貸付」を「移管」と偽って議会に提出

平成24年(2012年)3月1日、松本市長は、林間施設を廃止する条例を議会に提出しました。
これが7年前、私が市から配布された議案第6号。
「森林公園樋の口ハイランドを民間に移管するため」と書いてあります。
しかし廃止理由は「移管するため」ではなく、「貸付のため」でした。
「貸付」を「移管」と偽って議会に提出していたのです。
地方自治法では、虚偽の議案は無効。

移管とは民営化で、施設の管理が移ること。施設そのものはなくならない。廃止されずに存続します。民間に無償譲渡された二丈温泉きららの湯や神在保育所の「移管」がそうです。

当時、私は「フォレストアドベンチャーへの貸付はおかしい」と議会で反対しましたが、たくさんの案件がある中で、この議案のウソに気づきませんでした。
市はいつもまともな説明をしないので、行政書士か弁護士のような法的知識がなければ、うっかりだまされてしまいます。
恥ずかしい話、議会のチェック機能とは、こんなものです。

重大な事実は、平成24年(2012年)3月26日、市議会で議決したのは「樋の口ハイランドの移管」であって、「貸付ための廃止」ではなかったということ。

樋の口ハイランドは、今も「公の施設」として存続

公の施設を100%、民間業者に貸付けるために施設そのものを廃止することを、地方自治法は禁じています。
だから「貸付のため」と書かず、「移管するため」とウソを書いたのでしょう。

「パシフイックネットワークの金丸氏に、樋の口ハイランドを土地建物ごと全部、10年間、年間10万円で貸付けている法的根拠はなにか?」と議会で聞くと、
「(議案6号で)施設を廃止し、いまは公の施設ではないから貸すことができる」と市は答弁しました。
しかしその法的根拠が怪しくなってきました。

福岡県が2億7千万円の税金を投入し、数年の歳月をかけて平成5年にようやく完成させた森林公園樋の口ハイランドを、平成24年に丸ごと民間業者に貸すために廃止する、ということは、いくら市長権力をもってしても不可能だったのではないでしょうか。

今年4月、市から配布された「施設カルテ」をよくよく見ていたら、その112ページにありました。廃止されたはずの樋の口ハイランドが、「施設名 森林公園 樋の口ハイランド」と掲載されて。
「なんだ、これは?」
市は「廃止した」と言っていたが、やはり公の施設じゃないか。

それについて市の答弁は…(つづく)

2418CCFC-46B6-4B30-BE1E-09F895F57C53 水源の保全はとても大切です。自然の大切さを学ぶために県が作ったのが、森林公園です。

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右は賃貸借契約書。去年の6月議会で「会社の住所が違う」と指摘したら、市が書きなおした。重要な契約書にもかかわらず、訂正印がない。(今年4月時点)

樋の口ハイランドを年間10万円で借りてビジネスをしている会社は、東京の(有)パシフイックネットワーク

いとう 合併前、筒井秀来二丈町長が編さんした二丈町史には「自然を生かして整備された名所・樋の口ハイランドは、平成5年、森林公園として一貴山に2億7,400万円をかけて開設をされた。標高400メートルからの眺めはすばらしく、芝スキー場や新緑、紅葉など四季を通じて楽しめる」と書いてある。設置目的、公園面積をうかがう。

 目的は、緑と触れ合いながら森林の大切さを認識し、自然環境についての関心を高め、研修及び交流の場としての活用を図り、もって林業の振興に資すること。面積は、約19.5ヘクタール。

いとう 観光協会のホームページには、「樋の口ハイランドは玄界灘の眺めを一望でき、広大な園内には桜、ツツジ、シャクナゲ、モミジが目を楽しませてくれる。特に5月初旬のシャクナゲ園は見事です」と書いてあった。森林浴が楽しめる3キロの遊歩道。園内を流れる小川では、子供たちが大好きな水遊びができる。公園の案内板にはパラグライダーの基地もあると書いてあった。この樋の口ハイランドは入場料が必要か。

 入場料は必要ない。

いとう 樋の口ハイランドは白糸の滝から西へ何キロか。

 約5キロの地点にある。

いとう 以前は「樋の口ハイランドで高原のさわやかな空気の中、お弁当を持ってのピクニックや草スキー、遊歩道の散策を楽しんだらいかがでしょうか」とあった。しかしいま、観光マップから樋の口ハイランドの名前が地図から消えて、フォレストアドベンチャー・糸島というアトラアトラクションの会社の名前に変わっている。樋の口ハイランドは廃止されたのか。

 以前(平成24年3月議会で)、設置条例を廃止し、公の施設ではない。今は旧樋の口ハイランドという言い方が正確。

いとう ここで事業を展開している会社は、どこの何という会社か。

 東京都の有限会社パシフィックネットワークである。

いとう 平成24年7月20日に市が会社と結んだ事業用定期借地権設定及び定期建物賃貸契約書がここにある。樋の口ハイランドの面積の何%をいつまでこの会社に貸す契約をしているのか。

 土地の賃料は5万8,350円、建物の賃料は4万5,040円、年間10万3,390円。貸し付け面積は、敷地の全域である。契約終期は、令和5年3月31日。

いとう 福岡県が何年もかけて森林を切り開き、市民、住民が自然と触れ合いながら森林の大切さを学ぶ、その公園をわずか10万円で東京の会社に貸して、余りに安過ぎると思うがいかがか。

 賃料等の積算は、糸島市行政財産の使用に関する条例に基づいて算出をしている。

いとう 施設でなかったら行政財産ではない。
無料だった樋の口ハイランドを廃止してビジネスに使わせている。フォレストアドベンチャーの利用料金は大人3000円、子ども2600円だ。お客は年間4万人近く大変な売り上げだが、一部は市の財政に入るのか。

 市の財政のほうには入らない。

解説 《公園のままでは、営利企業に貸せない》
 市の公園(施設)は、地方自治法で貸付を禁じられています。多額の税金を使って作られた住民のための施設を、営利企業に独占的に使わせてはいけないのです。当然ですね。
 そして行政財産は、地方自治法で貸付を禁じられています。森林公園は、産業振興施設として明確な目的をもって作られた市の財産(行政財産)です。
 ではなぜパシフイックネットワークは、森林公園樋の口ハイランドを使って、自由にお金もうけができるのでしょう?
「地方自治法違反ではないか?」と誰でも思いますね。
それに対する市の答弁はこうです。
「平成24年(2012年)の3月議会に「森林公園を廃止する」議案を提案し、議会で議決いただいた。設置条例が廃止されて、樋の口ハイランドはもう公園ではない。タダの20万平方メートルの土地と建物になった。だから、貸付ができる」と。
 みなさん、森林公園樋の口ハイランドは、現在、存在しません。存在してはいけないのです。もし公園のまま貸し付けていたら、地方自治法違反です。地方自治法違反だと、市長と金丸社長が結んだ賃貸借契約書は無効になってしまいます。
 だから「公園は廃止した」と市は答弁したのです。

ところが、この「森林公園を廃止する」議案には虚偽がありました。(つづく)

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森林公園・樋の口ハイランドを
フォレストアドベンチャーに年間10万円で違法貸付!


※市は、子どもや市民が、無料で使えたステキな森林公園樋の口ハイランドを74AFE5AD-84DA-4ABA-A040-7ED1FF56E869東京の会社のビジネスに使わせている。それも年間10万円というわずかな賃貸料で。

樋の口ハイランドの概要
・場所 白糸の滝から西へ基幹林道を4~5キロ。
・面積 20万平方メートル
・建物 3棟 
・平成 5年完成
・事業費 2億7000万円
・目的 森林保護と自然の大切さを学ぶ施設
〇サクラ、つつじ、シャクナゲ、モミジなど、40種1万6千本が植えられた美しい公園だった。
〇子ども達が、草スキー、水遊びのできる公園だった。ペットを連れて楽しめた。
〇パラグライダーの基地もあった。
〇森林浴のできる遊歩道は、3キロもあった。

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東京ドームの4倍以上の広大な公園で、この看板が入り口に掲げられていた。長年、森林組合が手入れし実に美しい公園で、特にシャクナゲ園は見事だった。

議員の口利きで東京の会社がぼろもうけ
 自然の大切さを学ぶために、県が2億7千万円で作った森林公園樋の口ハイランドを、市は平成24年度から、年間わずか10万円で東京の会社に貸しています。
与党議員が口利きしたフォレストアドベンチャーに公園全部を貸すため、市は樋の口ハイランドを、廃止したのです。(注 しかし「廃止」はウソだったと後から判明する)。

荒れ果てた公園
二丈町史に「自然を生かした名所」とうたわれた「樋の口ハイランド」は、白糸の滝から西へ5キロ地点にあります。
「お弁当をもって、ハイランドにピクニックに行きましょう」と、以前は広報で宣伝していました。
しかし、公園を廃止し、フォレストアドベンチャーに貸し付けてから、整備されない公園は草が生い茂り、樹木が伸び放題。草スキー場は斜面が崩れ、危険な状態です。
きれいな小川や絶景の展望台は、ずっと立ち入り禁止。シャクナゲ園は、ロープで寸断されて見る影もありません。

市にばく大な損害
フォレストアドベンチャーは、樋の口ハイランドの土地に、アスレチックを建設し、大人3千円、子ども2千600円の料金で、アトラクション事業、物品販売をしています。
市の土地、建物を自由に使って、ビジネスをしているのです。

いとう~月形市長が、(有)パシフィックネットワークと結んだ賃貸契約書では、公園の賃貸料は年間いくらか?

~土地の賃料は5万8350円、建物の賃料は4万5040円。年間10万3390円。

いとう~無料で遊べた公園を、そんな安い値段で東京の会社に貸して、売り上げの一部は市の財政に入るのか。

~市の財政には入らない。

フォレストアドベンチャーへの貸付は、公園財産を損壊し、市民の利用する権利を奪い、ばく大な損害を市に与え、しかも地方自治法244条違反です。
また7年前の公園を廃止する議案は、廃止理由が虚偽でした。私もだまされて今年5月まで気づきませんでした。(つづく)
(「ちよ便り18号」から。)

大事な案件なので、今後、一般質問に基づき、写真もいれて具体的に説明します。

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もともとは、福岡県が二丈町と県民のために作ってくれた広大な森林公園だった。この案内板でもわかるが、手入れの行き届いた花の咲き乱れた美しい公園だった。
いまそれを、100%東京の会社に貸し付け、アトラクション事業をさせている。

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かつて、子どもたちが歓声をあげて遊んでいた草スキー場。
しかし今では斜面が崩れ、危険なまま放置されている。

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かつて子どもたちが水遊びできた小川は、立ち入り禁止に。

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玄界灘が一望できた展望台も、立ち入り禁止。

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無料で遊べた公園が、今は大人3千円、子ども2600円が必要なアトラクション施設に変わった。

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かつては市民や観光客が森林浴をしていた遊歩道。ゴミが積まれたまま。

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タダ同然で会社に貸し付けられた市の建物。

多くの市民が見物に来ていたシャクナゲ園の中にアスレチックが作られた。市民が無料で花を愛で、憩い、自然の大切さを学ぶ場ではなくなった。

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樋の口ハイランド森林公園は、年間10万円で貸し出され、10年間、フォレストアドベンチャーが独占的にビジネスをする権利を得た。なぜこんなことが許されるのか?

元々、糸島市二丈には、2つの森林公園があり、1つは樋之口ハイランド、もう一つは真名子木の香ランドキャンプ場。
はじめ、市は木の香ランドキャンプ場もフォレストアドベンチャーにタダで貸していた。虚偽の議案を使って便宜を図ったが、キャンプ場だけは後で市の施設として取り戻した。

これが木の香ランドの一部。家族で楽しめる実にステキなキャンプ場である。場所は樋ノ口ハイランドと加茂ゆらりんこ橋の間にある。
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ここでビジネスしたいと言った人に、松本嶺男前市長が2つの森林公園をタダで貸したのが、そもそもの不正の始まりだった。

ちよ便り18号 表

ちよ便り18号 裏

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「おまえ!」「たいがいにせい!」「議会をなめとうとか!」
    職員は泣き寝入り…議員のパワハラ根絶を!




いとう~合併後、職員が上司や議員からパワハラを受けた報告は何件か?

市~職員間のパワハラは、平成23年度から30年度までに6件。議員からのパワハラの報告はない。

いとう~「うそをつくな!関係なかろうが!たいがいにせい!おまえやろうもん!議会をなめとうとか!」こんな叱責はパワハラにあたらないのか。

市~個別の言葉については、答弁を差し控える。

いとう~元職員は議員に呼び出され「今日のおまえの答弁は何や!」と机をたたいてどなられ、それ以来、胸の動悸に苦しんだと言う。議員のパワハラ報告がないのは、職員が泣き寝入りをしたからではないか。

市~個人がどう感じるのかは、個人の問題。泣き寝入りをした、パワハラと感じていないかは、答弁する立場にない。

いとう~糸島市では合併後、職員が過労自殺したが、「過重勤務と上司や議員のパワハラ」に苦しんでいた。この件は公務災害に認定され市の責任は明確になったが、第三者委員会を設置し、調査したか?

市~第三者委員会の設置はしていない。

いとう~被害者の立場に立った調査記録がないのは非常に問題だ。私は3月19日、議員控室で「やくざのような言葉を使わないで」と注意したら「いたらんこったい!おまえは帰れ!」と怒鳴られた。しかしそれをだれも注意しない。恥ずかしいことだ。

時代遅れの議会
女性議員は、20人中2人。身近なくらしの声が届かず、暴言がまかり通ってきた議会は、まさに時代遅れです。人権を守る議会の品性、モラルの向上が不可欠です。

福岡都市圏で最も高い水道料金等が引き上げに!~消費増税に合わせて

上下水  

いとうちよ子の反対討論

動画をクリック。約3分の討論です。

  
・・・ (要約)
今回の条例改正で特に気がかりなのは、ライフラインである上下水道料金が引き上げになることです。…
6月18日配信の朝日新聞デジタルによると、「年収200万円未満が75% 非正規のリアルに政治は」と言う記事が載っていました。

10人に4人が非正規雇用で、そのほとんどが年収200万に満たない実態があります。
1年更新で最長3年の非正規で働く女性を紹介し、すべての女性が輝く社会とはかけ離れた生活実態であることが胸をうちました。

糸島市民の多くもその例にもれず、一部の人は豊かでも、格差と貧困の連鎖は平成から令和に引き継がれ、高齢者、障がい者、女性の貧困はますます深刻化していると考えます。
よって、この議案には反対します。

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6月17日の一般質問の動画を、テーマごとにアップロードしました。
どうぞごらんください。


森林公園樋の口ハイランドをフォレストアドベンチャーに貸付ていることについて 40分
市の施設をタダ同然で営利企業に使わせ、住民が自由に使えない状態にしているのは地方自治法違反ではないか。公文書の虚偽記載は看過できない。


市役所内のパワハラについて 13分
凄まじい議会のパワハラが長年、放置されてきた実態。わずか3人の女性しかいない議場。多様な市民の声を反映できる市議会へ。そのためには品性、モラルの向上が不可欠。


土地区画整理事業の利害関係者について 7分

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昨年3月議会。九州電力の名前を出して玄海原発再稼働の危険性について質問。
会社名を言わずに質問などできません。

ハッピーニュース 議運が「会社名を出すな」の提案を撤回
 一般質問で、これからも会社名を出して追及できます

6月5日の議員全員協議会で、
議会運営委員会は、5月29日に提案した以下の件を取り下げた。

それは、
「一般質問のとき、会社名を言ってはならない。A社B社と言うようにする。」
という提案。
しかし福岡都市圏の自治体を調査したら、どこも会社名を言って質問していることが分かったから、やめたという。
思いつきのような提案で、また市議会のレベルを下げてしまった。

「会社のイメージが傷つく」とか、
「犯罪を犯したわけではない」とか、
「伊藤議員は会社名を出す必要性を説明せよ」とか、
いろいろ議運のみなさんはおっしゃったが、
その必要性がわからない人ばかりが議運のメンバーということに、私は驚愕する。

「議員の名前は出さず、同僚議員と言う」ということは今回、決まってしまったが、これもおかしい。
元維新の会の丸山穂高議員が、いま名指しで批判されているのは、犯罪を犯したからではなく、国会議員としての資質、資格を問われるような発言をしたからである。

それにしても、5日の議案審議や6日の委員会審議。
「異議なし!」「異議なし!」と言うだけで、
発言しない議員があまりに多い。
地方議会における議会のチェック機能は、瀕死の状態にあるかのようだ。


今週は、他にも嬉しいことがあった。
ある集まりで市政についてお話をさせていただいたところ、心のこもった激励のお手紙を頂いたことだ。
女性の身で、よく長年、あのような旧態依然とした議会で議員を続けてくださいました。
私たちの声を一生懸命、議会で取り上げていただき、心より感謝しております。
とあった。
本当にありがたいことだと思う。


#伊藤千代子
#糸島市議会議員
#パワハラ議会
#男女共同参画

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資料に基づいて質問中。

女性議員へのパワハラをなくし、
多様な市民の政治参画をすすめよう~一般質問は6月17日


5月31日、地元校区の政治学級に講師として呼ばれたとき参加者から、
「伊藤議員の発言を暴言を吐いてじゃまする議員がいると聞きましたが、本当ですか?」と聞かれた。

「本当です。20年間、税金の使い方や市の不正の疑惑について質問すると大勢から暴言を浴びせられてきました。そのため、私は長年、胸の動悸で苦しんできました」
というと、
「糸島市議会のレベルは低すぎる。どうにかしないといけない」とおっしゃった。

「市議会には、20人中、女性議員がたった二人しかいません。
おまえとか、帰れとか怒鳴られるような議会では、女性議員は安心して質問などできません。
女性であれ、障がい者であれ、いろいろな立場の市民が議員になって、自由に身近なくらしの問題について発言できる良識ある議会が求められています。
そんな議会にするために、みなさんよろしくお願いします」
というと、たくさんの人がうなずきながら聞いてくださった。

終わってから、
「伊藤さん、具合が悪いと聞いていたから心配しとったんよ。
元気になったんやね。よかった!よかった!」
と声をかけてくれる人たちも。
なんとありがたいことだろう。


さて、今日から6月定例議会が始まる。
私の一般質問は6月17日(月曜日)、二番目。
私の前に質問をなさる議員の方が、30分か40分で終わりますとおっしゃっているので、早めにおいでください。
良識ある議会へ。
議会傍聴をよろしくお願いいたします。


#伊藤千代子
#糸島市議会
#パワハラ
#男女共同参画

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右) 3月議会で(株) へいせいの100% 入札について取り上げた。

議会運営委員会「一般質問で会社名を言ってはならない…」

5月29日、議員全員協議会が開かれ、堀田勉副議長が議会運営委員会の決定事項を事務局に提案させた。

事務局 一般質問のとき、議員の名前は言わず同僚議員というようにする。会社名も言わず、A社B社と言うようにする。

伊藤  反対だ。私がへいせいと言うと、いつもはげしいヤジをあびてきた。しかし会社名を言わなかったら、市民は何のことかわからない。森友学園でも加計学園でも、国会で法人名を出して追及している。議運はなぜこんな決定をしたのか。委員長から説明してほしい。

寺崎強議会運営委員長 会社の名前を名指しせんでもいいっちゃないか。A社,B社でよかっちゃないか、ということになった。

伊藤  そんな議論でこんな重大な決定をしたのか?これでは議会制民主主義は死んでしまう。

議運の委員A 言われた会社は傷づく。伊藤議員はなぜ会社名を出す必要性があるというのか?

伊藤  何度も言っている。会社名を議会で言えなければ、行政は正せない。

議運の委員B 建設都市部長が利害関係者と証拠もないのに言った(伊藤を)懲罰にしたかった。

伊藤  証拠はある。そこまで言うなら証拠を公開する。

議運の委員C 議会で名前を出された会社は、イメージに傷がつく。

議運の委員D 罪を犯したと確定したわけではない。会社が被る損害を考えるべき。

伊藤  市民が被る損害の方がずっと大きい。A社B社で質問しても市民はわからない。

議運の委員E ○○グループと言われた会社のご家族は、大変なごくろうだ。それでこの提案をさせていただいた。

他の議員からは…
松月議員 他市ではどのようになっているのか。
事務局 調べていない。
栁議員 福岡市議会でも普通に契約企業名を出して質問している。
     議会での真相究明に制限を設けるべきではない。
藤井議員 会社名は出していいと考える。
徳安議員 契約企業は公人。名前を出すのはいいと考える。
     他市の議会も調べて議運で再検討されてはいかがか。

こうして議運で再検討することになった。
強行採決されていたら、市役所の門前でマイクを握り、赤裸々に訴える覚悟だった。
議運のメンバーは、委員長 寺崎強  副委員長 井上健作
         委員  小島忠義 笹栗純夫 三嶋栄幸 波多江貴士 の議員の方々。 
         

しかし、行政のチェック機能を果たすべき議会で、契約会社名さえ言うなとは驚いた。
コンプライアンスの時代、市と契約している法人は利害関係者。
法律や条例だけでなく企業倫理を守る責任がある。
平成グループのように、毎年およそ10億円の契約をしている利害関係者は特にそうだ。

二年前のバキュームカー問題を思い出してほしい。
志摩の大石地区で、市の委託業者平成グループの環境技研が、住宅地の中にバキュームカーとパッカー車の車庫を作って、ごみとし尿の収集運搬事業所を移転しようとしていた。
地域住民は大反対。家の真ん前にバキュームカーの車庫が建設されると聞いてから、精神的に落ち込む住民も出ていた。
ところが市は「会社は法律に違反していない」の一点張り。
終始、住民に冷たかった。

このときも私は、会社名を挙げて質問した。
「年間2億5千万円も税金で仕事をさせている環境技研に、『地域環境を守るため、住宅地への移転はやめよ』というべきだ。『市民に迷惑をかけるなら、ごみ収集の独占的許可を取り消し、随意契約を打ち切る』と強く指導せよ。市は仕事を発注する方ではないか。なぜ強く言えないのか?」と。

議会では、栁議員(共産党)もこの問題を取り上げ、住民のみなさんも必死になって、署名活動をするなどあきらめずにたたかった。
あちこちから、「ひどい話ですね。驚きました。住民のみなさん、がんばって!」という激励が寄せられた。
そして会社は2年後、大石地区への移転を断念した。
住民が泣いて喜んだのは言うまでもない。
名前を出したからこそ、世論が味方をしたのである。

カネと人脈をもつ会社に比べ、住民の立場は弱い。
われわれ議員が守るべきは、弱い立場の住民だ。

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#伊藤千代子
#糸島市議会議員
#企業公共性
#発言規制

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